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★分割自我復元★その580●雑記「再定義」の歩み●
by:
鈴木崩残
2016/02/14(Sun)05:20:45
>2/14−16:50 文末に追記しました。
「エゴ」と「セルフ」
●前回の投稿、特に動画中で「汚物のような報告」と言われて、
「あ、これ私のことかも」とか思い込んで、
引いたり、凹んだ人もいたようですが、
いいかげんに、そういう妄想も、ほどほどにしたほうがいいです。
だいたい、汚物メールをよこす人は、
自分のメールが汚物だなんて、微塵も自覚がありません。
きちんとした前書きや説明もなく、
名前すらも、わざとらしく間違えています。
そして、そういうものは、あまりにもお目汚しになるので、
桜の間に掲載したことは、「ほとんど」ありません。
したがって、これまでに報告に対して、
>「うちでなくて、他へ行って相談してください」
と言われなかったかぎりは、
その人たちの報告は別に、汚物ではありませんよ。
●恐ろしく膨大な量の、しかも多様な報告を読んできた、その私に、
「汚物」と言わせるほどの、ひどいメールというのは、
それなりの「次元の違い(下層次元という意味)」があります。
この私ですら、汚物と断定するようなメールは、そのメールは、
世の中の99%の良識的な神経のある人たち(または無明庵の読者)が見ても、
「うぁ、ほんま、汚物や」となるものです。そういうレベルなのです。
●こんなメールが来ました。
>>音声ファイルや動画、何気ないものの中に、
>>見落とせないものが詰まっていると思います。
>>ですが、ですがですよ、
>>あの排尿シーンの崩残さんの「声」には、笑ってしまいます。
こういうの、私好きなんですよね。
いえ、下(シモ)の話だからではなくて、
そういうところ、ちゃんと聞いているんだなと、うれしいわけです。
なので、これまでに、今回のCDに関して来た感想も、
内容についてよりも、声についてのものを感想欄に掲載しました。
私としても、「分割自我復元」のDVDを除いては、
音声だけというのは、初めての試みでしたので、
内容よりも、むしろ、それがどう伝わるかというテストを兼ねていました。
●結果としては、私個人は、
文字も声も、どちらも使うことに違和感はありませんが、
それぞれに用途が違います。
前回の、サポート・トークのように、
本音の感情がこもると、いろいろなトーンの起伏の中で、
時には、「ホントに馬鹿!」とか言います。
だって、そうなんですもの。
本当に軽薄な同意や、軽薄な拒否の条件反射、
これだけのままで生きている人が多すぎます。
文字を読む時にしている事
●さて、
文字というのは、皆さんがここを今読んでいるときに、
「皆さん自身の声」に変換して読んでいる人が多いはずです。
文を読むときには、そのときに、頭の中に反響しているのは、
皆さん自身の朗読の声です。
(いちいち朗読しないで、文字から直に理解する場合も多いですが。
たとえば、英文や、数字や数式です。)
そこで、皆さんの頭の中の声ではなくて、
内容を作っている、私自身が、私の声で説明すると、
「何が問題なのか?」や、「足元の宇宙風景」のような、
ああいった、音声になるわけです。
●かなり口調が崩れて、ほとんどラジオトークと化した
「ひとりがたくさん」では、もはや、あれは日常の私のしゃべり方です。
*********
「再定義」
●ところで、
精神世界で、非常にあいまいな定義のまま、暴走した用語が二つあります。
ひとつは「エゴ」。
もうひとつは「自我」。
どちらも、精神世界のある分野では、悪いもののように言われ続けました。
「エゴ(英語では「イーゴ」みたいな発音)」に関しては、
エゴダイエットだの、日常会話でも、「あの人のエゴだ」とか
普通に使われています。
実は、この「エゴ」という言葉は、最近手がけている、
ある本の日本語への翻訳でも、私は全部、変えました。
エゴと書かずに、すべての本文中の、エゴの部分を、
「歪んだ欲望」と記しました。
これは、皆さんからの、AC人格報告を膨大に見てきて、
その生きた知見から、導きだされたものだからです。
エゴとは、何なのか?
