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「分割自我復元」
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[483]
■
★分割自我復元★その483■ AC人格の解除についての誤解 ■
by:
鈴木崩残
2015/08/17(Mon)08:32:54
AC人格「解除」を誤解している人
まず最初に、自我復元では、
「何をしているのか」の確認のために使ってください。
↓
1/ *自我復元の作業*
注意点
呼びかけを、入寝時に
回収を、起床時に行う
クーラーボックスのイメージを使う
胸で整形して脳に送る
関心地図の活用
___________________
2/不快年表を作成して記憶を掘る
___________________
3/トラウマ掘り
___________________
4/幼児期の感情の再生
___________________
5/親の親の子供時代の調査分析
___________________
6/自分のAC人格の分析(AC人格列伝の作成)
___________________
7/AC人格の実際の解除の努力
__________________
現在は、ここまでを、「全自我の地点」としています。
*********
これ以降は、個別のその人の状態に応じて、
個別に、私から助言をさせて頂きますが、
不特定多数の人に公開する内容ではないものとなっています。
***************************
●インターネットの時代になってから、とても悪い癖が皆さんについています。
それは、「雑誌」を読むように読み捨てることです。
無明庵のサイトに限らず、他のサイトでも、皆さんは、
繰り返しじっくりと読むということをしていないと思います。
たとえば、この桜の間であれば、最新投稿だけ読んで、
更新がなければ、その記事はもう読まない、という人が多いはずです。
●いわゆるブログは、「過去ログ」を非常に読みにくいこともあり
私はブログを活用しません。
そこでこの現在のサイトに書くわけですが、
そのときに、雑談、近況などの話題は別として、
その他の投稿は、皆さんからの報告も含めて、厳選してあります。
一度読んで、終わりにするような質のものではありません。
これらは、何ヶ月もの時間と気力を振り絞って、
自我復元者の人たちがまとめたものであって、
一回読んで、おしまいにするような週刊誌の記事ではないのです。
●ですから、更新の少ないときなどに限らず、更新があってもなくても、
定期的に、「桜の間の過去ログ」を、じっくりと戻ってゆき、読んでください。
「いらない親」という書籍は、この掲示板の過去ログからかなりの
引用をしました。つまり書籍化する価値があるほどの情報が桜の間にはあります。
雑談を除いては、そういうつもりで私も書いたり、
皆さんからの報告を編集しています。
書籍の下書きという質を、この掲示板はもっています。
ですから、もう読んだからと言わず、繰り返し、過去ログをさかのぼって読む、
ということをしてください。
自我復元に関しても、なぜ停滞するのかということも、
あるいは参考にすべきトラウマ掘りも、皆さんからの報告や
私の投稿の中に、すべて既にあるのですから。
桜の間が更新されたからといって、それで自我復元に進展が起きるきっかけに
なるということは、ごく一部の自我復元者においてのみであって、
ほとんどの人は、むしろ、過去ログの中にたくさんのヒントを見つけられるはずです。
*********
■今回は、AC人格の解除について、もう一度説明しておきます。
冒頭に述べたプロセスを「トラウマ掘り」「感情の再現」ここまでが
できている人は、相当数います。
また、「親の親について」も調べがついている人もいます。
しかし「7」のAC人格の解除、ここで躓くと、自我率が99%でも停滞します。
●現在の3つの文字を使う判定で、自我率100%と私が判断するのは、
AC人格が全てなくなった、という意味ではなく、
今後、まだ隠れていた自分のAC人格に遭遇しても、
その人は、必ず自分でそれを処理できるということです。
一方で、自我率が99%以下というのは、
まだ自己修正機能が不完全ということになります。
トラウマによる感情がすべて掘り尽くされるまではむろん全自我ではありません。
