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助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1292]
■
◆禅書道日記−その35 「希釈自我」の分割についての雑談
by:
鈴木崩残
2009/08/21(Fri)10:00:07
◆たまには、辛口コメントでもやりましょうかね。
ちょっとムカついたメールが来たので、そこから話の切り口を
作りましょう。
こんなメールです。
↓
>>彼女は現在分割自我(8分割?)なのですが、
>>一自我だった時の記憶だろうと思うのですが、律儀な職人気質の男性を感じる時があります。
>>その男性に対して私は好感を感じていまして、
>>元の自我へ帰還してくれることを望んでいます。
>>(彼は魂の若さ故に分裂したかもしれません。)
>>そのためにはまず意識がハートへ移行することが必要だと思っています。
とまー、こういうメールなわけですが、
おいおい、あんた一体、何様のつもり?と思いましたよ。
だいたい、このメールをよこした本人がどうみても、八分の一自我以下です。
とても他人様のことをどうこう言える状態ではないのに、
ずいぶんと、知ったようなことを言うもんだと呆れましたよ。
◆それに、相手の後頭部にでも「この人は1/8の希釈自我です」とか
製品ラベルでも書いてあるのを、この人は、見たのでしょうかね?
まるで、御自分が、希釈されていないような言い方の前提で、
相手を見下していますが、
正当な理由によって、見下してよい場合と、悪い場合があって、
あきらかにこの文面から見れば、
何も知らないのに、知ったかぶりといったタイプですね。
困ったものですが、無明庵の読者にはそんなに多いタイプではありません。
他から流れてきたのでしょう。
◆さて、希釈自我とか、分割自我とか、よくわかってもいないのに
ネタにしてしまう人がいるのだとしたら、少しちゃんと説明する
必要がありますので、ざっと、概略を蒸し返しておきます。
●一つの魂が1000人に分割されることはあり得ない
これはあり得ません。少なくとも、そんな事は、この惑星では
必要ありませんし、私個人は、そんな話は聞いたこともありません。
だいたい、どうしてお墓の前から、「千の風」になる必要なんてありますかいな?
比喩として持ち出すにも、完全に間違っています。
100人に分割することすら、あり得ません。
◆そもそも、分割自我というのは、以下に説明する3つの要因で
生ずるものですが、
せいぜい、その分割数は、現在の地球では16分割で、
それ以下となると、動物合成も混ざっていると私個人は見ています。
●希釈自我が生まれる3つの要因
◆そもそも、私が、この「希釈自我」を問題にしたのは、
転生の矛盾と、人口問題にひとつの回答を与えるためです。
(目的は、それだけではありませんが)
仮に1650年の世界人口を、総務省のデータにしたがって、
約5億人であったとすると、
>>19世紀前半に10億人を超え,1960年に30億人,1975年に40億人と,
>>次第に増加のテンポを速めてきており、年平均増加率も,
>>19世紀まで0.4〜0.5%程度であったが,20世紀に入り急激に上昇,
>>1960年から70年までは 2%台を記録した。
>>その後,人口増加率は次第に低下しているが,
>>1987年に50億人,1999年に60億人を超え,
>>2001年の世界の人口は61億3千万人となった。
>>世界の人口は今後,増加率は低下していくと予想されるものの,
>>人口そのものは増加が続き,2025年には79億人,
>>2050年には93億人になると推計されている。
ということになります。
さて、仮に、単一の魂がもしも生まれ変わっているのだと「仮定」すると、
この人口の元になる核は、
どこから「地球のこの次元に、輸入されているのか」という
当然の疑問が出てきます。
なにしろ、単一の魂が転生を繰り返しているだけならば、
人口増加という現象には矛盾が出てくるからです。
◆ここで能天気な、スピラー系の「宇宙おとぎ話」の好きな人たちときたら、
「他の天体」といってしまうわけですが、