辞書で調べても、毎度のことで、辞書の中には、すっきりする説明はありません。
●しかし、現実の体験と、皆さんからの報告を通じて、
私が至った結論は、エゴとは、単なる利己主義のことではなくて、
まさに、毒親譲りの「AC人格そのもの」の発想しそうな動機と行動、
ということになりました。
つまり、「歪んだ欲望」。
●一方で、ダイジが「欲望は、欲望を生きるしかない」と言い、
Oshoが、「十分に、エゴを生きなさい」といった趣旨のことを
残したように、その本質においては、
人間の欲望や欲求というものは、無視されるべきものではありません。
カルト宗教ではないのですから、無明庵には、
くだらない戒律など存在しません。
むしろ、ここは「反禁欲」です。
トラウマを掘った人ならば、次の事実は、一目瞭然です。
毒親に禁止されたことが、
そのまま皆さんの「戒律」となってしまっている(しまっていた)。
その結果、無様にも、
欲望を生きることができなかった、冴えない人生、
その結果が、AC人格の出来上がりです。
●欲望には、ふたつしかありません。
AC人格のそれは、歪んだ欲望。
その異常性と正常性の線引きも難しいのですが、
ご自分のAC人格を分析したことのある人であれば、その差は明確です。
正常な欲望、これは、AC人格の中に、まだいる人や、
後天性の全自我の人でさえも、
判別するのに戸惑うことは多いと思います。
しかし、なんでもかんでも歪んだ欲望ということは断じてありません。
ただ、AC人格の場合には、ほぼ全部が歪んだ欲望に分類されます。
このあたりは、個別のメールで、いつも助言してきたことです。
どの意志は、毒親に汚されていないか、
どの意志は、毒親の汚物を食らっているか、
その判別を、こちらで見極めることもあります。
実際に、これは、かなり難しい問題ですから。
*********
聞きながらメモを取る
●さて、前回のサポートトークでもそうですが、
あの程度の、ソフトな口調ですら、ムカついて腐っているような人、
腹いせに、ブツブツ頭の中で独り言を言って、何かに当たっているは、
メモを取ることすらしていないと思います。
そもそも、話し言葉など、明確に記憶できるわけがなく、
結局は「漠然とした印象」しか、捉えられないはずです。
自分が理解できそうな部分、
自分が共感した部分、
または、自分が「むっとした部分」、
それ以外は、あなたの頭には、何も残っていないはずです。
そんな会話ばかりを、日常でもしているから、職場や家庭でも、
他者と、いちいち、ぎくしゃくして、
AC人格満開になっているだけなのです。
*********
●昔、私は、会社で、
相手が言ったことを、(たとえ、相手が怒って言っていても)
その場で「メモ」にとったことがあります。
つまり、上司や社長などの相手が私に怒って何か言っていても、
「すいません、ちょっとだけ、ゆっくりお願いします。メモしていますので」、
とやるわけです。
「要点としては、こういうことですね?」
と、メモを確認しながら、相手に言うわけです。
これをやると、怒っている相手は、とたんに、口調がトーンダウンします。
なぜならば、メモを取るということは、
社会的には、「相手の言うことを、よりちゃんと聞こうとしている」
という「ポーズ」になるからです。ただのポーズにすぎませんがね。
相手によっては、「メモなんか取らずに聞け」と言ってきますが、
そのときには、私がよく言ったのは、
「私、頭悪いんで、メモしないと理解できないのです。」
これでOKでした。
●これをすると、相手は、証拠のメモを取られているということ以外にも、
ふだんは、口からでまかせに、しゃべっているのを、
少し、遅くして、自分でも反芻しなければならないからです。
皆さんも、自分の言っていることが、
家族または、職場の人に、その場でメモられてゆく、としたら、
あなたは、要点をまとめて話さないとならなくなります。
単なる勢いでしゃべるのとは変わってしまいます。
●というわけで、私が桜の間に出す、トークの動画、
または製品になっているCDのトークを聞くときに、
どれだけの人が、メモを取っているでしょうか?
