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★分割自我復元★その486■ 精神世界の40年間−その1 ■
by:
鈴木崩残
2015/08/23(Sun)06:29:40
精神世界の40年間−その1
●今回は一度で書ききれないので、数回にわけます。
無明庵の読者の人たちには、いわゆる精神世界において、
いろいろな遍歴をした人たちがいると思います。
偏った分野だけを見てきた人もいれば、
ちょうど、次の動画で紹介するような、いわゆる「雑誌ムー」を
子供時代、青春時代から成人してからも読んできた人たちも多いと思います。
●そうした時代を、私も生きてきて、
ようやく多くの人たちに「ある準備」が出来たという感覚を持っています。
ただし、その「準備が出来た」ということは、
希望ある世界が開けるということではなく、まったく逆に、
「より閉塞感と絶望を強める結果」となるという話をします。
●重い話に行く前に、ムーの編集長の三上氏の、漫談乗りの話を、
軽い気持ちで楽しんでください。
完全に半分は、茶化して話しているように見えますが、
私はここで話されていることが事実かどうかを問題にしているのではなく、
こうした情報に囲まれたときに、人は最初は好奇心から聞き耳を立てますが、
情報がしだいに統計的に整理されたり、一直線上に並んでくる場合には、
斜に構えて、トンデモ話として冷笑している人たちも、
「やはり、われわれの人生には、
それを知らないと、あるいは経験しないと、
そもそも生きていることの基盤について不安になってしまうような、
何がかあるらしい」という認識に変わりつつあります。
世間の人たちの半数ほどが、そうした認識にいたるまでに、
実に40年以上の時間がかかったわけです。
逆に言うと、たった40年でよくここまで来たとも言えます。
●結論から言いますと、
かつては、人々の夢と妄想を刺激し、人生の娯楽程度であったものが、
自分が今日、明日を生きる理由探し、自殺するかしないかの判断材料として、
誰もが必死に「自分の存在理由」を求める手段となり、
もはや、精神世界のうちの、いくつかの部品は、娯楽では済まず、
悲壮感すら伴う「鉛のように重いもの」となったと言えます。
●さて話は、1995年のこととなります。
私が会った、あるサニヤシン(インドのOSHOの弟子)が言いました。
「EOシリーズの本の中に出てくる、宇宙人とか宇宙の話は
なかったほうが良かったのではないでしょうか?」
つまり彼が言いたかったことは、
「せっかくの悟りについての話が、それによって遜色を受けるから
編集でカットした方が良かったのではないか?」
ということだろうと思います。
むろん「無編集」が出版の条件の原則ですから、
草稿の編集はしていません。
●さて、それから約20年の時間が過ぎてどうなったでしょうか?
もはや、UFOや、転生や、陰謀論や、その他の精神世界に類する話は
街中の女子学生の雑談の中にすら登場します。
●なぜそのような時代になったのか、
それには、ひとつはメディアがあり、もうひとつは、書籍です。
そこで、この40年間に日本の文化のターニングポイントとなった
事象を、数はとても少ないですが、挙げてみることにします。
私の世代の人はほとんど全部覚えていると思いますが、
私より10年違うと、リアルタイムでは経験していないことも多いと思います。
******************
●以前にも話しましたが、私が美術の短大にいたころ(約35年前)、
「UFOって見たことある?」とか「前世ってあると思う?」などと
控えめに尋ねようものならば、9割の人からは、
「こいつ、頭大丈夫か?」という反応が返ってきたものです。
比較的頭の柔らかいはずの美大ですらです。
●しかし、それ以前に、私が確か中学のときに、最初に起きたのが、
>ユリゲラーの放映でした。
のちに、トリックが混ざってしまったりして賛否は起こりましたが
結局のところ、本物であったというのが世の中の評価です。
このあたりは、よくご存知の方も多いと思います。
