▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
■桜の間へようこそ■
掲示板
Title
「分割自我復元」
のサポート情報や最新報告を記載しています。
★「自我判定」や「禅書」の申し込み方法はこちらです★
【
ご依頼・ご注文の方法
】
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[267]
■
★分割自我復元★その267■ 「毒親レベル」と「トラウマ人格」
by:
鈴木崩残
2013/10/06(Sun)09:01:04
>10/6 18:30 文末に「追記」しました。
>10/7 5:40 さらに追記しました。
■今回は、ややまとまりがありませんが、
ここ一ヶ月ぐらいで感じていたことを書いておきます。
毒親レベル
機能不全家族を作り出す毒親にはレベル、区分けがあると思いました。
以下に具体例をあげますが、具体例に登場しなかった人の親は、
「収まる場所の分類がまだされていない」というだけであり、
毒親ではないという意味ではありません。
■完全に、狂っている親■
お姫ちゃんの親
マディアさんの親
天音さんの親
kuromaruさんの親
根路理さんの親
Tさんの親
S202さんの親
■小狂い(中狂い)の親■
ミル**さんの親(推定)
■配慮不足の親■
おめめさんの親
Abyさんの親
湖月さんの親(推定)
戦車さんの親(推定)
■ようは、毒親といっても、
完全に狂っているレベルから、
少し狂っているレベル、
そして狂ってはいないが子供への配慮不足、
という分類がある。
このうち、完全に狂っている親であった人は、
実に皮肉なことに、あるいは幸運なことに、
親が狂っていることを明確に認識できているので、
トラウマ掘り、AC人格問題は本人にとっても露見しやすい。
ただし、おそろしく、ずるい手口を親が使う場合には、例外はあり、
気づけない場合もある。
共通して言えることは、
狂った親は、はっきりと分かる暴力や恫喝を子供にしてきたことであり、
小狂いの親と、配慮不足の親は、目に見える恫喝や暴力はないかわりに、
子供にとって「自己矛盾や不安」を生じるような言動を無自覚にしてきたことである。
トラウマ人格・AC人格・被調教人格
■現在までに、
1・自我復元の作業
2・トラウマ掘り、AC人格、被調教人格の掘り出し
3・原主体との再結合
この3つが自我復元の三脚となって機能していますが、
私が重篤な問題だと感じるのは、トラウマ掘りの部分ではなくて、
AC人格、被調教人格の扱い方です。
トラウマ掘りというのは、文字通り、心的外傷を探ればいいのですから、
特に狂った毒親を持った人の場合には分かりやすいものです。
それでも、幼少期の感情が掘れない人の場合には、
トラウマや調教によって形成されたAC人格が、
保身のために掘るまいとしているケースがほとんどです。
■しかし、さらに問題なのは、
心的外傷とは認識されていないような傷を親との関係の中で生じた場合であり、
さらに、最も問題なのは、
先だって「不要なアイコン」のたとえで私が語った「AC人格」の
「のさばりの度合い」です。
■このACトラウマ人格の「のさばり」は、
どちらかというと、「狂った親」ではない分類の問題のある親を持った子供に多く、
また、生来の自我率が中途半端に高かった人にも多く見受けられます。
のさばってしまう理由は、これまた、非常に中途半端で安っぽい、
「成功体験」と本人が思い込んでいる、安心感や達成感を、
親との取引の中、あるいは親への反発行動の中で、
得てしまっている(と思い込んでいる)からです。
決して達成感には至らず、常に自己不満が内在する点では、
狂った親を持った人たちも同じなのですが、
中途半端に、その人の親が「狂ってはいない親」だった場合や、
中途半端な、自我率(1/2自我以上100%未満)だった事を原因として、
「自分は克服できる」
「自分は努力してやってきたんだ」
「自分は上手く自分の居場所を死守できる」
といったトラウマやACに由来する人格が、
「自分には、やれば出来る」と思い込んだ度合いが「病理的に重い」と、
この人格の抵抗やあがきや、
その人本人にとって自己破滅的な結果をもたらす傲慢な態度は、
大きなものになってきます。
人生での努力が上手くいかなかった人(またはそう思ってきた人)の方が、むしろ、
家庭環境から出来上がってしまった「使い物にならない人格ソフト」を
見限って早めに捨てられますが、
中途半端に上手く行ったと思い込んで、
下手に「舞い上がってしまった経験」があると、
本人は、その味を占めて、中毒していますし、自己同化もしています。
■この、AC人格ののさばりが酷い、というケースは、
たとえば、戦車さん、根路理さんに見受けられました。
ただし、根路理さんの場合、親が完全に狂っていますから、
脱出の糸口はあると思いますが、
戦車さんの場合には、親が狂っていたわけではない、
配慮不足というレベルの親です。
しかし、子供の中に巣食った架空の恐怖心や、寂しさから生まれた人格は、
親の毒親レベルとは比例しておらず、ある種の「暴走」をしています。
こうなると、成人した後も長期にわたって、
自己のあり方、考え方、言動に対して、
客観的な視点や、自己疑問を持つことすら全くしませんので、
AC人格、トラウマ人格が、ずっと「これが自分のやり方なんだ」と、
のさばり続けます。
このケースの人の特徴としては、他者への不満ばかりがあるのですが、
自己嫌悪という「人が正常になるために最も重要な感覚」が麻痺しています。
その麻痺でいうと、Abyさんも同じですが、
Abyさんは、自己麻痺機能自体に対しての洞察を、
もがきつつも、必死になんとかしようとしています。
■親に悪意があろうが、なかろうが、不幸なことに、
希釈自我が蔓延しているこの世界では、
必然的に、子供は、なんらかのトラウマを背負います。
簡単にいえば、心理的、または身体的に、「傷つく」わけです。
その子供の心についた「傷」から来る「痛み」に対して、
どう自分で「対抗」や「反発」をしようとしたか、
親や兄弟と、どう「取引」をしてしまったか、