気楽に聞きたい人のために、
むろん気軽に聞けるような口調や、話題の展開にしました。
だから、「万人向け」としたのです。
だから、それはそれでいいです。
しかし、本当に把握して、自分の頭で理解しようとしたら、
メモを取り、そのメモを見て、自分の頭で考えることが必要になります。
こうしたことは、仕事上で取材をしている人には当たり前のことですし、
営業の仕事でも、何でも同じです。
メモも取らずに、頭だけで処理できるほどの人間なんて、そうざらにいません。
(用件の内容にもよりますし、個人差があるので、まったくいなくはないですが)
しかし、メモというのは、自分の頭を使って、
相手の言葉を「自分で要約する」、ということです。
この段階でも、
言われたことを、ただ筆記する書記のような人、になってしまう人も多いです。
しかし、一方では、要点をつかもうとするメモをする人もいます。
よく知られたことですが、
これが、学校や講義でも、勉強の出来る人と出来ない人の大差です。
ノートのとり方の差です。
●そういうわけで、発売した2枚のCDについては、
気楽に聞き流してもいいですが、
この桜の間でのサポート情報については、メモを取れば、
その要点の中に、文字に起こしてもしかるべき、大切なことを
たくさん言っているはずです。
***************************
自他の区別がつかなくなる人
●こうして、文字でここに書いていると、
すでに言ったように、皆さんは、自分好みの声、
あるいは、ほとんどの場合には、
自分の声で頭の中で言葉におきかえています。
その段階で、自分の朗読の声によって、歪曲が入ります。
フィルターがかかってしまうわけです。
しかし、ダイレクトに私がしゃべれば、
自分の声として解釈は出来ず「他人の声」として認識します。
なので、皆さんが、文章を読むときに、
自分の頭の中の声で処理することによって、
無自覚のうちに、勝手な誤解をしてしまうのを阻止する、
そういう目的が、トークCDにはありました。
●これを無自覚にやっている人の最大の特徴が、
他人の言ったことと、自分の考えの区別がつかなくなっている、
というもので、報告事例の中にも、山ほどありました。
まったく無自覚のうちに、他の自我復元ブログの人の書いたことや考えを、
いつの間にか自分の考えたことのように錯覚しているのです。
ただのコピーにすぎないものを自分の考えと完全に混同しています。
確信的に意識的に模倣をやっているならともかく、
見ると、その様子もなく、そのことに気づいていないのが驚きでした。
報告者の、あるいは報告内容のうち、そういう箇所が1/3ぐらいあります。
●これが起きてしまう原因のひとつが、
文字を読むときに、「自分の頭の中で、自分の声による朗読」に
変換してしまうせいです。
そんなことをしていたら、人と自分の区別がつかなくなります。
なぜならば、他人の言葉も、自分の言葉も、
「同じ音声に変換されている」のですから。
そのうち、脳で処理されるうちに、
誰が言ったことなのかも、わからなくなります。
わかりやすくいうと、
「自分の声の言ったこと」という、「同じフォルダー」の中に、
何かで読んだものも、自分の考えたことも、
ごっちゃに放り込まれているのです。
再生したり、呼び出したときに、区別がつかなくなります。
●だから、私の言うことを「皆さんの頭の声」には変換させない。
それが今回の一連のトークの効果のひとつでした。
耳から入った言葉というものは、
「語った人の声とセットで記憶されます」。
すると「この考えは、あの人が、あの声で言ったことだった」と区別できます。
そうすれば、誰が言ったことだったか忘れたとかにならず、
また、自分の考えと他人のそれを、間違うことはありません。
*********
話題が、すっかり、表題からズレました。
簡単に言うと、
エゴ、エゴと連発する人は、よく意味を考えたことがない。
「エゴ」とは、「歪んだ欲望」のこと。
ただし、欲望は、その本人にとって、
有害なものと無害なものを、区別をしないとならない。
*********
●次に、「自己」「自我」など。
英語では、「セルフ」に該当しますね。
だもので、
「ハイヤーセルフ(高次自己)」とかまで言い始めたわけです。
しかし、この「セルフ」にたいしてさえも、
「No セルフ」、
つまり「無自己」ということを言う分野があったために、
ここでも大勢が誤解をして、存分に頭が狂ってゆきました。
この場合の狂うとは、良い意味での狂う、ではなく、
単なる、精神薄弱的な状態になった、という意味です。
「セルフ=自己」、これも、散々に、
「自己はない」だの、自我があるから悪い、
自我がなくなれば、などと、
いいかげんな言葉だけが氾濫しました。
言うまでもなく、自我復元が再生して、再起動しているのは、
まっとうな「自己」や「自我」です。
●精神世界という分野の一部は、この「自己や自我」を、
さんざんに、踏んだり蹴ったりしてしまいましたが、
精神医療の分野では、自我の確立ができなかった子供や大人を
