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●最近の作品のギャラリーです。
ただし、これは無無心の書ではありません。普通の禅書です。











●基本に戻って、自動書記の練習をしてみました。





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●「死人日記」の方は、発見があり次第、書きますが、
今のところ、次の段階でトラップが一個あることを発見。
そこを、どうかわして越えるか、試行錯誤しています。

★ . 　　

▲どうしてこのタイトルで書道日記とは別の新しい日記を
つけることにしたのかは、以下を読めば分かると思います。

明確に目的か決められているものというのは、
なんでも動きが早いものです。
普通に生きていて、何の目的もなく夢の日記をつけようとか、
ＯＯＢＥしたいとか思っていても、目的のない人の旅は、
最初に挫折するか、または数歩もしないうちに、ウィンドウショッピングを
始めてしまうようなものです。

精神世界の探索もすべてそれと同じです。
最終目的が最初から明確であることが、何事においても無駄をなくす唯一の方法です。


報告書−夢−１

▲さて、体脱ではなく、まずは調査は夢という形で始まった。
一晩のうちに、二つの夢を記憶として持ち帰り、
そのいずれも、「死後」システムに関わるものだった。

どうしてこんな夢を見たのかを、ちょっと考えてみてすぐに分かったことは、
自我の分割がいつの段階で、強制的または同意の下に行われるのかは、
私自身が、普通の人の死と同じ経験をして探らないとならないわけです。

今回の報告書は、私自身が本当に死んだ場合のルートではなく、
ごく一般的な東洋人または一般的な人が、死んだ場合の通常の
ルートの初期からその最後までが、調査対象になっている。

私が調査したいことの内容からして、現在経験し始めたルートは
一般人または、最下層部にいる人たちが死んだ場合のシミュレーション
世界のようであった。

自分が実際に死んだ場合には違うルートを通ってしまうことになり、
その場合には「自我の希釈現象」には、決してお目にかかれないので、
あえて、こうした方法（平均かそれ以下にいる人たちの死の経験）を
シミュレーション対象に選んだわけである。


▲さて、ひとつめの夢。
言うまでもなく、以下の死後の環境は、既に昔に誰かによって作られた
ものであることは言うまでもない。

まずは、いきなり、「三途川」ときたもんだ。
しかも、最近はデザインが変わったのか、ごろつきが多いのか、
三途川で木製のモーターボートで遊んでいる集団までいた。

しかも、そのボートが通行の邪魔をしているというか、
三途川それ自体が、ある種の不良の集まりによって作り変えられているとすら思えた。

三途川を渡ろうとする人間をボートで跳ね飛ばすといった
ゲームがあってもおかしくないほどに、雰囲気が荒れている。
あるいは最近川が混雑しすぎて、監視官が、交通整理でもしているとも思えた。


▲おかしなもので、
この三途の川にはいくつかの種類が用意されていて、
必ずしも穏やかな景色の中でわたるばかりではなく、
渡るのに多少の覚悟を必要とするといった川のデザインもあるようだ。

私がシミュレーションした「川」は、桟橋の途中からロープ一本に
ぶら下がって、次のポイントまで行くというもので、
途中で川に落ちたものの、疾走する「三途の川ボート族」をかわして、
どうにか越えた。
そのとき、そのボートの連中の一人が、別の仲間にこう言った。
「よーし、無事に渡ったようだぞ」

この言葉からして、「三途の川暴走族」というよりは、
どうも、この連中、ここを渡る死者が無事に渡ったかどうか、
確認しているようであるし、
もしおぼれそうになったら、引き上げるボランティアでもしているのだろうかとも思った。

しかし、悪意があるにしても、善意でやっているにしても、
どちらにしても、ずいぶんと「荒廃した三途川」だなと私は思った。


▲さて、対岸では、これまた笑えるシステムが待っている。

三途の川を渡ったと思ったら、いきなり「ボランティア活動の強要」である。
どうやら、このシステム、生前に本人が最も苦手、または、嫌悪した
対象が、そのテストの題材になるようである。

私の場合、特に苦手なものというものは、ないのだが、
今年の夏に、スズメ蜂とひともんちゃくあったせいで、
その印象が強いていえば、記憶として強かったので、
選ばれたテーマ（または選んだテーマ）は、スズメバチ退治となった。

わらぶき屋根の民家の屋根と天井裏にいるスズメバチを
駆除しろというのが私の最初のテスト。
数がそれほど多くなかったので、たいしたことはないと思ったものの、
右手を一箇所刺されたようで、痛みはないが皮膚が直径５センチほど変色した。


▲言い忘れたが、ここに到着してから、私は周囲に登場しているキャラクターに
自分がまだ死んでいないで、生きている人間であることを
悟られないように、かなり警戒して、本当に死んだ人間みたいに芝居をうっていた。

もっとも、そんなこと、向こうではバレているのかもしれないが、
登場している役者というか、その人々は、そんなことには無関心のようで
本物の死者か、そうでないかの「検出用の監視カメラ」さえなければ、
監視の目はくぐれる「かもしれない」と思った。

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報告書−夢−２


▲さて、お次は毎度お馴染みの、「学校のような」場所である。

ちなみに私は実際の私生活の中では、この学校というのがほとんど登場しない。
特にここ２０年は。

もしも夢に学校が登場したら、ほとんどの場合に、向こう側で何かを
集団で学習させられているか、または交通整理されていると思ったほうがいい。


▲まず登場したのが、学校の朝礼そっくりの行列。
ところが、面白いのは、各列が、人種別に分かれている。
黒人なら黒人だけの列。中国人ならば中国人だけの列といった具合に。

おそらくは死んで直後は、死者の持つ、それまでの習慣的思考が発生する
違和感を軽減するために、自分と同民族かまたは言葉が通じるといった
状態に環境を設定（デザイン）してあるようだ。

ところが私が紛れ込んだ「死後の朝礼」は、日本人の列が一つもない場所で、
どうも周囲は全部日本人以外のアジア系と東南アジア系と、それに、黒人だけだった。


▲で、次の部屋がこれまた面白い。

死者たちを１０人から１５人程度の集団にわけて、
そこでしばらく「放置する」というテスト部屋である。
放置した結果、そこで起きることによって、次の仕分けをするようである。

私がいた部屋はどうも中国人がほとんどのようで、
数人の中国人がいざこざと殴りあいをはじめた。

私も巻き込まれそうになり、一人の男が殴りかかってきたので、
うっかり、カウンターで、肘打ちとパンチを二発、モロに決めてしまった。

しかしこれは、うっかり、ドジをやってしまった。
これやると、次の仕分け部屋に行けないということを、ど忘れていた。

ということで、殴ったとたんに、「帰還」させられてしまった。
つまり目が覚めてしまったのである。
だから、次回は、また、この部屋からやり直しである。


私は、全くもってして非暴力主義者ではないので、
向こう側の世界でも、躊躇なく、
自由に、ケンカや殺し合いもするのであるが、
この、今回経験して、調査している死後のシステムの場合には、
途中で、暴力沙汰を起こすとたいていは、移動を中断させられる。

それ自体、私には結構、ムカつく偽善的なシステムなのだが、
今回はあくまでも「調査」が目的なので、
次回は、避けるだけにしておくか、
あるいは、おとなしくそのまま殴られてみるか。
どうせ、何されても肉体があるときほどには痛くないんだから。


▲いずれにしても、
どの段階で、死後の世界での「役場での契約書に署名する」シーン
または「自我の強制切断」が用意されているのかを、
突き止めないとならないので。

今回は、死後のディテールがシミュレーションとして経験できるので
ちょっと面白い。
普通の私なら、通過してしまうような、小部屋や小道具を
ひとつずつ経験してみている、といった感じである。

実際に私が死んでしまった場合には、
真っ先に行くところは二箇所しかないので。

ひとつは無限に真っ暗で私しか存在しない空間。
そこで一人の人物（生き物）と最後の会話を交わす予定。

もうひとつは、「境界線」を渡り損ねて失敗した死体の骨が、
ところどころに散乱している、ある星の「砂漠」。

どちらも私には、とても落ち着けて、馴染める場所です。

私の場合の死後というのは、全く何も存在しないか、
あるいは荒涼としていた不毛の地か、その二つしか選択肢がないものですから。

なぜって、それは、私が生命活動の誘惑に、全く興味がないからです。
活動とその理由をどう誰に説かれても、アホらしくて見る気にも
ならないからです。
まー、生きている今は、適度に世の中のことに関心がある「ふり」は
していますが。
それは、ここの一種の生存ルールですから。


▲さて、あの「行動観察部屋」で、襲ってくる暴漢を殴り返さないで、
うまくやりすごすと、お次は、確か、
毎度、お約束の「待合室」だったはず。


続くかも。

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★ . 　　

