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★分割自我復元★その398■ 「 近 況 」
by:
鈴木崩残
2014/10/20(Mon)07:03:17
自我復元ブログの動向
●朱いはがねさんが、いよいよ、母親からのトラウマの毒の本質を
掘ろうとしています。
↓
http://jibunnikaerutameni.blog.fc2.com/
●Abyさんが父親の洗脳を解析しつくそうとしています。
↓
http://mmjhb11.exblog.jp/
■今回も、3人のブログから、少しずつ引用させていただきます。
*********
●私は、酷い怠け癖がある。
その事には、ずっと気がついていた。
いや、知っていた。
知っていたし、それが見えたり隠れたりしていることにも気がついていた。
また、
隠れてしまうのは、社会や人のせい、
自分の体の不調のせいにしたりしてしまう為だった。
それは、ずっと怠け癖に浸り続けて足掻いていたようなものだった。
怠け癖と言ったけど、それは無気力感と言ってもいい。
******
これは、深い病理を感じる。
今まで生きてきて、私はこの病気の為に
いろんなことを、途中で投げ出して、
最後までやり遂げることをしなかった。
そして、そのせいで、自分は何も出来ないと苛まれたり
自分には不向きなんだといい訳を繰り返して
自己信頼を得ることが出来なかったのだ。
******
私は、自分に言い訳をして諦める度に、
どんどん自己信頼を失って、焦っていくのだけど、
焦って落ち着けなくなくなり、集中できない自分を振り切る努力もせず、
気力も続かず、
それが自分の焦る病理を解消できると言う事もわかっていないために、
まったく見当違いのことで解消しようとしては
またそれも諦めて自己嫌悪に至ったり、
ただのストレス解消方法に中毒したりを繰り返し
いろんな場所や、職業、趣味、集団を移動し続け
余計に自分を信頼できなくなっていったのだった。
それで、そんな惨めな自分を悲劇のヒーローのように妄想して
何かがきっかけになって、ある日突然自分が変化する日が
そのうち来るのだろうと思っていた。
悲惨だ。
不毛すぎる。あまりにも不毛すぎる。
******
掘った結果、父は別に特別で立派な人間でも何でもない
ただの、臆病な人で、私に自分の不満を言ってきただけという事がわかった。
だから、父の言っていた事を絶対的に実践する必要なんて
これっぽっちもないことがわかった。
しかし、それに気がついて実社会でも、
父に騙されていた事が本当だとわかってから
この無気力感というのが、すごく気になるようになってきた。
それは、父に汚染されたトラウマを理解できてきたことによって
もともとずっとそこにあったものが浮上してきて
感じやすくなったのだと今は思っている。
******
その中でも、特に憶えているのが
幼稚園に初めて行った、初通園日の思い出だ。
私の年齢は5歳になる2ヶ月前という事になる。
その時、私は大勢の子供たちを見て、圧倒され怖くてとても
みんなの輪に入ることができなかった。
******
そしてトラウマ堀りをするまでは、この出来事を、
5歳の子供が初めて母親から離れたのだから
誰にでも、あることで片付けてきたし、
今も、そういった事が影響している可能性はあってもおかしくないと思っている。
しかし、この日から私の対人恐怖症は
誤魔化し方や逃げ方を憶えただけで、ほとんど何も変わってはいない。
******
これからのことから、対人恐怖症とか
コミュニケーション能力の欠如、自閉的症状
そして、それらを継続させる元になっている無気力感
などは、その日以前の私の生活環境からもたらされたもので
あることは、ほぼ確定している。
******
どう考えても、母の影響が大きいと思える。
でも、その事実が掴み取れるぐらいに思い出せなくて、
「母からの感染」ということで、進んできたが
握り締めれるぐらいの納得ができていなくて、
いつも、ここで躓いている。
そして、母を掘ろうと思うと結構な恐怖心が起こってくる。
私は、やっぱり母を完全に切り離せていないのだろうか?
