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無明庵日記●猫の足跡-その662●「ド素人による 食品検査奮闘記・第42回」
by:
鈴木崩残
2014/03/24(Mon)07:18:33
「ド素人による個人測定」第42回
測定所の結果を踏まえた今後の課題
●下記の投稿の中の、ほとんどの品目が、測定所での結果が出ましたので、
本文に追加して更新してあります。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1908
■まだ、たったの数点の測定練習ですので、全く余談を許さない状態ですが、
測定結果の事実だけを書きますと、セシウム137について、
0.3ベクレル台の検出だった「もち米」と、
0.5ベクレル以下(不検出)だった「古代米」
0.7ベクレル台の検出だった「コシヒカリ精米」は、
アルマジロ+テレミノ+角型マリネリ容器(600ml充填)・5cm遮蔽環境では、
判別不能でした。
判別不能というのは、現在の私の、
「グラフを見ての、あてずっぽうの判断」と「換算係数による定量」では、
「ないものをある」と判断してしまったり、「あるものをない」としているからです。
ただし、今回は「その山をピークと仮定したらば」という計算が
多すぎたことも原因ですので、次回からは、仮定して計算するのではなく、
いちおう、断定してみて計算をしてみます。
セシウム134がわりと見えているようなのに、セシウム137があまり見えない、
というものは、どうやら誤検出と見て間違いないようです。
やはり、明確にある場合には、少量でも福島由来の比率になっていることが
根拠のひとつであり、その点では、コシヒカリ玄米は定量は間違えましたが、
比率は、福島由来のセシウムの比率(1:0.39)に近いものがありました。
(むろん、単なる偶然の可能性もあります)
また、このコシヒカリ玄米については、係数が間違っているのではなく、
面積の取り方を再検討すれば、
もしかするともう少し近い数値に出来るような気も少しだけしました。
●むろん、1インチアルマジロとテレミノでは、
とうていあるところまでで限界が来る事は目に見えていますので、
「少数桁のベクレル数は測定不可能」としても、おおむね良いとは思いますが、
ただし、この部分は、今後、改良の余地は「ゼロ」ではないかもしれません。
■「0.9ベクレル台」が検出された「コシヒカリ玄米」については、
自分の測定では、暫定で検出としましたが、
定量計算には、約10倍もの数値の差がありました。
自分の、荒っぽい事この上ない計算は10倍も違ってしまったものの、
0.9ベクレルを「検出」と断定できたのは、
グラフから、わずかにでも「何かの特徴」を見ることが出来たの「かも」しれない。
だからといって、現在の私が、
0.9ベクレル台のセシウム137を判断できる精度であるということでは全くありません。
たまたま、0.9ベクレルを怪しむことが出来ただけで、
今後も安定して、そのあたりを怪しめるという保障は、現時点では全くありません。
●「醤油P」「九州産醤油」なども結果が出ましたので、
前述しました、過去ログに追記しました。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1908
自分の事前の測定結果や、今後自分で測定した結果と照らし合わせて、
いろいろと、もっと試行錯誤をしてみます。
■ただし、「醤油P」と「ローズマリー」に関しては、
共に、測定所での結果が出たあとに、自分で測定をしますので、
そこに、測定で出ている結果の先入観を投影してグラフを見ることのないように、
自分の心の動きに対して、注意深くしたいと思います。
*********
>以下は3/25 5:50更新
↓
放射能測定法の比較検討
日本アイソトープ協会
「ピークドリフト」という言葉で検索をしていると、こんなページが出てきた。
ドリフトというのは電子工学の分野では「変動」の意味に解釈して良いようです。
↓
http://www.nikiglass.co.jp/products/radiation/paper-yamada2012-niki.pdf
■また、放射線測定ではないのですが、
分析計測機器の会社のサイトにこんなものがありました。
なんか、いろいろな点で、よく似ているような気がしました。
↓
http://www.an.shimadzu.co.jp/hplc/support/lib/lctalk/23/23lab.htm
■いつもお世話になっている、おのみち−測定依頼所−さんにある
測定器の概要がありました。
あ、名前(Spectra)というのが、ちょっと懐かしい・・・
↓
http://www.hidenka.net/topics/csk/index.htm
*********
●その、おのみち-測定依頼所- の杉原様から、いくつかご解答を戴きました。
本当に、毎回、私は初歩的なことしか質問できないのですが、
いつもご丁寧なお答えを戴き、ありがとうございます。
オレンジ色部分が私の質問です。
↓
>>「測定途中に怪しい点(ピーク)なども見られませんでした」 という記述がありますが、
>>6時間測定した場合に、3時間目までセシウム連山(私の勝手な呼称です)の領域に、
>>何かピークがあり、その後消えた場合というのは、
>>その時のグラフを記録しておき、そこから計算したものも残しておき、
>>疑いをかけた方が良いでしょうか?
そうですね。
その場合、疑いをかけて、同じ時間でもう一度測定してみるというのも一つの方法です。
何かピークがあってその後に消えるというのは理由が2つほどありまして、
1つは、ピークドリフトと言われる測定値が、
ドリフトしてしまってピークが平らになってしまうことです。
この現象が起きますと、
ピークがあるのに無い、ピークが無いのに有るとなってしまい、
誤測定の元となってしまいます。
もう1つは、高エネルギー側からのコンプトン散乱による影響を受ける場合です。
短時間測定であれば、どうしても計数が稼げないため、
他核種によるコンプトン散乱の影響を受けやすくなります。
ですので、最初1時間まではピークが見えそう又は見えていたのに、
そのあと消えたということについては、
コンプトン散乱の影響を考えることとなります。
なぜならば、例えばセシウム137が存在しているならば、
ピークが消えるということは考えられないからです。
上記2点により、測定結果については常に考える必要があります。
番外編として、短時間で崩壊する核種の存在(ビスマス214等)も考える必要もありますが、
その辺りは測定を積み重ねることによって、
判断がしやすくなってくるのではないかなと思います。
>>ふたつめは、はっきりとセシウム三兄弟らしい形にはならなものの、
>>その領域に、尖ったピークがある場合、これを計算にいれるかです。
例えば、セシウム137の検出されるエネルギーの位置にしっかりとしたピークが見えない場合は、
コンプトン散乱の影響も考えられますので、入れない方が良いのではと思います。
どうしても不安が払しょくできない場合は、もう一度測定を行うことで
同じ位置にピークが来るかどうか見てみるのも一つの手です。
きちんとエネルギー校正をしているのに、
どうしても位置がずれて出てくる場合は他の核種が疑われます。
>>どうも、今回の「コシヒカリ玄米」結果を見ますと、
>>1インチ・アルマジロの分解能では、それを他の核種と見分けるのは困難と判断しました。
>>計算に入れてしまった結果が実測に比べて10倍も数値が多くなってまったものでしたから。
>>逆に「コシヒカリ精米」はないと思ったらば微量の疑いとなりましたので、
>>1ベクレル以下は、私の設備では区別は不可能(または困難)とはっきりしたので、
>>その点で良かったと思います。
>>分解能や感度のいいシンチレーターの場合には同じところの山が、
>>もっとはっきり出るということだと思いますが、この考え方でよろしいでしょうか?
はい、この考え方で間違いないです。
当方の測定器は3インチのNaI結晶です。
やはり放射線を受け止める面積が大きいですので、出てくる放射線を感知しやすく、
1インチや2インチ等の結晶と比べると、計算式も予測の値が小さくなり
実際の値に近いものとなりやすいです。
ただし、ノイズも乗りやすいのでなかなかに両立が難しいですね。
*********
■それにしても、こういう測定器が、25万円以内であったら、
どんなにいいかと思うのですが、たぶん、ウン百万とかなんだろうな。
↓
http://sukoyakahiroba.com/becquerel/3inch.php
そこで、貧乏人の私は、つい、こんな事を考えてしまうのである。
↓
2インチとか、3インチのほうが感度もいいのだから、
ガタガタ言ってないで、働いて、稼いで買え!
と言われるであろう事は分かりますが、
単純計算しても、シンチレーターの結晶だけで何十万円にもなってしまう。
2インチで4万円以下のは、ありましたが・・・。
↓
http://www.le-strategies.com/?p=106
こんなプローブだと8万円ぐらいのようです。
↓
http://www.le-strategies.com/?p=153
鉛の遮蔽ブロックも込みで2インチプローブで、50万円前後のこれが、
今のところ調べた中では、最もローコストだった。
↓
http://www.fuijapan.jp/2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81nai%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/
100万円まで出せる人なら、こういうのがある。
↓
http://www.fuijapan.jp/1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81-sri2-eu-%E3%83%A8%E3%82%A6%E5%8C%96%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0-%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/
●自営業で食べるので精一杯の私のような者には、
命や健康と引き換えなのだ、とは言え、あまりにも家計を圧迫しすぎる。
うぁ、バラの部品だと、なんだかいっぱいあるなー。
↓
http://www.kansaidenshi.co.jp/R-Detector.html?gclid=CPnR3danrL0CFYHwpAodsFwA_w
価格は不明ですが、4Bq/kgまでならば、ここの自社製品がありますね。
↓
http://www.kansaidenshi.co.jp/krm3/pdf/KRS-2000_05MAR2013%20V1.2.pdf
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