●そもそも、どうしてＯＯＢＥなのかというと、
実は別に「主題」がそこにあるのではありませんので、勘違いしないでくださいね。
主題は体脱ではなくて「第二身体」もしくは、その世界です。

それも単なる通過過程で調査が必要になるというだけで、
体外離脱では、犯人は突き止められません。
ただし、既に言ったように、第二身体領域にまず調査項目があります。

●人間の人口過剰の「物理的原因」、つまり物質だけを見た場合には、
その原因は、産業革命あたりを境にしての乳幼児の死亡率の低下や
医療による延命というのが通説です。
これは単なる物質だけを見た場合のお話。

次に問題になるのが、家畜の意識はどうなっているかということです。
たとえば、人間に家畜として量産された動物たちの第二身体の素材は、
どこから供給されたかという問題です。

オカルト好きな人間ならば、物質層の上に違う層が重なっていることは
本で読んだ知識の上だけでは知っているはずです。

となると、そもそも物質以前かまたは同時に、その第２身体を
形成している素材があるわけで、しかもその素材は資源と同じなので、
「限りがある」と考えるのが常識です。

●物質資源に限界があるのと同じように、第二身体資源にも
限界があり、物質としての生物を多く量産すれば、
その生物が、たとえ昆虫であっても、保留類であっても魚類であっても
なんであっても、そこで素材が消費されます。

第二身体を形成する素材は、量的にはそれこそ膨大にあると思いがちですが、
実は膨大ではありません。ようするに、生物量が増加すれば、
元のタンクからは減ります。

日々新しく太陽などから供給されていると考えることも出来ますが、
いずれにしても、大気と同じように第二身体を形成するための素材は
限られていたり、または汚染される場合もあると見るほうが論理的です。


●さて、いくら人間が食用の家畜を量産しても、
第二身体素材の割り振りは、自動的なものなので、タンクに残量が
なくなるまでは、誰も気にしないと思います。

では、人間の場合はどうなのか？
これが私が調べたい部分です。

たとえば、人間の人口が増加した場合にも、当然のこととして、
第二身体素材も、大量に消費されますから、
一人一人あたりの第二身体層に配給される力も希釈されると考えて
いいと思います。
しかし「希釈自我」の問題は、それとは別問題です。
正しく言うと別次元の問題です。


●もし単に人間が勝手に増殖してしまい、その結果、
相対的に窮屈になったり、第二身体層の素材が希薄になった
というのでしたら、諸悪の根源は人間の人口管理能力の欠如なのですが、

自我分割というのは、第二身体素材の配給率とは別の問題で、
下手をすると第５身体領域の問題になります。


●つまり自我の希釈と第二身体素材の不足を混同しないでください。

第三身体や、第四身体の素材というのも、
人口または生物が増えすぎれば、当然不足したりするわけですが、
自我分割という問題までは、そこでは発生しません。

まー、簡単に言ってしまうと、第二身体素材が消費が激しくなる
というのは、
「むろんそうなると吸う空気は薄くなる。
でも本人までは薄くならないよ」ということです。


●で、どうして第二身体領域から、まず調べたいかというと、
希釈自我がどのレベルで行われたかを見るのに、
いちおう、他の生物の状況も見ないとならないからです。

他の生物の場合には、個体一つに対して自我一つというのではない
場合があり得るので、そうなると、彼らの中心的な「全自我」がある層で、
果たして人間に行われたような分割がされたのかされないのかも
調べないとならないわけです。


第二身体から第三身体までのうち、少なくとも第二身体素材というのは、
惑星規模の「緊急事態」でも起きないかぎりは、
普段は、特定の誰かの厳密な管理下にあるものではなさそうで、
それは生物が増えすぎれば、自動的に勝手に「配給率」が悪くなる
「酸素のようなもの」としてイメージしてもいいのですが、

自我に対しては、そうした自動的希釈は起きないというのが
私の推論です。

つまり人口が増えたからそれが原因で「自我原料」が希釈されたのではなくて、
もともとの「自我原料」の段階で、
誰かがそれを意図的に希釈して、ちょろまかした、
その結果、増えた人口のそれぞれに割り振る自我が得られた、
というのが私の考えです。


●この問題の「区別」は非常に重要です。

というのも、もしも人口増加の結果として希釈自我が、
あたかも「狭い部屋における酸素不足のように」生じたのであれば、
それは責任の所在が人間自体にあるのですが、

事実は逆で、希釈自我という計画のネガが最初にまずあり、
人口増加は、あとからそれに順じて生じたものですから、
責任の所在が、人間ではない領域にあるということだからです。

いずれにしても、
希釈自我の問題は最低限でも、
第５身体を扱っている領域がどうなっているのかを見なければならなず、
またその下に連鎖する第二身体までの４つの層がどう関連しているのかを
見ないとならないので、
まだ初期調査の段階なのに、思ったよりも面倒な作業になりそうです。


●補足しておきますと、
やれ気だのなんだのと、必死に修行している人が
パンパンになるまで、溜め込んだとしても、８分の１以下の自我の
ゾンビのままであるのは同然です。

ようは、「気」とかいわれているものと自我は、
全く関係ないということです。


●一方で、自我形成にかかわる、人体の中では中枢は三つです。
それは、頭頂部、前頭部、眉間のあたり、この三箇所です。
そのうち眉間が主に第五身体の自我形成にかかわり、
あとのふたつは、第６身体との境界線（接点）に関わってきます。

ようは、その三つのポイントで「呼吸」をしなければ、
自我とそれを生じている原因の第６身体は、
新陳代謝したり、強めることができないということです。


ちなみに、かなり大雑把で乱暴な区分けですが、
第二身体に関連するのが、尾てい骨と生殖器あたりまで。
第三身体に関連するのが、みぞおちまでの腹部にある「５個」の中枢。
第四身体に関連するのが、胸と喉あたりにある「６個」の中枢。


続くかも。

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★ . 　　

＞１０／２８後半に「続き」を更新しました。


●最近、しばし、いろいろな事を考え、整理していたので、
投稿しませんでした。

ところで、のっけから「技法的」な話にしておきますが、
実は近頃、私は「必要」あって、体脱の準備にかかっています。
何の必要あってなのかは、後述するとして、まずは方法論の話から。

●だいたいにおいて、過去にＯＯＢＥをやったり体系化した人たちが
やったり指示したことをそのまま鵜呑みにする人が多い世の中ですが、
無明庵の松竹梅、すべての掲示板に一環しているのは、
過去の累積をあまり信じないということです（参考程度にはしますが）

結局それによって、性の問題も、手裏剣の問題も、
全部解決してきましたので。

それで、ＯＯＢＥについては別の機会にするとして、
以下の方法は、睡眠障害を起こしている人にもお勧めです。


●そもそも、体外離脱も、熟眠も、入り口は同じで、
入り口からすぐの岐路のところで、
どっちに方向転換するかという事なのですが、
どっちに行くにしても、最も良い入り口というのがあります。

それは実は、寝るときの姿勢が一定していません。

●私は最近、横になると、あるものを探します。
それは、最も「心地よい」と感じる姿勢です。

どうやってそれを皆さんが見つけるかは、非常に簡単です。
あお向けに寝て、何か他人が言ったポーズやリラックスできると
称する睡眠の姿勢をとるのではなくて、次のようにしてください。
↓

寝床の中で、あれこれと姿勢をかえたり、
足を曲げたり、つっぱったり、背伸びをしたりして、
そのときに、もっとも「気持ちよく感じる」姿勢を見つけてください。

たぶん、２分もかからないと思います。

すると、その姿勢というのは、その日によって違いがあり、
あるときは、横向きだったり、あるときは、うつ伏せだったり、
ある場合には、猫みたいに、足を何かにつっかえ棒をしたり、
または、床の中で背伸びをしているような姿勢の場合もあります。

どの姿勢が最も「気持ちよい」かは、
その姿勢をとったときに、あなたの呼吸が、意図せずに、自然に
ゆっくりと、深くなるので、すぐに分かります。

その姿勢以外の場合には、そういう呼吸は起きません。
その日の、その睡眠のときに、ぴったりとあなたが「気持ちよい」と
心底感じる睡眠のポーズは、ほとんど「ひとつ」しかありません。

だから、それが見つかれば、呼吸は自然に深くゆっくりとなります。

嘘だと思ったら、今夜から試してください。

単純に、シンプルに、「一番気持ち良い姿勢」を見つけるのです。

その姿勢って、けっこうリラックス出来ないといわれているような
とんでもない姿勢だったりすることも多いので、そのつもりでどうぞ。

私なんかは、背骨や首をかなりネジったまま、
睡眠に入ることもありますよ。
むろん、わりと普通な姿勢のときもあるので、必ずしも、
イナバウアーで寝るわけではなくて、さまざまです。


●このあなたが入眠するにあたって、そのときに最も
「気持ちよくなり、呼吸が自然に深くなる」姿勢を見つけられたら、
そこから先は、好きなほうへどうぞ。

その気持ちよさに、身をまかせていれば、熟睡に入りますし、
その気持ち良さの中に、あらかじめ指定した方向性を導入すれば、
明晰夢や体脱の岐路も見つかると思います。


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■なんで、いまさら、こんな古い、あまり面白くもない領域に
足を突っ込んでいるかといいますと、
例の「希釈自我」を行った「誰か」の事務所に、潜入するためです。

見つからないようにやらないとならないので、今はこの方法で
やってゆくつもりですが、いずれ別の方法を使うと思います。

潜入して、資料を盗み見たら、あとは対策たてて、
昔の仲間とつるんで、壊してくるつもりですが、
生きている間に、そこまで出来るかどうかわかりません。


●前にも言いましたが、
１−自我を意図的に自分で分割したという人は、
この地上には、（昔はいたが）今は、ほとんどいなくて、

大半の原因は、
２−依存的傾向が強く、他人とつるまないと寂しい、という性質から、
好き好んで、誰かに自分のやるべきとを代行させてしまい、
自分で自分を分割して希釈してしまった者、

そして三番目に「強制分割」という希釈があります。


●１と２に対して、私は口を出す気も、助ける気もさらさらありませんが、
３に対してだけは、許せないわけです。

それは私個人の受け持っている分野が、見性に関わる問題であり、
その準備段階での大前提となる「全自我」を阻害するような要素は、
はっきり言ってしまえば、このゲームの中では、私、
および、私の古い仲間たちからすれば、「敵」です。

敵というよりも、タチの悪いヤクザというか企業みたいなものを
相手にすることになりますね。

前にも言いましたが、人間に対して、同意のない「強制分割」は、
基本生物法においては、不正行為ですから。

法的執行をさせるために、太陽系よりも大きい管轄の役場かどっかに
タレ込むというのも手ですが、

どうしても、常に、いちばん、しんどい最前線にいるのが、
私は大昔から、性分として慣れているので、とりあえずは、
数人で、調査して尻尾でもつかんでくるつもりです。

相手がどんな存在や知性をもっていても、
弱みとか弱点は生存しているかぎりは、必然的にあるので、
その弱みをどうつっつくかが作戦会議の主な主題となります。


●なんで、いまさら、こんな橋を渡ろうと思ったかといいますとね、
結局、変動や戦争の後の、ここの人類って、
希釈自我のシステムだけは、その後も全く今と同じなんですよ。

だから物理環境や社会がどれだけある程度変わっても、
分割自我であふれているという状況だけは、あと３００年したところで、
このままだと、何も変わらないわけです。


●まー、今回の作戦が、仮にこの地球では成功しなくても、
失敗したら失敗したで、他で希釈自我に汚染されている世界で
応用したり出来るデータぐらいは得られそうですから、無駄になる
ということはなさそうです。