******
そして、
「不安になっている時」と「不安から逃げている時」だけになり
逃げいる時は、妄想に癒されようとしたり
人に嘘を付いて迎合しようとしたりしていた。
そうこうしているうちに、
逃げているときが、自分の本当の居場所というか
逃げているときのほうが麻痺して楽なので
逃げているときの自分の方が本当の自分だという比重が増えていった。
そして、不安に対峙するとどこかで、逃げて麻痺している自分を
想像してしまい、本当の現実にフィルターがかかったように
ぼんやりとした感覚しか感じれなくなっていったのだ。
******
だから、やっぱりほとんど不安と不安にならない為の
準備の繰り返しで、ずっと不安だったとい言う事になる。
これって、今と変わらないじゃないか。。。。。
******
しかし、今回改めてわかったのは、
私は、母の代理を求めていた他人に否定されると
「お母さんを守る僕」=「母に関心を持ってもらえる方法」
もしくは「母にいつも関心を持ってもらいたいと願っている自分」を
他人に否定されているように感じていて
それは、母の悩んでいる姿や、
不機嫌そうな姿を見て不安になり
母を何とかしなければと作ったAC人格だった。
そのAC人格が否定されると、
悩んでいる母を見捨てるような罪悪感を感じ
「母がかわいそうだ」と思うようになっていた。
つまり、この人格が否定されると言う事は
母を救えないということになり「母がかわいそうだ」
と思うのだった。
******
そして、この二つの間にはめ込む言い訳が
後々どんどん巧妙になり、元凶も見えなくなり、
言い訳の為に生きる嘘だらけのAC人生になって
AC人格が守られて、大きく育ち、
自分の出番がなくなって行き、
本当の自分と分裂していったのだ。
******
つまり、子供が幼少期の時に
母親が不安になっていたり、不機嫌になっていたり
子供に関心がなく余計で身勝手なお世話を
愛情だと勘違いして気がつかずにいるだけで、
子供は、独り立ちできないまま、私のように大人になっても何も変わらず、
不安に苛まれて見当違いの不安解消と、
思い込んでいるものに不安が解消されないのに、
はまり続け、不安なまま母の愛情を求め続け、
人生の大半をそのことだけに使って、
自分がやりたくない事をやらされている事にも、
気が付けずに死んでいくのだ。
これがAC人格の一生だ。
これを治さずに死ぬなんて、私は嫌だ。
どうしても、治したい。
******
また今、一番感じているのは
母のトラウマは父よりも深い傷に感じられるという事だ。
母から関心を持ってもらえなかったことは
ぽっかりと心に大きな穴が開いてしまった感じがして
かなり、辛い気持ちにさせられる。
でも、それを認めて自分の被害状況を直視して行きたい。
そして、治したい。
******
*********
「お姫ちゃんのブログより」
誰かが何かを好きになると必ず父が邪魔をした。
それは父が昔そうされたからだろうが、
きっと、共依存だから、
家族のメンバーすべての関心が自分にむいていないと我慢できないんだろう。
不安なんだろう。
常に、自分が1番じゃなきゃ、嫌なのだ。
だから、
次から次へと意地悪をして、ぶちこわした。
私たちはそれで、
だったらもう何も好きにならない方がいいやと思ったのだ。
その方が失ったときの悲しみに比べると、楽だから。
私は、唯一、漫画のイラストを描く事だけは、
やり続けられたけど、
それはきっと、父親がそういう分野を軽視していたからだろう。
社会にでても、決して上に行ける職業じゃない。
むしろ成功している人間から見たら、軽蔑すべきものだ、
とでも思ったんじゃないか。
私がなんとかかんとか、
アートを続けてこられたのもその為かもしれない。
父親は、絵を描くなんて乞食になるのか!って言っていたし。
私が乞食になって、
ずっと父親を敬った方が良かったのだ。
******
「Abyさんのブログより」
父は兄を恨んでいたろうから、
長男であったわたしを、自分と同じように苦しめてやろう、
