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[226]
■
★分割自我復元★その226■ 伝説の話 ■
by:
鈴木崩残
2013/06/19(Wed)02:48:03
残りのひとつの話
●その前に、前回の投稿について、補足しておきます。
「経験が性格(キャラ)を作るのか」「性格(キャラ)が経験を作るのか」
どっちが先なのかについては、賛否と推論が醸し出されることでしょうが、
ひとつの事例を考えると、私は「キャラが先にある」と思っています。
そのキャラというのは、もしかすると、皆さんがそれぞれに考える
人の性格とは少し違うかもしれませんが、その辺の認識の違いについては、
かまわずに書いてみます。
●一卵性双生児が、その後の人生においても、
奇遇にも、「似たような人生を歩んだ」、という都市伝説的な話、
または統計的な記録があります。
ところが、似ているのは、結婚した時期とか出産時期とかで、
性格は、かなり違うものです。
私はこの生涯で、一卵性双生児の知人または友人を数組、見ましたが、
すべて、性格は明らかに違っていました。
つまり、同じ子宮に同時期にいて、似た外見になり、
出産時から重要な幼少期を、共に同じ家族の中で過ごしたという
「共通の経験」を持ってしても、性格までは同じにはならないわけです。
●むろん経験が作るキャラクターという場合には、
その後、青年期、成人してからのその人の「経験の差」によるものもありますが、
どうも、私には、たとえ、経験を同じくしても、
「人は、最初から違うのではないか」と思えるふしがあります。
なぜならば、「経験に対する反応」が、個人で違うからです。
●ただし、一卵性双生児が「やや特殊」であると私に思える理由は、
生まれる、または受胎する「空間座標」が一致しているという一点です。
生年月日が同じ人など、世の中には何人もいます。
しかしその人たちの間には、全く特筆すべき共通性などはありません。
時間帯までもが、自分と近似である人も、数人はいるでしょう。
しかし、だからといって、
私が生まれたり、受胎した瞬間に、地球の裏側で受胎したり生まれた人と、
私との間に、何かの共通性があるかどうかは分かりませんし、ないと思います。
しかし、双生児は、
生まれた時間も、ほぼ同じならば、「座標」まで同じです。
こうなると、生まれる時の「契約」の一部が一致している可能性は
否めません。
●生まれた時間や、受胎の時間が一致、とか、
生まれた「親が一致」、というのは、どこにでもあることですが、
その両方が一致するのは、双生児だけです。
契約書には、何か同じ「契約事項」を共有している可能性は否めません。
どこが共有されるのかの内容が分かりませんが。
少なくとも、一卵性双生児の場合には、外見はかなり似ていますから。
*********
さて、問題の「話」ですが、その前に、男性から戴いた一通のメールから、
ごく一部だけを抜粋したものを掲載します。
まずは、「下ネタ」から、話は始まります。
↓
*********
彼女が、服を脱いで、裸になって、そして、顔や胸を中心に愛撫したり、
キスをしたりして、だんだんと性的に興奮してきます。
私のペニスも固くなってきます。
そこまでは、いいのです。
上半身の愛撫を一通り終え、下半身、性器の部分に移って行きます。
その時が、問題でした。
特に、性器の部分を愛撫していくうちに、
だんだんと性的興奮が冷めてくるのです。
過去のセックスを振り返れば、毎回、そうでした。
性器の部分の愛撫をし始めると、ほとんど必ずと言っていいほど、
あれほど固くなっていたペニスが萎えてきていました。
仕方ないので、また、胸等の愛撫に戻すと、再び、興奮してくるのですが、
性器の部分に移ってくると、駄目でした。
一言でいうと、「何か、興ざめする」ような感じでした。
当時、なぜ、そうなるのか分かりませんでしたが、今、記憶を振り返ってみると、
抱き合ったり、キスをしたり、顔や胸を愛撫したりしている時は、
その一連の流れの中で、興奮して盛り上がっているのですが、
下半身、特に性器の部分になったとたん、同じ様にセックスをしているのですが、
何か違う別の行為をしている感覚がありました。
何か意識が切れるというか、
それまでとは、まるで違う空気になってしまう感覚がありました。
もしかしたら、私の意識に問題があるのかもしれませんが。
・中略・
でも、正直言って、先日の報告にも書きましたが、
男性も女性も、あの性器の部分の形状は、好きではないです。
とても美しいとは、思えません。
逆に、女性の全体的な身体、特に、胸を中心とした上半身、腰のくびれ等は、
とても美しいと感じます。
私の場合、そのギャップが、大き過ぎるのかもしれません。
私としては、キスをしたり、顔や胸を愛撫したりして、抱き合ったりして、
そして、お互いが、一つになれれば、いいのではないかと、
つい思ってしまいます。
そうすると、『虹のオーガズム』に書かれていた、
『セックスの神秘学』の技法だけやっていれば、
私としては、十分に満足できるのではないかと、思ってしまいます。
しかし、それでは、
肉体的な挿入のオーガズムが経験できていないわけですから、
何か片手落ちのような気もしており、
やはり、おかしな事を言っているのではないかとも思います。
*********
●まず、このギャップの妄想については、ごく簡単なことで、
この方は、「快」を知らないという、単なる経験不足に由来するだけです。
もっとも分かりやすいのは、食の世界です。
よく考えれば、海老だの、タコだの、カニだのは、
形だけを見たら、あきらかにグロテスクです。
しかし、私たちは、他民族から見れば、相当にグロテスクな生き物を
平気で食べることがありますが、なぜ食べられるのでしょうか?