で、問題は、メンバー。
これは私一人の技能では不可能なので。

ずいぶん長く会ってもいないし、連絡もしていないし、
関心も持たなかった、ものすごく古い時代の人の中から、
戦争好き、破壊工作大好き生物の「つわもの」を、
最低限、５人（体）は、集めてこないとならない。


あ、思い出した、
古い時代だけでなくて、二週間ほど前だったか、
不可視領域で、変なのに会ったのを今思い出した。

その連中曰く。

「まだ計画中で、プログラムが組まれていない、次の宇宙の
試作品の生物なのですが、何かを作ってくれませんか」だとさ。


思い出すと、そのときは、
「お前たちの次世代宇宙のことなんか、知ったことかよ」と、
冷たくあしらったのですが、
今思うと、「使える」かもしれない。

なにしろ、最低でも、ぞろぞろと１５人ぐらいはいたから。
明らかに、グレイではないね。白目の部分が、ちゃんとあるし。
なんか、印象としては、裸で立っている真っ白の２歳児ぐらいの感じ。

でも実際に、私となんだかんだと話をしているのは、その子供みたいなのでなくて、

くねくねと、折れ曲がりながら、宙を漂っている、
「ストロー」みたいなやつなんです。

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という、皆さんにとっては、どうでもいい話でした。

実は私にとっても、どうでもいい話なんですが、
正義感とか、誰かを助けたいのでもなくて、
単に好みの問題で、こういう争いは「嫌いじゃない」ので、
乗ってみただけです。

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続き

１０／２８更新

●もし人口が激減したときに、分割した自我が統合なりされて
生まれてくるのであれば、それは万々歳なわけですが、
そうではないというところが、ムカつくわけです。
つまり物質的な人口激減と、希釈自我の問題は全く関係ないということです。

一方で、「宗教に汚染された地球人」にも書きましたように、
逆に、過去数世紀の人口増加には、あきらかに自我の希釈が、
一枚噛んでいるようです。


●もし戦争や不妊などと関係なく人口がどんどんと数世紀の間に
減り続けて行くのでしたら、それは関連する次元で、
「納品者」が逮捕されたとか、何かの修復が行われたとみなせますが、
未来に横たわっているのは、そういうことではありません。
「納品者」の不正行為は放置したままで、時代を進んでゆくでしょうね。

●前にも釘を刺したように、希釈自我（または分割自我）は、
「集合無意識にある情報の共有」ではありません。

図書館で貸し出している本やネット情報に喩えたように、
何万人もの人が本や情報を見ても、別に本に損傷はないですが、
希釈というのは、本それ自体が、分断されてしまうわけです。


●その結果が、もしも私個人から見て面白い現象なり、
「面白いもの」をこの世界に生み出せていたとしたら、私も文句は言いませんが、
希釈された劣化品は、生物作品としても劣化品でしかありません。
しかも、不正な「水増し納品」の為という可能性が極めて高いです。

昔のような栄養分のぎっしり詰まった野菜と、
今のようなすっかすっかの野菜、どっちがいいねん？となったら、
そりゃ、濃い野菜の方が、料理するにしても、食べるにしても格段に良いですよ。

なんで、好き好んで、「薄い人間」を量産せにゃならんのか、
全くもってして、不愉快ですね。
何よりも、生命体験をしている側の人間には「メリットがないんだから」。

●そもそもこの問題が、どうして無明庵のテーマの一つとして発生したのかには、
皆さんもよく御存知の経緯というものがあります。

ＥＯシリーズの本というのは、読者を「全自我」であると仮定した
前提でかかれています。

しかし、あれだけ体系された行法と論理があるにも関わらず、
その世界に一歩すら踏み出せない人たちが多い原因に対する考察、
および、ゾンビ問題を扱い、機能不全家族の構造を見ていった結果、
どうやら、我々が考えるほど、人類は平等に資質をもっているのではない、

といった推論から、ゾンビ論を経て、最後に行き着いたのが、
希釈自我の弊害という問題でした。

もともと、この問題は、
「自我」と「無自我」の境界線に何があるのかという問題から
発生したものでした。

ＥＯシリーズでよく語られているように、
昔から、技術そのものにはそれほど間違いがあるわけではないのに、
その方法論が適応できる状態の自我の人がひどく減ったということ。

つまり、テーマは人間が、「どうすれば悟れるか」なのではなくて、
「なぜ悟れないのか」という原因分析だったわけです。


●私個人の意見を言えば、「宇宙全否定状態」または
小規模なところでは「自我全否定状態」にでもならないかぎりは、
悟る必要などある人はほとんど皆無に近いですから、

出来るだけ皆さんには、自我を結晶化させることに専念して
欲しいわけですし、
その結晶が飽和状態になればこそ、次の軸が自然に発生するものなのですが、
そんな基礎的な基盤（ある意味では人類の希望）すらも、

突然に開始された、あの分割自我の量産によって、
踏みにじられたと私は考えています。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


●さて、梅の間ではこんな話題をたまにいれて、
松の間では、もう少し一般向けの話題という形になると思います。
少しトンデモなぶっ飛んだ話題は梅の間で、書の投稿と一緒にやって、
普通の人でも、分かりそうな時事ネタは、松の間でやります。


本日の最後は、またビデオのリンクですが、
アポロ計画がインチキだったという主張がここ何年か流行っているようですが、
あんまり真に受けるもんじゃないですよ。


たとえば、これ。

「ユダ菌の犬どもが、アポロ計画を嘘だったと語るジョークビデオ」の巻
↓
http://www.youtube.com/watch?v=IlNlsP_4UFM&NR=1

●ちなみに、月面着陸「捏造説」について、
全項目についてではなく「部分的に」ですが、検証している番組が、
ディスカバリーチャンネルでやっていました。
↓
http://www.youtube.com/user/SpaceSakura#p/u/0/3CLYVyw-M1A

●あとは日本のウィキですと、こういう説明です。
結局は、これが一番確かな情報ですね。
↓

テレビ朝日は、2003年の大晦日に放送した「ビートたけしの世界はこうしてだまされた!?」の中で、
フランスのテレビ局が制作した『Operation Lune』という番組を紹介した。
その内容は、アメリカ合衆国国防長官ドナルド・ラムズフェルドを始めとするアメリカ高官が、
アポロ計画を捏造するために「2001年宇宙の旅」を監督したスタンリー・キューブリックに
月面の映像作成を依頼したと告白するというものであったが、
この番組はアメリカの高官の発言の合間に役者の演じる架空の人物（名前は映画の登場人物名や
俳優の本名をもじったもの）の発言を挟むことで、高官が実際には言っていないことを
言っているかのように錯覚させる「フェイク・ドキュメンタリー」と呼ばれるフィクション作品である。
「ビートたけしの世界はこうしてだまされた!?」の司会者も、『Operation Lune』の紹介が終わったあとで
「この番組はエイプリルフール用に作られた冗談番組です」と明言している。
しかし、日本の陰謀論者の中には事実と勘違いしたのか、自分の著作やコラムで
この番組を論拠にしている人がいた。

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■ところで、９．１１関連は、いろいろとあり、
代表的なものは、「ルース・チェンジ」ですが、
報道されたニュースの矛盾だけを元にして、
かつ、映像検証などをほとんどせずに、解説だけで９．１１を
語っている、珍しい番組を発見しました。
９．１１関連は、とかく映像を持ち出すのが多いですが、
これは、巷にある陰謀説とは、一味違った総集編でした。
↓
Barrie Zwicker　2005年
「The Great Conspiracy : The 9/11 News Special You Never Saw」

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/32/E8NcRIT_XF4

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/31/9f8qMMB82mY

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/30/ONyhPnbXwKg

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/29/Y4EcqGrH2Tc

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/28/yDWZqQLPOGk

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/26/QcvSx71af-4

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/25/28GveazR4n0

http://www.youtube.com/user/bumnumbum#p/u/24/o7s6ijP5xXI

_________________________________________________________


■さて、以下は娯楽性という視点で楽しんでください。


最近の火星の表面画像
↓
http://www.youtube.com/watch?v=0-dHqJYcDOM

むろん、この手の画像は、ＣＧで捏造する連中もいますが、
大真面目に、拡大して不自然な建造物や植物を見つけようとしている
マニアの人も多くいますね。


■さて、次の動画ですが、
こういうの好きな信者、精神世界には、とっても多そう。
ちなみに、日本の初期のＵＦＯ動力研究の草分けの「清家氏」って、
クラリオンがどうのこうのって、言っていた覚えがあります。

「エドガーミッチェルが、こう言うておりますが・・・」の巻。

http://www.youtube.com/watch?v=UsBL2raX2dU&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=qBqBp-Wib_4&feature=related


●まー、これが仮に、本当のコンタクトストーリーだったとしても、
毎度お馴染みの「うんざりするような内容」ですね。

なるほど、「ある種」の宇宙人信者たちというのは、
その信仰対象が、偶像や神話から、単に首が異星人に入れ替わっただけの
阿呆だということがよく分かりますね。


■まー、私の個人的な見解なのですが、
こういうことやっていると、つまり、こういうのにコンタクトをやらかしては、
自分たちより先行する時間や空間に存在する集団やガイドを
「そもそも正しい」とか、
そういう先入観と希望的観測の前提で、付き合っていると、
ロクな実用性もないような、能書きと説教聴かされたあげくに、
結局は、「信仰」にまで堕落するわけですね。


■個人的見解にすぎませんが、私なら、むしろ逆の構造を望みますね。
地球の人間を見守る存在よりも、
私は地球の人類を食物連鎖の一環として、捕食する生物を導入します。

とうぜんのこととして、争いと生存競争が発生しますが、
その結果として、その段階で地球側と、相手側に加担してくる
二種類の連中に対して、ダブルスタンダードの立場を取ることによるほうが、
得られる実用的技法は遥かに多いですから。

また、どこかの星の誰かが助けてくれると能天気な阿呆づら下げているよりも、
誰も助けてくれないで、異種生物に殺される、という状況に追い込まれたほうが、
自我は、遥かに健全に機能しますから。


●そもそもですよ、
何かと協力関係を結んだり、自分の断片を集める作業にしても、
どのような魔術的な作業や、精神世界をうろつくにしても、
前提となる個人が、少なくとも、自主性のある人間でなかったら、
どんな組織的学習も、ゾンビ集団と化すだけです。