と淡々と代理復讐のはけ口にしようとしたのは、
もはや間違いないだろう。
******
Pさんも、父の母親も、
わたしや父を「つきはなす」のが目的ではない。
むしろそうでなく、
従順に、そばに仕えさすのが目的だ。
ここがこういった手口の要になる。
******
わたしをあおるのに、決定的な毎回の言い方があった。
それはわたしに
「もう、わかった」と言って、わたしの話をもう聞きたくない、
というときに言う言葉だった。
これは、思い出したのだが、おそらく、
わたしの母がよくわたしとの口論で言ってきた言葉だ。
「もう、わかったから」と言う。
もちろん、何もわかっていないし、わかろうとなどしておらず、
いかに切り上げるか、それしか伝わってこないセリフだった。
ぜんぜん、相手にしてくれない。
******
父が実は不機嫌が常態であり、その顔色を日々うかがっていたとなると、
この仮想の恐怖の植えつけの主犯は、父ではないか?と思うようになってきた。
ここは、もっと掘り下げたいと思っている。
******
実際に今、わたしを苦しめているのは、
「仕事なんてしたくない。
でも、食っていくためには、しかたないでしょ。死ぬぞ」とAC人格が、
「ふざけんな。だったら死んだほうがマシだ」というわたしの
本当の声を押し殺そうと、幅をきかせていることだ。
幅をきかせているのも当然だ。
そうやって、
しかたなくゾンビのように無気力の生きるACの自分あってこそ、
「そんなはずじゃない本来のわたし」が、
どこかにポンと落ちているかのような幻想を、
「本来やるべきわたしの仕事」として位置づけられるのだから。
******
父の洗脳から抜けること
これが今回の生のミッションだ。
死んでも残る問題、それは、父の洗脳、これだ。
死んだところでどうにもならない。
失敗した、と思うにきまっている。
何も変わらないという最大の後悔が、死に際か死後直後、
鮮明になるのは、想像してみれば明白だ。
何が変わらないか、それこそ死んで残る問題であり、
父の洗脳以外何ものでもないわけであり、
死んでどうにかなるようなものでなく、ただ死ぬだけで、
これは今生きているうちに、
絶対に、これだけはなんとかしなければならない、
それが、父の洗脳から抜けることだ。
******
今、わたしがどうしても抜け出したいと思っている父からの洗脳は、
「仕事なんてしたくない」
というものだ。勝手に父だけ思っていてほしい。
仕事なんてしたくない、でも食っていくためにはしかたない。
生きているんだからしょうがない。
しょうがなくないだろ。
******
わたしはこれを許せない。
なぜなら、これは、
「うまれてしまったんだから、生きているんだから、
生きていくしかないでしょ」という、無気力ゾンビな人生を、
「Aby、お前も同じようになれ」とはめたことと同じだからだ。
わたしが屈したのは、食べていけなくて死ぬ恐怖だ。
今もわたしに巣食う「働く動機」とは、死んでしまうからなのだ。
これは生きている動機といってもいい。
死んでしまうから、生きている、
たったこれだけの生、そこに何の輝きがあるだろうか。
あるわけがない。
父よ、ひとりでやっていてほしい。
そう言いたいが、これが父の洗脳である限り、
この謎は解かなければならない。
わたしが自力で解かなければならない。
でなければ、死んでも、腐った目のままだ。
輝くことなど、二度とない。
____________________________
■蛇足のような話になりますが、
【いらない親】
の本を編集した際に、私が全くほとんど除外したブログが二つあります。
ひとつは、お姫ちゃんのブログからの引用で、
もうひとつは、Abyさんです。
除外した理由は、悪い理由ではなく、
「一般向け」としては「特殊」だったからです。
実は、朱いはがねさんのブログも、今ではそれに類するものになっています。
この3者の方のブログは、
「そこから、部分を切り取ることが出来ない」というものです。
●また、
