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2007年3月までは
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[1197]
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『賢者と村人たち』-3-
by:
砂手
2007/05/27(Sun)04:23:08
第2章
「亡霊」
いったい村人が守ろうとしているのは、何かというと、
「己自身を見たことがない。」というところにヒントがあります。
己というのはいつも、そこ、自分の中心にあるのに、
それを見たことがない、というのは、滑稽な話です。
が、己から逃げることによって、簡単に、己を見られなくなっているのです。
なぜ、逃げたのか、というと、
それは、誰もが覚えているはずなのですが、
「生きていく為にそうするしかなかった。そうするのが正しいと思った」
と、逃げた時のあなたは、口走ったはずですよ。
己を隠し、
別の者を己と思い込むこと=亡霊
を自分とすることで、その場を都合よく生き抜いたということです。
その者の魂は、愚かであり、未熟としか言いようがない。
「己」という唯一無二の宝物を、隠し、投げ捨て、
亡霊に魂を売って、その場をやり過ごすことを、
これぞ人生だと、これぞ人間だと、これぞ成長した大人だと、思っているのだから。
そして、子供の頃から、「己」を売り続け、
その場しのぎの取引を亡霊との間で、繰り返している者は、
やがて、天秤が完全に傾き、完全に亡霊となってしまって、
もう永遠に「己」に帰ることができない。
変化した後の私は、
「己」が誰の中にも、ある、という当たり前のことを知っています。
「大きな猫は、まさに、『こ れ』 を見ていたんだ。」という事を、
歴然とした共通認識として痛感しました。
だから、大きな猫が、頑なに譲らない、
「だから、 そ れ 以外には容赦しない」というのは、
それ以上ないほど当然のことだったことを、理解しました。
当然のことながら、「己」に優劣はありません。
誰の「己」も過不足の無いものです。
「己」があなた自身なんですよ。
「己」は、尊厳そのものです。
しかし、多くの人々は、その「己」をやすやすと、軽んじ、
その場その場で、軽んじては、「亡霊化」するのです。
自分が、そうしてしまった、ぶ厚い亡霊の層に阻まれて、
本質である「己」にもう、辿りつくことができません。
「「己」」から離れるほど、亡霊が力を増して、亡霊の渦が強くなり、
重くなって行き、今度は、そこから逃れられなくなるのです。
そういう状態になってしまうと、「己」は永遠に見失われ、
>亡霊こそ、「我」という思いでいっぱいになっています。
「(亡霊を差して)これこそ「我、われ」なんだ。」と叫ぶようになり、
さらには、
他人が、その(ニセモノの)「我」を、否定するようなことを言うと、
狂ったように、反撃します。
それこそ、狂っているように、です。
>そして、亡霊は、攻撃が利かないとわかると、
>すぐに、哀れをよそおって、その亡霊を否定した人に対して、
>「泣き落とし」に入ります。
このようにあなたは、せっかく授かった「己」を軽んじたあげく、
そんな亡霊を「我、私」だと保守する。
そして、その亡霊は、亡霊であることを正当化する為に、
「己」を大切に守っている人を無意識的に攻撃するのが、常である。
これは、何度言っても言い足りないような習性です。
その亡霊たちは、
「己」を「大切に守っている人」までをも攻撃して、
「「己」を守るより、「己」を誤魔化して、
亡霊化した方が、得である、生きていく上で、得である。」
と思わせようとし、
実際に、亡霊と取引させることを目的としているのです。
>自分と同じような、選択を他人にさせて、
>亡霊化した自分の人生を正当化をしたいわけです。
『亡霊化の連鎖』
自分の「己」を軽んじた人は、他者の中の「己」も軽んじる。
自分の「己」を虐待した人は、他者の中の「己」も虐待する。
「己」を死守した人は、他者の中の「己」も大切にする。
人は、自分に対して為した事しか、人に対して為すことはできない。
自分を愛したこともない人が、人を愛することは出来ない、の真意はこれです。
「己」とは、自分の子供のようなもので、それを見捨てるということは、
実際に、「子供を見捨てるのと全く同じのことを、やってしまった」ということです。
自分の中「己」を軽んじた人は、実際の自分の子供の中の「己」も軽んじます。
自分の中の「己」を大切にしなかった親は、
子供の中の「己」も見えず、大切にできず、
子供の中の「己」を虐待することに、躊躇が働きません。
親が自分に対して為してきた事を、子供に対して為すことに、
どうして、ためらうでしょうか?