相手がたとえ誰であれ、「誰一人も自分を助けはしない」という、
この状況が、どれだけ、人間の自我を面白くし、美しいものに変化させるか、
そういうことも、分からないで、
協調とか、何かからの助けを望む人たちって、
それでは、希釈されても、何も文句は言えませんね。

「どこにも助けはない」という個人の孤独性に閉鎖したときにしか、
自主性というのは、発生するものではないのは当然の法則ですし、
そこからしか、対等性のある関係を、外部や集合と確立することは不可能です。


そういう点で、「依存心」と「自主的に利用」の区別が全く出来ていない人が、
とにかく、精神世界や宗教の中には、本当に多いですね。


■これについて、例のジョンタイター氏が、
非常に当たり前　かつ、良い事を言ってましたよ。

馬鹿な質問者
「私のこの質問に答えてください。そうすれば私は世界の果てまで
あなたを信じるでしょう」


タイター氏

「いかなる理由があろうとも、相手が誰でも、
このような申し出をすべきではありません」

______________

　　　　　　　　　　　　■


さて、最後には、お口直しに、懐かしい「第三の選択」です。古典的名作ですね。

「役者が演じたエイプリルフールのジョークだったんだ」と揶揄される一方で、
私が見たところ、全体の整合性においては最もよくまとまっています。
二酸化炭素が気象異常の原因であるとする、当時の推測が間違いである
ことを除けば、他には私から見れば、間違いらしきものはありません。

今から見ると、レトロな作りが大変にノスタルジックな雰囲気ですが、
放射能汚染の少ない純粋水爆の開発のめどが立つまでは、
彼らはこの計画を本気でやっていたと見るのも一つの正しい視点だと思います。

フィクションだ、ジョークだと言われて問題にされている、
最後の字幕部分まで、ノーカットです。
↓
その１
http://vision.ameba.jp/watch.do;jsessionid=4803483A61FDC1FA98C73960208A0075?movie=269924

その２
http://vision.ameba.jp/watch.do;jsessionid=4803483A61FDC1FA98C73960208A0075?movie=269380

その３
http://vision.ameba.jp/watch.do;jsessionid=27ECC2B8658CEB12F2CF4CBBBFB7256B?movie=269378


ところで、このビデオに関して、面白いレビューがありました。
以下、引用です。
実は下記で書かれている「予告もなく深夜に日本で放送された」
という伝説の放映を、私は兄と一緒に見ていたのです。
↓

●ちなみに一応、マジな取材部分以外は役者が演じてますが、
司会のティム・ブリントンはホンモノのキャスタ−出身の議員です。
そして火星探査の映像はかなり良くできてます。

ちなみに、イギリスではエイプリルフールに放映されたらしいのですが、
そう言うところも意味シンですよね、却って。
それからプロデューサーが書いた同名、同内容の本はアメリカでは
出版差し止めになったとか．．．。
日本でも木曜スペシャル以前に（木曜スペシャルで放映されたのは
1980年を過ぎてました）エイプリルフールの深夜、
何の予告もなしに放映されたことがあるという噂もあります。
しかも公式にはその放映を行った記録さえないらしいという．．．。


●いろいろとナゾに満ちたビデオですが、かなり大好きでした。
なんか荒唐無稽と、斬り捨てられないモノがあります。
ビデオ自体、とっくに絶版だし、なかなか見れないとは思うのですが、
もしどこかで見つけたら観てみて下さい。
ちなみに恵比須のTUTAYAには前はありました。

●そして驚くべきことに音楽がブライアン・イ−ノです。
初期アナログシンセの変な音楽が、妙にハマってて良いです。
それから、細野晴臣のAlbum「SFX」のなかの「Alternative3」
という曲はこのビデオのこと。さすがの選択眼！


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今までの「竹の間」系の話題を
「松の間」でやります


＞松の間を更新しておきました。
＞梅の間でやるには、ちょっとヘビーな話題なので。



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もしかして、
過去の占術が、外れはじめている？

●実は、前々から気になっていたことがありましてね。

私は二十年ほど前までには、自分が独自に構築した数霊術（数占術）には、
かなりの信頼をおいていましたし、実際に頻繁に活用していました。

しかし、ここ数年でよく思うのですが、
どうも、占星術とか、姓名判断とか、そうした固定したファクターから
判断する方法は、何か的中性能において、落ちてきているのではないか
という疑問です。

むろん占星術や姓名判断や手相にも
「時間」「時期」という時間の要素を併用して
ターゲット（顧客）に必要な時期的アドバイスを割り出すという
ことは活用されていますが、それにしても、
どうも、年々、その的中率が落ちてきていると私は実感しています。


●別にこれは占星術や血液型や姓名判断や手相や人相学を否定する
ものではなくて、
むしろ、人間の方が変わってしまったと私は判断しています。

ここで、「分割自我」「希釈自我」という無明庵の概念が、
少しばかりそれを説明するのに役に立つかもしれません。


私の個人的な感覚では、
統計や、あるいは統計でなくて「経験則で蓄積された資料」となる
データベースに基づくよりも、タロットカードなどのように、
より「リーディングをする人の直観に頼る占いの分野」は、
まだ現在も無傷なのですが、

データベースを元にしていると、次のようなことがおきていると思います。

仮に「四分の一自我」しか持たない人をホロスコープで判断した場合、
過去のデータから割り出されるコンテンツも、
四分の一しか当たらない。


●どういうことかといいますと、
そもそも、あらゆる種類の「占術」というのは、個性の分類である
という側面も持つわけですから、
それは、原則として、占う相手を「全自我の人間である」という
前提によって作られているのではないかと、私は推測しているのです。


つまり、特に、１７世紀ごろまで、
もっと最近では、それこそ１９６０年ごろまでは、
そもそも、占術のシステムというのは、「全自我」の人間サンプルに
対する判断を、その大前提としていたのではないかと思うのですよ。

となると、分割自我が激増していったここ半世紀の間に、
かつてならば、血液型や、占星術や、姓名判断で、
ほぼ的中したり、かなりの部分まで性格に判断できていたものも、

その顧客の自我の分割率に正比例したコンテンツしか当たらない、
という傾向が増えているのではないかということです。


●なにしろ、１自我であれば、全電力がその人の個性回路に
流れるものが、分割自我では、個性がフル回転しないわけですから、

とうぜん、ある種の個性を分類している筈の分類法＝占術もまた、
的中性能が落ちて当然です。

というより、占術の分類の中で、指摘または定義されている能力を、
実際には持たないとか、
「発揮できない人たち」が膨大に増えてきているということです。


簡単にいうと、
射手座の人がいたとして、あるホロスコープが割りだされていたとしても、
本人が二分の一自我だったら、射手座が持つと定義されていた才能の、
半分しか個性が活用出来なかったりするわけです。

その結果として、半分ぐらいは外れたとみなされるわけです。
四文の一自我の顧客だったら、四分の三は、当たっていないという結果として
「見えてしまう」わけです。


●そう考えると、過去のいままでの占術というのは、
霊感を交える要素よりも、データに依存しているシステムの場合、
（たとえば、占星術や、手相や、姓名判断や、生年月日を使用するもの）
こうしたものは、根本的に、全部分析や定義をやり直さなければならない
「のではなくて」、

そこに、分割自我による、性質の希釈、または欠損というファクターを
考慮したほうが、良いように思ったのです。


●たったの２０年前までならば、個人的には、
姓名判断で、私は初対面の人や、面識の全くない人のことでも、
概略と詳細を外した事はほとんどなかったのですが、

この２０年の経過、特にここ１０年を見ると、
どうも、昔の経験則のデータがどんどん使えなくなっているか、
または、「部分的にしか」的中をしなくなっているとしか思えません。

これを太陽系全体の何かの変化や、恒星の配置変化によるものと
見なす人たちもいそうですが、
それはそれとして、専門家の方々に研究していただくとして、

私個人は、どうも、この現象は、
「希釈自我が量産されていること」に関係があるとしか思えません。


●昔の占術はあくまでも、それが想定していた１００％の電力が
器としてのその人間に流れた結果現れる性質という「前提」で
作られていた体系だとすると、

もしも、その器に流れている電力そのものが低下していたら、
そりゃ、それまでにさまざまな占術で定義されていた「個性機能」を、
人々は、発揮できなくなってしまっているでしょうね。




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「無無心の書」を利用出来る人

●「無無心の書」を活用できる人と出来ない人というのが当然います。
今回は、その違いについて分かりやすく説明をしておきます。

この数年の間、観察していて、無無心の書を受け取った人のうち、
結果がどうあれ、それによる変化と見られることが起きた人たちには
共通した性質がありました。

それは一言に言えば、発作的に行動的になるのではなく、
「常にいつも行動的な人たち」です。

逆に言うと、引きこもったままで、
書だけ飾っておいて何か起きるのを待つなどというのは、全くの言語道断です。


●そもそも、最も基本的なことは、
こうした、入手した人が、何かの変化を期待するアイテム、グッズなどは
出来によしあしはあるものの、一種の「プログラム」です。
したがって、エンターキーを押して、動かしてみないことには、
何が効果があるのかも、全く分かりません。

世の中にはライフシールや幾何学的なシンボルやパワー・ストーン等に
依存したり、頼る人が大勢いますが、
それらは、すべて、それを一定期間、
（少なくとも２ヶ月は使用するものを完全に、辛抱強く、ひとつに固定し）
その間に、可能なかぎり「生活の場で、動いてみる」ということでしか
効果の確認をしたり、効果を引き出すことは出来ません。

どんなものでもそうですが、「フルに活動」したときにのみ、
効果のあるなしも含め、及び、その効果の性質が引き出されます。

したがって、いろいろなご利益グッズを部屋にガラクタのように
溜めておいて、「なんか変わった夢でも見ないか」なんてやっているような人には、
どんなものも、宝の持ち腐れです。


●激しく動く者にしか、こうしたグッズの性質は決して姿を現しません。

私は若い頃に、相当にそうした物体の効果を検証しましたが、
前述したように、それを固定して手にした一定期間は、受身で待つのではなくて、
社会の中で、いつも以上に、出かけたり、買い物をしたり、
ものを整理したり、人間関係を作ってみたり、会社を変えてみたりしました。

