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★分割自我復元★その538●【 私の生前記憶 】●
by:
鈴木崩残
2015/11/23(Mon)23:00:05
個人的な話
●今回は、メモ程度の個人的な話です。
睡眠中に夢を見ました。
大きな大学の講堂で、オペラホールほどではないですが、
かなり立派な、古い作りの講堂です。
その講堂の壇上で、小柄な20歳そこそこの女性が、
きびきびとして、洋服の着付けのような指導をしていました。
誰かに服を着せて、袖をきちんと揃えて
「こうすればいいのです」といったような事を会場の人に語りかけている。
洋服に関して、指導的な立場で解説しているようでした。
きりっとした顔で、小粒で、しっかりしている感じです。
●それを見たときに、私は、とにかく「かっこいいな」と思ったのです。
体は小柄なのに、きびきびした動きで、笑顔でやっている。
そのあと、その女性は、同じその講堂内のコンサートホールのような
座席に座って、まっすぐした目で、どこかを見て、にこにこしています。
それを見た私は、女性や、異性としての魅力を感じたのではなく、
かっこいいこと、そして、頼りがいがある、それを一番強く感じました。
●その夢は、FAXの音(電話の音)で破られました。
そのFAXの音は夢の中にまで入ってきて、
私が壇上のその女性を見ている状態で、夢の中でFAXの音が鳴っていました。
ちょっと残念な中断のされ方でしたが、
椅子に座って、目を覚ますうちに、すぐにその女性が誰だかわかりました。
私の母でした。
まだせいぜい、22歳ぐらいの母です。
その当時の母の写真と、そっくりでした。
●大学生卒業の頃の母が、そのような指導的な立場にいたとは思えないので、
おそらくは、卒業制作なのか、それとも何かの授業の一環なのか、
そんな感じの場面だったのだろうと思います。
母は、大妻女子大学の家政科でしたので、
着付けの作業をしていても不思議ではありませんし、
もしかしたら、その服は、授業の中で、
母自身が縫った手製の服だったのかもしれません。
その発表の場面か何か、だろうと思います。
いや、これを打っていて、そう確信しました。
それは、既成の服のデザインではありませんでした。
●つまり、こういうことでした。
母の年齢が22歳ぐらいであることから、
私は自分が生まれる約15年前に、このときに母親を確認していたのです。
つまり、ここで母を生まれる親として「選んだ」ということです。
この時が、母との「最初の出会い」だったのでした。
私が生まれるまだ15年も前のことです。
●自分が生まれる15年前に、「かっこいい」「頼れるしっかり者」
その印象で、私はこの母に確定しました。
今、その夢を思い出すと、少し感動的でさえありました。
生前は、当たり前のように最期まで母子で共に暮らしたのでしたが、
あんな若い頃の母に、そこで初めて出会ったことと、
それを生まれる前にいた空間から、斜め上から見ていたこと、
そして、そんなところで、若い頃の母を、私が見ていた、というのが、
とてもドラマチックに思えました。
(「バックトゥーザフューチャー」の映画のように、若き頃の自分の親を
写真ではなく、リアルで見ているようなものですから)
最初の出会いは、私は、生まれた子供として母に会ったのではなく、
そのずっと前に、こうして見ていたというのが、不思議な感じでした。
まだ私の兄すら居なかった時期の母です。
それから地球の地上時間の15年後に、私の肉体がこの母から生まれました。
生まれる時代の調整が必要だったことと、
母の側の都合もあって、15年待つことになりました。
といっても、地球時間なので、向こう側では時間感覚が違いますが。
●今回のこの出来事のシーンは、前回の生で私が幼いころに死んでから、
球体状のスクリーンを見て、次の生を選択するかどうかを確認されて、
もう一度生まれると決めた、「そのあと」の事です。
(このもう一度ここへ生まれる事を決めた時のことは、
「バナナを創った宇宙人」の本の中に記した通りです)
そのあとで、具体的に、「どの親のところに生まれるか」を決めた、
そのときの記憶が今回、見たものでした。
こういう情景を、子供の時に見るなら、まだわかりますが、
この歳になって、自分の母親のところに生まれることを決めた瞬間の出来事を、
夢の中でとは言え、それを、ありありと見るとは思ってもいませんでした。
*********
●さて、どうしてこういうシーンを見たのか、
それには、身に覚えがあります。
今日の夕方、またブリジット親子のことを少し考えていました。
実は、少し前に、どこに生まれるのかもう決めたのかな?と思っていたら、
「オランダにした」と言うのです。
ところが、どうしてオランダにしたのかという理由が、非常に大雑把で、
それこそ、私達日本人で、オランダの事について何も知らない人が抱くような、
「風車があって」「チューリップの国」で、穏やかそう、
と、たったこれぐらいのイメージしかないのです。
●おそらくは、ブリジットの母親、つまり歩美ちゃんの母親が、
「オランダとか良さそうよ」とか、適当なことを言ったのだろうと
私は推測しています。
その母親の中にも、本当に、風車小屋とチューリップぐらいしか
イメージがないのです。