AC人格の分析の完成度、精密さにおいての、Abyさん、
思い出す力のすさまじさにおいての、朱いはがねさん、
感情と思考の間に境界が少ない、お姫ちゃん、
極めて、個性的であったために、
この人たちのブログから、多くのものを編集するのは不可能でした。
朱いはがねさんの文は一部引用しましたが、
お姫ちゃんに関しては、AC人格列伝の一部しか引用できませんでした。
ブログ全体が、最初から最後まで、一環した勢いと、強い意志と、
個性で貫かれている。
しかも、そこから、安易には、切り取れない「全体でひとつの作品」
となっている、というのがこの3名の特徴です。
マディアさんは読み手の事も、考えていたので、ある意味では
一般化できる部分が多くありました。
とにかく、自我復元中の誰もが、
それぞれに、今も、大変な試行錯誤の最中にありますが、
首尾一環して、
その切れ味に「鈍り」がないのがこの4名の方のブログです。
●
なお、ブログは書いていませんが、
YNさん、雨樹さんは、ゆっくりと、そして、手探りですが、
着実に、自己信頼への歩を進めています。
この6名に共通することは、
親と、その幻影との決別を、
明確に自分の中で、絶対的に宣言したことです。
*********
ブログをかかれている、上述の人「以外の方たち」は、
ある視点から見れば、
全て「共通する問題」を抱えている面もあります。
決意とか、決断、覚悟する動機の弱さという意味では、共通しています。
一方では、具体的な生活の問題では、
一人一人違う問題点でつまづいていたりと、いろいろですので、
個々にメールで対応していますが、
AC人格の癖(特に、麻痺癖)が抜けない点が多く、なかなか難しいです。
●相当にトラウマを掘った人ですら、
そこに、親の影、親の毒、つまり親のAC人格を引き継いだままの面が
どうしてもあるのです。
その為に、本人の本心や、本質が語っている、という感触が、
そのメールからまだ感じられないのです。
誰が一体、そのメールを書いているか?という感触を私は否めないのです。
本人は、むろん本人の決意や意思だと思っているのですが、
本人ではなく、いまだに親の影があります。
AC人格と、そうでない者が、本人の中で「せめぎあっている」、
という場合にも、個々に、その割合が違います。
まだ本当には、AC人格からの脱却に、自分のハンドルを切っていない、
という点が、前述の6名の方とは違う点かもしれません。
しかしそれは、
ある日、本人の私生活での、ある出来事などを境にして、
突如として変わるのを、私は何度も見てきました。
ですから、腐ったり、諦めたりせずに、
違和感が抜けないと思ったらば、掘り続けてください。
そしてまた、現実生活での「行動」によって、
失っていたものを、取り戻してください。
●参考になるかどうかは分かりませんが、
ひとつ言っておきますと、
Abyさんは、最初に報告やメールをくれたときに
「両親との間に、特に問題はない」かのような文面を、
のうのうと書いてきたわけでしたし、
朱いはがねさん、に至っては「全自我になったみたいです」と、
ぬけぬけと、書いてきたということです。
つまり、徹底して、自分と親を掘らない人、あるいはまだ掘らない段階では、
この、非常に入り組んで、手の込んだ、毒親からのAC人格の連鎖と、
あなたの中に隠れて潜むトラウマは、
「見えてすらもいない」ということなのです。
また、少しぐらい掘れたところで油断などしたら、
決して抜けられませんから、
トラウマ掘りと、AC人格との関係を掘る時には、
いささかも、手を抜いてはいけません。
皆さんから、寄せられる、
自我復元の作業をしながら、トラウマ掘りをしてきた、
本当に、沢山の、いろいろな種類の報告を、
私は数年間、見てきましたが、
やはり、そこが「鍵」です。
「脱・毒親」あるのみです。
____________________________
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