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おたより


禅書のお礼



崩残様

ご多忙中のところ、早速禅書をお送りくださいまして、どうも有り難うございました！
無事に届きました。


どの字が書けなかったのか予想しつつ、お待ちしておりました。
封筒を開けてみて、粋は読めるが、この下の字は何？活気ってこんな字だったかしら？
去来って？これは一体どういうことになっているのかな？と、
頭の中に？？？が飛び交いました。


そして、DVDを見始めたところ、内容のあまりの面白さにぶっ飛びました。


自動書記までして頂き、冷や汗ものでしたが、
勝手に字が書ける所が面白くて、見入ってしまいました。

「安泰」「活気」は、今欲しいなと思っている要素で、それを念頭に置いて希望しました。
直接過ぎてずれているとの指摘、確かに自分のための字じゃないし、
その通りかもしれないと思います。

「去来」がひいては安泰をもたらすとのお話は、当てはまるなと思いながら聞いていました。
あまり表面的な事ばかりにこだわらず、「去来」という書を見ながらやってみようと思います。





筆についてですが、あんなに沢山の種類の筆を駆使していらっしゃるんですね！
滲み書にも特別な筆を使われているとは思いも及びませんでした。
あんなに綺麗な滲みになるのは筆の力もあるんですね。



「粋域」

いきいきと読ませるとはびっくりです。
書いていくうちにどんどん読めない字になり、
自動書記になって筆が勝手に動き始めるとさらに読めなくなるという状態に突入した時は、
無心の書ってこういうものなのかと感心しながら見ていました。





「今とらわれが多い」と仰っていたように、自分がもうちょっとしっかりしなければ、
とか、本当につまらない小さいトラブルや、自我復元の停滞の心配、
近未来の心配事などに、今は囲まれてしまっています。

書に書かれている字は、確かに読めなくても構わないんです。
刺激があった方が良いので。最終的には絵みたいになっちゃうと仰っていましたが、
変な話、絵でも構わないんです。
線の動きだけを部分的に見るのも好きなんです。

音楽も同じで、一番好きなアーティストの曲についてだけですが、
まず全体を聴いて、飽きてきたら分解して聴くんです。
ギターだけとかベースだけとか声だけとか。


今、ゆっくり見ましたら、ものすごいインパクトのある字ばかりで、本当にすごいです。
無意識に切り込んでくるような重量感のある字ばかりです。
落款を押していないものが一枚あって、それを見ていたら、
"めった切り"とふと浮かびました。

たぶん、字の長く伸びている所が剣か刀のように見えるんだと思います。
恐ろしく深層意識に訴えかけるものがあります。


「志気」
これまたすごい変貌っぷりで、気しか読めません。
出来上がっていく様が本当に面白いです。





「インパクトが切実に欲しい」「インスパイアされるものが欲しい」
というのは大当たりです。何か刺激が欲しいのです。

禅書を自我復元のテコ入れにしたいという事もありますし、
日常生活の色々な出来事が思ったよりも先に進んでいなくて、
停滞しているように感じるので、起爆剤が欲しいのです。

自我復元では、おそらく●●％をやっと過ぎたところで、
こんな所でぐずぐずしていてはいかん！という自戒も込めて、
今回は自分を叱咤激励するつもりで書をお願いしました。

結果的には、ものすごい切れ味の書を沢山書いて頂けたので、大成功でした。



「去来」

意味が重要との事で、心して掛けたいと思います。
あー惜しいなぁ、とか、ここはこうじゃないんだよなぁ、とか仰っているのを
聞いて、こちらは何がどうなんだかちっとも分からないところが、見ていて面白いです。



「桜雲」

桜と雲を別々に頼むよりは一緒の方がいいかなと思い、お願いしました。




字としての意味はありません。桜餅みたいな字だと仰っていましたが、
実は最初「桜餅」でお願いしようと思ったんです。でも、和菓子屋さんじゃあるまいし、
部屋に桜餅って書いてある字が掛かっていたら変だろうと思い、止めました。

桜の字の横線が抜けたりしていても、全然おかしくありません。
どれもこれもおしゃれで素敵な字が満載で、掛ける時に迷いそうです。楽しみです〜。


「桜風」
風という字も、今回の候補文字の中に入っていたのですが、
最終的に外してしまいました。（風紋はどうかしらと思っていました。）なので、
このおまけはとても嬉しいです。