私個人は、そんな話、聞いたこともないですよ。
だいたい、竹の間で何度も指摘しているように、
そうした「集団就職」または「行政調査」が入るのは、
めったにあることではなくて、
しかも、1700年代から、15倍もの人口の魂が、
他の天体の文化圏から移植されていたら、地球の現在の文化はあり得ません。
◆で、次にわけのわからん電波を飛ばしそうなのが、
「別の次元」「並行する霊界から」「パラレルワールドから」来たんだ、
という主張ですが、これまた、説得力が全くありませんし、
証拠もむろんありません。
自分は霊界の存在だと自称する、どこかの「のうたりん」が、
勝手に言い腐っていることに過ぎないと、私は見ています。
◆そもそも、そのような多少なりとも異質性を持つ別の領域から、
単一の自我を持った存在が、15倍以上の数の集団でこの惑星の
この次元に輸入されていたら、
良くも悪くも、つまり状況が悪化するにしても、
このほぼ完全に停滞しきったような今の地球人類の実状にはなりません。
◆そこで、考えられることは、昔からお馴染みの「分割方式」ですが、
これには、三つの原因があります。
希釈自我が生まれる三つの原因
■1−核である「本人の意志」によるもの■
このケースは、私は、生まれてこのかた、今回の生では、
「片手の指の数」ぐらいしか、目撃していません。
ようするに、自分で決めた何かのプロジェクトをやるときに、
ナルトの分身よろしく、何人かに「手分けしたほうがいい」と、
自分の意志で自分を分割したというタイプの人ですが、
そこまで意識的にやっている人など、この50年の間に、
ほんのわずかしか見ませんでしたよ。
これらの人たちは、ほとんど例外的な人たちです。
■2−次は、「本人のドジ」で、希釈された人々■
これは契約上の本人のミスです。
人間がもっとも陥りやすいミスは、
「自分の苦しみを他者も背負って欲しい」とか、
わずかにでも、脳裏をかすめたときです。
これを思考してしまった瞬間に、あなたは、
自分にやってくることを全部自分ひとりで引き取る意志がないと
言っているようなものです。
そうなれば、誰かに自分の負担の一部をやって欲しいというわけですから、
必然的に、自我は分裂しますし、そのことについて後で文句を言う
資格もありません。
わかりやすくいうと、
奥さんが旦那に「あんたも少しは家事を手伝ってよ」とか、言うのと
同じです。
「人権だの、男女平等」だのと、そういうことを振り回して、
「お前も、私の苦労を背負え」ということを誰かに対してすれば、
結局、お望みどおり、あなたの苦を背負う「他者」に、
あなた自身が依存するハメになります。
これが原因で、自分が全部の苦を背負う覚悟をせずに、
自分で好き好んで、希釈された人々がかなり多くいます。
これは、まさに自己責任です。
自我というか、魂の単一個性の「管理権」を、自分で放棄したのですから。
■3−強制分割された自我■
で、実は、私が本当に問題にしているのは、この三つ目です。
これは、本人の意思によらない、強制的「希釈分割」です。
そもそも、この世界(どこの宇宙でもそうですが)に、
正当性の全くない言動や行為や、強制執行力がある
ということぐらい、いいかげんに認識してください。
すべての事象は、縮図であるということぐらい、
精神世界のどんな馬鹿な人でも知っているはずです。
となれば、この地球上で、まったく理不尽で、
まったく正当性のない、まったく人権など無視した極道のような
政策や、法令が存在するのは、宇宙の中であっても、全く同じことです。
そういったことから、
私個人は、この現在の地球での「希釈自我」の蔓延には、
「正当事由」がない、と断定しています。
◆ようは、これは「不正行為」です。
では、「誰」による不正行為なのかとなれば、
それは、地球の「下級管理人(マンションなどの管理人と同じ程度の凡人)」
が、オーナーにたいして「納品偽装」をしたということです。
これが正しくは、「宗教に汚染された地球人」の著書に私が明記したことです。
◆しかも、あなたが、「惑星の下級管理人」を問い詰めたとしても、
キッチョウのババーのようなガイアが横から、
「何も、しらんと、言うとけ」と、馬鹿息子に、口止めをするわけでして。
