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●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1373]
■
●分割自我●無明庵日記「猫の足跡=その112=」
by:
鈴木崩残
2010/04/14(Wed)01:03:30
自我の復元の可能性
●おおよそ、世界広しと言えども、この話題をたとえ
観念としてでも理解できているのは、おそらく無明庵の読者の人たち
だけです。
そういう意味では、レアですし、逆に皆さんが背負うには
少し重過ぎる荷です。
ここのところまる3日、この問題の解決法ばかりを考えていまして、
これは私にとっても15年ぶりぐらいのことです。
そもそも、何かを継続的に考えるという生活からは
ほど遠いところに住んでいましたので。
●しかし、今回の問題はどうやら、そうも行かないようで、
かなりへとへとになっています。
ヘトヘトで、今日は自転車でゆるやかな坂も歩いて上がりました。
精神的に、まいるという意味です。
ことに自我の問題で、しかも、自我の修復に関わる問題を扱う場合には、
何百、何万という人たちが抱えているその重圧をいったん自分で
抱え込むという方法を取りますので、しんどいです。
●しかし、いくつかの推論ですが、自我を修復できるかもしれない
というものが、あります。
まず、ここで再び明確にしておきますが、
仮に地球の人口が何かの災害や戦争によって、
今の10分の1になったとしても、
分割されて希釈された自我が元に戻るということではありません。
一度栄養分の落ちた野菜が、
いくら収穫量が減少したからといって、
個々の野菜が足が濃くなるわけではありませんので。
よって、肉体を持つ人口が単に減っただけでは、
皆さんの持つ分割自我が補填されて、元に戻ったり、
あるいは1/4自我の人が、自我を補填されて1/2自我に
戻ったりすることは全くありません。
●そこで、次に死後の直後に、向こう側で、足りない自我を
補填して結合できないか、ということを推論したのですがね
この方法は次の二つの理由で無理でした。
ひとつは、死後の世界では、希釈自我同士を結合しても
接着力が弱く、すぐに分離してしまうこと。
ふたつめは、死後すぐに、人間の自我や生産した記憶や感情は、
再製造の為のプラントラインに送られてしまうので、間に合わない。
●となると、残る方法は、こっちの世界、
つまり今皆さんが生きているこの世界で、自我を修復して、
全自我に戻る方法ですが、
この場合には、全自我は一個の肉体だけを必要とします。
つまり、たとえば、あなたが1/4自我の場合には、
あなた以外に3人の人間が肉体的には死んで、
その自我をあなたに提供するという形になります。
むろん、個々にお互いに合意、承諾の上で行われます。
つまり、仲間を集めて結合するという方法です。
●1/4自我などの場合、どの肉体が生き残るかは当事者間での
相談となると思います。
ただしこれはたとえば、あなたが目をつけた特定の誰かの別の
1/4自我を3人集めるということでもありません。
あなたがただの一度も見たことのない人で、
名前も知りもしない、国籍も知らない、まったくのアカの他人でも
足りない自我の電圧を補充できるかもしれれないということです。
何しろ、地球では毎秒何人も人が死んでいます。
チャンスはいくらでもあります。
●ただし、死んでしまっては結合できませんので、
死ぬ前に、生きている間に生前契約をして、
あなたの足りない自我を提供または、共同で復元する作業を
しなければなりません。
●どういうことを意志すればいいのか、
どういう文言で契約すればいいのかは、
アウトラインのみで、まだ詳細はわかりません。
また、その結果として、他者の自我と結合するために、
肉体を捨てて死んだ人がどのような臨死体験や死の体験をするかは
全くデータがありません。
なにしろ、今までに地球では、あまりなかったタイプの死なものですから。
しかしそれらの人たちの死の体験がどうであるかは、
どのみち、誰かの主人格に吸収されるので問題ではありません。
●むしろ問題なのは、ある日、朝起きたら、1/4自我の人が、
合意どおりに死んだ人の自我を足して1/2自我や、全自我に
復元していたときに、その人に何がおきるかです。
この部分は全くの未知です。
ただし、自我の復元で起きることは、
そこに違う人格いくつも重なるというものではありません。
電圧が高くなりますから、現在よりも良くも悪くもいろいろなもものが
意識的に明確になり、また過敏になりますので、
苦は確実に増えると考えてください。
ただしそれまでのような、煮え切らないような、不毛な苦ではありませんが。
●生きている間に、どこの誰とも知らないが、
しかし自我を結合しようと合意した人たちによって、
もしも1/8にまで分割された人でも、あと7つの自我と結合できて
戻れるのであれば、それにこしたことはありません。
ただし、面識もないのに、たとえば夢の世界などで、
そのことに合意したメンバー、
たとえば、二人、四人、八人、そのどの肉体だけを残すかは
かならずしも、これを読んでいるあなたになるとは限りません。
●この自我の再結合には、電圧のような量的な補填で良いのか、
それとも、個々の性質の凹凸もジグソーパズルのように、
うまく性質や記憶が補足しあった形で、結合するのかという
大問題にぶち当たったのですが、
もしも足りないパーツをとなると、
死んだ人間から足りない自我のパーツを大量に保管している
そういうセクションが必要になります。
修理工場の部品の在庫を保管した倉庫のようなものです。
しかしそんな医療チームは地球の死後には存在しません。
●よって、パーツや記憶までは完全には復元できず、
ぎりぎりで復元できるのは、自我の「圧力」までです。
もしも合意契約しないうちに死んでしまうと、
ベルトコンベアに乗って、次の製造ラインに自動的に運ばれるので、
いわば、もしもこれをやろうとすると、
こっそり、その自我を回収しようとしている悪徳企業の目を盗んで、
勝手に、結合して、それだけではなく、
地球に生まれるという路線から、離脱し、
別の世界に方向を決める必要があります。
●作業としては、かなり面倒で、ひとつひとつを確実にしないと
どこかで失敗します。
ただ、これが上手くいくかもしれないと私が思う理由は、
たとえば、この梅の間を200人の人が読んでいたとします。
そして希釈自我のことを、ひとつの認識または信念体系として
持っていた場合で、
仮に、皆さんを平均的に1/4自我の人たちだったと過程します。
実際には読者の人たちは、全自我から1/8自我までいると思いますが、
仮にですが平均的に1/4自我だったとします。
すると、各自、あと揃える自我は3つです。
3×200で、たったの600人が死ねばいいだけです。
70億にも達しようとしている地球の人口全体からすれば、
たかが600人程度の魂というか自我が、死後の世界で消息不明になり、
とんずらしたところで、
この悪徳企業の奴が、それに気づくことはないと思うのです。
もしも地球全体で、そんな自我の結合が始まったら、バレますが、
たったの600人が、その製造と再生ラインから消えても、
その者は気づきません。
まさか、死んだ人間の意識を回収したときに、
600人足りないぞ、なんてそんな小さな端数は発見されないと思います。
●むろん、何度も言いますように、
分割自我が、全自我に復元しようとして集める候補者は、
何も面識のある人間である必要はなくも、地球上のどの地域からでも
集めることが出来ます。
家族とか知り合いとか、何かで見た人である必要はまったくありません。
なんなら、病死寸前の人や、紛争地域で今にも死にそうな人と合意契約しても
問題ありません。
また、全く身体的に問題はなくても、あなたの復元に協力的な人ならば、
自分の肉体を離れた直後にあなたのところへ結合してくれるかもしれません。
●言うておきますが、これは軟弱の阿呆精神世界の人たちが言っている
ソウルメイトなどでは断じてありません。
この違法な不正行為の結果、ばらばらに刻まれてしまった自我の
断片を、こっそりとそれと知られずに、ごく少数の人たちだけが、
復元を試みるという実験です。
●具体的に、全地球上からどうやって、
肉体を失っても、全自我に復元したいという同意者を、各自が呼び寄せるか、
または自分が向こうの人の側へ行くかということは、
まだ具体的な方法は見つかりません。
何度か、誰かが、私の提案する方法で、
実際にテストして、試行錯誤してみないと全くわかりません。
後日、この投稿に続くかも。
*********
●ところで、最近、自分の身の振り方とか、
最後は、どんなものや、どんな人に囲まれて死にたいのかと、
考えることが多くなりました。
具体的に言うと、全自我をちゃんと持っていて、いて欲しい人、
また、いて欲しくないタイプの人、と、いろいろとありますし、
最後の数年ぐらいは、私が、何もまったく遠慮せずに、
生活習慣の細かい点においても、何かの我慢をすることなく、
また、楽に何でも話せる人がいたら、
それはとても嬉しいとも思います。
しかし、
そもそも私は「次の生」ということを想定していません。
つまり、ほとんどの人においては、
次の生を想定した生き方というのがあり、また実際にもそうなるわけですが、
次がないということは、つまりは今回が最後になります。
死んだら、寄り道もほとんどしないと思いますので。
そうなると、単に「この地球での人間生活が最後」という次元の問題
ではないだけに、
これで本当の終わりなので、
何か、最後にしたかったことや、会いたかった人がいるか
と自問するとき、
そもそも、そんな自問をしたり、
今よりも、ましな生活環境や人間関係を望むよりも、
この地獄のような世界の中にあってでさえ、
いつ死んでもいいように、
今の瞬間の中に在り続ける方が
賢明だという結論に至りそうです。
いっときは、一人で日本のどこかへ行くか、または
地球に最初に来たときにいた、
アラビア半島の北東部に、単身で戻りたいか、ということも考えました。
しかし、結局は、環境など問題ではありません。
うっとおしいものが、周囲にあっても、無視すればいいだけ。
もともと、それらは「意識」の本質とは関係ないのですから。
それよりも、
どこで、のたれ死んでも、
「楽しい静寂と闇に満ちた死の瞬間」、
それだけで私には充分ですから。
ただ、自分には直接には関係ないとはいえ、
出来うるならば、希釈自我の不正行為を知ったかぎりは、
せめて、何人かの自我だけは、元に戻せたらと思います。
また、ゆくゆくは、その認識が無明庵のサイトを長く読んできた
全ての人の記憶に残れば、
どこかでいつか、この分割自我という現実に、問題意識を生じて、
他のつまらない修行だの、無駄に終わる、悟りの為の瞑想だの座禅ごっこや、
社会的な活動で無駄に時間をつぶしてしまい、
結局は、死んでも、夢想して待ち望んだような世界はなく、
また自我を刻まれて、希釈した状態で、
ここに生まれて、地球の「作物製品」として生育しては死ぬことを
繰り返すよりも、
まず、とにかく、全自我に戻ること、
そして、そのまま地球からは、こっそり脱出して、
トンズラするというベクトルを、
他の何よりも最優先するという動きが、
何年か後、あるいは何十年かあとに、ごく一部の人たちの認識の中で
起きると思います。
●分割自我が全自我戻れば、少なくとも、
自分の生は、細部に至るまで、自分が仕切っている
という各自な実感が戻ります。
それに基づく経験は、地球上でなくても、
充実感に満ちたものになります。
やがて自我は、何も無理なことをしなくても、
それがある一定にまで拡大したときに、つまりは、
自我として経験できることをすべて経験し終えたときに、
自然に、臨界点を迎えます。
その臨界点を超えたら、自我も一つの衣服として落ちますので、
残るものは、宇宙のかなりの創世の時期に、共有していた、
意識の視点です。
そこから見ると、おそらくは、
とても、根本的な事を、おのずと問わねばならなくなると思います。
それは、そもそも宇宙にどのような正当な存在理由があるのか、
あるいはないのか、
その一部分の断片の意識(この時点ではもう自我ではない)として
生きたり、何かを経験していると思い込むことに、
そもそも意味があるのか、「無い」のかです。
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