1500円、2000円弱で売ってもいいと仰っていた「桜風」も入っていました！
やった！どうもありがとうございます！





確かにとっても良くて、桜の横線と風の横線が対称に、絶妙なバランスで入っていました。
桜雲でも、（雲の線が）ここで止まっちゃっていいのかなと仰っていた字は、
桜の横線と雲の横線が対称で、これまた絶妙なバランスで入っていて、すごく素敵でした。

掛けるのが楽しみでもあり、ちょっともったいないくらいの字です。



最後のラインちゃんのおまけ映像は、ちょっとでしたけど、可愛かった(^o^)。
写真もいいですが、動画は短時間でも楽しいです。ちっちゃくお返事してましたね。

所作が、ものすごく女の子らしくて、びっくりです。性格の良さそうな、
なんて女の子らしい猫ちゃんなの〜〜と感心して見ていました。

うちはペット禁止のマンションなので何も飼えませんけど、猫にはちょっと興味があって、
猫ブログを見たりしています。
可愛らしい性格の子は、写真からも可愛さがにじみ出ていますよね。


あまり脈絡のない感想ですみません。

室温12度という寒い中、またまた沢山書いて頂きまして、
改めて心からお礼申し上げます。


10か月前に書いて頂いた書とは全然違う雰囲気で、私の方が驚きました。

本当にどうも有り難うございました！

11月末には3回目の自我判定をお願いする予定です。
その時は、またどうぞよろしくお願い申し上げます。



・コメント・

気に入って戴けて、うれしく思い、またほっとしました。

どんどんと形が奔放なってゆくので、いつもと違うとはいえ、
書きながら、今回はこれでいい、という確信はあったのですが、
受け取ってくださる方が気に入っていただけないとならないものですから。


ご覧のように、ご注文の文字の中で、それよりももっといい組み合わせがあるはず、
という直感的な手探りの中で、かなり試行錯誤しましたので、
ＤＶＤの時間がだいぶ、長くなりましたが、
全部の工程を記録できて良かったと思います。

ひとつひとつの字が、どうやって出来上がっていったのかは、
ちょっとしたドラマかもしれません。


●今回は、去来という字は、意味が重視されますが、
それ以外は、「桜雲」「桜風」も含めて、
筆の勢いや、形式を無視した形が重要ですね。

そのあたりを、私が感じたことと全く同じことを感じてくださったのが
何よりも私にとっては、うれしいことでした。

今回のような書は、頭で形を判断しますと、一見すると荒れた字に
見えるのですが、それが作る独特の刺激が、今、そちらに絶対に必要だという確信がありましたので、
かまわずに、どんどん書き続けました。


●結果として、習作も含めますと、半分ぐらいは、もう「無心の書」のになっています。
書が、無心の書という注文ではないのに、こうなることは、
ごくたまにしか起きません。

起きるとしても、ご注文の文字のうち、ひとつぐらいからそれっぽく
なることはありましたが、３つもなるのは、初めての経験でした。


ただ、そちらは自我復元をして、以前とはだいぶ変化をしていますので、
こうした書も、感じ取れるし、必ず受け止められると思いました。


●「粋域」は、自分で思いついたときにも、おもしろい「しゃれ」だと思いました。
ただ、それがどう書けてゆくのかは分からなかったのですが、
結果としては、今回の書の中で、一番、自動書記の要素が多いです。

ですから、どれがインパクトを持つか、分かりませんでしたので、
刺激になりそうな作品は、習作も含めて、たくさんいれましたので、
その時に気に入ったものに入れ替えてください。


●一方で、「桜風」「桜雲」は、すっと書けたのですが、
これもまた、ご覧のように、無心の書の要素が多く含まれています。

それでいて、ぎりぎりで、普通の創作書道のような味を保っているので、
料亭の看板とか、旅館の看板でも使えそうな部分もありますね。


●ラインは、おっしゃるように、とても女の子しています。
私が見た猫の中では、私が２５歳のころに一緒に暮らしていて、
私によくなついていたチンチラに（性格が）似ています。

ちょっと、天然ボケが入っているように見えるのですが、
けっこう、要所要所では、その時にやるべきことを心得ていて、
しっかりしているという点で、少し変わった子です。

とても甘えるのですが、何か注意すると言うことをちゃんと聞いて、
その通りにします。

人間の女性にたとえますと、地味で、おっとりしているのですが、
いざという時に、不思議と頼りになるタイプですね。
そういう女性、人間でも、たまにおります。


●今回は、３日ほど私用で、塞がる前に、ちょうどいいタイミングで
時間もぎりぎりでしたが、完成できて、良かったです。


私用というのは、松の間に動画がありますが、
アメリカから来た知人が、２週間ほど東京に滞在していたので、
今回は、私が稽古をつけまして、その様子のごく一部を動画にしてあります。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?M1120


