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●無明庵日記「猫の足跡=その281=」■災害の死者数について思うこと■
by:
鈴木崩残
2011/06/07(Tue)18:59:43
災害や事故の死者数について思う事
●本日は、東北大震災に関係して、少しばかり問題発言を含む記事を
あえて書いてみたいと思います。
東北大震災のことを、天罰だとか神の仕業だとか暴言を吐いてしまった
政治家がいますし、カルト教団の連中とかも、きっとそんなことを
口から吐いていると思います。
●むろん、私はそういう言い分は一蹴しますが、
ただし、何らかの「因果」はそこにあるという感覚を否めないことがある。
世界で起きる、全部の事象について、因果関係を紐解いたり、
あるいは悪く言えば、邪推することは困難であるが、
今回の東北大震災の死者数を推測するとき、
私の中には、何か、カチッとその答えに近いものにぶつかる感覚があります。
●さて、多くの人が、世界の中で平均的に毎分何人も死んでいることは
自明の事実ですが、これがある短い時間に、ある範囲の地域に集中するのは、
災害や事故・事件だけです。
今回の東北大震災の死者数は、行方不明者を含めると、
現時点では、約29000人と言われていますが、
これが震災前の住民票や、震災後の安否確認から算出された、
比較的正しい数値であるならば、死者数は、約3万人ということになります。
ただ、私の概算ですと、それでは済まないような気がします。
家族の全員が死亡してしまった場合には、行方不明者の捜索の申し出が
ないからです。
●では、関東から東北の太平洋側という特定地域で3万人もの人たちが、
命を失う場合に、もしもそこに何かの因果があるとしたら、
それは何であろうかというのが、私が見ようとしたものでした。
たとえば、同じ福島であっても、
原発利権や地方交付金のおいしい金の恩恵とは関係のない地域もありますし、
原発と関係のない地域もあります。
しかし、津波は、そうした原発利権と関係のない人たちをも飲み込みました。
●こうした現象は、ある意味で「理不尽」なもので、
同じ地域、近い地域にいた人たちは、その因果と無関係であっても、
ひとまとめに同じ地域だったから、ということで、
「連帯責任」のようにして、何らかの「反作用」が天災として働く、
ということは、よくありそうです。
しかも今回の場合、津波による死者数が最も多いのは宮城県であり、
福島県ではありません。
●では、関東から東北の東海岸の人たちにどのような因果があったのか、
むろんそれは、個々の人たち、個々の村という区別を超えて、
ざっくりと、あの地域にあった、何かの因縁があるとすると、
「それは何であるのか?」と考えたときに、
私は、どうしても、被曝労働者たちの事が私の中ではリンクされてくるのです。
もしかしたら、今回失われた命の数と、被曝労働によって苦しんだ人の数は、
似ているのではないかと。
そこで、調べてみますと、
>>被曝労働者の数は、年間8万人にもなろうとしている。
>>1970年〜現在までの原発労働者の延べ人数は200万人。
>>その内40万人〜50万人が被爆したとみられている。
この約50万人の人たちは被曝をしたのですから、
そのうちの少なくとも2万人(4%)が、なんらかの重篤な後遺症を
持って苦しんでいたり、あるいは死亡していたり、死亡が確実であっても
不思議ではありません。
しかも、この被曝労働の人数というのは、調査機関が確認できる人数ですから、
ここに、ホームレスなどで住民票を持たなかった人たちを加算すると、
その人数は、おそらく、被曝した労働者は50万人では済まず、
70万人近いのではないだろうか。
なぜならば、皆さんも既にご存知のように、原発労働者の構造は
次のようなもので、身元が不明で、原発労働従事者としての
人数の調査対象になっていない人が、多く含まれるからです。
>原発(電力メーカー)
>→元請け(財閥系)
>→下請け
>→孫請け
>→ひ孫請け
>→親方(人出し業や暴力団)
>→日雇い労働者(農漁民・被差別集落民・元炭鉱マン・大都市寄せ場・
> 都市労働者のほか未成年者やアルバイト。
>(住民票を偽って暴力団の資金源の一つとなって集められている重構造)
●さて、そうした労働者の人たちが、労災も受けられず、
人としての扱いもされず、苦しんで死んでいったという、
その犠牲の上に、戦後の私たちの電力の一部が得られており、
また労働者たちや、あるいはその電力にお金を払ってきた私たち
国民の問題だけではなく、
原発マネーが作り出した利権構造が、地域社会だけではなく、
政治経済までをも腐敗させてきたとしたら、
「そのツケ」というのは、一体、誰がどこで支払うのが因果なのだろうか?