政治的にどうだとか、社会福祉がどうだとか、
何よりも「どういう親」が希望なのかとか、親の職業とか、全く決まっていません。
歩美ちゃんにとって決まっているのは、
次は男に生まれるということと
オランダがいい(かも?)、という本当に「漠然とした希望だけ」なのです。
●しかし、私はここで、多くの人たちも同じなのだと感じました。
生まれる時に、細かいことはほとんど決めていない状態で
契約をしてしまうようです。
それこそ、私達がニュースで見る程度の外国の情報でしか、
その国について知らないような、そういう情報に基づいて契約をしているのです。
その漠然としたイメージで、実際に生まれる国を選んでいるのです。
まるで旅行雑誌の写真を見て決めている、というぐらいに雑です。
●おそらくは、ちゃんと申請すれば、
その国のその時代や、紛争の有無や、文化について、
もっと多くの情報が得られるはずです。
また最も肝心な親についても、関心を持ちさえすれば、
親について、紹介写真だけといった、ざっとした外見や雰囲気だけではなくて、
もっと細かい性格や、どういう人生を過ごしてきて、どんな考えを持っているか、
ということも、「中間状態」では、調べがつくはずです。
●調べようと、意志で思えばいい、
単に、それに関心を持ちさえすればいいのに、
その関心すら持たずに、かなり適当に親、そして生まれる条件を決めているようです。
●ただし、明確に適当ではない部分というものもあり、
多くの誕生待ちの意識にとって、希望が集中するのは、
「ずっと戦争のない国」と「食べ物に困らない国」
このふたつは、今でも、多くの人から希望される事項の順位の上位にあります。
余談ですが、これからは、日本は戦争をする可能性が高まるので、
希望して生まれてくる人もどんど減ると思います。
その他、もしも親がひどい親であって死んだ場合には、
当然、親に注文をつけることになりますし、
結局のところ、辛酸を舐めた思いをした分だけ、
次に生まれる時に「避けたいこと」というのは、明確になります。
しかし、では「希望は?、目的は?」となると、
明確には決められていない人が目立ちました。
それでは、生まれても、目的や熱意もわかずに、
ほんとうに、希望どおり「戦争はない」「飢餓もない」、
ただそれだけで終わると思います。
その「意思」の部分だけに関して言えば、
中間状態の管理者、契約担当課の責任ではありません。(自我の希釈問題は別として)
●あとは、自分がやりたいことが、どれぐらい具体的に、しっかりと決めてあるか、
これによって、どういう環境を選ぶかも決まります。
たとえば、音楽をしたい人が、
両親のどちらかが音楽のプロのところに生まれるとか、
その他の芸術その他の活動をしたい人が、
そういう教育を出来る親のところに生まれることはよくあるので、
その点では、一部の人は、自分の希望はちゃんと叶っているわけです。
その部分にすら希望をしなかったら、希望しないその適当な枠組みで、
生まれる環境や、親を(雑に)選ぶという結果になるだけです。
たとえば、「自然の多いところがいいな」、
とか適当なことを望んだだけに終わると
ただ自然が多いだけで、ほかには本当に何もないところに生まれた、とかです。
●とにかく、9割がたの人たちが、次に生まれるところを決めるのに、
相当に、「大雑把な選び方をしている」というのが私の印象です。
ただし、その中でも、「目的」をきちんと明確にしていた人ほど、
そのような環境と親を、選んでいるようです。
●その点で、私が心配したのは、
歩美ちゃんは、何が目的で、次の生を選ぶのか?です。
その目的次第では、オランダでなくてもいいのかもしれませんし、
性別も違ってもいいのかもしれません。
歩美ちゃんの性格からして、まっすぐに意見を言う子ですから、
主張の多い、たとえば政治的な活動などをすると、反発を食らうでしようし。
もっとも、苦難を受けても、そういうのが好きなら、それはかまいませんが。
歩美ちゃんは、生きて、何をしたいのか、本当は何を経験して感じたいのか、
それをもう少し、歩美ちゃんと話をしてみて、
私が、歩美ちゃんに、次の生の選択と、その後の契約の「交渉の場」に、
補佐役として付き添ってみようかと少し思ったのです。
何かの縁かもしれませんし、猫としての歩美ちゃんだったブリジットとは、
長い付き合いでしたから。
生まれる場所が、オランダになるかどうかは別として、
生きるにあたっての、絞り込まれた本心からの目的を引き出してあげて、
それに合う、時代・場所・親を選べるように、少しだけでも助言できたら、
そうしてみようと思いました。
●とにかく、あまりにも、疑問を持たないで何かを決める人が多いのです。
質問さえすれば、必要な資料は、開示してもらえるはずなのに、
その特権を生かした質問もせず、
適当すぎる肉体との契約をしているので、見てて、ハラハラします。
私が最初に、肉体の生死の「中間状態」から母を見た時を、今回夢に見たのは、
おそらく、そういうことも暗示していたのだろうと今は思います。
つまり、他人様を、契約の場で補佐しようとするのならば、
まず私自身が、生まれる前に、どうだったのか、
それを思い出すことが必要ですから。
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