________________________________________________________



おたより−２


崩残さま、砂手さま、スリーにゃんずさま。


だいぶ、気温も下がり、そちらはかなり冷え込むこともあろうかと思います。
お元気でおいででしょうか。

またまた、ご無沙汰をしていました。
こちらは、元気にしています、と言いたいところですが、
今月の三連休に風邪をひき、回復したと思ったら、
再びひいてしまい、はっきりしない体調です。

免疫力が下がっているのは、
通っている学校が、ホットスポットだからかもしれない、などと考えています。


現在、●●の学校に通い始め、新しい事を学ぶ生活を送っています。
そして、これを起点に創造性を発揮できる仕事に就こうと燃えています。


学校では、いろいろな人がいて、全員女性ですが、
はっきりいって自分は浮いています^^；

とくに、トラブルなどはありませんが、実習中の雑談の会話の中身が、
耳に入って来て、旦那さんや子供の話、

｢おまえの世界は、だんなしかいないのか？」と
心の中で苦笑してしまうくらい、主婦の手習いごとの延長で来ている人もいれば、
若い人ほど、プロ意識が高く、学習も真剣です。
そんな人たちに交じって、飄々とマイペースで励んでいます。


●今日は、自我判定をお願い出来る状況になりましたので、
やっと申込みをさせていただきます。

｢分割自我復元理論」も合わせて購入したいのでお願いします。


五月以降、復元作業は、毎日の習慣のように行っていたので、
回数は数えきれないくらいなのですが、
夏の暑さの中では、掛け持ちバイトから来る疲労負けて、
いつ寝てしまったのかも判らない日も多々ありました。

朝の回収も、私事の都合で早起きになったので、
寝坊しそうになった時は、短時間で雑になってしまいました。
効率は良くないだろうと予想しています。



●今、「自分にとって何が一番大切なことなのか」を、
掲示板の記事で問いかけられ、あらためて思い起こし、
自我の復元が人生の最優先事項であるのをしっかり心に留めています。

同時に、今、自分の心に大きくウェイトを占めている言葉があります。

「死ぬために、生きている」

だからといって、だらだらと無気力に生きるというのではなく、
完全燃焼できるような生き方をしたいです。


そんな想いを抱いているときの最新の梅の間の記事、
崩残さんの決心の言葉は、重く受け止めました。
驚きはしませんでした。
判ったような物言いで恐縮ですが、崩残さんらしい、と思いました。
軽率に同意や共感の言葉を発することのできない深く重い内容です。


私は、まだ全自我に戻ってはいないし、
人生に、後悔や遣り残しが、これっぽっちも残っていないとは言い難い人間ですが、
崩残さんの言葉から滲みだす片鱗を、僅かでも感じていると言わせてください。


●体調が良くないことを通して、死について、よく考えます。

自分が重篤な病気になったら、どう対処するか、
以前から、病院に通って薬をもらったり、入院するということは無いだろうと、
勝手に決めてはいるのですが、

身体の苦痛を感じている時、身体なんか、もういらない、
なんと不自由なものなのだろうと、思う一方、
全自我に戻るまでは、死ねないと思い起こします。


些細なことでも後悔のないように、その都度いろいろな角度から、
考え、観て、感じ、経験して味わいたいです。

なにか一つでも、「命がけ」で取り組み、完了させることを、
残りの人生での命題にしたいと思います。



●感受性が、とても鋭くなった、というか、ずっと昔にもあった、
多感だった学生の頃のような、豊かで、繊細な感性でもって、
まるで身体や心全部で受け取っているようです。

好悪織り交ざったものすべて、喜びも悲しみも怒りも痛みも、
なにもかもが、貫いては過ぎていきます。
それは、とても心地良くもあり、苦痛でもあります。

以前とは性質が違う、生き辛さがあります。
昔は、自己嫌悪が中心になっていましたが、
今は、こんなにもオカシイ世界なのを知ってしまった苦悩、
普通に暮らしていても、心には、いつも重しがあり、
悲しみと苛立ちが入り混じっっています。


そんな反面、楽しみも持っています。
好きな音楽、映像というものへの興味が高まり、毎日、親しんでいます。

最近は●●というバンドと■■がお気に入りです。


崩残さんが、ホテル　カリフォルニアの替え歌をアップする数日前から、
偶然、車の中で毎日聴いていました。
それも同じアコースティックバージョンのライブです。

スモーク・オン・ザ・ウォーターも好きな曲だったので、
崩残さんの選曲「イカす」と思ったものです。


学校では、●●●も学んでいるので、自分の服装への興味も大きくなってきました。

・中略・


そういったこともあり、●でも華やぐ内容のテーマを扱っているせいか、
「美」というものについて、関心が高まっていて、
自分を磨くことを、この歳になって、たぶん初めてやり始めています。