●既に言ったように、福島を中心とする原発産業は、
地元住民が、「積極的な加害者の一部である」とする見方もあれば、
「いや、地元は被害者である」とする見方もある。
よく、都市部の人に対して、福島の人が、都市部の為の電力だ、
と言う場合がありますが、都市部の私たちは、その電力にお金を払っています。
別に電力をタダで貰っていたわけではなく、働いた給料から払っていたのです。
一方で、当の福島では、もしかすると、地域社会によっては、
身の丈に合わないほどの利益を手にした人たちもいたかもしれません。
雇用が生まれるから、交付金が貰えるからと、
原発に積極的に賛成した地域や議員も沢山いると思います。
ただし、だからといって、その人たちのせいで、
東北大震災が起きたとは私は言いません。
●ただ、ひとつ気になるのは、ひとつ前の投稿に記載しましたが、
全国の電力会社の中で、福島第一原発が、過去に最も多くの被爆労働者を
出していた事実です。
他の原発よりも、多くの作業員が導入されたせいなのか、
あるいは、安全管理の不備、人使いの荒さがあったのか、
「他の原発に比べて、二倍以上も、作業員が被曝している」のには、
福島第一原発だけに特有の「体質的な理由や原因」があるはずです。
●そうしたことから、私は、今回の死者数というのが、
もしも、「因果」というものの中で「帳尻」が合うとしたら、
それは、戦後の原発労働の中での死者数、あるいは死亡しなくても、
長期間に渡って、後遺症に苦しみぬいた人たちの数に相当するのではないかと、
少し思っているわけです。
はっきり言いますと、私には、
>今回の津波を含む災害の死者数が、どうしても、
>被曝労働者たちの「積年の怨念の数」とダブってしまうのです。
_____________________________
●では、ここで全く視点を変えて、三万人というのがどういう数か、
別の視点から見てみます。
三万人とは、年間の日本のおおよその自殺者数です。
それをイメージすると、私たちは、報道で、大勢の人たちが
津波によって死に行く現実を目の当たりにして、絶句しましたが、
死者数だけを見れば、津波でわずか数時間で3万人が死亡するという
「その現実と同じ現実」が、緩慢な形で一年間の間に起きているわけです。
ただし、自殺の場合には、津波や原発事故のような、
地域そのものの地形や産業までをも破壊することはありませんので、
ここは比較の対象となりません。単に、人数ということの参考にしてください。
●では、何万という大勢の人たちが、特定の範囲の地域で、
しかも、突然に死亡することの中に、もしも因縁があるというならば、
他の災害には、それがあったのかどうかを見る必要があります。
たとえば、阪神淡路大震災には、何か因縁めたいものが、神戸にあったのでしょうか?
私は実は、阪神淡路大震災が起きた直後に、まっさきに調べようとしたのが、
神戸港からの兵器の輸出でした。
日本から海外向け(中国や北朝鮮への)武器や兵器を作る機械の密輸は
主に、神戸港と横浜港からなされているのではないかと結論しました。
もしもそうだとしたら、間接的にですが、その二つの港は、
大量に人を殺すことの手伝いをしている産業地域ということになります。
阪神大震災の、6,434名という死者数は、何かそれに関係するのかもしれないと、
あの当時、私個人は、思っていました。
●では、それを言うならば、もっと明確な大災害であった、
スマトラ沖地震のような、あのような平和的なリゾート地で、
どうして、227,000人もの人たちが、命を落とさねばならなかったのか、
となると、私にはよく分かりません。
被害地域を見ますと、大津波により、インドネシアのみならず、
インド洋沿岸のインド、スリランカ、タイ王国、マレーシア、
モルディブ、マダガスカル、ソマリアなど東アフリカ等でも被害が発生した、とあります。
これらの地域では、22万7千人もの、いわば何かの因果応報の「生贄」が
必要だったというのでしょうか?