それは「その味」が好きだからです。
●生殖器は、食べ物ではありませんが、
これと同じように、外見の形状とは関係なく、
そこで起きる結合に特有の「感覚の良さ」を、きちんと経験できていれば、
こんな初歩的なことで、つまずく人はいません。
だいいち、性器の形状、特に女性の性器の形状など、
全く、どこもセクシーではありません。
女性だって、ご自分で鏡で、性器をご覧になれば分かります。
だから、私たち男性の多くは、そこに愛撫をする場合にも、目を閉じていますし、
あまりに至近距離過ぎて、見る必要すらありません。
●そして、さらに言うならば、
そもそも、女性の身体の「外見のスタイル」などというものは、
セックスの時(特にお互いの全身を密着している時)には、誰も見ていません。
むろん、少し体を離せば、腰や胸は、視覚の中に入りますし、
特に、相手の顔は重要なファクターですが、
身体となると、視覚的に、スタイルがどうか、ということよりも、
「抱き心地がどうか」という接触の感覚の方が重要になります。
スタイルにこだわりすぎたり、コスプレしないと勃起しないなどというのは、
妄想の中で自慰をしすぎた男性に固有の病理です。
とにかく、結合、融合には、それぞれに異なる身体の部位があり、
性器結合は、その次元として尊重して位置づけてやらないとなりません。
しかし、もしもハグするだけで十分だと、
本当に、心底、あなた(男性でも女性でも)の体が、
納得をすると豪語できるのでしたらば、
一生、ご自分の性器には、刺激など、与えないでください。
むろん、私は、そんなことは、お勧めしません。
●さて、次に面白いのが、この男性が妄想の中で、理想とする女性像です。
むろん、「そんな女性を幸せにできる能力が、この男性にあるのか」
という突っ込みは、なしです。
あくまでも妄想の世界のことですから。
*********
・略・
でも、自分好みのかわいい子とは、ひとつになりたいという欲求があります。
自分好みの、かわいい子が、目の前にいたら、
「もう本当に、ガブリと食べたくなってしまいそう」
「逆に、その子の中に、自分が吸収されてしまってもいいかも」
と思ってしまいます。
また、そのような感情を抱けるような、かわいい子に出会えたらと思っています。
または、
「かわいくて、かわいくて、自分自身を見失ってしまいそうになってしまう」
と思ってしまうくらい、かわいい子と、
一度は、恋愛そしてセックスをしてみたいと思っています。
こうして書いていて、思ったのですが、
結局、私は、セックスをやりたいと思っているのではないか。
いや、正確には、セックスでなくてもいいです。
ようは、上記のような感情を抱けるような、
かわいい子と一つになりたいです。
具体的に言うと、
顔がかわいくて、身体もきれいでバランスが整っている、
つまり、胸が大き過ぎず、小さすぎず、
腰のくびれもあり、腰の大きさも適度にあって、
このような体型がいいと思っています。
特に、顔が重要です。
いくら身体がよかっても、顔が駄目なら、全て台無しです。
さらに、顔や身体が、かわいくてきれいでも、
その内面、心が汚く歪んでいたら、これも、全て台無しです。
あと、顔の表情や仕草、そして、声も重要です。
これらについては、内面性の現れの一つですから、
内面に歪みが無くきれいであれば、自然といいものになってくると思いますが。
まとめますと、
「もう本当に、ガブリと食べたくなってしまいそう」、
「逆に、その子の中に、自分が吸収されてしまってもいいかも」
または、
「かわいくて、かわいくて、自分自身を見失ってしまいそうになってしまう」
というような感情を抱けるようなかわいい子と身も心も一つになりたい。
(でも、身体は一つになれないから、心が一つになるのだが)
そして、その手段として、必ずしもセックスでなくても良い。
(結局、セックス以外にないのかもしれないが)
以上のような事が、分かってきました。
しかし、ここで、また問題が出てきました。
・基本的に、人間関係は、わずわらしいと思っている。
いや、それでも、かわいい子との恋愛はしたい。
・今の希釈自我では、正しい判断ができないだろうから、
失敗の可能性が大である。
・だから、全自我になってからにしたい。
でも、それでは、遅すぎるのではないか
・実際に、運よく縁があったとしても、
それによって、今の自我復元の弊害になるのは、困る
だから、やっぱり、全自我になってからか。
以上のような事を思ってしまいます。
これらについては、自問自答を始めたばかりで、
まだまだ、報告できる段階ではありません。
改めて、後日、報告させて頂きたいと思っています。
*********
●さて、読んだ方は、
「おいおい、身勝手な理想ばかり並べて、自分はそういう女性と
恋愛やセックスをするのに値するのか?
だって、人間関係が面倒だなんて言っているんだから、
風俗行くか、エロアニメで自慰するかしてろよ」
と言いたい人もいるかと思います。
しかし、最初に言いましたように、「妄想」だからいいのです。
ここを見ている男性や、女性の皆さんだって、頭の中では、
ずいぶんと、現実離れした、身勝手な性妄想や、恋愛妄想をしまくって、
今までも、生きてきたはずですから。
●しかし、私がこの方のメールで、着目をしたのは、
実は、「この男性には、絶対に手の届かない理想」の原型が、
「どこにあるか?」「本質はどういうものか」です。
言ってしまったついでに言いますと、
この男性が、本当の意味で、
ご自分が書いたような女性に出会える可能性は「ゼロ」です。
もしも出会ったと思っても「誤認」となります。
そもそも、今の状態では、出会えません。
●部分的なパーツにわけて、「個別に経験をしたい」のでしたら、
かわいい、スタイルが美しい、性格がいい、などを
1人の女性の中に求めたらダメです。
私がかつて、そうしたように、1人の中に求めずに、
計画的に、女性の良い側面を代表する女性との人間関係を、
「別々に経験」してゆく必要があります。
*********
●しかし、今回の「私が気が重くなる話」は、その話ではありません。
私が知っている「ある生物」というか、「ある存在」は、
>>「もう本当に、ガブリと食べたくなってしまいそう」、
>>「逆に、その子の中に、自分が吸収されてしまってもいいかも」
>>または、
>>「かわいくて、かわいくて、自分自身を見失ってしまいそうになってしまう」
>>というような感情を抱けるようなかわいい子と身も心も一つになりたい。
この人間感情を満たすことが出来るのですが、
相手は、厳密な意味では、「人間」ではありません。
その世界と人間の世界に「トラップ(罠)としての通路」を作るためにだけ、
人間として生まれます。
●上述したような「情感」「破滅願望的な衝動」は、
何も男性だけではなく、女性も、心のどこかで憧れているはずです。
平たく言ってしまうと、
「その人のためなら死んでもいい」「狂ってもいい」「地獄に落ちてもいい」と、
ようは、自分が納得できる「破滅の場」としての相手です。
自らの「死に場所」や、「棺おけになれるような異性」を求める衝動が
人間の内面の一部には太古からある、ということです。
ただし、この衝動は、現代では、ほとんど起動していません。
その理由のひとつは、「自我が希釈されすぎたこと」ですが、
もうひとつは、今の時代の持つ「性質」です。
●このメールの男性の方は、これまでの歳月で、
あまりにも、きちんとした男性であることを抑圧しすぎたので、
自我復元をしている仮定で、本来の「男性原理」が少し、
暴れ始めたと私は見ています。
その「本来の男性原理とは何か」は、ここでは話しませんが、
この男性が、他の多くの男女が思うような、
「せっかく自我が回復しているのだから、
ここらで、ちょっと、ちゃんとした恋愛やセックスをしてみたい」
というだけに留まらずに、
「飲み込まれて死んでもいい」というタイプの燃焼法にまで「憧れてしまう」、
その原因は、
実は、過去の地球では、比較的よくあることに起因しています。
●そして、ここからが、「少し面倒な話」になります。
「絶滅危惧種の魔女」
のっけから何ですが、
「絶滅危惧種」というのは、「嘘」です。
地球では、ほとんど「もういない」という意味で、
宇宙から絶滅するわけではありませんので、心配は無用です。
●ところで、私は無明庵の読者の「女性」の方で、
女性的な人を、(メールを通じて)ただの1人も見たことがありません。
ただし、怒らないでください。
世の中の全部を見渡しても、私が言うところの「女性的な人間」というのは、
ごく稀にしかいないのですから。
たとえば、次に、「2013年の、恋人にしたいタレントのランク」
の女性は、全員その私の言う「女性的である事」の基準では失格ですから。
☆2013年の「人気の女性」
↓
http://www.oricon.co.jp/entertainment/special/page/424/
●つまり、かわいいとか、美しいとか、清楚でしおらしい、とか、
それだけでは、到底到達などできない、「女性性」というのを、
私は今回、話題にしています。
実は、私が20代から30代にかけて、