また、アートな「美」をいかに表現していけるか、これからが挑戦です。

・中略・

いつもながら、復元作業にまつわる夢や印象が少ないのですが、
少ないながら、いくつかありました。


・中略・


掲示板の多くの記事に、微笑みや爆笑しながらのものがありましたので、
思い出せるものだけでも感想を。


●だいぶ昔の記事ですが、麦わら帽子を被った崩残さん、
それもいかに快適に被るかの冷静な解説ぶりが、
とても可笑しくて、読みながら声を出して笑いました。

大変失礼かと思いますが、麦わらを帽子を被って自転車に乗った姿は、
おばさんに見えてしまいました（ごめんなさい！）


3匹のにゃんこ揃踏みの証明写真？は、観た瞬間の印象が、
博士君「お坊っちゃま」　
ブリジットちゃん「極妻」　
ラインちゃん「狛犬」でした^^

博士君の育ちの良さは、飼い主さんの影響に違いありませんね^^ｂ
博士君の無垢な表情に、いつもニコニコしてしまいます。



●崩残さんの文章から、いつも感じる｢美」を私は好んでいます。

そんな方が、この地球にいて、ご縁を持てただけでも、
ここに、来た甲斐はあり、幸運なことです。

なおかつ、地球上に蔓延している、
人類至上主義という幻想から目を覚ましてくれました。


●そして、今度、どこかで生まれ変わるなら、
荒涼とした砂漠に咲く、一輪の花か、
動植物たちを犠牲にすることのない星に生まれたい、
と想うこの頃です。

当然、地球はあり得ません。
そうなりたいと切望します。


そのためにも粛々と、自我復元に努めてまいります。


今後とも、よろしくお願いします。



●おたよりをありがとうございます。
どうされているかと気にしておりましたので、ちょうどいいタイミングでした。

自我復元がされてゆくと、結局のところは、幼いころには当たり前だった
ある種の「バランス感覚」というものが戻ってくるようです。

たとえ、かなり希釈された自我の人でも、ある時期まで、
つまり、子供のころには自我の実力発揮は、まだそれほど必要ありませんので、
希釈された自我の弊害よりも、子供なりの小さな自我の中で
バランスを持っているからです。

それが大人になるにつれて、希釈自我の弊害ばかりを感じるようになるわけです。

たとえていいますと、たとえば１／６自我の人でも、
子供のころには、まだ１／６自我ですら、膨らんでいない小さな風船のようなもので、
そこまでは、子供が自分で、自分や周囲と矛盾をあまり感じません。

しかし自我を発揮しなければならない大人になってゆくのに、
自我だけが拡張する大きさが、１／６のままでぴったり止まってしまうので、
それ以後は、適応できる範囲や、キャパがやたらに狭い自分に
自己嫌悪し始めます。


ただし、そちらの場合にはスタート地点の自我率が、わりと高い位置でしたから、
今よりも、むしろ小さいときの方が、周囲の希釈された人たちとの誤差を
感じて葛藤があったかもしれませんね。


●美に関しては以前にもメールしましたが、
最初にそちらからメールを戴いたときには、その方面の専門の方だとばかり
思っていましたので、本来の自分らしい道へと軌道が修正されつつあるようです。

ただし、それは単に趣味ではなくて、そちらの自我率ですと、
既に「アースするための足」を持っていますので、
実際の商業的な仕事としても、今すぐにではないですが、
ゆっくりですが実益を生むと私は感じます。


●で、逆に、私からの雑談ですが、
麦藁帽は、結局は、あのあと、あまり被る機会がないままに秋になってしまいました。

砂手と、今年こそはやろうと、何度も言っていた「花火」も、
ホームセンターで２年前に買ったままとなり今年も冬を迎えようとしています。


●主に、掲示板の更新情報と原発情報に絞って、しばらくツイッターを
書いていたのですが、もう既に、かなり飽きました。

というより、あの独特の「異常」な世界が私は「嫌い」です。
書きたいことがあるのならば、ブログなりにしっかりと内容をまとめて
書けばいいです。

「ネットの掲示板がゴミだとすると、ツイッターは便所だ」と言った人が
いたそうですが、緊急時の連絡網としての情報以外では、
まったくその通りだと思います。

まったく練られていない、文字通りの、どうでもいようなチャットのような
言葉が書かれているか、リンクが張ってあるか、他人の言葉を引用しているかだけで、
あんなものに、自覚もなく分単位で、注意していたら、頭がおかしくなります。