この部分は、その地域が過去にしてきた政治的な紛争や内乱と、
その悪質さがどこまで酷いものであったのか調べないと分かりません。
●いずれにしても、
大勢の人が平均的な死亡率の数値を、大幅に超えて、
特定の地域範囲で他界する、という場合には、
どうしてもそれとつり合うだけの「何か」が、その特定の地域にあったのかもしれないと、
全くの「関係妄想」ともいえることを想起してしまう悪癖が私にはあります。
言うまでもなく、
私は唯物主義者でもありませんし、精神主義でもありません。
しかし、私は霊的な現象は容認しますが、ある意味では無神論者です。
私は、この地球上の「稚拙極まりない宗教」など何も信じていませんし、
業だのカルマの法則だのも、全く信じていません。
ただし、神仏といった「へんてこなもの」が介在せずとも、
人と人との間の、恨みつらみや、因果によって、その「落とし前」が
つけられるということは、充分にあることであり、
これは、宗教話ではなく、単なる「力学」であるというのが私の観点です。
それをあえて「オカルト的な力学」と呼びたい人がいるならば、
そのように呼んでもかまいませんが、
いずれにしても、それは、ワケのわからん、人間の妄想がでっちあげた、
「神仏などによる罰では断じてなく」、
「人間同士の感情や精神のエネルギー作用」の結果であるものです。
その「力学」を称して、私は今回の投稿で「何かの因果・因縁」といっているのであって、
人の因果応報を、「どこぞかの神や仏が、偉そうな顔をして、人間を裁いている」
などとは、微塵も思っていません。
●さて、そのようなわけで、今回の死者数が、仮に3万であったとすると、
それは、私の中では、どうしても、原発労働者の、
恨みの怨念の数としてカウントされるものに何か関係しているように
妄想してしまうのです。
しかも、単に死亡人数とつりあうだけではなく、
津波は、地域の家や経済も全て破壊しました。
そして、今は、国の経済と、国策そのものを揺るがそうとしています。
●既に言いましたように、数だけを見れば、日本では、
毎年の自殺者が3万人を超えています。
余談ですが、イラク戦争のイラクの死者数は2003年の開戦以来、
5年間だけを見ると、最多推計で9万2千数百人となるようです。
日本では、たったの3年で、同じ約9万人が、
戦争のためではなくて、自分で命を断っているわけです。
ただし、10年間で30数万人が自殺というのは、計算に疑わしい点があり、
次のことが、よく指摘されます。
犯罪絡みの死亡解剖件数は、毎年きっちり5000体前後。
つまり、日本では司法解剖が必要な判事は、毎年5000件しか起こってないのか?
とも皮肉られているようです。
つまり、異常死体=変死体というものが、ほとんど考慮されていませんので、
警察白書とWHOの統計調査を元に、変死の40−50%が自殺とすると、
変死体の中からさらに自殺者が、約7万人ほど生まれます。
その解剖されない自殺によるかもしれない変死体をきちんとカウントすると、
実際の自殺者数は、1年間に、約10万人と推論する計算法もあります。
被曝労働者の犠牲は容認出来ない
あるブログにはこう書かれていました。
これは、事故後ではなく、2010年の11月に書かれていたものです。
○報酬は?
1時間3万円が1万円に。ピンハネの世界。命のピンハネだ。
○仕事の内容は?
除染作業・床掃除など・ランドリー(作業服の)・パイプの補修、
掃除・サンダーがけ・スラッジタンクの掃除・
ヘドロはがし溶接作業など何百種類にも及ぶ原発内作業。
○労務条件は?
「放射線管理手帳」の管理は会社。
書き換えも行われているという。
だから、自分で労働日誌を書いておく必要がある。
○労働者の被爆管理は?
1990年の国際放射線防護委員会の勧告に基づく。
5年間の平均が年間20mSv(ミリシーベルトー被爆線量の単位)以下で、
どの年も50mSvを超えないこと。
○労災認定される基準は?