そのように「己」を大切にせずに、
亡霊化してしまった親の元で育った子供が、
「己」を売り、親にこび、亡霊化する確率がとても、高いのです。
親が、子供に、「己」を売らないと、到底やり切れないという場面を
日々与えることで、子供のことも、亡霊化させます。
あるいは、「己」を売ると、こんな良いことがある、
という「調教」をして、飼いならしてゆくのです。
こうして、「己」を売る、亡霊化現象は、親子間で、連鎖してゆきます。
本当に愚かな連鎖です。
こういう亡霊化した子供達は、
こういう親の元に生まれたのだから、いたしかた無いと、
今までは思っていたのですが。
あまりにも、やすやすと「己」を売り渡してしまう、この子供達というのは、
それ自体、自業自得ではないのか?というのが、今の見解です。
親から受ける脅しに負けてしまい、
唯一無二の自分の尊厳である「己」を、やすやすと、売り渡してしまうというのは、
そもそも生まれて来た目的が、
「己」を死守すること、では無かった人達ということだとすら言えるのです。
「己」の尊さを知らない人達が、「己」を売り飛ばす。
「己」を売って、何を買うのか?
「己」を売って、その場しのぎの、飯?立場?
そうしないと、生きていけないから。生きていけなかったから。
しょうがないじゃないかと、
そんな言い訳がまかり通ると言うのだ。
いったい「己」を失って、生きている意味、あるのか?
何度も聴きたい。
「己」を失って、生きている意味、あるのか?
「己」であることが、根本であるのに、いつも目先のことばかりだ。
え?肉体活動のみを、やりに来たのか?
え?今の、あなたの思い、考えなんて、亡霊の汚物じゃないのか?
あなた自身の手で、あなたの尊厳である「己」を売り飛ばしたのに、
なぜ、あなたのなれの果ての亡霊を大切にする必要がある?
>そして、亡霊化したあなたを、他者が大切にする必要がどこにあるのか?
私は、人の中の「己」を大切に思っています。
そこにいる亡霊ではなく。
だから、亡霊には容赦しない。
亡霊は人に対して、いつも、「私を大切にしてよ!」と強要する。
>あなたが、あなた本来の姿を大切にしなかったくせにだ。
「己」という宝物を授かったのに、それを軽んじている人は許さない。
「己」という宝物を育て、守ろうとする人を私は見守るし、愛している。
『亡霊=ゾンビ』
だから、私は、亡霊化した人間=ゾンビ連を、あちらの世界で
区画を分け、幽閉し、
二度と、尊厳ある人の静かな人生の邪魔をしないように
「霊的な世界」でも、仕事をしようと思っています。
繰り返し、言っておこう。
そこの、亡霊化した人間=ゾンビたちよ。
あなたの額に、「ゾンビ印」が付いているから、あなたたちは
差別されている訳ではない。
あなたの性格が、醜いから、卑怯だから、せこいから、陰湿だから、
ずるいからと、
私の主観から見た、あなたの印象によって、差別しているのではない。
私が、あんたを差別して、はばからないのは、
あんたが、あんたの宝物である「己」を売り渡すという、大罪を犯し、
それに甘んじるだけ甘んじたからだ。
そして、「己」を売り渡した者同士で、
そんな自分を自己正当化するために、
傷を舐めあい、汚れを舐め合い、「許し合う」。
もはや、それは個人ではなく、「群れ」である。
「群れ」として、群れという多数派として、
横暴の限りを尽くすことになる。
そして、それでは飽き足らず、群れ以外の他者にまで、
その汚物をぶつけては、引きずり下ろそうとすることをやめない。
だからといって、
その「群れ」は、そっとしておいてあげれば、無害であるということは
決して無い。
その「群れ」は、必ず、「己を大切にしようとしている人達」までをも、
卑劣な方法で、引きずり落とすために、偽善と罵声を仕掛けてくる。
しかし、始めに仕掛けておいても、
必ず「私達がはじめに、攻撃を受けた被害者なのだ。」
ということを、主張するのである。
『本人が自覚していない大罪』
さて、最後に、
なぜ、「己」を売り渡すということが、大罪なのか説明します。
それは、はじまりに、あなたが「己」を欲しがったから。
そして、「己」を何があっても、守りぬくと誓ったから。
(つまり、あなたは自分に対する、
「最大の裏切り行為」をし続けているということ。)
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