熱愛して、溺愛した彼女の話が、梅の間に出てきましたが、
その彼女とて、「女性的」ではありませんでした。
私がお付き合いした女性のほとんどは、
外見は、女性として、かわいいももの、
中性的でボーイッシュな面を持つことが条件でしたので、
完全に「女性的」という人は、縁がありませんでした。
●ただし、たった1人だけ、パーセントでいうと、
約70%が女性型、という人とは、肉体的には短い期間ですが、
お付き合いしました。
この女性だけは、確かに他の女性と比べて、「女性」の要素の方が多かったのです。
たとえば、それ以外の女性は、
男性と女性の性質の比率を、すべて数値化できるほどに明確でした。
精神的、または性格面で見ると、かなり女性性があったとしても、
女性:男性の比率が、7:3、6:4、5:5などの配分です。
●さらには、そもそも、セックスをしているときには、
女性が最も女性らしいなどということは、さらさらなくて、
私の目から見れば、セックスのときになると、
「男性化する女性」がほとんどでした。
そんな中で、1人だけ、
女性の気配を多く配合として持っていた人がいて、
不覚にも、私は30代の時に、その女性に結婚のプロポーズをしました。
しかも、セックスの直後に。
むろん、ほどなくして、すぐに双方の合意で、結婚話は流れて、
円満に別れましたが、このときに思ったのは、
「この女性の、この性質には、覚えがある」ということでした。
男性も女性も、肉体を剥いでしまえば、おおむね、
男性原理と女性原理の比率は、大して変らないのですが、
あきらかに、「女性性が優勢の人」がいます。
このタイプに男性が関わると、やや引きずりこまれます。
●それで、私が、今回、思い出したのは、
その「女性原理」の「根源」にかかわる性質を持って、
しかも人間の肉体をもって生まれている存在のケースが、
過去にはあったという話です。
皆さんは、どこから、どうつついても、
男性も女性も、その人を「100%、女性だなー」と、
思える人がいるでしょうか?
実は、めったに、いないはずです。
なぜならば、人間としての魅力の中には、
性格的なカッコ良さや、素直さや、かわいいところや、気の強い部分、
そうしたものが複合的に、「人格の味」を作り出すからです。
●しかし、「女性性100%」の存在というのは、
もはや性格の問題ではありません。
性格というのは人間が固執しているだけのもので、
「性質」というのは、持って生まれた「元素特性」のようなものです。
それは性格など超えていますし、性格を必要としません。
元素には、固有の性質はありますが、性格はないのと同じです。
これと同じく、その「女性性100%」の存在は、
実は、「無個性」にすら見えます。
また、さらに言うと、「無知性」にも見えます。
●しかし、今の時代に生きている女性が、そういう女性になろうとしても、
どう努力しても、一生かかっても、それには成れません。
ですから、なろうなどとしないで下さい。
なぜならば、それは「なれるもの」ではなくて、「足せるもの」ではなくて、
「生まれつきの特性」だからです。
●ここで、少し、分かりやすい話に落とします。
比較的「近代」では、「戦前の日本」であれば、
その「女性的女性」というものが存在し得た環境はありました。
その女性に対して、男性は、
「この女性の為ならば、死んでもいい」とか、または
「この女性の心の中で生きられるならばいい」など、
そう思わせるだけの、女性が、僅かですが、存在していました。
その原因は、そうした女性を受け止められるだけの男性もまた、
その時代にはいたからです。
ステレオタイプすぎて、現実には正しくはありませんが、
雰囲気としては、武家の花嫁のようなものです。
今のような、なんでも、使い捨て感覚ではなく、
ひとつのことに一途になる、という感覚がまだあった時代ですから、
「命まで賭ける恋愛感情」というものがまだ現存していた時代でもあります。
この、悪くいうとドロドロの男女の情念が成立するためには、
「男女の差に、大きな距離があること」が必要です。
男性と女性が、個別にその長所や魅力を発揮しているという環境では、
より、異性同士をひきつける力は、当然に強くなります。
●この「女性的女性」が登場するためには、
それと中和できるだけの、「男性的男性」がいないとなりませんが、
逆に言うと、それは、何も男性だけの責任ではなく、
女性らしい女性がいなくなった、
つまりは「時代の流れのせい」ということになります。
●今では、女だか男だか分からない、男女がほとんどです。
別に、それが悪いことだとは言いません。
私も、どちらかというと極端な「性別差」は、あまり好きではありません。
私自体が、精神的には、
どちらの性にも、必要に応じて重心を移動できるので、
性別には、あまりこだわっていません。
●しかし、その「極端さ」の世界には、それはそこでの世界観があり、
独特のその中での価値観があります。
「中道」ばかりが正しいのではなく、
「極の世界」には「極」の世界の美があります。
●この女性的女性が、「極」に近いところまで振れて、
それが、肉体を持った女性として生まれた場合には、
その女性の周囲では、男性がどんどんと「狂ってゆき」、
その女性が元で、「闘争」が発生します。
しかも、本人の女性は、ほとんど何もしていませんし、
全く男性を惹き付けようとすら意識していません。
何もせずに、ただ、そこにいるだけです。
することといえば、男性との性行為ぐらいです。
知性も個性も、あまりありません。
●したがって、のめり込むような恋愛をした経験ならあると、
豪語する人がいるかもしれませんが、しかし、
本物の「純・女性タイプ」は、
男性に対して、ヒステリーを起こしたりする事などなく、
男性に対して、嫉妬心をあらわにすることもなく、
そもそも、何もほとんど「自己主張」をしません。
別れ話が出たり、浮気が発覚したときに、
騒いだり、論争したり、嫉妬したり、感情的になったり、
「貴方と、別れたくない」「他の人と浮気しないで」とか言い出したとしたら、
それは、偽者か「相当の粗悪品」です。
本物の純・女性は、自らは「何も発しない」のですから。
それでいて、男性を離れられなくさせるところが怖いのです。
特に美人でもない、というケースもありますが、
目的があって人間界に送り込まれる場合には、たいていは美形です。
●この100%の極に近い「女性的女性」(以下、「純・女性」と書きます)
この「純・女性」は、男性から絶対に、少女扱いはされません。
むしろ、「女王扱いや、菩薩扱い」されます。
得体の知れない魔性を感じさせるので、決して「子供扱い」はされません。
童顔であることもありますが、雰囲気は「女王系」です。
ただし、別に、SMごっこしている人というのではありません。
●たとえば、男性の身勝手な欲望と妄想によって作られるアダルトビデオは、
あれは「弱者としての少女を、支配したがる馬鹿チンのロリコン」にすぎません。
しかし、この「純・女性」は、
男性の妄想や、権力や支配力の「檻の中で飼うことは、不可能」です。
そして、この女性は、無知性ですから、あちこちの男性と関係を持ちます。
●そして、そこで起きることは、
人間の視点から見れば、不幸に継ぐ不幸という奈落に落ちる道のみです。
全く何も、生産されず、時には、子供すらも産まれず、
ただただ、生贄のようになり果てた男性が狂ったり、死んでゆきます。
●この「純・女性」の生命体の、そのひとつ下の子供の三姉妹の1人を、
私はコードネームでは「メラ」と呼びますが、
その親玉については、少しだけ地球の神話に、その描写があります。
ただし、これらの描写は、私の知るかぎり、正確ではありません。
↓
☆世界の母神神話
http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/spirituality/01johnsophia.htm
●これらの伝承のうち、
ティアマトやソフィアが、それに類似はするが完全に同一のものとは私には思えません。
人間が捏造したり、合成した歪曲が入っています。
私の母(肉体の母ではなく、私の魂を形成した母)である、
リリスの名誉の為に言っておきますと、
リリスは、その「純・女性」には該当しません。
リリスが手淫によって、
その手の中に射精されたアダムの精液から生み出したのは「魔物」ですが、
魔物は、あくまでも「有機体」です。
一方で、男性原理を、完全に吸い尽くして、「純・女性」が
産み落とすのは、もっと根幹的な物質という意味で「元素」に似たものです。
それは精神が、凝結して、二度と精神として振舞えないまでに
「不活性化した思念」です。
その意味では「メデゥーサ」に睨まれる者が石に変ったという神話の方が、