5mSv×(被爆を受ける業務に従事した年数)に相当する被爆をした事実があること。
(年間5mSvでも放射線障害を発症する可能性があることを示唆している。
慢性骨髄性白血病・多発性骨髄腫・悪性リンパ腫などで死亡し労災認定を受けた人たちは、
15.6、16.5、15.8各mSvで発症している)
労災認定は、わずか6例に過ぎない。
○年間20mSvでも危ないのに、50mSvを許可しているのは?
そうしなければ、原発の保守管理も運転もできないからにほかならないから。
○闇に葬られてきた原発被爆労働者のガン死者数は?
放射線障害を発症するのには個人差があるが、集団被爆の場合、
集団の被爆総量(人数とそれぞれが浴びた線量の合計)とガン死者数に
一定の法則性があることが分かった。
(研究者等によって評価の仕方に差がある。)
これまでに分かっている日本の原発での総被爆線量は3162.95人・シーベルトとして、
幾つかの計算では158人〜1265人のガン死者が推定されるという。
「長靴の中は、20分くらいで汗でぐしょぐしょになった。」
「わしらが規則を無視してやらなかったら定検は日程内では終わらんだった。」
ここに、原発被爆労働者の声が聞こえてくる。
想像をはるかに上回る原発労働者の実態にあきれるばかりだ。
民主党政権はこのような実態を知らないわけはあるまいに原発推進。
昨日のニュースでは、ベトナムに原発2基売り込んだと手柄話になっていた。
外国にまで原発被害者を作るとは嘆かわしい。
では、被爆労働者の救済策はあるのか?
この問題は、国策として幾重にも隠されてきたため国民への広がりがない。
医療機関も労基所も福祉関係も認識が不足している。裁判所は政権よりときている。
大変厳しい。放射能のこととなれば手の届かない問題だ。
でも、生活の問題として捉えれば、
我々(生活と健康を守る会のようなボランティア団体)でも、
専門家(原子力資料情報室や医療機関、弁護士など)とタイアップして
協力できるのではないかと思う。
私の結論
●実は、このことは、3.11の大震災の直後、約二週間が経過したときに、
この「梅の間」で書いたことです。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1490
↑
この記事中の、
「いかにして、負け試合が勝ちに転じ得るか?」
という部分がそれです。
しかし、ここで、「要点」を再度、繰り返しておきます。
●世の中に、もしも、神仏などというものにはよらない、
人間と人間、村と村、国と国などの間に、
集団的な「因縁・因果」「のようなものの反作用」があると「仮定」をした場合、
今回の、福島第一原発の事故は、何によって「供養されるべきか」
ということが、今後の福島の事故の「鍵」になります。
これは私個人の理論であり、他人の意見や見解は関係ありません。
今回の福島原発の事故を収束させる為に必要なことは、
単なる「水掛け作業」や「復旧作業」でもありませんし、
その「本当の本質」は、技術的な問題なのではありません。
では、政治と行政を変えればいいのか?
あるいは、マスコミが変わればいいのか?
国民投票によって、原発の廃止をすればいいのか?