その結果、そうしたグッズが自分に合うのか合わないのか、
効果はどうなのかを検証できるからです。


●したがって、「無無心の書」でも同じことが起きます。

梅の間で現在「メイン」である「禅書」と「無無心の書」の違いは、
次のように考えてください。


まず、次のようなものが、禅書です。
↓


これらは、喩えて言うと、私が依頼者から受け取った食材を使って、
その依頼者個人に最も合うような「料理」を作るのと同じです。

文字を選択するということは、
依頼者が、どんな野菜や肉を、私に手渡すか、ということです。

そして、その食材を私は調理しますが、それは終始、
「その依頼者の心身に利する」ようにのみ配慮します。

ですから、その人の体質に合わない食材ははじきますし、
調理法も一人一人全く違います。

そして最後に、私の手作りの料理として渡す「書」、
それが私の「禅書」です。


●一方で、「無無心の書」は、
あたかも、現金だけを渡すようなものです。
あるいは「金（きん）」でしょうか。

私がそこで渡す「無無心の書」は、依頼者に固有のものは何もありません。
書くときの状況と依頼者の動機に、若干の影響は受けていますが、
禅書に比べたら、依頼者への配慮は、ほとんどないといってもいいです。


●これを分かりやすく喩えますと、
あなたが、たとえば、５００万円を受け取ったとします。

すると結果として次の三種類の人が出ます。

１−それを資金として、何かを展開して元金よりも増やしたり利した人。
２−それをギャンブルや無駄遣いをして、失った人。
３−それを単に生活費にあてる以外何もしなかった人。


●つまりいかにお金を手にしても、
それを運用しなかったら、そのお金は何の現象も引き起こさないという
ことです。
無心の書の場合には、お金ではなくて、それは「上の扉」のことです。
それを書によって、せっかく開くチャンスがあるのに、
行動を何もしなければ、何一つも変化は起きないということです。


たとえば、前述の「３」のケースというのは、
５００万でしたら、贅沢をしなければ、約２年分の生活費です。
もしもその５００万を生活費にだけあてたら、あなたの生活に
何か変化などき起きるでしょうか？

毎日、たまに買い物や散歩に出ては、
あとは家に引きこもって時間を潰すだけ。
そんな人に５００万を渡す価値はありません。

一方で、２のように無駄遣いをしてしまう人、これも自己責任です。

書はお金ではありませんが、結局のところは、
似たようなエネルギーまたは、扉としてのシンボルですから、
動きの中でしか、その効果は現れません。

黙って、飾っておいて、何かが起きるのを待つというのは、
押入れに５００万をしまっておいて、毎日「何か起きないか」と
言っているほどに愚かな状態です。

むろん、動いた結果がどうなるかはわたしには保障できません。
増幅効果が仮にあるとすると、
それは、必ずしも好転反応を起こすとはいえないからです。

上の扉が開くことに耐えられなかった人は、拒否反応を起こしたり、
同時に開く下の扉に主に足を取られるだけで終わりますし、
もっと最悪なのは、何も起きないという人です。

それぐらいならば、一時的によく見えても、悪くも見えても、
何が変化したほうがマシです。



■さて、次の書は「無無心の書」ですが、
一見すると、普通に見えますが、実はこれは「兵器」として書かれたものです。




●これは非常に例外的なものです。
過去に二度書いた「無無心の書」は、
一つ目は本人が主に「アート」としての関心と好奇心から依頼したもの、
二つ目は、単に無明庵のファンだから依頼したという代物。


このどちらも、実際には、あまり動機や目的は明確ではありません。

しかし今回の無無心の書は、完全に明確です。
それは１００％の悪意です。

ある家庭にいる全員を、依頼者本人も含めて、完全に破壊しつくすことが
書に出来るかどうかを実験するという目的で書かれたものです。


●これを私が書くか書かないかを決めるまでに、
相当数のメールをやりとりして、本人の覚悟と意志確認をした上で、
私も書きました。
ですから、私の側にも迷いは一切ありません。

無無心の書というのは、どこまで依頼者にのみ特有の性質を反映するか
未だ分からない点はありますし、
原則として、依頼者の願望は全く関係ないのですが、
状況そのものが、その状況に適した書を私に書かせているらしい、
ということは、ひしひしと、毎回、感じます。


●今回の書は、文字づらは「長寿」「慈悲」などと書かれて、
巧妙にカムフラージュされていますが、
その目的は、完全に家の中の家族をめちゃくちゃにすることだけです。

ちなみに今回、写真に出したのは、
作業の途中工程で習作として出てきた「無心の書」なので、
本格的な兵器としての「無無心の書」ではありません。
それは、使うご本人だけが自宅に持っていればいいからです。


ただし、私がこうした書を書くことを決めた理由は二つあります。

まず、依頼者本人に、ほとんど非がないことを私が確認したこと。
（私が相談を受けるほとんどのケースは、
　依頼者にも自業自得の責任が大きいものが多すぎるため）

次に、依頼者が今も家族と同居している点。
つまり依頼者本人も、大混乱と苦しみの巻き添えを食いながら、
その実験による変化を私に逐一報告できること。


●ただし、依頼者が、家族から遠くで生活をしていて、そのくせ、
親からの仕送りで生活しているなどという場合には、
助けることは不可能です。

そもそも、経済的に自立して、自分の衣服や靴や食事などをまず
自分が自分の仕事で得たお金で運用しなければ、
あなたが家族と同居していようが、別の遠い場所に住んでいようが、
あなたは、決して親の支配から逃れられないペットのままで、
親に飼われている状態にあるということを、
何年も前に「竹の間」で詳細に解説したはずです。

にも関わらず、経済的に親に依存したままで、親に反抗的に文句など
言っている人には、私は一切手を貸せません。


●今回のケースは、いつでも家を出られる経済的な準備が出来ていて、
現在も、今後も安定しているであろう定職を持っている人だった事と、
本人が、親と同居した状態で、親と全面戦争をしてもいいと覚悟していること。

そして、さらに、依頼者は、自分は自殺したりして逃げないで、
自分の楽しめる時間を持つまでは、生き抜くということを、
本気で覚悟をしていたので、

私は、兵器的な使用をするという目的のみで、
今回の無無心の書を書きました。


●しかしこれは「極めて異例」なことですから、
通常は、こうした書の依頼は受けていないと考えてください。
これは裏メニュー中の、さらに裏メニューといったところです。

アート性も、依頼者本人の為の学習性も、全く無視していますから。
１００％、悪意から、ひとつの家庭を、かく乱して、
徹底してかき回すという目的以外は、何も持ちません。


●一般的な「無無心の書」に関しては、
「今のところは」ですが、
ＤＶＤの第１４巻で予定していた金額の、高くても約２／３、
安い場合には半額ぐらいにまで、抑えてあります。
これは、依頼される文字の種類数や、結果として出来上がる作品数にもよります。

これに関しては、購入の動機の説明などは一切いりませんし、
その後の感想も全くいりませんが、

ただし、金額は「禅書」よりは高くなることと、
ＤＶＤの第１４巻の内容を把握してそれに「同意していること」を
条件とします。


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●10/10 19:20「松の間掲示板」に、
梅の間とも少し関連する投稿を更新してあります。


前々から、私がよく言うことですが、
精神世界に足を突っ込んでいるとしたら、皆さんも、
よくよくご自分の「最初の原点」となったものを、
無自覚なままに放置せず、
きちんと正直に自覚するようにしてください。

途中で加わった、小ざかしい精神世界の知識など、
あなたの「本当の原点」に勝つことなど出来ませんから。
結局は、「あなたの抱えている真実」からは、
逃げても無駄ということです。

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●さて、たまには、時事ネタでもやりましょうかね。

私個人の予測した「未来」というのは、
ＣＤＲ書籍の「宗教に汚染された地球人」で、
すべて書きましたので、詳細は省きますが、

現在、大国がやっきになって開発しようとしている核兵器は以下の通りです。
↓

「現在では原爆を起爆剤に使用しない純粋水爆、いわゆる「きれいな水爆」の研究が進められている。
これは起爆に原爆を使用しないため、核分裂反応による放射性降下物（フォールアウト）が生成されず、
残留放射能が格段に減るという仕組みである
（ただし起爆時の核反応でα,β,γおよび中性子線などの放射線、核融合やその燃え残りで生じた水素などの
放射性同位体は少なからず放出される）。
2005年現在、アメリカのローレンス・リバモア国立研究所にある
実験施設「ニフ」でレーザーによる核融合が、
またロシアの核研究施設アルザマス16では磁場による核融合（Z-ピンチ方式）がそれぞれ研究されている。
しかし現在も実用には至っていないと思われる。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


なんで、こんな物を開発しているのか？
答えは、簡単です。

核使用のあとに、生き残りたい者がいるからですね。

しかし、それにも関わらず、
私が感じる未来の地球は、確実に核汚染されていました。
むろん、旧式の核兵器だけで想定した被害予測よりは、ずっと少ないのですが。
なので「核の冬」とかは予想よりも存在しません。


それでも核汚染された（あえて過去形で言いますが）その原因は、
使った国が先進国ばかりではなかったために、旧式の核弾頭が混じっていたためです。
たとえば、それは中国製。


●ところで、こんな話は誰でも知っていると思いますが、
フリーメーソンの入団に際しては「種類を問わず宗教に属している」
ということが条件のひとつとされている。

ところが、当のユダ金ときたら、核戦争後の地球再建（支配）のときに、
彼らが目的の一つとしているのは「宗教の廃絶」です。

思いっきり、最初からカルトで選民思想に泥まみれの彼らが、
宗教の廃絶とは片腹痛いこと、この上もないわけですが、
まー、とにかく、彼らの方針としては、宗教を廃絶したいらしい。

だから、彼らは、実際には「金と権力という利権」で起きている戦争を
イスラム対キリストといった宗教対立が原因であるかのように、
今後も、「演出」をしたがることでしょう。


●にも関わらず、メーソンの入団で宗教信徒であることを条件とする
理由は非常に簡単で、
まー、そりゃ、「無神論者」よりも、特定の宗教信者の方が、
その団員の信じている宗教を「横からちゃっかり利用して」、
彼らに「脅迫観念」を植え付けやすいからですね。