ただしAC人格は、全自我後も、残留します。
問題はAC人格の有無ではなくて、
処理能力が備わった自我になっているかどうかです。
その点で、マディアさん、お姫ちゃんは、完了です。
朱いはがねさん、Abyさんは、基幹坊さんは、杏樹さんは、
処理能力は、かなりにまでなっていますが、
自我復元卒業(AC人格修正ソフトの起動)までは、もう少しです。
●トラウマ掘りまでは、かなり進んだのに、
「難しいところ」に停滞しているのが、
風琴さん、澄さん、黒丸さん、無干さん、Kさんです。
天音さんは、残念ながら自我復元の中止から停止へと移行すると思います。
「自分のことは自分で決めます」などと口でブログに書くことなど
誰でもできるのです。
しかし周囲に踊らされるだけで自分で決めたことではないことに
取り囲まれ続けます。
変えるというのは、生活に何か新しいものを持ち込んだり、
楽器や、道具や、インテリアを変えるのではなく、
「人格のソフトそれ自体」を変えないかぎり、何も変わらないのですから。
毒親に対抗しているだけ、毒親とトラウマをただ理解しただけでは、
ずっと死ぬまでそこに停滞するのは当たり前です。
●そこで、「AC人格の解除」ということについて、
誤解をしているふしがあるので、少しだけ書いておきます。
私はかつて、全自我になったとしても、ちょうどPCのように、
古いソフトのアイコン(プログラムの元も)そこに残ると言いました。
そのソフトというのは、対人関係を成立していたソフトであったり、
生活をするための仕事で使っていたソフトであったりとしますが、
特に問題を起こしやすいのは、対人ソフトです。
なにしろ、そのソフトは、毒親との関係で作られたものですから、
かならず、他者との間、または自分の「外界」との間で、邪魔をしてきます。
しかし増加した自我にとっては、それは使い物になど、なるわけがないのです。
●ところが、AC人格の解除ということを、
そのソフトの「改善」「改良」であるかのよう勘違いをしている人がいます。
私は、残留しているソフトは「捨てろ」「削除しろ」と言ったのであって、
その使えないソフトを「使えるように改善してください」、
などとは言っていません。
●たとえば、使えないようなコミュニケーション障害だらけの
対人ソフトというのは、「削除して消せばいい」のです。
本当にその無能さをトラウマ掘りと、AC人格分析によって
理解したならば、それは、とうてい「使えないもの」として、
全面的に「削除するはず」です。
削除するというのは、「もう使わない」と決心することです。
それをせずに「どうやったら、コミュニケーション障害を治せるか」
とやってしまうのは、そのソフトの誕生そのものがオンボロで、ポンコツであるのに、
そのソフトを、未練がましく、いじっているような状態にあります。
これを、いつまでもわからずにやっていると、
使っているのが依然としてそのポンコツソフトですから、
自我復元に進展が見られないのは当たり前です。
●本当に、「これはもう使えない。だからもう使わない」と
あなたが決心をすれば、PCのデスクトップには、ソフトはないのです。
ない、ということは、つまり、
そのあとは、自分で試行錯誤して、自分でコミュニケーションソフトを
一から作るということです。
毒親から何も引き継いでいない、まっさらなところから、
自分で、ひとつずつ、借り物ではない「ソフト=生き方や、その方針」を
作り出すのですから、ゼロからのスタートなのです。
もしも、本気で、削除して、「使わない」と決心したらば、
習慣でいままで、だらだらと使ってたような、ものの考え方も、習慣も、
対人での姿勢や態度も、ぜんぶ、いったん、使えなくなるということです。
自我復元で、せっかく自我率が90%を超えているのに、
トラウマすらも掘れずに停滞する人というのは、現在では少数ですが、
トラウマをかなり掘り尽くしたにも関わらず、
社会生活や家庭で、まったくといっていいほど、変わっていないという人は、
自我復元というのは、自分自身による自己改造である、
ということを理解していません。
判定をして、助言をして、私がOKを出せばそれで済んで終わる、
というものではなく、
この自己管理、自己改造のめどがたったときが、全自我判定の基準です。
●トラウマを分析し、AC人格分析したら、
それが作動している自分の一部である「ソフト」は、使えないという、