やや本質に似ている気もしますが、私には、やはりそれも不完全な描写に思えます。
この「純・女性」に区分される生き物は、
その名前(固有の振動)の多くが、地球の人間の発音では、
「Ma・Mi・Me・Shu・Do・Du・La」の子音が綴りの中に含まれることが多い。
*********
●この話を進めるのが難しい、最大の理由は、
歴史の中に、それが「純・女性」であるとサンプルを示せないことである。
私の無知も手伝って、現存する女性、または歴史上の女性で、
その純度の高かった者を、具体的には挙げられないのである。
そもそも、それは「キャラとか性格」ではなく、
人間という領域を超えた、生まれつきの「性質=特性」なので、
どうしても、神話の中での喩えになってきます。
100%は存在しないが、たとえば85%程度の女性性を持った
女優さんは、います。
単なる一例ですので、男性も女性も、
ご自分の「単なる趣味の違い」や「好き嫌い」では語らないでください。
日本で見かけた、約5%の「純・女性」のサンプルのひとつは、
「高岡早紀」という女優さんです。
私個人は、特にファンでも何でもありません。
奇しくも、こんな話をしていたらば、新作の映画があったのですね。
↓
映画予告編
https://www.youtube.com/watch?v=v_x27kp1bHU
奇遇にも、この映画のテーマも、これまた面白いです。
●「純・女性」は、そこにいるだけで、空気が変ります。
男女両方に、影響しますが、特に男性には影響します。
「純・女性」は、セックスの際に、他の女性と違う点があります。
私は、約70%程度の「女性的女性」としか経験しませんでしたが、
「純・女性」の成分の多い女性は、
体全体が、その他の女性とは全く違う、柔らかさや、弾力や、
水分のようなものを体内に持っており、
身体の表面も、性器も、接触する者を「吸い込むような感触」を持っています。
●ただし、この吸引性は、その先にあるのが、闇や無ではありません。
リリスの系図の者たちが持つ吸引性は、「闇」を根源の通路としていますが、
「純・女性」の系図の者たちが持つ吸引性は、
その先に、「思念の牢獄」が設置されています。
つまり意識と知性ある者を、「無知性で、無意識」な「物質」に
変換するという性質です。
この性質を活用するための「誘引剤」としての「純・女性」は、
中途半端な男性原理の男性から、
ことごとく、生気と、思考と、体力と、そして命を奪います。
もっとも、それは、100%に近い機能を発揮した場合に限るので、
85%程度では、そこまで有害なものにはなりません。
普通の、「女性としての魅力」として、留まることでしょう。
誤解して戴きたいくないのは、あくまでも
前述の女優さんに、その性質が「垣間見える」というだけで、
それそのものの「化身」だとは、私は言っていません。
●ちなみに、私はこの「純・女性」とは関わる気はないですし、
よほどの、創作的、または破壊的な目的でもないかぎりは、
「危なすぎる」ので、自分の手元に置きたいとは思いません。
そもそも、地球には、ほとんどもう生息していませんので、
その必要もありません。
もしも「私の母性」とその「純・女性」が対立して争うことになれば、
どちらが、どちらを食うか、吸い尽くすかという、
「ブラックホール 対 ワームホール」の「吸収合戦」になります。
しかしそこには不毛な結末しかないので、とてもする気にはなりません。
*********
●最後に、物凄く強引に、話をまとめますと、
今回の男性のメールにあったような、
この男性の「理想とする女性」には、この方は、絶対に出会えません。
粗悪品ならば、出会えるかもしれませんが、
結果は、いろいろと不満の残るものとなります。
あのような妄想自体も、まずは全自我に復帰してから、
ご自分の内面を探りながら、考えればいいことだと思います。
*********
☆今回、どうして、この話を書きたくなかったかと言うと、
特に2と3は、「失われたもの」であり、
地球では、もう「復活することはない」からです。
1についても、対等にレッテルを取り外した意識をもっての人間関係は
とても限られます。
社会的に応用が出来ない、という点で「意味がない話」だったのです。
*********
★
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