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[177]
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★分割自我復元★その177■ 【おたより・トラウマ掘りの報告】 ■
by:
鈴木崩残
2013/02/23(Sat)07:10:12
トラウマ掘りの報告
●今回の報告の方は、文章に少し癖のある方であった事と、
家族構成や職種についての個人情報が多かったため、
かなり省略しましたので、報告全体の1/4以下に圧縮してあります。
以下報告のごく一部です。
_________________________________
自我を脳に上げる実験の報告です。今回は5日間の分です。
ちょっと、突き抜けた感があります。
<作業を行った結果、感じたことや変化したこと>
ようやくトラウマを掘れたという安堵感はありましたが、
ショックのあまり2日間は精神的に立ち直れず、
仕事に行っても、陰惨な気持ちでした。
****
竹の間3898の投稿の通りですよ。
私の事を虐待していたから、
自我復元を始めた私の顔色を窺っていたんだ。
そして、今度は自我率の上がってきた私を自立させないために、
脳出血で倒れたんです。
****
1/6からの帰還さん、学生時代の話を書いてくれて、ありがとう。
頭の隅に、あなたの文章が、引っかかっていたんです。
私も思えば、地獄だった。でも、無気力だったし、
鈍感だったので、ただぼんやりと苦しかっただけだ。
だから二十の頃、自殺したかったんだ。
そのはっきりした理由さえも、分からなかった。
自殺したい理由さえ、自分で分からないんですよ。
受験戦争をくぐり抜けてきた、小学生の頃から親に、
ひっきりなしに勉強しろと言われ続けてきた、希釈自我の子供達は、
希釈自我の毒親に、やられちゃったんだ。
虐待されちゃったんだ。最低だ。
****
竹の間3898と3533のこの2つの投稿だけで、
無自覚ACのトラウマ掘りは出来るはずです。
全部手口が書いてあるもの。
<無自覚ACのトラウマを掘る方法>
思いついたら必ず、メモを取って下さい。
1/
まず幼少期からの自分史を詳細に書いてみる。
すると1回目は楽しくて良い思い出がいっぱいです。
親がたっぷりと飴を与えてくれたから。
2/
今度は、親に怒られたこと、自分が嫌だと感じたことを思い出して、
一つずつエピソードを丁寧に書いていく。
そうすると、連想でいくつもいくつも書けるはずです。
3/次に、その2の視点のままで(被害者の視点ですね)、
自分史をもう一度、詳細に書いて下さい。
今度は恐ろしい事になります。
あなたの親が、あなたを、彼等の勝手な「善意」で
虐待したという事が分かります。
やる事は簡単ですが、最後のひと踏ん張りは、
あなたが、自分で、それに気付けるか、気付けないかにかかっています。
****
今朝、仏壇にお線香を上げ、位牌に向かって、
声に出して、祖母・祖父・父の全員が、
私を虐待していたことを責め立てました。
そして、「あなた方は、ここで延々と虐待の連鎖を受け続けるがいい」
と言い、最後に「死んだら逃げおおせたと思うなよ!」
と言いました。
****
品物一つ一つが誰に由来する物なのかを考え始めると、
虐待された家に居るのが気持ち悪いのですが、今は仕方がないです。
私の部屋の物は、ほとんどが自分で買ったものですが、
家自体となると、元々は私のものじゃないからって、
今住んでいる家を、丸ごと、ぽいっとゴミに出せる訳もありませんし、
それじゃあ、家を出て自活できるかというと、今はまだ内心怖いんです。
まだ怖じ気づいているんです。
それが自分で、はっきり分かります。
今までの無気力な考え癖が残っていて、
外に出てフルで働くのは嫌だ、とか、体が弱いから働きたくないとか、
自分の中で逃げ回る言い訳を考えているんです。
****
今朝は、仏壇にお線香を上げて、今度は祖母を責め立てました。
まず、祖母と祖父に、まずお父さんに謝れ、
あんた方がお父さんをこっぴどく虐待したんだよ。
文句があるなら、お前らの親に言え。
お前達を虐待したのはお前達の親なんだよと言いました。
祖母には、子供7人、全員虐待しやがって、
本当に恐ろしい聖母面した毒親だよ、と言いました。
父には情状酌量の余地があるが、祖母には何もない。
私を含め8人も虐待したんですよ。お前は絶対に許さない、
私に詫びを入れに来いと何度も言っているのですが、反応がありません。
****
トラウマが掘れてから、私は、父の行動のトレースをしている事に気付きました。
たぶん、父の行動をずっと見ていて、影響されたんです。
自分が肯定的に見ている人の行動を無意識にトレースしているんです。
何もこのやり方で、これをやらなくてもいいじゃないか、
別のやり方でやっても構わないんだ、と気付きました。
あと、私が信心深かったのは祖母の影響で、
クラシックをたまに聴いていたのは父の影響なんです。
どちらも私のものでない。クラシックのCDは処分します。
トラウマが掘れてから、呪縛が解けたみたいに、
色々な事が徐々に分かるようになってきました。
まるで、マトリックスという映画で、仮想現実とそぐわなくて、
自分だけカプセルで排出されちゃったような感じです。
****
崩残さんが竹の間で「愛情」の定義をお書きになっていましたが、
そもそも希釈自我にはまっとうな「愛情」なんてないんです。
誰も愛情なんて受けてこなかったんです。
****
今日TVで、ドラえもんのアニメはアメリカでは放送禁止になっている、理由は、
これを見た大人が、アメリカの標榜する「自助努力と進歩の精神」の妨げになる
と考えたから、と言っていました。
アメリカ人は、その点はまっとうだった。
本当に、ドラえもんは毒々しいアニメです。
のび太が困ってドラえもんに泣き付けば、すぐにドラえもんが、
秘密道具を出して助けるなんて、依存そのものじゃないか。
****
以前、精神世界から足を洗った時もそうだったのですが、
洗脳が解ける時って、振り子運動のように、行ったり来たりを繰り返すんです。
それを繰り返して、しばらくすると完全に抜けます。
今はまだ、行ったり来たりしています。
本当に、完全に洗脳されている時は、自分では絶対に気付けません。
精神世界に、はまった時もそうでした。7年間、色々な事をやり尽くして、
見尽くすと、徐々に理性が戻ってきます。
自我復元しなければ、親の洗脳は絶対に自分では解除できません。
****
一般的な虐待は、肉体と精神の両方ですが、
精神だけの場合も、確かに虐待です。これは間違いなく「洗脳」です。
この洗脳は、内容がどんなものであれ、
北朝鮮や新興宗教がやっている事と同じだ。
希釈自我の親や祖父母に対して、
希釈自我の子供や孫が反抗的で在れるかどうかは、
洗脳の度合いで決まると思いました。
一般的に反抗というと、良くないものに取られがちですが、
赤の他人ですから、意見の相違があるのは当たり前のことです。
反抗的な方が、洗脳の度合いは弱いと思いますし、
反抗し合える関係の方が、正常に近いです。
二人の間の距離に、伸び縮みする余裕があるってことですからね。
父は、祖父には反抗し、祖母には反抗しませんでした。
私は、子供の頃、誰にも反抗しませんでした。大人になると、
母には反抗し、祖父にはたまに文句を言い、父には反抗しませんでした。
私は徹底的に祖母と父に抑圧されたので、
グレることすらできなかったんです。
中学の頃は、校内暴力大全盛時代で、不良の子達が沢山いて、
私は内心、羨ましかった。
私の内面は、不良の子達と同様に大荒れでした。
むしろ彼等の方が外で発散していたから、まだまっすぐだったんです。
それでも、ものすごい不良をやっていた男の子は、
家ではとっても大人しい子だと聞きました。
どうです、この歪みっぷりは。親の洗脳教育の成果です。
****
実習者全員が、なぜトラウマ掘りをやらなければいけないのか、
最初は分かりませんでした。
やり終わってみたら、希釈自我の洗脳教育という呪縛からの解放なんだ
という事が、はっきりと分かりました。
****
だいぶ正気になってきました。書いていて初めて分かったんですが、
自分がこんなに歪んだ価値観を持っていた事に、
今の今まで全く気付きませんでした。
だいたい、元々がすごい希釈自我なのに、
歪んだ価値観を持っていない希釈自我なんているはずがないのに、
自分は大丈夫だなんてあり得ない。
自省する能力がないだけなんです。
竹の間「3533」のお蔭で、だいぶ掘れました。
今までは無自覚ACは自分の事じゃないと思っていたので、
全部スルーしていましたが、これから竹の間をもう一度見直します。
竹の間を見直していますが、
書かれている事が、ものすごく良く分かるようになりました。
しかし、よく崩残さんは、諦めないで、根気よく書き続けておられましたね。
昔は、あそこに書かれている事が100%分かった人なんて、
一握りいるかいないかだったんじゃないでしょうか。
正気になってきた今だからこそ、私もようやく分かるのであって、
掲示板は誰にでも開放されているのに、本当にもったいない。
宝の持ち腐れです。
希釈自我じゃ、宝を見ても価値が分からない。
余談ですが、竹の間を読んでいて、
>私が今までに受けた勧誘の電話で、
>実際に、やったことのある、冗談返答は「以下」のとおりです。
>奥様はいらっしゃいますか?
>>1/「先月、他界しました」
>>2/「実家に、帰りました」
>>3/「昨年、離婚しました」
>>4/「私ですが・・・」
4、ウケた〜〜!!(*^O^*)夜中に吹きましたよ。
すごい意外。面白いなぁ〜、私も考えてみよっと。
>この記事です
↓
http://www.mumyouan.com/k/?T3637
****
トラウマ掘りは、どっちを掘っても同じなんですね。
虐待されている事に、変わりはないんだ。
無自覚ACの方が重症だって、本当でした。
掘ってみたら反吐が出る。
ひどい。人間不信になる。
子供を虐待しないのは、きっと全自我の親だけです。
希釈自我の親なら、全員、子供を虐待しています。
だから、皆、トラウマを掘れば必ず出るはずです。
そして、善人面している方が、一層ひどい。
ショックで、立ち直れなくなりそうです。
無自覚ACの方が、掘るのに自我率がいりそうです。
ああ、こんなところで人間不信に陥るとは思わなかった。
自我復元ブログで、色々な人が同じことを言っていた、
なぜ本当の、ありのままの私を、あなた方は見てくれないのかと、
その意味が、よく分かりました。
****
これで、トラウマ掘りの報告は、一段落とさせてください。
あとは、●回目の自我判定のお願いの時に、
これ以降の報告をお送りする事になると思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
______________________________
●さて、S020さんの影響かそうでないのかはわかりませんが、
どうも、最近・・・、
>先祖の「仏壇」と一戦交える人が、多いようである。
といっても、まだ、お2人ですが。
●それと、今回の報告の方は、
今までに、同じ間違いを3度も繰り返しています。
ここに掲載した文中にはありませんが、
家族の方の一人の自我率を、勝手に1/8自我と断定していました。
これは、この方に限らず、誰であっても、やめてください。
皆さんが判断するものの中では、
相手の自我率が、自分より低いかな? 高いかな?、というぐらいが、
私がギリギリで、許せる範囲です。
それ以上のことは、判断してはなりません。
自我判定を、かれこれ2年以上続けてきた当人の私でさえも、
判定ばかりは、着手しなければ分からないのです。
むろん、判定する以前の問題として、
あきらかに文章のおかしい人は何人もいましたが、
それでも、私にはおおざっさぱにしか判断できません。
実際に判定をすると、パーセント単位で出てきますし、
また、概算の予測とは異なる結果となることも何度もありました。
●自我判定をするに当たっては、対象者がやりやすい人でも、
周辺情報も拾い上げるためには、最低でも2時間ほどかかりますし、
判定のための、共鳴が出来ない場合には半日かけても、出来ないことがあります。
また、そういう場合には、私は体力を物凄く消耗します。
ですから、判定というのは、簡単にみないでください。
簡単に語らないでください。
判定の時に使われるものは、何も自動書記だけではありません。
経験則から、その文字を数値に変換するのに物凄く時間がかかる場合もあります。
その方の自筆の筆跡を手がかりにして、
その人の住所の位置、名前、報告内容、あらゆるものを動員して、
神経を集中しますし、どうしても、相手の気配が薄い場合には、
航空写真のマップすらも使います。
ですから、他人様の自我率を、あてずっぽうの分数では、
決して安直に語らないで下さい。
判定に要するプロセスは、20年かかっても、他人に教えられないほどに、
困難であり、複雑なのです。
___________________________
●さて、次の余談ですが、
それは、「根路理さん」のブログです。
実は、最初にあの「シリーズ」がスタートした時点で、
私は、メールで、次のような主旨(意訳)のことを言いました。
「もしも、そのスタイルが、トラウマを掘る、または
自分の中で、まとめるのに、やりやすく、役立つのでしたら、
その方法でやってみても構いません。
それは人の自由ですから、
それを変えるように言う権利は私にはありません。
しかし、私は個人的には違和感を感じます。」
●実際、根路理さんが、加工をしていない原文の、
トラウマ掘りの報告というのは、非常に緻密で、
また、今までよりも、かなり正直であり、
分かりやすく、トラウマ掘りの報告としては、
そのまま、文章を他者に理解しやすく短くするだけで、
私から見ても、相当に、
まだトラウマが掘れていない、無自覚ACや、
無自覚トラウマの人達には、利する内容でした。
●しかし、現在のスタイルは、「読み手」、つまり、
それをトラウマ掘りの参考にしようとする人にとっては、
ほとんど役立たないものになっていると、私個人は思います。
私は、根路理さんの、
飾らない、生の「原文の良さ」を知っているだけに残念に思います。
トラウマ掘りの記録というのは、全く飾らず、変形させず、
それ自体が、人の心を打つものです。
●むろん、自我復元ブログというのは、
人を笑わせるためにあるのでもなく、
人を泣かせるためにあるのでなく、
原則として、書いている人自身の記録であるわけですが、
今のスタイルですと、
お笑いにもなっておらず、涙にもなっていません。
むろん、既に書いたように、自我復元ブログは、
笑いや涙を、読み手に想起させるのが目的ではなく、
本人が、それによって、利するものがあるかどうかです。
●しかし、その観点で見た場合、
トラウマの被害者でもあり、加害者でもあり、
当時者として、未だ、決して傷が癒えているとは言えない状態で、
「番組進行者」という俯瞰した立場にご自分を置いて、
他人事のように、しかも、あまり慣れておられない、
笑いを加味した解説をする、
というポジションに、ご自分を置くことは、
私は、現実逃避の一つではないかと、疑問を持っています。
●未だ、傷の癒えない状態であり、さまざまな癖が抜けていない状態で、
無理に、テレビ番組のように「客体化」し、
しかも、それが、「他者に毒親のなり方について、教える」という、
この「教えるというスタイル」を取ることは、
これは本来であれば、プロのお笑い芸人でさえも、
簡単には扱えないテーマであるのですから、
そうしたスタイルを取ることが、
果たして、本人にとって、何かの意味を持つのか、疑問でした。
なんら、脚色をする必要のない正直なレポートそのままでも
その方が、ずっと良かったのではないか、と私個人は、感じています。
何かとても大切なものが、逆に、屈折をしてしまった感じがあります。
●もしも、こういう言い方が許されるならば、
トラウマ掘りをした自分を、本来は、自分で褒めてやるべきなのに、
トラウマ掘りの記録の結果を、
「お笑い」あるいは、「番組仕立て」にすることで、
自分で自分を、またも虐待しているのではないかと。
無自覚AC問題は、お笑い、
または、番組仕立て(しかも、毒親になるという逆説の仕立て)、
にしてはならないのではないかと私は思っています。
それに苦しんだ人は、今も苦しんでいますから。
それは、私が「毒親になる方法」の本の目次をパロディーで
作ったのとは、動機が違います。
本来は、笑いにしてはならず、重く受け止めるべきものを、
目次にすることで、ぎりぎりで、中和するというのが、
私が目次を作った理由であり、茶化しではありません。
むろん、根路理さんも、茶化しではなく、
大真面目に、真剣に、
ブログをあのスタイルで書かれているのは理解できます。
●あのシリーズは、あと少しで一端収束し、
>>そのあとには、シリアスな内容の自己分析のシリーズになる、
という「予定」を、「根路理さん」からは伺っているので、
今は、様子を見守っていますが、
私には、今現在のスタイルに限定すれば、
ご自分の中での整理のつけかた、
自己表現の仕方、
他者へのディスプレイの仕方、自己認識の仕方としては、
それが、「板についていない」、というレベルではなくて、
既に、何かが「脱線」しているように感じるのです。
●ですから、まだ、自分の主人には、なりきっていない状態で、
自分自身に、あるいは他者に、
「毒親になる方法」を「教える」、
「という、ジョークスタイル」を取れるほどに、
ご本人は、まだ、無自覚AC問題を、解消や、消化をしていないと私は思います。
しかし、それでも、あのスタイルを取らせるものがあるとすると、
あのように、かなり無理のある形で、
「達観したようなキャラクター」を、「演じようとする」、
その動機としては、
それは、本人とトラウマへの直面との間に、まだ「距離」があり、
その距離を縮めることを、恐れていると見ることも出来ます。
●たとえば、それだけ洗脳の被害者であることを真に自覚できた
のが本当であるならば、母親を徹底して責めるべきです。
しかし、直接に母親を責めることなく、
あろうことか、その毒親のポジションに身を置くという試みですらなく、
毒親を育てる「講師」を選ぶという点が問題です。
これは一体何の為にそうするのか?
私はここには、毒親が決して子供に教える事の出来なかったもの、
つまり、欠落要素が関係していると思います。
「ホカ子シリーズ」が、「語りかけている対象」は、
私へでもなく、
読者の方たちでもなく、
毒親ですらもありませんし、
ご本人の主人格へでもありません。
ご本人の、大きな挫折感の原因となった「別の対象物」です。
それに対する、屈折した「報復」であろうと私は見ています。
●何度も言いますが、私は、
「ありのままの報告の原文」を知っているだけに、残念に感じます。
怒りや、思いを、親や異性に、そのままぶつければいいのに、
それが、出来なかった原因に、深い傷跡を感じました。
決して、これは、イエローカードではありません。
ただ、私個人が、残念に思っているのみです。
___________________________
さて、ここでまた読者の方への話に戻りますが、
無自覚ACの中でも、巷にある「その手の本」の中では、
事例が少ないパターンである、この、
>親が自分の都合で、わざとその子供を甘やかし、
>兄弟間差別を親が利用した形の洗脳
これは、最近、他の女性からもありました。
その方は、今は、まだ掘り出しの途中ですが、
完全に、娘に「自分を良き母親、と思わせた」、洗脳の事例です。
その結末、その悪影響が、その人のこれまでの人生に、
どのように、横槍を入れてきたかは、
いつか、その方から、まとめがあると思います。
●「ホカ子」というのは、実は全然珍しくはないのです。
今回、冒頭に、報告の一部を編集して掲載した方も、ホカ子です。
そして、いつか報告が寄せられる前述した方も、ホカ子です。
まだトラウマの掘れていない「ホカ雄」も、読者の中には何人もいます。
それは、ある意味で、明確な虐待によるトラウマの記憶がない、