●私はかなり警戒して、限定的に使いましたが、
それでも、文章とかコミュニケーション手段として全く意味がありません。

ですから、私はツイッターは、草稿を書くきっかけのように使い、
書いたものは、のちに掲示板などに掲載できるような素材以外は、削除しています。


●何年も前に、他所の掲示板などに書いていたときも、
常に私は、それが掲示板や本の原稿となる下地の草稿というつもりで
書いていましたから、掲示板や、どんどんタイムラインが進んでゆくツイッターといえども、
無責任で、極端に軽薄なことは、書きたくはないのです。

まー、とにかく、あんなのに時間を、一日に何時間も取られていては、
「人間やめろ」というのも同じです。



●そして、いつも思うのは、「なんとなく」「あいまいに」「無自覚に」
情報に接したり、情報を集めてしまう人たちの、どんよりとした、無意識性です。

広く浅く集めた知識など、死ぬときには何の役にも立ちません。

そもそも、広く浅くというのは、広く浅く他人と話を合わせる
という程度の軽薄な効果しかありませんから。

また広く情報を集めるにしても、それは放射能の汚染マップのように
特定のターゲットを絞って「計画的に広く」集めるべきものです。

世の中には、なんでも広く浅く、いちおう知っているというだけの
知識を持つ人がいますが、私は大嫌いです。


●それよりも、視界が狭く、情報にはうとくても、
自分自身の頭で、深く掘り下げたことを多く持つ人は、
あれこれといろいろな事など話さなくとも、たった一つのテーマだけで、
時間を無駄にしない、意義ある会話をかわすことが出来ます。

たとえば、女の子でも、世間知らずで、ものを良く知らないのですが、
それでも、いちいち、言う言葉が、イカしている、かわいい、素敵、
という人は、たまにですがいます。


つまんない話を延々と続ける女性（むろん男性）も私は大嫌いです。

その本人にどういう正当化や言い訳があるにしても、
そもそも、対話とは、絶妙に意識を広げておかないと、
そのときに、本当に必要な話題と、必要のない話題の種類すら検出できません。

そして、結果として、野放し状態の「連想」と「妄想」で
時間を潰してしまい、独り言ならば、無害ですが、その言葉の垂れ流しが他人に向けられた場合には、
他人の時間までも、侵害することになりますから。

もしも情報だけを集めたいのであれば、他者と会話をする必要は何らありません。
また会話をしたとしても、質問したい要点だけを簡潔すべきです。


●実は、そういった駆け引きと、有効な情報だけを検索する能力を最も
発達させるのが恋愛です。
ただし、夫婦や同居は駄目です。

限られた時間をお互いが共有し、楽しむという目的において一致しているのが
恋人や愛人同士ですから、その一点では、目的が同じです。

これが、婚約とか結婚の方向に向かうと、目的そのものが変わってしまい、
相手に気遣いをしなくなりますし、自分の時間も大切にしたなくなります。

恋愛というのは、相手のことばかり考えていては駄目で、
まず自分がしっりとしていなければ駄目ですが、
自分のことしか頭にない人も、駄目です。

その、相手と自分の双方のバランスを取つりり、同じ目的を共有することを
経験的に、感覚的に、学ぶのが恋愛です。


それが、さらに肉体のコミュニケーションに展開したものがセックスですが、
多くの人は、思考、感情、肉体が、スムースに連結されていないので、
性的交渉になった段階で、実際の性的能力と、その人の人格との間に
落差が出てしまい、ぎくしゃくとした展開になってしまいます。



●さて、話はまた変わりますが、
松の間の最新の動画の、Ｐａｒｔ−２にちょっとジョークの字幕を
入れたのですが、
あのアメリカの人、最初に見たときに、ソフトバンクの犬っころと
共演している、黒人の人に、ちょっと似ているなと思ったものですから。（笑）


●これまた話が横道にそれますが、
袴を穿く（はく）と、なんとなく、古武道とかそれらしく見えてしまうことが
私はあんまり好きではないのですが、まー、たまに穿くと、
いかにも、という見栄えはしますね。

ただ、私の場合、髪型が、いまだに時代遅れの８０年代ロックのスタイルをしてますので、
どうも和装（カジュアルな作務衣は別として）は、似合わない面があります。



　　　　　　　　　　　　　　　　●
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