▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
■桜の間へようこそ■
掲示板
Title
「分割自我復元」
のサポート情報や最新報告を記載しています。
★「自我判定」や「禅書」の申し込み方法はこちらです★
【
ご依頼・ご注文の方法
】
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[636]
■
★NO.636/ 博士君への贈り物
by:
鈴木崩残
2016/10/08(Sat)09:03:07
博士君への贈り物
頂いた供花で、博士君を上下から包み込んでみました。
前の投稿の写真では、お花の一つ一つの可愛らしさが伝わらないので、
ひとつひとつの花に、カメラを近づけて撮影しました。
■以下は「朱いはがね」さんから、贈られた手紙です。
博士君への手紙の部分は、プリントアウトして、
博士君の遺影と遺骨の前に置いて、
私が、声に出して読ませていただきました。
_______________________
鈴木 崩残様
お久しぶりです。
朱いはがねです。
一昨日、博士君が旅立たれた事を知りました。
崩残さん、砂手さんの心境をお察しすれば、
こんな時に、メールを出すべきか、迷いました。
ですが、
私も、博士君と、お別れの言葉を交わさせて貰いたいと思い
誠に、勝手ながらメールを出させてもらう事に致しました。
以下、博士君への手紙になります。
・・・・・・・・・・・・・
博士君へ
初めまして、朱いはがねです。
博士君、ぼくはずっと君の背中が、かわいくて
いっつも、さわりたいなーって思っていたよ。
それから、今まで君の可愛い姿に、何回もなごまされた。
本当に、ありがとう。
ぼくらは、一度も、会った事はないけど、
でも、長い間、ぼくは君の存在を感じて生きて来たんだ。
だから、博士君が居なくなったと思うと、
やっぱり、寂しくなって涙がでるよ。
でも、もうお別れなんだね。
本当に、今まで、ありがとう。
今度、会った時には、絶対に遊んでね!
・・・・・・・・・・・・・
以上となります。
博士君と共に生きてこられた、
崩残さん、砂手さんのご心境は、
私には、解る事など到底できるものではなく、
どう言葉をお掛けすべきか、解らないのですが、
どうか、お体をご自愛され、風邪などひかれぬように願っております。
朱いはがね
_____________________________________________________
「今」の中の彼
●今日は10/8。
博士が肉体を離れた日も入れると、あれから一週間。
泣かない日は一日もありませんでした。
なぜ涙が溢れるのかと言えば、
それは博士君との思い出、その記憶があまりにも美しく、
その思い出を作ってきてくれた博士君本人が、
もう戻らないという事への寂しさです。
古いアルバムを見ると、懐かしさが蘇ると同時に、それだけではなく、
それが帰らぬ日々であることの現実の前に、私達は悲しくなることもあります。
過去を思い出そうとすれば、対照的に、
今、博士君がいないことの現実が、大きく、のしかかり、
胸が破裂しそうなほど痛むことすらあります。
*********
博士君がいなくなった心の傷は、その心の傷すらも大切なもので、
むしろ、この心の傷は、いつまでも癒えて欲しくないものですらあります。
でも、昨日から、私は、少し違うことをはじめました。
かつて、ブリジットが他界した時と同じことをしています。
それは、「今、現在、博士君がどこにいるのか」ということと、
「今、この瞬間」という「他者との唯一の共有の時間」の中に、
彼の気配や雰囲気を呼び出すことです。
そのためには、博士君がよくいた部屋の場所で、彼が過去に、
どういう仕草をしていたかを「思い出して懐かしむのではなく」、
今、この瞬間に、彼がそこにいる、というイメージを始めました。
博士君の過去の記憶に浸るのではなくて、
今、この瞬間に、博士君はどこにいるのか、そして今この瞬間に、
私たちの部屋に、その気配を現さないかということ。
なので、人間でも、
「今日は、いい天気だよ」といった具合に、
リアルタイムのことを故人に話しかける人がいます。
あれでいいのです。
だから、博士君が「今」そこにいるように話しかけています。
「博士君、今日は雨だから、日向ぼっこできないね。
博士君、今日の私達の夕飯は、これだよ。
博士君、ここに、この寝床を移動するから、使ってね」
などなど、リアルタイムの状況を伝え、
さらには、リアルタイムで「物品を動かす」ことが大切です。
彼が使っていたものを、ずっと動かさないのではなく、
何かを動かせば、それは「現在この瞬間に動いたという出来事」だから、
その現在の瞬間に彼が、アクセスしてこられるように。
そのように、今、この瞬間の中で、
存在する方法が変化した博士君に語りかけ、彼をイメージし、
今、ここに彼がいると感じ取ろうとする。
そんなことを始めました。
もともと、私は、人や動物が他界すると、
過去の思い出に浸ることを、出来るだけ早く、自分の頭から排除して、
「今は、どこにいるのか?」とやる癖がずっとあったのですが、
今回の博士君ばかりは、そのように冷静に向き合うことは出来ず、
また、冷静に向き合うことを、そもそも私はしたくもなかったのです。
輝いていた彼との過去の、あの博士君との日々の喜びを思い出し、
その彼がいなくなったことが、悲しく、寂しく、つらいという、
その自分たちの心の傷口が、下手に早く塞がってしまうと、
博士君の記憶が薄らぐような気がしてしまい、嫌なのです。
だから、もう十分だというほど、彼の死を悼んで、苦しみ、悲しんでから、
その中で、少しずつ、「今現在の彼」を探すことにしました。
ひとつ前の投稿にリンクしました「博士君物語」は、
読んだことのない読者の人は、「そうだったのかー」と思うでしょう。
しかし、私たち二人には、あれを読むのは辛い。
当時、迷い込んできた博士君のことで、
私個人が、いろいろな事を悩んだ、という事を思い出しますし、
その後、博士君が回復して、半年後に彼が我が家の家族となった、
その最高の日の事も、とても懐かしい。
しかし、それは過去のことで、もう二度戻ってこない。
それは写真の中にだけ、そして私達の記憶の中にだけある。
だから、たったの8日前に、肉体を離れたばかりの博士君が、
今どうしているのか?
その「今の彼」と、私は話したいのです。
_______________________________
★
.
返信 [636]
<<-- これ以前の投稿 10件
(636 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
桜の間 の最新投稿
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -