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ここ最近の読者の方とのやりとり

『はじめてのＢＡＲ』について・・・(戦車さんとのやりとり)


>再度、同じ畑に植え付けることとする。



>>これが、自我復元実習者の恐怖を煽ります。

>>恐ろしいです、これ。
>>正しく死ねないと、こんな風になりますよ、という短編ですね。

>> 星新一がこういう話を書きそうです。
>>これは地球での産業ネタですよね。


はい。

そういえば、たぶん星新一だと思うのですが、
「宇宙の中心をようやく見つけた」と思ってみたら、
そこには、
「ここが、宇宙の中心」って書いてあった（だけ）という話がありました。


>>正しく死ねないと、こんな風になりますよ、という短編ですね。


あれ（「はじめてのＢＡＲ」）は、ルーシュ産業のみをテーマとした場合ですが、
私の知るかぎり、徹頭徹尾、商品として扱われる一面が確かにあります。

ただし、別の観点からすると、すべてが「同意制」のルールに基づく
という点を混ぜると、また少し「別の展開」になってゆきます。


本当は、ああいう話になる予定ではなくて、

「人間は、自分が、最も幸せだった瞬間の感情を、
これが欲しいのですと、誰かに、（思い出ではなく）
感情そのものとして提示できるのか？」

がテーマでした。

それはまた、別の投稿として書く予定です。


●人間は、イメージするのはいいのですが、
しかし、イメージではなく、
欲しい「結実としての満足」とか、快感とか安心感なしには、
結局は、欲しい「果実」の部分がないことになります。

宇宙ステーションが手に入ったとか、自分の欲しい宇宙的な肉体が手に入ったとか、
惑星を自分の好きに創造できる、となっても、

しかし、それで、「何の実感が欲しいのか？？」

ここは、まだ、復元を終わった人も、誰も切り込んでいないと思いますので。


●私は、一日に、どういう種類の感情を自分が毎日発生したかの
感情日記を、昔つけたことあるのですが、
まー、人間の感情パターンは、たいしてバリエーションがない、
ということが、とても、よくわかりますね。



>「人間は、自分が最も幸せだった瞬間の感情を、
>これが欲しいのですと、誰かに、（思い出ではなく）
>感情そのものとして提示できるのか？」
>がテーマでした。


「感情を思い出す」というのは、
何年か前にやったことがあるのですが、
難しかった記憶があります。

試したのは、庭で咲いたバラの香りを初めて嗅いだときの、
驚きと喜びと幸せと飢え、３：４：２：１くらいの感情だったのですが
（これだと、ざっくりしすぎですが）、

完璧に再現はできなかったと思います。

それにやや近い感じで、喜びと幸せ感を思い出すことができて、
その感情、その時の感動でちょっとブルっとしたのですが、

「バナナを創った宇宙人」の死後のミッションの報告に、
感情を提供する場面がありましたね。
あのくだりを読んだ時、その作業を思い出しました。


「カクテルＢＡＲ　ＥＭＯ」でオーダーを通すのは、結構難しそうです。

そんな具合ですから、
「何の実感が欲しいのか」、「どういう感覚の経験をしたいのか」
をリアルに想像するのは、今のわたしには、とても難しい課題です。


ですが、地球ツアーでは、その部分こそが、大事なのですね。


というよりも、今後、宇宙に出ると、
そういう注文を出せなければ、お話にならないのでしょうね。



>それはまた別の投稿として書く予定です。


楽しみにしています。


>イメージするのはいいですが、
>しかし、イメージではなく、
>欲しい「結実としての満足」とか快感とか安心感なしには、
>結局は、欲しい「果実」の部分がないことになります。

>しかし、それで、「何の実感が欲しいのか」ここは、
>まだ、復元を終わった人も、誰も切り込んでいないと思いますので。


何の実感が欲しいのかがはっきりわかったら、
別の手段でもいーんじゃね？ という事が起きそうです。
そのプロセスをも味わう、という事でもない限り。

目的と手段についての投稿が、
半年くらい前の「松の間」にあったと思いますが、
あれは相当大事なことだったんだねと、今更ですが、思いました。


>一日に、どういう種類の感情を自分が毎日発生したかの
>感情日記を、昔つけたことあるのですが、
>まー、人間の感情パターンは、たいしてバリエーションがない、
>ということが、とても、よくわかりますね。


そのショボいバリエーションの、配合比率を変えれば、
結構いろいろ味わえるのかなあ、なんて思いましたが、
日常生活では、そこまで複雑な感情は、なかなか出番が無さそうです。


１０代の頃に、「・・・・・・・・・」という映画を見たのですが、
この映画を観終わったときは、複雑な感情だったと思います。

自我復元を始める前は、わしランクで、ほぼトップの映画でした。

自分にとって、単純に嫌なこと・いいことが起きるよりも、
微妙にいい、とか、若干悪い、とかが入り混じったような、
どちらか一方に偏らない場面でこそ、
複雑なのが味わえると思います。

それらを味わうのが、いいのか悪いのかは別として、
作物としては、まあまあの商品を提供できている気がします


＊＊＊＊＊＊＊＊＊


>>そんな具合ですから、
>>「何の実感が欲しいのか」、「どういう感覚の経験をしたいのか」
>>をリアルに想像するのは、今のわたしには、とても難しい課題です。


●感情で描けといわれると、
思い出すことそのものは、私にとっても難しいです。

もうひとつ重大なテーマは、
もしも、自分が希望した、ある瞬間が、
そこだけが「永久にループする」としたら、

その人にとって、「全く変化なし」にでも、
永遠に続いても良いと確信できるような瞬間とは、あるだろうか？

ただし、それは、
「私は、ずっと絵を描いていたい」とか
「私は、ずっと２０年も陶芸をやってきたが飽きないから、
　永遠に陶芸をやってもいい」

とかこういうのは違います。
これは、「作業」として永久に飽きないといっているだけで、
その作業の中には、アップダウンがあり、幸・不幸が繰り返されます。

そうではなくて、たとえば、
「縁側で、猫と日向ぼっこしていて、心地よい」のを、
そこだけ取り出して、それだけを永久に経験する魂になれるか？
というのが質問の本質なので。


これが、「竹の間のアンケート」で、
「今までで、最も幸福だったときは？」の質問で引き出そうとする部分です。


●多くの人が「幸せになりたい」と、
まるで、「神や愛の定義もなしに、それを欲しがる宗教」
のように、「曖昧な幸福教」に陥っていますが、

では、「どのような環境」や「どういう手段」で幸福になるのかではなくて、
その結実の幸福の「幸福感それ自体」を、
その人は、今、ここで、
自分の中に再現できるのか？ということです。

あのバーで、カクテルの注文をするように。


●また、もしも、人が過去における自分の、
稀にしかない幸福を記憶していた場合には、
その人は、死ぬまで、その幸福と同じレベルか、それ以上のレベルを感じないと
決して満足しない、という状態になります。

あるいは、「過去に味わったから、あれは、もういいや」となるかです。


>>目的と手段についての投稿が、
>>半年くらい前の「松の間」にあったと思いますが、
>>あれは相当大事なことだったんだねと、今更ですが、思いました。

これですね。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?M1134


>>自分にとって、単純に嫌なこと・いいことが起きるよりも、
>>微妙にいい、とか、若干悪い、とかが入り混じったような、
>>どちらか一方に偏らない場面でこそ、複雑なのが味わえると思います。


●ほとんどの場合に、そうですね。

味覚、収穫、視覚、聴覚、触感、すべてのケースで、
微妙に、「反対のものが、混ざっていること」が、
物事の感覚に「奥深さ」を与えます。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


●次は、自我復元を完了した方からのメール。



最近の桜の間は、とても参考になり、

私が興味が惹かれることが多いので少しだけ感想を書かせてもらいます。

>[209]■ ★分割自我復元★その２０９■短編小説　『はじめてのバー』　に関して


最近ですが、死後のミッションその４をしていて、
とても印象的なことがありました。

私が観光案内所で自我復元中に、
スケッチブックに書いていた生まれ変わりたい宇宙の状態に近い、
現実の場所を見せてくれと、
受付の爬虫類顔の緑色の宇宙人に頼んだ時の経験です。


私の生まれ変わりたい場所とは、
宇宙全体の全ての記憶が蓄積されている図書館のような場所で、
そこの司書として記憶を整理しながら働きたいと思っていました。
エドガーケーシーがいうようなアカシックレコードみたいな場所です。


死後のミッションをすると、
英国式の近世の古い感じの図書館の内部があらわれ、
そこでは様々なタイプの宇宙人がいました。

でも、そこで私はふと思ったのです。
「なんか状況が、私の理想どうりで、できすぎだろう」と。

それで、「できすぎだろ！！」と大きな声をだすと、
場面が崩壊して、映像の奥からまったく違う場所があらわれました。

おそらく、図書館のような場所は、
現実の宇宙の場所の疑似体験ではなく、私の記憶の中にあり、
私が気に入るであろうものを、疑似体験するように仕組んだと思います。


図書館が崩壊した、その後の映像は、輝く黄色の滝の場所です。
その黄色の液体に手ですくって飲むと、
知らない記憶や感情がありありと溢れて、思い出されました。

本当は自分が経験したことのない記憶なのに、
「思い出した」という表現がピッタリな認知のしかたでした。


その黄色の滝に興味はあり、もっと調べたいとも思いましたが、
受付の宇宙人に仕組まれて騙されたことから、
長居をしないで現実の世界に戻ろうと思い、
すぐに死後のミッションをやめました。


この死後のミッションは、『はじめてのバー』掲載よりも、
数週間前に体験したことです。

『はじめてのバー』にでてきたＬｏｏｓｈと、
黄色の滝が同じもなのかわかりませんが、興味深い内容でした。


また以前から、崩残様がことあるごとに、
死後に宇宙人らに騙されないようにと訴えてきましたが、
私は自分が騙されたのに気付いたのは初めてでした。

ああ、こいつらこうやって騙すんだなと、
本番で死ぬ前に勉強としていい経験ができました。



>[206]■ ★分割自我復元★その２０６■希釈自我が原因で、引きずる前世の癖　■ に関して


>たぶん、３／４以下の希釈で生まれた場合には、
>その自我では、前世の段階からして、
>あまり大した目的ではないことが大半ですから、
>それこそ、全自我復帰してから、
>今回、「今後の目的そのもの」を、作り直すのが良いと私は思います。

>今回選んでしまい、拘束されている生活環境も、
>その一部の条件を解約できるかもしれませんし。
>だから、こうした契約を、書き換える方法を、
>今、模索しているところです。


私の目下の課題が「生の目的を知ること」なので、
とても興味深く読まさせてもらいました。

仰るように、私のような超低自我で生まれた人間は、
おそらく今回の生で初めて希釈自我にされたのではなく、
その前の生から何度かすでに希釈自我にされていた可能性が高い、
と考えた方が合理的だと思います。


そうすると、たとえ「生の目的」を知っても、
目的設定自体が希釈自我の状態で考えられていたら、
目的が整合性がない可能性が高いと思います。


ぜひ、契約を書き換える方法を見つけてください。
なんでしたら、私もサンプルになってもかまいません。


全体として、桜の間で、
最近は全自我後を意識した内容も割合が少し多くなってますね。

それだけ、最近の新しい自我復元法の修正により、
全自我に近づいている人が増えてきているということなのかもしれませんが。
私しては嬉しいです。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊


●最後は、復元中の方からの報告ですが、
これで何人目か分からないほど、同様の報告が増えましたが、
花粉症についてです。





●花粉症が本当になくなった＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


花粉症が軽くなったという報告は知っていましたが、
嘘だとは思っていなかったものの、
自分とは関係ないと思っていました。


20数年来の花粉症で、
薬を飲まないと体中の血が沸騰しているように全身が熱く痛くなり、
呼吸困難になって死んでしまうのでは、
と思うような状態だったので、
これが治るはずがない、と思っていました。


3月の中旬までは薬を飲んでいたのですが、
どうも症状が軽くなっている気がしたので、
仕事のない3月・・日、飲むのを止めてみました。


症状が出ませんでした。

その日を境に一切薬は飲まなくなりました。

最も花粉の多い時期に何ともないなんて考えられません。

周りの人にも説明の仕様がないので
未だに薬を飲んでいることにしてあります。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

>この方は、実際には、花粉症のことだけではなく、
>トラウマを掘り進めておられる途中の方です。
>他にも、むろん、具体的な変化報告が、沢山ありました。
>以下は、この方の、判定後のメールからです。


先日は自我判定をありがとうございました。

現在55％の自我率ということでした。

復元を始めた頃は50％の自我というと
随分立派に思えたものですが、

いざ自分が50％を越えてみると
それはとんでもない思い違いでした。


まだ何処にも到達していないという意味では
何％であろうと何も変わらないし、
半分の自我がごっそり無いのですから、
やはり奇形的であると思います。


とにかく完全な自我に戻らなければ
何も始まらないのですし、
ある時、ぽっくり死んでしまうかも知れないのですから
マイペースでありながらも急ぎつつ
復元作業をしていきたいと思います。




■下記の方たちの、自我復元ブログも更新されています。

マディアさん、

さかなさん

戦車さん

新子さん


などなど。



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