◆食品偽装や、産地偽装と同じように、
人生を終えた人間という「製品」または「農作物」を納品する際に、
数を水増しするために、
劣化した自我を作り出したというのが、私の結論です。
私が見ていると、
どうも、精神世界系で、自分以外の何かに、
思考の自主的主導権を、完全に握られてしまっている人たちというのは、
常に、「悪い解釈を全くしないようにしている」
「根拠なき能天気ポジティブ」
というのが蔓延しています。
だから、私は前述の著書の中でも、
「一体、どこの誰が、宇宙や人間の意識が、改善されたり、
進化しているなんて、どこの実験室で、証明できたんだよ?」
といったのです。
そんな、「進化論」すら、単なる、一時的な妄想にすぎませんし、
延命効果を持つのみです。
つまり、その妄想にしがみついたほうが、
「いろいろな次元での自殺」をしなくて済みそうだ、
という理由で、多くの人たちは、まったく何の証拠もないのに、
「魂は学習したり、元の一なるものに戻るんだ」
「暖かく見守ってくれている、守護天使様がいるんだい」
とか、しょーもない夢想を続けているわけでして。
まー、そういう、自我のない人たちは、私には関係ない人たちですが、
ちなみに、このメールをよこした人は、
相手の人のことを8分割とか言うてますが、
そもそも、自我が希釈、分割されるときのパターンには二種類あります。
ひとつは二の倍数で分割されるもので、
単純にいえば、豆腐に、物理的に包丁をいれるような形で、
2、4、8、16というタイプ。
現在までに、私は16までしか認識したことがないので、
100とか、1000に(馬鹿でっかい、よその天体の事は知りませんが)
「この地球」で分割された自我など、私個人は、一度も見たことはありません。
仮にカルト信者が1000人集会をしていたとしても、
彼らは、一個から分裂したものではないですから。
さて、もうひとつは、3、6、12、24という形で、
3の倍数が二倍される形で、自我を切るという方法。
これは、わかりやすくいえば、色が三原色になり、
その補色をいれて6色になるのと同じです。
つまり、人間の元の自我を、
プリズム的に分割するか、それとも包丁で切るかの違いだけです。
●「希釈自我」と「真我」は全く違う
◆で、さらに、困った人たちがいて、
その人たちは、希釈される前の自我とか、あるいは希釈自我と、
真我を混同しています。
そもそも、自我というのは、真我ではないわけで、
逆にいうと、真我というのは、それを持ち得ない人間というのは、
「心理的葛藤・心理的な苦」そのものすら成立しませんので、
(これが良いか悪いかは別問題です)
つまり事実上、または「論理上では」、
真我を持たない人間は、地球では存在しない、ということになります。
ただし、その機能が優勢であるかきわめて劣勢であるかに
大きな違いがあります。
◆だから、魂のない人=自我のない人という言い方もおかしいですし、
真我と自我を同一視するのも間違いです。
自我というのは、まず一次自我、「無希釈の全自我」であるためには、
自分が背負った、どういった問題であっても、
■1−「平行する同種族の他人に、自分の苦痛や責任を投げないこと」
■2−「平行する同種族の他人の責任を、安易に引き取らないこと」
つまりは、平たくいうと、可能なかぎり、
不当にアンバランスな形で、
「助けられたり、助けたりもしない生活」をしなさい、ということで、
自我はこのことによって、単一性を死守します。
ただし食料も自給自足としろということではありません。
正当に等価の金銭や物々交換によって、
他者と関わるのは問題ありませんが、
あとあとの転生で、自分で自分の足をひっばるような原因になるような、
「余計なお世話と余計な依存」、この二つを避けろということです。
◆すると、むろん、誰もその人を理解もせず、助けもしないために、
その人の自我は、一般の人よりも、大きな領域でも、
その核の一部が「孤立」することになります。
◆それでも元にあった「全自我」を最後まで死守し続けた人の中から、
その自我が「自然に飽和」に瀕する人たちがわずかにいます。
そのように使い尽くされた自我が、死滅する段階になって、
はじめて、真我に「必然的な出番」がやってきます。
それまでは、自我がいくら、真我に憧れたところで、
そんなものは、全部、自我に妄想を与える「道楽」か「麻薬」に
すぎません。
必要もないものを欲しがっている状態にすぎません。
◆で、自我というのは、
もしも「その拡大を止めなかった場合」には、
最後の最後には、
原初の宇宙そのものと同じぐらいに「一人っきりに孤立」した状態にまで
追い詰められることになるわけですが、
かなりの「下等階級」に属する人間にすらも、それが起きる唯一の原因が、
そもそも、「人間をより、効率よく労働(苦痛を発生)させるために」真我を埋め込んだからです。
◆ですから、この心理的な苦痛を発生する因子の「真我」と、
分割される可能性のある「自我」を混同しないでください。
真我の場合には、希釈も分割もありません。
構造的に、そんな必要が全くないからです。
それは、量で測れるものではありません。
わかりやすくいうと、
それは「プログラム内容」ですから、量の問題ではありません。
いっぽうで、自我は、電圧のようなものなので、
分量計測することが出来ます。
だから、対象を見たときに、その相手が、何分割なのか、
おおよその推測がつくのです。
別に、後頭部や額に、「この製品は1/16」とか書いてあるのではありませんよ。
長く人間の生の、しかも無希釈の「しんどい自我」を生きてきた人は、
経験則で、「本来の自我の重量」を知っていますので、
それと比較して、おおよその分割数を見極めるのです。
そして、もしも、本当にそれこそ、悟りでもしたいのであれば、
基本的には、まだまだ、多くの転生をしながらの場合には、
4分割の自我ぐらいまでが、
まず全自我に、戻れる可能性のある、ぎりぎりの限度でして、
もしも、それ以下になった場合には、
「帰還しようとするモチベーション」すら意識に生じることの
出来ない「劣化品」になっています。
そういう人たちから、たまに彼らが悟りたいといっているものの
「コンテンツ」を少しだけ聞くと、
完全に、悟りを、自分勝手な妄想によって、
「万事解決の為の万能薬」だと、完全な勘違をしているものです。
ようするに、自我が肥大したのではなく、
きちんとした、自我の出番が、なかったことの不満
(ようするに、あれもしたかった、これも本当はしたかったの欲望が)
彼らが勝手に誤認した商品である「悟り」によって達成できるという誤解で、
頭がのぼせただけのことです。
●まー、今回は、書の日記がメインなので、
こんなところにしておきましよう。
あとは、この梅の間を見ている人で、もしもまだ以下の、CDR書籍を
もっていない人がいたら、
「希釈自我」の問題にしても「悟の三分類」の問題にしても、
とりあえず、竹の間に掲載された程度の、部分的な横流しの情報を見て、
勝手な解釈や、無駄なおしゃべりをする前に、ちゃんと読んでください。
◆それと、この本の中に書いたように、
約100年後の、その少女のところに、
この「宗教に汚染された地球人」の文字データを、間接的に
運んでくれる「であろうことに、なるであろう人」は、
今年「2009年」に、無明庵を始めて知ることになる、
「ある人物」になると、私は予測していますので。
◆ちなみに、世の中には三つの種類の本があります。
1−千年とか、二千年とか、人間の勝手な時間の尺度から見れば、
かなり長期にわたって、
時代にはあまり関係なく、「普遍性」を持つ内容のもの。
2−ノストラダムスの大予言みたいに、2000年すぎたら、
現実感をすべて喪失するような、しろもの。
2013年「お祭り系の、お馬鹿な人たち」の情報も、
慌てて、あとから、理屈をつけてあがいても、同じようなもんでしょう。
3−で、最後が、
年数経過するごとに、現実感のフォーカスが明確になってくるもの。
おそらく「宗教に汚染された地球人」は、この三番目に属します。
それは、最初読んだときには、ただのSF物語に聞こえたり、
現実感の薄いものに、今の皆さんの意識では、認識されるでしょうが、
時代を経過するごとに、「現実」として見えてくるはずです。
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