●さて、話は未来に飛んで、
結局どうなったのかといいますと、ユダ金は、大敗。
ユダ金内の「内部闘争」を原因として、
地球を支配しようとして核兵器の幕開けを仕掛けようとするよりも早く、
「ユダ金内の、反ユダ金」が、
ロシアで周到に準備を済ませていて、アメリカに対して先に発射した
という結末のオチです。

どさくさまぎれに、参戦した中国が使ったのが、おそらくは
旧式の核弾頭で、汚染の原因はおそらくそれでしょう。

ちなみに、ユダ金の中心メンバーって、とっても馬鹿ですから、
けっこう、彼らは自分の実名を公開してしまっている。
それが原因で、彼らは、反ユダ金のユダ金に、
核戦争の後でも、一人残らず探し出されて、全員抹殺されます。


●でもって、結局、宗教の方はどうなったかといいますと、
皮肉なことに、そこだけは、ユダ金の思ったように、地球上から廃絶された
のですが、

それは急激に廃絶されたのではなく、じょじょに「でした」（ここもあえて過去形）。


●私がいままで無明庵のサイトや、著書「宗教に汚染された地球人」の中で言っているような
極めて論理的な理由によって、宗教を廃絶したのならば、
人類も捨てたものではありませんが、実際には、単なる治安の維持を動機として、
宗教を廃絶したに過ぎません。

これがおおよそ、これから７０年後に起きるだろうと私が予測している事です。
とうぜん、全面核戦争はその前です。


●つまり、どこかの誰かが、画策をしようがしまいが、
どうやら、現在あるような宗教はすべて破棄されるという未来だけは
一緒のようです。

まー、おそらくは、何らかのテコいれが、外部からあるものと
思われますが、
私は、そのてこ入れをする「連中」が好きではありません。
いや、むしろ大嫌いです。

結果として、それは、おそろしくつまらない地球（社会）を
作ってしまう結果となるからです。


●それで、私が一番懸念したのは、その時代に、
人間の意識に対する研究や記録までもが、宗教の一部として認識されて
記録が消去されるということです。

どうして、私達が毎日、世界を見て、感じているこれは何か？、
という「実存的な問い」をしたり、
この意識とは何かと自問したり、
宇宙とはどんな構造で、何に向かっているのか？、
などに関心を持つことが、宗教などであり得るでしょうか？

そもそも、「神や世界を裁判にかけようとする姿勢」が、
どうして、「神仏の加護を願って、神仏を妄信する宗教」と、
クソミソ一緒にされなければならないのでしょうか？

しかし現実には、私が、「純粋な、知的あるいは精神的探求」と
呼ぶ分野は、現在ですらも、宗教として認識され、分類され、
また、政治的にすら利用されていますので、

そういう点から、
うち無明庵の本のデータが、宗教として分類整理されることには、
不愉快な気持ちを禁じ得ません。


●ということで、
私は、無明庵の主要な書籍は全部ＣＤＲ化しましたので、
シリーズを全部持っている人は、これから記録媒体が少しずつ変わるでしょうが、
少なくとも、あと約１００年の未来にまで、それを地下組織的な領域で、
保存しておいてください。


●このクソみたいな現在よりも、それよりも遥かに、
「それ」が「花開く可能性」は、その未来では、低くなっていますが、
それでも一人か二人の特定の人物には、おそらく届きますから。


私としては、その未来の地球のほぼ全土にわたる核汚染の状況を見て、

「あれまー、やっぱり　やっちまったか」と、確認しながら死にたいわけですが、
実際には、そこまで寿命があるかどうか今のところ不明です。

未来を肌で感じるからといっても、
その未来に自分がいるということとは、別問題ですから。


私としても、計画的に生きたいので、
おおざっぱな未来の計画は立ててありますが、
自分の寿命そのものには、あんまり興味ないものですから。


●あ、そうそう。
本には書かなかった裏話をひとつだけ。

無明庵の情報が、未来にまで残るかどうかの鍵のひとつを握っているのが、
ブッククラブＫＡＩにおける、書籍データのデジタル化なのですが、

実は、その未来にあった、ＫＡＩという電子図書カテゴリーに保存されていたのは、
オリジナルの無明庵の本のデータではありません。

それは「漫画」です。
無明庵の本の内容を、長編の漫画にする人物が、
これから未来、たぶん、私が死んだあとに現れます。

おそらくは、漫画化されるのは、
「ひきつりながら読む精神世界」と、
「廃墟のブッダたち」の一部のコンテンツです。


それで、面白おかしく書かれたその「漫画」のデータが、
ＫＡＩという「セクション」に残存していましたので、

そこから、未来にいる「その少女」が、好奇心から検索を始めて、
それらのオリジナルの「原書」と、
「宗教に汚染された地球人」のデータにまで、たどり着きます。


ただし、回に保存されている印刷物の書籍のデータ化が、
現在のオーナーとスタッフの手によってなされるのかどうかは
私には分かりません。
たとえば政府の役人とか誰かが個人的に、
未来に、それを復刊するのかもしれませんので。



というトンデモ本みたいな、「与太話」で、本日はおしまいです。

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★ . 　　

●さて、新刊ＤＶＤです。



●コンテンツは以下の通りです。

＞★ディスクＡ
二度に渡り、文字の候補を戴いたのですが、
とうとう最後まで書けなかった事例と、
書けなかった「理由」の簡単な説明。

＞★ディスクＢ
Ａディスクでその書けなかった人の書が、
私の方で、文字を変えてみて、書けたという結末。
同じ人なのに、どうしてそうなったかは、Ａディスクで説明しました。

最後に、梅の間で以前に紹介した、
その人を護っているらしき「何か」が、
自動書記的に私の手を借りて文字を、どんどん変更した事例。

＞★ディスクＣ
前半は、ごく普通の方の書の事例をひとつ。

後半は二度目の「無無心の書」の製作の事例と、
無無心の書についての「補足説明」を少し。


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■なお、この１５巻も、注文制ですので、
ブッククラブ回さんの店頭には、在庫は置きません。
ご注文されてから、少し日数がかかりますことをご了承ください。


●さて、書の注文が少なくてＤＶＤを作らなかったのではなく、
いろいろな書と注文者による文字変化の多彩なパターンは、
もうほとんど出尽くしましたので、
これ以上、無尽蔵に、このＤＶＤシリーズを増やしても意味がないと、感じました。

そこで、１５巻以降は、私から見て、ぱっとしなかった事例の書や、
特に特筆すべき特徴のなかった普通の書となった事例は、
市販のＤＶＤには、記録しないことにしました。


ちなみに１５巻では、Ａディスクでは、
ほとんどディスクまるまる一枚が、
どうにも完成品を書けなかった記録になっています。
しかし、これはこれで、私にとっては「貴重な珍しい記録」でしたので、
今回のＤＶＤには収録しました。

また同じその方の書が、次のＢディスクでは、劇的に書けていますので、
その変化の流れとその理由も記録したかったわけです。


ディスクＣの後半には、再び「無無心の書」の製作現場があります。

いくつか作品を紹介しますと、次のような仕上がりになりました。
これは注文者された方自身が、既に購入済みのものです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊　＊＊＊＊＊＊＊＊＊








●さて、たまには、
「ボツにした、無無心の書」と、その理由を説明しましょう。


↑
せっかく、なかなか良い墨の「飛び散り」もあったのに、
右下の最後の文字で、ドジをやってしまってボツ。
最後の字のところで、わずかに雑念がよぎってしまいアウトにしました。



　　　　　　　　↑
全体としても、非常に良かったのですが、
左の空白部の面積が少しだけ多すぎたのが、どうしても気に入らず、また、
右下の文字の線が一本だけ、真っ直ぐに引かれずに蛇行してしまったので、
ボツにしました。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

★ . 　　

●台風情報●

週末にかけて、皆さんからのご注文の書がかけるかどうか予測するために、
気象庁の衛星画像で見てみました。

枠内のコンテンツの数値をあれこれ入れ替えて、
動画で見てみると面白いですよ。（ジャパスクリプトをｏｎで）
↓
http://www.jma.go.jp/jp/gms/smallc.html?area=0&element=0

過去２４時間の赤外線画像や水蒸気を見ると、
昨晩の夜中の３：００頃に、台風の目が消滅しているのが分かりますので、
「風の被害」は少し心配が減りましたが、雨量が問題ですね。

私は屋外の倉庫で書を書いているので、極端な暴風になったら、
台風が去るまでは、書を書くのを中断しようと考えていたのですが、
現在の衛星写真から判断すると、その必要はなさそうです。

何年か前に、台風の時に、飛んできた小石で、ガラスが割れたことがあったので、
今日、ホームセンターからベニヤ板を取り寄せようかと思案していたのですが、
今回は、大丈夫そうです。

■同日２２：４０

台風の渦の形が崩れて少し弱まるかと思っていたら、
現在の衛星写真を見ると、勢力がちっとも衰えず、
むしろ昼よりも少し台風の形が締まって、強くなりつつありますね。

皆さんもお住まいの地域の周囲の地形によっては、
充分にご注意ください。



「無心の書」についてのおたより



鈴木崩残様

一回目、・・、二回目、・・を書いて頂いた■です。

久しぶりの感想メールです。

書を頂いてから、喝が入った状態で、奮闘中です。

多分、良い意味で攻撃的になっていると思いますが、
まだまだ、書を使い切れていない状態です。

面白いところでは、書を頂いた直後は、
偶然、暫く会っていなかった友人に遭遇したり、
ドンピシャのタイミングで事が起こったりしました。

意図、意志をハッキリさせないとまずいことになりそうで、
ボケないように心がけています。


あとは、本で読んだり、人から聞いた考えに毒されいる面が、
やはり、あったのかと気づきました。
自分の現実にそぐわないものを受け入れていると、歪むだろうと思いました。


DVDの6巻で崩残さんが書のサイズについて言及している所で、
「サイズがあわなかったら、コピーでもして小さくして.....飾ってもいい
と言っているようなところがあったので、
「それでも効果あるの？じゃ、やってみよう」ということで、