病んでいると定義しているのですから。
この知見は、ある面では「完全に正しい」です。
自我は低いものではなく、
「それを経験して、通過すべき、大切な時期のひとつ」です。
それを私は、発売したCDの中で、
「ある年齢の時代、ある機会にしか出来ないことがある」
「だから、自我を大切にしてください」、
という、たとえで話したはずです。
*********
覚醒体験者の言葉
今、「何が問題なのか?」のゲート4で紹介した、
覚醒を得た人の和訳が、
何度かの訂正を入れて、もう少しで完成します。
一部ですが、
著者、ご本人に、文意を尋ねないとならないとならないほど、
難解なところがあり、まだ、もうちょっとかかります。
和訳、つまり「和文」としては、かなり、よく出来たと思います。
何が問題かというと、これは、
普通の翻訳家の人には、扱うのが無理だということです。
英語がどんなに出来る日本人でも無理です。
すべてが、
悟りの前や、悟りの瞬間、悟りのその後、のことについての描写なので、
体験者以外には、意訳が不可能なのです。
下手な和訳をすると、とんでもないことになります。
慎重すぎるぐらいに、めいっぱい細部まで気をつかいました。
あと、もう少し。 3箇所だけ確認が必要。
それで、一人の読者の方と、がっつり組んでいます。
(むろん、こういう大切な作業は、必ず自我復元実習者の人とです)
直訳と意訳のアウトラインは、その方がやってくださったのですが、
文意を通し、かつ、文字や読みとしての雰囲気を損なわないように、
著者の言いたいことを伝えるための和訳は、
むちゃくちゃ、しんどかったのです。
●日本語の語尾なども、非常に複雑なので文意によって使い分けました。
たとえば、「死の中」の場合の、「in」でも、
死の中 に、
死の中 を、
死の中 へ、
死の中 で、
などで、ニュアンスどころか「真意そのもの」が変わってきます。
また、「消える」という言葉も、
消える、
消え去る、
消え失せる、
消えゆく、
などを、原文が描き出している「情景」によって、使い分けました。
「行く」という言葉でも、
「いく」と「ゆく」の、音の使い分けも必要でした。
また、「体言止め」にするか否かも、複雑でした。
〜の覚醒。
〜の覚醒だ。
〜の覚醒である。
〜の覚醒なのだ。
など、文意によっては、
「強調する強さ」を、一文ごとに、変えないとならないものがあります。
名詞ひとつとっても、
壊滅、
破滅、
破壊、
絶滅、
全滅、
殲滅、
滅び、
などなど、どの漢字、または読み方を選ぶかで、
そこから滲み出たり、醸し出される「ニュアンス」の違いが生じます。
●そんな、しんどい作業の中で、自分で楽しめたのは、
この訳文を、自分の頭の中で、
故・岸田今日子さんと、渡辺謙さんの、両人を入れ替えつつ、
朗読をさせてみたことです。
この私の監修した、和訳文、
岸田今日子さんに、読ませたら、最高だったかもしれません。
近未来には、きっと、
岸田今日子さんの声でしゃべらせるソフトウエアが出るかもしれません。
************************************
もはや、魔術か
■最後にリンクするのも、失礼というか、なんですが・・・
すげぇーな・・・・、さすが、スーパー全自我人だと思った。
自我 復元後 日記「002」の記事。
もう、これって、真性のグルジェフワークでっか?、の世界です。
かつて、10代から20代のころの私がやっていたことです。
自分の中の、すべての思考の「不審な挙動」を、自分で暴く作業。
そして、現実の生活の中で、
自分が、もくろんだように自分の言動を変えること。
これが本当の意味での「魔術」です。
魔術というのは、魔術的な道具を扱うのは、あくまでも補助または共演。
ダイアンフォーチュンだったか、バトラーの言葉だったか忘れたけど、
「魔術とは、己の意識に変革を起こすことなり」と学んだ覚えがある。
外部にどう作用するかは、それ次第。
↓
http://mmjhb11.exblog.jp/
注釈・/グルジェフワークとは、ざっくり言ってしまうと、
「自己想起と、注意力の状態を、
毎瞬間、微塵も怠らず維持すること。」
徹底すると、かなり、しんどいことになりますので、
一生続ける必要があるどうかは別として、
それによって身につくものもある、というのが私の見解です。
「あび」さんの場合は、タロットで言うならば、
ゼロの「愚者」(原点)を通過して、
そろそろ「魔術師」の段階に入ったようです。
そもそも、タロットカードを占いに使っているだけの人というのが、
私に言わせれば、馬鹿です。
タロットカードは、占うものではなく、
その絵柄の象徴するものを、順番に自分で実際に生きるものです。
また、占い終わったら、
そのまま片付けて、しまってしまう者も多い。
そういうのを、ド素人という。
展開されたカードは、そこから、複数の使い道がある。
_________
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