これがのちに、超能力と少し違う「気功ブーム」へとつながります。
●1960年代のころ、精神世界の書店のコーナーにあったものといえば、
シュタイナー関係や、国書刊行会の魔術書、瞑想うんたらの本、
スウェーデンボルグ系の話や、それが転じて、のちに、
>丹波哲郎の霊界話となり、
その他、当時としては、やや新しい翻訳本としては、
>エドガーケーシーが発端となった、転生に関するもの、
>今では、創作の小説、またはOOBEによる体験とされている
>ジョージアダムスキーの書籍類
>前世の記憶を持つ人たちの記録類
このあたりが、ある時期に固まって発生し、
一部の人たちが影響を受けたことと思います。
●しかしそれが一部の人たちではなく、多数に波及していったのは、
テレビによるものです。
ここ近年では、「やりすぎ都市伝説」が、陰謀論を取り上げ、
「その前世代」には、
矢追純一のプロデュースによる「UFO番組」が全盛期でした。
●こうしたことが、「うさん臭いものを横目で見る」娯楽として浸透した
とともに、やがて、それから20年以上経過した今では、
後述するような「笑えない状況」を、今の人々に、もたらすこととなりました。
●いわゆる、アダムスキーや、ビリーマイヤーによるコンタクト物語が
飽きられたころになると、出てきたのが、
>チャネラーブームでした。
>その少し前にシャーリーマクレーンの本などの影響。
と同時期に、日本では、OOBEの第一人者である、
>ロバートモンローの2作目と3作目が翻訳されました。
少しマイナー(というよりマニアック)なところでは、
「松村潔」氏の著作なども、日本国内に限っては、
その業界に古くからいる人たちに多くの影響を与えたと推測します。
(今では氏は表舞台にいますが、当時は裏側から支えていたという感じです)
●そして1980年には、同時進行して、
セラピーワークのブームや、自己啓発セミナーブームが起こり、
ちょうどその最中に、オウムによる事件が起こり、
数年間、書店の精神世界が偏見の目で見られる苦難の時期を過ぎて、
その次に出てきたのが、
>健康志向(アロマテラピー、健康や美容としてのヨーガの復活)です。
>また、アセンション騒ぎをした連中は、結局は何も変化していない有様。
●そして、ここ近年が、
>宇宙考古学
>ペンタゴンやNASAと異星人との密約
>タイムトラベラー
などが、同時的に問題になっています。
宇宙考古学というものは、古くは、デニケンという人が提唱したものですが、
当時、トンデモだったものは、今では、生物学者、考古学者、科学者らによって、
むしろ、整合性の取れるものに変化しつつあるのが現状です。
古代文明の謎解き「はやしひろし」氏などが大真面目に研究していますが、
結局のところ、それが氏の中では、どこに向かっているのかいえば、
「自分は、そもそも何であるのか?」「どう生きればいいのか?」
という一点へ向かっているのです。
●学研の「ムー」という雑誌は、
このあたりの有象無象の精神世界のネタを何度も使いまわしながらも、
そこに最新情報を織り交ぜては、何度も同じような話を繰り返し、
1979年の創刊から、このジャンルでは幾多の雑誌が去来する中で、
驚くべきことに、現在も唯一発刊され続けている、
最長寿のオカルト雑誌となっている。
*********
「次回の投稿」で、私は、私たちが生きたり死んだりする上で、
不可分となる、数種類の分野を掲げますが、
次の3つのものは、完全に「排除」します。
次の3つの分野は、私達が、なぜ生きたり死んだり、あるいはそれを繰り返すのか、
という根本的な問いへの答え、または探求心のベクトルにとっては、
まったく何の価値もないからです。
>>あらゆる種類の占術
>>(たとえその原型がカバラその他にあろうが、人生の意味に関しては無力)
>>UMA(論外)
>>心霊現象(人生の答えに結びつかないので、ほっておいて良い)
*********
次回へ続く
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