頂いた書をパソコンに取り込んで、
バックに音楽を付けてスライドショーにしてTVで見ています。

効果のほどはわりませんが、字だけをアップしたりしているので
結構の迫力です。

まだやっていませんが、干渉波あたりをバックの音楽としてつければ
面白いかもと思っています。


無無心の書の話題が掲示板に載る前までは、
3回目の注文をしようかと考えていました。

自己に直面したいと思い、今の修正力をくわえた禅書ではなく、
無修正の書を書いて頂けないかとお願いしてみようかと思っていたのです。

例えば、潜恐、潜怖、潜んでる恐怖とか、
自分としては、修正力を加えない分、簡単なのかなと思っていたのあですが、
実際には、全然、違っていたのですね。


それで、もしかして、自分が頂いたDVDの中に無心の書ではないか思われる
字が映っているのを思い出しました。

●の書で崩残さんがそれを前に掲げて●の書、
護符を書いている映像です。

最初、それを見たときは、小さくしか映っていませんでしたが、
凄い迫力だな、
なぜ没になったのかな？と思っていました。

それで、あまりにその形と迫力に魅了されてしまったので、
映像から画像に落とし、画像処理をして、
これは、良い、凄い、と遊んでおりました。

また、もし無心の書で、注文するならこの字だ、
●の修正力のある書、それに関する、・・・の書が私にはあるので
無心の書を囲い込めるのではと勝手なことを考えていました。

ただ、つい最近の掲示板を読むと、
そんな脳天気ことやってていいのかな？と感じました。
他人にまでその効果が及ぶかもしれないということですから。


画像には効果がないと崩残さんが仰ってますが、
本当のところはどうなのでしょうか？

参考までに、私が画像処理した●のURLを載せておきます、
よかったら見てやってください。
自分では感じるものがあるということは、
全くないわけではないのではと思ったものですから。

「闇に輝く●」

＞これは掲載はしませんでした。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



●以下私からのコメントです。



●少し誤解をされている部分があるので、説明しておきますね。

一種の「裏メニュー」として注文を受けている「無心の書」と、
皆さんへの一般的な「禅書」ＤＶＤの中での「無心の書」の役目は、
異なります。

何が決定的に違うかと言えば、
「禅書」の場合には、
皆さんの「名前」に全てを集中させていますので、
仮にそこで皆さんの現状をチェックする為に「無心の書」を頻繁に使っていたとしても、
それは、あくまでも、「その人の」現状を書にしたものです。

すると、人によっては、文字が伸びたり、歪んだり、点になったり、
パーツが変な位置に並んで、書にならないこともあります。
そうした様子は市販のＤＶＤでも頻繁に見ることが出来ると思います。


●しかし、それはあくまでも、その人にその文字が
「調和するかしないか」という検査の途中で、
私が「注文者の方」にチューニングをしていることですから、
一種の「応用」にすぎません。

また、そうした「無心の書」をたまに同封することもありますが、
それは受け取る人が、それを「鏡」として使っても、
その人はそれを消化出来るだろう、と私が判断した場合のみです。

ですから、「この人には、現在の本人の実相は、受け入れられない」
と判断した場合には、その人をそのまま具現化した無心の書は、
決して同封しません。
単に、動画の中で皆さんに見せるだけです。


●もしもその注文者の手に負えないような、無心の書を渡したら、
それは、書がその人の手をつかんで、ブンブン振り回すようなことに
似た状態になり、その人は、結局は放り出されて怪我をすると思います。

書の持つこの「遠心分離機」のような作用に耐えられる人だろうと、
私が判断した人だけに、
今まで、「製作途中で生まれた無心の書」を同封してきました。



●さて、「無無心の書」のことは、ここでは、さておいて、
前にも言いましたが、
無心の書で書いたからといって、必ずしも文字が抽象化されたり、
墨が飛び散ったり、迫力が出るというのではありませんので
ご注意ください。


実際に、無心の書として書いても、
そのまま非常に良い書になった人も沢山いますから。
つまり、その人自身の「ある一面」が、
ちゃんと「書になるような性質」だったのが、その原因です。

ですから、必ずしも無心の書に迫力が出たり、前衛的になるのでは
ありません。
非常に繊細な芸術的な線も、
ある特定の人たちへの「無心の書」には現れています。

梅の間での「禅書」は、
何度も言いますように、私は「受け取り手にとっての最善の書は何か？」
ということに、私は終始、全神経を注いでいます。


●一方で、本来の「無心の書」は、
誰かに渡すことだけは想定していますが、
「その人の状態を文字にしたもの」なのではありません。

「誰かに渡すという状況だけ」はそこに存在しますが、
その書は、「その人の為のもの」ではありません。

さらに言うならば、その書は、
その注文者の人のありのままを具現化しているのでもありません。
ここが理解すべき重要な「違い」です。


●私がＤＶＤの中で、
「はい、じゃー、ちょっとここで無心で書いてみましょう」
とやっているのは、あくまでも、注文者の名前を入力してやっていることです。
これはＤＶＤの中で「ちょっと、ここで無無心の書をやってみます」
と言っていても同じです。


しかし、純度の高い「無心の書」は、そこに入力されているのは
相手（注文者）ではなくて、「　状　況　全　体」です。


●さて、ご質問のＰＣに取り込んで自由にＣＧにした場合ですが、
もしも迫力を感じたとしたら、それはそちらがご自分で作り出した
ご自分の「好み」を投影した結果として感じる迫力だと思います。


「無心の書が必ずしも、迫力を伴う禅書のようになるのではない」
という一例を、この投稿の最後に写真でお見せしますが、
これは、私の知人に、私が個人的に贈呈する為に書いたものです。

実は、これは、
分類としては「崩残流の創作書」でもなく「デザイン書」でもなく、
「無心の書」なのです。

たまたま、相手の人が「全自我」の人だったために、
「結果として」ごく単純な「普通の書」になったのです。


■次のたとえは、多くの人たちには、分かりずらいかもしれませんが、
「巨人の星」という昭和時代のアニメで、こんな場面があるのを
漫画好きの人は覚えていると思います。

主人公の星が、花形に大リーグボール１号を投げるのですが、
それは、バッターの構えたバットには向かってゆかず、
ただの「ど真ん中のストレート」になり、

中途半端なバッティングでそれを打った花形は、
ありきたりな凡打になりました。

憤慨したキャッチャーが、マウンドの星に駆け寄ってこう言います。
「なんで、サインどおり、大リーグボールを投げなかったんだ？」

すると星は、心の中でこういいます。
「今のは、、大リーグボールだったんだ」

のちに、これが大リーグボール１号が、
オズマによってホームランされ、完敗してしまうことになる打倒法の
「基礎原理」だったわけです。


●このように、皆さんの現状そのままを書にしたら、

たまたま、それが創作書のような変わった美しいものになる場合もあれば、

たまたま、それが単なる普通の行書体のようになる場合もあれば、

人によっては、書にならずに、
ボツにするような歪みや、文字の崩壊ばかりが生ずるという場合もある、

それが「禅書の中」で展開してきた「無心の書」なのです。


●一方でその「禅書」という制限から開放してやった「無心の書」は、
そこには私がどのような球（書）を投げるべきかを考えるべき「バッター」はいませんし、
さらに無無心の書ともなれば、そこにはキャッチーすらもいません。

私は与えられた「モチーフとなる字」を好き勝手な方向へ、
直観だけに従って、ボールのように放り投げます。

したがって、「この純度の高い無心の書の場合」には、
たいていの場合には、私の書は、
文字が判読できないほどに、形が変化することが圧倒的に多いです。



●さて、「データ」に変換した場合ですが、
何度も言うように、インターネットばかりか、「デジタル化された情報」の
おおよそ全てが、物質としての力を失っています。
（それは情報を整理して扱う上ではこの上もなく便利ですが、
この物質世界に対する接点においては、かなり希釈されているようです）

むろんそこで精神に伝達されるものは全くのゼロではありませんが、
極めて「劣化」して「希釈されまくったもの」になると覚悟してください。

そういう点では、昔のインスタントカメラで取られて現像されて
プリントされた心霊写真の方が、ものによっては害悪を及ぼすものが
多かったですよ。

最近、デジタルビデオや、デジカメでも心霊画像が映りこむのが
よくありますが、
うぁ、見なければよかったと思うような、
かなり「来てる」ように見える霊写真や霊動画でも、
昔ながらの写真のような「恐ろしさ」と「悪影響」には、
とうてい負けているように私個人は思います。

ただこれが古い時代の磁性体のテープ式のビデオだと、
ちょっと状況は違うと感じます。


●まー、たとえとしては、ちょいと、不謹慎かもしれませんが、
二進法に変換された情報と、現実の物質の持つ情報の質の違いといったら、

それは、男性（または女性）が、
実際の物質としての異性の身体に触れているのと、
単なるエロ動画や妄想の中で、勝手に脳内興奮しているのとの違いぐらで、
それは「大違い」であると思ってください。


●私が見たところでは、現物の実際の書よりも良かった写真画像など、
梅の間にただの一つもありません。
いかに美しく写したりＤＶＤのジャケットにデザインしても、
しょせんは信号がプリント用紙やディスプレイに再構成された画像にすぎません。

現物の物質としての墨が持つ、温かみや、迫力や、動きの力は、
そこには微塵もありません。


●書の現物を実際に受け取った人ならば、
それを縮小コピーしてもかまわないというのは、
あくまでも「本体」が、「書の主人」である「あなたの手元」にあるからです。

そういう状況ならば、たとえ元の力が希釈されたコピーにでも、
その「本体」からコピーに対して、力の「わずかな一部」が
転送される事はあります。
その「転送」を行っているのは、物質の魔力ではなくて、
他ならぬ「持ち主本人」です。

そういう意味では、レプリカやコピーの氾濫するこの世界では、
あらゆる絵画や写真や骨董品にも言えることですが、

「誰が本当のオリジナルを持っているのか？」ということは、
魔術的な次元では、非常に重要なことなのです。


【これもまた「無心の書」だったのである、という一例】
　　　　　　　　↓



私の知らない間に、ブリジットが歩いてしまい、
文字どおり、「猫の足跡」が沢山ついてしまったために、
泣く泣くボツにした作品でした。




★ . 　　

「無無心の書」

●ここのところ、ずっと考えていたのは、
「無無心の書」から毒を抜けるか？ということでした。

そもそも、その毒とはいかなるものなのかを観察したとき、
私は、行法効果以上のものは、今のところ発見していません。
これについては後述します。

●ところで、「無無心の書」については、ＤＶＤの１４巻の説明と
少し違う方法を現在採用しています。
注文が来た場合に、注文者のみに、まず写真のアドレスを伝えて、
検討して戴き、予算などの都合で購入をしなかった場合に、
梅の間で一般公開します。

ただし、公開する場合には、プリントアウトを避ける為に画質を落とし、かつ、
正面から撮影はせず、斜めからの写真とします。
写真である場合には、書による鑑賞者への効果は全くないとは言え、
作品としてコピーされるのを防止するためです。


●さて、本題ですが、
ここの過去ログにいくつか「無無心の書」についての記述がありますので、
既に皆さんは、状況は熟読していると思います。

私は現在のこの「禅書」で企画で充分に満足していますので、
特に「無無心の書」という作品を、描きたいわけではありません。

ただし、以前にも言いましたように、「アートとして楽しみたい」、
という人のニーズをどうにかできないかということが、
ここ約一週間、ずっと頭の中にありました。

そもそも「無心の書」というのは、
「鏡」の役目をしますので、私も既に皆さんに書を書く「プロセス」では
頻繁に使っています。

●その人自身が、自分をそのまんま形にしたような「物質」に
出会うことといったら、日常生活ではほとんどありません。

最もその人を分かりやすく現すのは、
その人の「肉体と感情」の状態ですが。
（知性は駄目です。普通の人たちのそれは他の二つとは常に分離しています）。

書は、本人の肉体に現れるサインとは違い、
本人とは距離のある場所に「客体的」な物質としてそこに現れます。

では、その人を写した「写真」や「動画」はどうでしょうか？
むろん、その人の内面など、写真や動画には「ほとんど現れません」。


●そういう意味で、人の内面を映し出す「鏡」というのが、
無心の書の定義であって、
もともとは、別に不幸の書でもなければ、破滅の書でもありません。

ただ、どういうわけか、少なく見て、約半数の人たちが、
その書によって、その人の持つ特性がそれを境にして、
急に「噴出」するのか不思議でした。

私が今までに見てきた限りでは、

「あまり自己分析的な内省作業をやったことのない人」または、
「かなり内省作業をしてきたが、どこかに重大な盲点があった人」、

この二つの人たちに起きる変化が、もっとも顕著でした。

そういう意味では、
ほとんど全ての人が当てはまっても、おかしくないのですが、
どうも先天的になのか、書によって全く問題もなく、
むしろその後に、その人の個性が生かされる人たちも、むろんいました。


●無心の書を受け取った「約半数」というのは、
言うまでもなく、統計的には、全く優位な数字ではなく、
統計学的には、完全に「偶然」として断定される領域です。

しかし実際には、これは私がわざと少なめに言った割合であり、
私の主観によれば、おおよそ約７割の人に、少なからず、
目だった変化が、書を手にした後の数ヶ月の間に、生じているように思えました。

効果が出るまでの潜伏期間は、なぜか、約２ヶ月から３ヶ月ですが、
そこに何かの意味や周期性があるのかは、まだ全く分かりません。


●もしも私が営利的な目的で、無心の書を
書くのであれは、本来であれば、そうした変化があった事実は、
伏せておくべきだったでしょう。
なぜならば、受け手、注文者は、
「無心の書と無無心の書」に対しては「不安のあるもの」という認識を
するわけですから、当然、ほんの一握りの勇気ある人以外は、注文など
決してしません。


●にも関わらず、思案した結果、
「無心の書」の注文を、私が受け付けることにした最大の理由は、
もしも仮に、その人にとっての「鏡」として作用するのであれば、
それはある種の人々にとっては、役に立つと判断したからです。

言うまでもなく、その「ある種の人々」とは、
本気で、自分の問題をあぶりだして、それと対面しようという
覚悟を本当に持った人たちです。

そういう意味では、これは死人禅の行法に「酷似」しています。


●死人禅行法を行う場合に、まずそれが出来る人と出来ない人とに
自動的に振り分けられます。
つまり、できる人は続けられるが、
そうでない人は、行法がなぜか続けられない精神状態になります。
つまり、それが「行法は人を選ぶ」と言われる所以です。

次のステップでは、
仮に継続的に何ヶ月も何年も行法が出来たとしても、
そこで次に待っているのが、
心身や環境における「その人にとっての最重要な現実問題」が、
明確に浮上してくることです。

ですから、一発逆転的な現実逃避をしたい人たちの言う
「悟りたいだなんだ」という妄想ではなくて、
自分の現実そのものを見て、それに向き合いたいという動機から、
死人禅の行法を行った人も多くいます。

その人たちは、行法が実際にそうしたものを浮上させることを
明確に知っていますし、
その中には、越えられた人もいて、
その中には、越えられず終わる人も、むろんいます。


●さて、話は書のことに戻りますが、

「その人を鏡として写す」のが無心の書であると「仮定」した場合、
私が特定の人に書いた書は、その人を映し出すはずですから、
その人にしか作用しないものと思っていました。

しかし、どうも、それは完全に違っていた、
というのがＤＶＤの「第１４巻」の中での私の話です。

となれば、一体「無心の書とは何なのか？」ということになります。


●相手を選ばないのであれば、
それは個別のカウンセリングや、運命変更の創作書としては成立せず、
相手を選ばず人間に共通に「同じ効果が作用している」ということになります。

そして、これが漢字の文化圏にいる人にだけ限られなかったのが、
「無無心の書」の最大の特徴で、私にとっても意外だった点です。


●今現在、私が多くの人たちに書いている「この企画の禅書」は、
「漢字の文化圏」にいる人だけに作用するものです。

しかし、過去の事例を思い出すと、
私は、この企画を開始する前には、
「無心の書」か「無無心の書」以外には書きませんでしたので、
当時、外人さんに渡した書は、すべて、その「無心の書」でした。


つまり、「カウンセリング創作禅書」とも呼べる、
この現在のスタイルから生まれたものは、
皆さんには、鏡としての効果を持たせないようにと調整したものですが、

一方で、「元祖の無心の書」の場合には、
鏡として作用し、しかも、それは、「漢字など全く知らない人」にまで
作用するのだろう、ということになります。


●では、これが何を意味するのかといえば、
私の書の「プロトタイプ」だった、「無心の書と無無心の書」は、
人種も個人も、何も選ばないで作用していたということです。

では、その「作用の様相」とはどんなものだったか、ということになると、
それは、一言に言えば、
「死人禅の行法をやったこともない人間」に、
それを行った結果と類似する現象を引き連れてきたということです。


●ただし、身体的に頭頂部や脳がどうこうなるという効果は、
実際に行法をしないと駄目ですが、
無意識下では、その人の現段階よりも遥かに上方の次元に属するものを
形にしたものですから、
必然的に「落差」が生じます。

その落差のバランスを取ろうとする作業が、
ある場合には、本人を大きく引き上げますが、
本人のエゴがそれに抵抗した場合には、その反動で、
逆に下方次元の蓋だけをその人が意識する事になります。
（実際には両方同時に開くのですが、その人には上も開いていることは
見えないのです。）


●上方も下方も、まとめて「受け止めてやる」という覚悟のある人、
または覚悟がなくても「資質がもともとある人」の場合には、
書によって生ずる次元の落差は、本人に自覚的に回収されて、
課題や問題の早期解決にも繋がります。


■このような点から、結局のところ、
無心の書や、無無心の書というのは、
悟りの中の特定の「二種類の段階」を、物質として具現化したものだ
ということになりそうです。

しかしそれは「相手のレベルを全く考慮しない」という意味において、
「非常に不親切な経典」もしくは、
「非常に不親切な護符」という定義になります。


●しかし、こういうことを書くと、行法も真面目にやらずに、
ちゃっかり、書で、行法効果を「代用しようとする人」が必ず現れるのですが、
たぶん、その場合に「主に増幅されたように本人に見える」のは、
上の扉が開かれようとして、それと「同時に開く下の扉」です。


■そういう意味では、家族問題で、自分だけが無事でいるのではなくて、
自分も家族も、全員、巻き込んで汚物的な問題を浮上させてやる、
という「自分もろともに」という覚悟のある人だけには、
私は現在、その家族全体を、ゆすって刺激出来るかどうかをテストするために、
無心の書を、試作しているところです。


●しかし、やはり、何事も、
死人禅の「行法と平行して行うのがベスト」ですから、
自分の身の丈に合わない次元を、強引に書で自分の中に引き込もうとするのは、
一般の人には、あまりお勧めできません。

非常に、簡単に言ってしまうと、
今までに私が、あまり面識もなく、
「無心の書」や「無無心の書」を渡した人たちというのは、

自分で全く知らないうちに、
「死人禅の行法をやってしまったのと同じような領域の影響」を
無自覚のうちに、書を通じて外側から受けたのだろう、
ということでの「推測」が成立します。


つまり、死人禅の行法をやっている人であれば、
私はある程度、無無心の書を渡してもいいと思っています。


●そういうことですから、
増幅効果を全て無力化して、純粋なアートにする、
これは、私には「不可能」です。

またそれをしたら、
私独自の持つタオイズムや禅の世界観にとっては、
何の価値もない、ただのアートになってしまいます。


●価格については、現在は、１４巻で予定していた上限額を、
もう一度、かなり低く変更している最中なので、
手の届かない価格ではないところまで、価格調整をしています。



　


■ちなみに、下記のものは、
約５年ぶりに、書いてみた「自動書記画」です。
　　　　　↓
　


●前にも梅の間で言いましたが、
現在のこの禅書の企画を支えているのは、
いわゆる書道や、カウンセリングではなくて、
私の自動書記歴という原点です。それはもう約３０年にもなります。


●これらの線が書かれるときに、いかにして、一筆たりとも、
一切、余計な思考に邪魔をさせないで、最後まで筆に任せるか
（または、どこまで書けるか）ということを、
私は、何百枚と書いてきました。

時には文字らしきものは出ることもありますが、判別は不能です。
これは文字ではなくて、単なる線の動きですから。
そういう意味では、無心の「自動書図」という方が、
言葉としては正しいです。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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