という点で、虐待やACの記憶がある人よりも、
「いっそう病巣が酷く」、「気づきにくい」という点では、
もっとも「深刻な」病状なのです。
だから、「深刻なものは、深刻なものとして、語る」のが、
本当の意味で、客観性のあるものとなり、
それが「本筋」ではないかと、私個人は思うのです。
___________________________
●最後に、
私、自我率が、90%を超えた人には、
どんどん、厳しくなります。
私は、他人に優しくするということを知らない人間でしたが、
分割自我の問題が発覚してからは、
えらく、丸くなりました。
丸くなったのではなくて、正しく言うと、
相手の自我率に応じた手数しか出さない、
全力でストレート投げても意味がない、と結論したからです。
しかし、90%を超えたあたりから、
あるいは、まだ90%未満でも、資質のある人たちには、
個別にですが、私は、少しばかり厳しくなります。
なにしろ、
もしも、人が全自我になったら、
私は、その人には、
「遠慮せずに、普通に、しゃべってもいい」ということなのですから。
そう思うと、今自分が、どんだけ、普通にしていないか、に対して、
自分で少しは、居心地が悪いのか?と自問すると、
他人に「加減する」という事自体が、私には、かなり新鮮な経験なので、
これも、なかなか悪くないです。
________________________________
●蛇足ついでに、もう一つ言うと、
これは、私が歳を取ったから感じる、というだけではなく、
ここ、最近ですが、
親になった気持ちというか、親というポジションが理解できます。
たぶん、それは皆さんの中から、トラウマを掘りつくした人が
続出したせいもあると思います。
●そういうわけで、むろん、年齢差があるということも手伝って、
マディアさんとか、さかなさんとか、なんだか、
娘みたいに思ってしまうのです。
「よーし、よーし、よくトラウマ、掘れたなっ」って。
娘の頭を、ぐちゃぐちゃに、撫で回している自分が見えます。
戦士さんに、「とーちゃん」とか言われると、
ほっぺた落ちそうになります。
いや、いやらしい意味でも、ロリコンの意味でもなく、
そもそも異性としてではなく、
また、自分よりも下に見て「子供」という視線ではなくて、
「なんか、最近、オヤジやっているよな」と思うわけです。
むろん、皆さんのことは、
ちゃんと、一人前のレディーという異性としても、認識はしています。
●思えば、砂手が、うちにやってきた時は、その後も、
私は一種の、「人の父親」となったわけですが、
今の方が、ずっと、人の「オヤジになった実感」があります。
まー、これって、
年齢のせい+「自我復元の元締め」をやっているからなのだと思います。
つまり、毒親が壊してしまった子供たちの「育て直し」?。
だから、女性、あるいは、男性の読者の人達に対してもですが、
私と、そう年齢差がない人に対しても、
なんだか、その人たちが自分の「息子」のように感じることがあります。
だもので、「S020さん」は、私とそう年齢は違わない筈ですが、
もしも、S020さんが、全自我になったら、
私は、「息子に、悪い遊びや、悪い事を、教えたくなる」と思います。
つまりは、
ザ・シンプソンズの、ホーマーみたいになるってことか?
ここまで来ると、「世も末」、というか、
単に、私が、末期症状なのかもしれん。
そうは言っても、猫族に対してだけは、
私は、未だに「母親役」である。
しかし、長げぇーな。長すぎるぞ、私の母性歴は。
「バナナを創った宇宙人」にも書きましたが、
私を育てたのが、どの時代でも、
ほとんどが魔女的な母系の生命体だったので、
まー、しょうがないといえば、しかたあるまい。
だもので、
地球での最後ぐらいは、
慣れていないが、少しぐらい「おやじヅラ」をしてみるか。
________________________________
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