むろん、どれもすべきことではありますが、
私は優先順位は、たった一つしかないと前々から思っています。
>それは、作業員が、被曝するような労働によって成立しているような
>そんな電気を、私たちは望んでもいなかったし、
>欲しくなどないということです。
その事実を今まで知らなかった無知を恥じた以上は、
作業員が絶対に被曝しないのでなければ、原発は容認できません。
ところが、ロボットが清掃やメンテナンスをすることは出来ず、
また、その配管の林とも呼ばれるような、原始的で複雑な配管構造から
人間がメンテナンスをする以外にありません。
しかも、その時に放射性物質による被曝をゼロに出来る原子炉は存在していません。
フランスの原発労働者は、管理面では日本よりも少しマシというだけで、
基本的には、被曝労働者を取り巻く情勢は同じです。
つまり、事故が起きたらば今回のように住民が被曝するからというだけではなく、
そもそも、原発が運転するために、人が病気になり、苦しみ、死ぬ、
という、そのことをゼロに出来ないかぎりは、原発を容認しないことです。
>つまり事実上、それは「現存する全原発の廃炉」を意味します。
>だから、まず政府が全原発の廃炉を誓うことこそ、解決法です。
この「全原発の廃炉」以外には、目に見えない裏側の世界で作用している
「力学」としての「積年の怨念」を沈める方法はない、
というのが私個人の結論です。
●何の功徳もない神主や坊主が、いくら、過去から現在までの被曝労働者たちを
念仏や神事で弔おうとしても、それらはまったくの無力で、無駄です。
そんなことよりも、本当に、この世界の「裏側の世界」を動かしたいのであれば、
>少なくとも、現存する原発労働者たちのすべての労災を認め、
>また、現在、福島で被曝している作業員についても、
>その一生の治療費と生活費を補償すると、政府が誓うことです。
●被災地への支援や、復興といった問題よりも、
私の目から見ると、この「被曝労働者たちの怨念」をどうにかしないと、
この事故は収束せずに、近い将来、次の大事故を引き起こすと思います。
非常にオカルトがかった解釈に基づくものですが、
もしも私の推測どおりに、今回の津波と原発の事故のトリガーとなったのが、
被曝労働者たちの念そのものであったとしたら、
まず、それに「落とし前」をつけるために、やらねばならないことは、
現在存在する、すべての被曝労働者たちが、
その「放射線管理手帳」に、厳密な記録を、一切の不正なく残し、
法に基づいて、手厚くその人たちの補償をすること。これに尽きる。
その法案を決めて、それを正しく運用し、
本当に、その人たちがほっと老後を過ごしたり、ほっとして死を迎えられる、
そういう状況を作れるまでは、「他の問題は後回し」だ。
●極論すれば、復興問題も、代替エネルギーのことも、大した問題ではない。
「原発は社会的に危険だから、反対する」ということが、今の世論の主流であるが、
私個人は、それよりも、
>原発は、被曝労働に依存するから反対すべきだと思っています。
実際、大手メディアは、
原発の危険性、安全管理のなさを報道し始めましたが、
>樋口氏の指摘した「被曝労働者」の問題については、ほとんど報じません。
先だっての行政監視委員会でも、まったく話題に上がりません。
●現在の作業員だけではなく、遡って「過去の原発労働者がどうであったか」、
ということは、まだ誰も語りたがりません。
記者会見でも、ごく一部の記者が、そのことを東電に質問するのみです。
私見では、札束で顔を叩かれた地元住人や、
あるいは札束で、ペンを曲げたジャーナリスト、
これらの人々は、なんだかんだ言っても、自分の信念や魂を売って、
その分、お金でおいしい思いをしたのですから、
そこでは、それなりのバランスが取れています。
ところが、「最下層部の被曝労働者」たちは、100%の泣き寝入りです。
特別に給料が高いわけでもなく、何かの特権があったわけでもなく、
>札束で顔すら叩かれなかった人々が、被曝労働者たちです。
労働条件としては、まるでアフリカで宝石を掘る人たちや、
アマゾンで森林を伐採する人たちのように劣悪ですが、
その労働の劣悪さの中に、「被曝の危険」という要素があるという意味では、
被曝労働とは、この世で最も劣悪な労働環境であり、
しかも、その「危険な労働」に対して、
>何ひとつも見返りがないという意味で、あまりにも歪みすぎています。
それを私は、「バランスを極度に失った歪み」と言うのです。
>災害を招いた原因となった因縁について、
>本当に、心底から、わびて、反省して、
>かつ、「罪滅ぼしとなる行動を実行」しないかぎり、
>福島第一原発の被害は、今後も収束どころか、必ず拡大する。
私の視界と論理には、明確に、そう見えています。
______________________________________________________
●今回の投稿の、最後として、「全くの余談」となりますが、
世界中で最も多くの人々を、いろいろな意味で、苦しめ続けたことの、
その「落とし前」は、一体どこの国のどの地域が、それを背負うべきでしょうか?
つまり、来るべき、本当の終焉の始まりとなる土地はどこでしょうか?
それは言うまでもなく、たった一箇所しかありません。
世界中で、最も多くの人々を苦しめる因縁を製造した場所、
それは、ホワイトハウスです。
だからこそ、次の世界大戦では「ワシントン」が標的になります。
_______________________________
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