その使い物にならなさを「痛感していない人」が、
毒親譲りのソフト、
あるいは毒親に対抗したり、毒親に従うために作ってしまった
古いソフトを使い続けています。
会社や家庭や知人との関係で、AC人格分析まではできたのに、
「だって、他に使えるソフトがない」と思い込んでしまい、
毒親人格の酒またはクスリに、つい手を出してしまうわけです。
●「こんな自分は嫌いだから自我復元します」と口で言っていた天音さんも、
見てのとおり、
「こんな動機で自我復元している自分は嫌いだから、自我復元を中止します」
という、まるで毒親そっくりの精神状態のままにあります。
ようは、その「こんな自分」のことに自己嫌悪は抱いていても、
「どうせ、私なんか」という言葉が、
どうにかする努力を放り投げるための「言い訳」に悪用され、
すべてが、そこへ収束しています。
すると毒親は、
「ほら、どうせお前は、そんな程度だ」と、大変に喜んでいるとともに、
彼女のAC人格も、自我復元から逃げられて、ほっとしていることだと思います。
●こうした状態からの分岐点を生み出すのが、
何がオンボロソフトであるかを完全に知り尽くした上で、
「絶対に、このポンコツソフトは使わない」という決心と、
それだけではなく、
新しい人格ソフトを、自分で一から作ることをはじめた人たちです。
まだその大変な格闘の途中にいるとはいえ、
朱いはがねさん や Abyさん、基幹坊さん、がいるのがその地点です。
「まったく新しい人格を 自分で 作りはじめる」 これが鍵です。
風琴さんその他は、まだ古い、使い物にならない人格ソフトを
いじったり改善したりしてしまっており、捨て去っていないのです。
しかしながら「捨てるにはどうしたらいいのですか?」なんて質問は愚問なのです。
本当に、AC人格の醜さを実感したならば、
「もう二度と嫌だ」の一言で、それは削除され得るのですから。
それでも、うっかり、毒親由来の人格ソフトを使ってしまうのは、
「本気の嫌だ」に至っていないと自己判断したほうがいいです。
もしも、一度でも本気で、全身全霊で嫌だと決意すれば、
その瞬間から、以前のAC人格は、あなたさえクリックしなければ、
もう使い物にならなくなるのですから、
そうしたら、あとは「造る」しかないのです。
それは、じっとしていて、自然にわいてくることなど決してありませんし、
それについて、私が助力できることもありません。
AC人格をいじったり、少しそれを改善しようとするのではなくて、
AC人格に、決別を自分で強く宣言して、
必要なソフトがなくなったのならば、
自分で自分を設計して創る、または創れるようになる、
それが自我復元の到達点なのですから。
*********
■「いらない親」のデザインを変えてみました。
現在、書店にある在庫がなくなったらば、このデザインに変えます。
初回のデザインの赤色が少し、強すぎたので、オレンジ色にしました。
この写真の元は、ひとつ前の投稿の文末にもリンクしました
「送り火の動画」から取り出したものです。
かなり瞑想的な効果のある、炎の動画に仕上がりになりました。
曲は、CD「変形」の中から「異邦人」の後半部を選びました。
8:20ありますので、じっくり凝視してみてください。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=fZcZBpx32EM
■ちなみに、「毒親チェック」というのがありました。
↓
http://hutoukou2ch.web.fc2.com/control02.html
このサイトを少し見ているうちに、面白いものを見つけました。
無明庵サイトへのリンクが貼られていました。
リンク先は、ここです。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?T3958
■「秋葉原無差別殺人事件」をきっかけとして、
2008年から、機能不全家族やトラウマ問題を本格的に扱っていたのです。
現在、トラウマ掘りをしている人も、
こうした過去ログにも、あらためて目を通してみてください。
このリンク先の投稿にある「9つの記事」を「当時」読んでいるとき、
トラウマ掘りをしてきた人たちも、
「こんなの自分には関係ないことだ」と思っていた読者の人が、
大半なのですから。
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