苦しいと親に言うことを、どう「我慢」したか、
どう我慢を「させられたか」、
これらが、AC人格を生み出します。
■AC人格とは、最初の原因であった、
第一次的な「不安や苦痛」というトラウマから派生したものなので、
これは、第二次的な「故障」です。
この第一次的な苦痛や不安を思い出せない人を見ると、
その思い出せない度合いは、今のところは、
どうやら、二次的に生まれた「AC人格への固執」に比例するようです。
*********
電気や水道が頻繁に止まるといった、ひどい貧困の環境や、
酒を飲んでいるところしか見たことがないほどのアルコール依存の父親、
そして徹底的な兄弟間差別の限りを尽くした母親という、
あれだけの最悪の境遇にありながら、
しかも、まだ高校生なのに、大切な奨学金を親に使いこまれ、
その後も、子供の立場であるのに働いて一家の家計を支えることまでして、
がんばって、しまったこと、
がんばれて、しまったこと、
それが、逆に、天音さんのAC人格をのさばらせてしまいました。
これがあったために、天音さんの場合にも、
「かさね」と彼女が呼称したAC人格が、過去に受けた傷みを見ないように、
自己麻酔をさせ、トラウマによって受けた感情の掘り出しを、
阻害した期間がありました。
こうした時期には、たいてい、メールに対する生体反応が鈍くなり、
まるで魂がないようなメールの様相になってきます。
天音さんがブログに書いているように、
それは、まさに、
「過去にがんばって、褒めてやりたい自分」を否定することになるからです。
この点では、マディアさんも類似した面がありましたが、
マディアさんの場合には、ずっと違和感を掘り続け、
また、彼女が本当の理想としているヴィジョンが、
幼少期から死なずに生きていました。
■さて、そもそも、必死に対抗したり、認めて欲しいという対象が、
毒親や、配慮なき親だったのならば、
対抗するために起動させたそのソフトは、
ぎりぎりどうがんばっても、
なれる理想点は、その馬鹿親と同格レベルか、
または、なんとか毒親からの被害を食い止める機能までしか持っていません。
■これは私がずっと以前に、おそらくは「竹の間」に書いたことですが、
社会的な思想であれ、個人の理想や目的であれ、
何かに「対抗」「反発」「抵抗」をしようとして出てきたものは、すべて、
その敵対する対象と同じ穴のムジナになる宿命を持っています。
反体制というのが、結局は、体制なしに成立できないのと同じように、
あるいは、恨みが、相手に、どっぷりと依存しているのと同じように、
敵視した者に対抗しようとして出来上がった人格や、方法論は、
敵視したものを決して大きく上回る成果をあげることは出来ません。
それどころか敵視したり、洗脳された相手の望むままにしか行動できない、
といった支配をされ続ける結果となります。
■こうしたことに対する、唯一の処方箋が、
敵対物なしに、単独での創造的であり、
その行動理由の中に不安を持たない「原主体」の性質であり、
これが支配権を握るためには、粗末な偽人格には消えてもらうしかないのですが、
なかなか、その決断が出来ず、また、消えるべき必要を自覚できない人が、
何人もいます。
原主体をひっぱり出せない場合には、
これはもう不要だと、
本当に「本心」から、クビにすることを自分で決めたソフトを、
ひとつずつ丁寧に、実際に、削除してゆく以外にありません。
・追記・
既婚者との不倫が多い女性の病
●全自我になるまで恋愛をするなという前回の投稿に関連することですが、
これは、場所を変えて、梅の間に書くと思います。
●これが起きるのは、ほとんどの場合に、会社やバイト先の職場であり、
既婚者と不倫になる女性には大雑把には2種類あるようです。
ひとつは、美人であり、気が強い女性(大雑把すぎる描写ですが)、
これは、無明庵の読者には皆無ですから(失礼な意味ではなく事実として)
もうひとつのタイプが、ここでは問題になります。
もうひとつのタイプは、決して美人ではないし、または冴えない。
しかし、職場の既婚者の上司に、簡単に狙われるタイプの女性です。
このタイプの女性は当然のこととしてAC人格なのですが、
これまた、トラウマの自覚がある人よりも、ない人の方が、
既婚者の策略と誘いに、いとも簡単に、落とされてしまいます。
●歪んでしまったACが欲しているところの、
「気を使って構ってあげること」
「理解してあげること」「スキンシップ」などを、
どういうわけか、この既婚者の男らは、
(多くの場合は、マザコンか、またはどっぷり機能不全家族育ち)は、
虫の勘のように察して、実に簡単に、落としてセックスをしてしまいます。
セックスではない場合には、女性から、財産や小金をむしりとります。
●しかし落とされる側の女性には当然のこととして原因があります。
AC人格は、その行きつく先では、親と同じ人生になるのは目に見えているのですが、
ただの詐欺的な、見せ掛けの優しい言葉や態度にも、
簡単に舞い上がってしまうほど、単純で軽率なのです。
これについては、「梅の間」に、いつか書くと思います。
*********
■いちおうですが、梅の間に書きました(書いてもらいました)。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1860
こちらも関連記事
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1861
■しかし、梅の間よりも、ずっとためになったのが、以下です。
私が、常に評価する「現実の経験に基づく葛藤」です。
↓
http://blog.goo.ne.jp/hakodate2012/e/bbe4201ad40499ccfbfdab9b23ff91a4
_______________________________
★
.
<<-- これ以前の投稿 10件
(267 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
桜の間 の最新投稿
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -