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[640]
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★雑記/NO.640 『禁煙を中断した人たちに起きた「良い事」』
by:
鈴木崩残
2016/10/25(Tue)00:28:56
特に書くことがないので、また禁煙/喫煙 の話をします。
禁煙を中断した人たち
●「禁煙やめますか?それとも人間やめますか?」
といった事を書くと、嫌煙家たちや、現在禁煙を頑張っている人たちからは、
非難が集中することは百も承知である。
しかし、禁煙を中断することのメリットまたは、
禁煙を強行することのデメリットについては、
何でもありのネットですら、本当に記述が少ない。
そうなっている理由としては、「禁煙をやめて良かったこと」など書けば、
袋叩きにあうと感じてか、または禁煙は間違いなく良いことばかりなのだ、
という世間の風潮に逆らう気がするのであろうか。
■私個人のスタンスは、ずっと言い続けているように、
世の中の流れがどうあれ、本人が許諾出来ないほどに、
人生のクオリティーを落とすぐらいであれば、
長年喫煙という空気を吸って生存し、それと共に、
心身のバランスを保ち、人生を楽しんできた人たちは、
禁煙は出来るだけ避けるほうがいいというものです。
そうは言っても、度重なる値上がりによる財布への圧迫と、
禁煙は絶対にするべきで正しいんだという世の中の風潮、
そして吸える場所が極端に制限されている事から、
いやおうなしに禁煙する人も多い。
また、人によっては自分の健康のためもむろんあるでしょうし、
家族が嫌がるなど、とにかく禁煙が正しい、という論調は変わりません。
私も、好きで吸っていたというのではなく、
紙巻煙草の肺喫煙による禁断症状に(行動範囲が制限されたり我慢したりと)、
あれこれ振り回されるのが嫌いなので、退院後も禁煙を続行したことは、
既に前回の投稿にも書きました。
●ただし、私は「愛煙家通信」みたいな論調で、喫煙文化を語る気はなく、
昭和の時代の中で、喫煙者は、私も含めて漏れなく被害者だと思っています。
何度か私も言っていますが、
ニコチンスパイクに特有の「精神の面白い挙動パターン」は確かにあります。
たとえば喫煙者の方が非喫煙者よりも、外圧に強かったり、
他人の目を気にしない性質(押しが強い性質)が出やすいことによって、
逆にコミュニケーション能力があるケースもあります。
(そもそもコミュニケーション能力というのは、押しと引きのバランスですから。)
●さて、それで、私が調べまくって、ようやく拾い上げた以下の記述は、
「仕事にならない」という理由で、禁煙を断念した人たちの言葉です。
前回の禁煙話題の投稿でも書いたように、
実際には、禁煙を途中で断念して「助かった人たち」は相当にいるはずです。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U2084
●私自身が、まだ、禁煙からもうすぐ8ヶ月という短期間であるので、
確かなことは言えないですが、いろいろと綿密に調べた結果、私見では、
禁煙するならば、(その個人の依存の度合いによりますが)最低1年、
通常は2〜3年という期間にわたり、
人間としての全性能が極度の低下を起こすことを考慮しないとなりません。
会社から仕事を命令されてやるだけの人や、
ライターでも仕事の内容を他人が決める場合、
あるいは単純な労働、または慣れた労働ならば、
その期間を、なんとか、やり過ごすことは可能でしょうが、
自分で全てを企画する、すべてを創作する、
あるいは、極度に職人的な技量が必要な仕事などの場合には、
禁煙の「タイミング」が悪いと、禁煙は命取りになります。
またそうでなくても失業中や求職中の人は決して行ってはなりません。
それまで、人一倍バイタリティーがあった人でも、引きこもったままになり、
まったく何も出来なくなる可能性があります。
*********
では、以下に、禁煙をやめたとたんに、
いつもの自分に戻って「助かった人々」を紹介します。
*********
ちなみに、私の知っている近所の人が、禁煙を5年続けていたのですが、
今年になって再喫煙をしたので、これは参考になるデータになるぞと思い、
その人に、
「再喫煙したら、喫煙をしていた当時のテンションが戻ったのかどうか」、
という、最も肝心な点を尋ねてみた。
すると、禁煙をしていた5年のうち、
最初の1年間は、仕事の効率がどうにも悪くて困ったものの、
その後の4年間が、いつしか本人のデフォルトの状態になったので、
以前の喫煙時の自分との比較がわかりにくい、と言っていた。
なので、禁煙から「約2年以内に再喫煙した場合」には、
「やはり吸っていないと駄目だ」という「再喫煙の効力」を、
強く実感する人が多いかもしれない。
逆に、禁煙年数が2年よりも長いほど、
禁煙によって得た効果のほうが良く思えるのが、一般的であるようだ。
*********
http://www.mammo.tv/column/masanori_takano/20050228.html
↓
引用
↓
●禁煙を開始すると、僕は文章が全く書けなくなってしまう。
以前禁煙したときのことだが、
何時間もかけて、わずか十数行しか文章が書けなかったときは、
全く信じられない思いだった。
集中して頭をフル回転させているつもりでも、
実際には、ものすごく思考能力が落ちているのだ。
その文章は締め切りまでの時間がとても逼迫しており、
とうとう、たまらずにタバコに手を伸ばしてしまった。
・・・そうしたら、驚くべきことが起きた。
数時間かけて十数行しか書けなかったものが、
タバコを1本吸ったあとは、たったの1時間半で何十行もある記事を、
一気に完成させることが出来てしまったのだ。
そればかりではない。
禁煙状態で、うんうん唸りながら書いていた十数行分を読み返したら、
まるでロボットが言葉をつないだように無味乾燥で、
主旨が通りそうで通らない、滅茶苦茶な文章しか書けていなかったのだ。
こうした現象を体験するから、
「やっぱりタバコはやめられない。必要だ」と思ってしまうのである。
http://elekinorikimi.blogspot.jp/2014/06/blog-post_4843.html
↓
引用
↓
●禁煙から半年後には、何故か意識が集中しない。
禁煙鬱は治って、気持ちも安定してきたというのに、
喫煙時における瞬間的集中力には、遠く及ばない。
生涯通してニコチン摂取時の集中力が上だと感じるのだから仕方がない
(極端に若い中学生時代などはともかく)。
http://www.tomiokaakira.com/entry/kinnenn-kowai
↓
引用
↓
●その日は月末で棚卸しだったのですが、途中数字の計算ができなくなりました。
出来ないというか、やりたくないというか、
すごく落ち込む感じで、もう苦しいんですよ。
「もう叫びたくなるくらい!!」
このままだと狂いそうだったので、たばこを吸ってしまいました。
吸った瞬間、頭の中が「スカッ」とする感覚に襲われましたね。
タバコの魔力は恐ろしい・・・
そのあとはいつもどおりに仕事をこなすことができました。
http://www.1101.com/m/pl/zatsudan_kinen/83794
↓
>引用(有名な糸井重里の禁煙話です/この人は結果的には禁煙は成功している)
↓
●とくに働いてる人にとっては、それが大きなポイントなんですよね。
だから、もしも禁煙しようとする人がいて、
ぼくがアドバイスするとしたら、まずそこですね。
「仕事になんない」の言い訳が通っちゃう人は禁煙しないほうがいいと思います。
だから、そこに勝つような方法を探すよりも、
禁煙するなら仕事は片付けておくべきですよね、ある程度。
[糸井] そうだねぇ。
あと、どのくらい自分の機能が減衰するかっていう覚悟をしとくべきだよね。
http://www.1101.com/m/pl/zatsudan_kinen/83794?i=1
(ニコチン脳は)「ほんとに危ないからニコチンを摂取したほうがいいぞ」
みたいな、とんちをどんどん使うんだ。
禁断症状になってるときは、そのへんの区別がなかなかできない。
>(前にも紹介した、「人間椅子の和嶋氏」です)
↓
●和嶋さんは、新譜の詞が2日間くらい書けなくて、
頭を抱えて藁をもすがる思いで、1年半の禁煙を破って煙草を吸った。
そうしたらその日のうちに3曲歌詞が書けた。
http://nikkan-spa.jp/1053146
↓
引用
↓
●和嶋:「僕、タバコだけは止めらないんです。
禁煙していたときに書いた詞が、なんだか毒がなかった。
これは。なんてつまらない曲なんだ、と全部書き直そうと思ったとき、
「なんか、もう吸ってやるか」ってタバコをくわえて書いたら、
急に別人のような詞が出来上がったわけ(笑)。
あれにはびっくりしましたね!」
↑
>この人の場合には約1年半の時点での再喫煙だったので、
>喫煙していた時の調子との比較が出来たわけですが、
>禁煙が、2年〜3年以上になっていた人が再喫煙した場合には、
>回復した脳での生活の方に慣れてしまったため、
>「禁煙以前の自分のテンション」と再喫煙後との比較がしにくいようです。
>ということから、禁煙した脳に慣れる、
>あるいはニコチンによらないドーパミン放出の回復には、
>最低でも2年は見たほうがいいようです。
http://jessica1012.blog.fc2.com/blog-category-13.html
↓
引用
↓
●”禁煙うつ”だった旦那さんは本当につらそうだったし。
今はタバコは吸うけど、ハッピーな旦那さんに戻りました。
ハッピーな方がいいです!
■喫煙によってではなく、ニコチンパッチでやる気が戻ったケース
http://niko-nonsmokinglife.blogspot.jp/2010/11/blog-post.html
↓
引用
↓
パッチなしの1週間、本当に、仕事をする気が起きず、
集中力がまったくなくて、うつ状態に近く、これでは仕事がまったくできない、
こんなことなら吸うしかないか〜という気持でもあったのです。
ニコチンを一切補給しなくなったら、
脳内のやる気物質も全く出なくなったような感じで、
どう頑張っても、ちゃんとした原稿が書けず、
どんどん、仕事がたまっていったのです。
取材はできるし、人前ではそれなりに仕事モードが保てるのですが、
一人で原稿を書く作業がまったく進まない。
これ以上原稿が書けないと、ちょっとまずい、
というぎりぎりまで来てしまったので、
今日、夕方、思い切って、10mgのパッチを貼ってしまいました。
すると、予想した頭痛も起こらず、それどころか、
自分でもはっきり、気分が軽くなって
「やる気」が出てきたのがわかるのです。
ともかく、10mgのパッチ一枚で、
ようやく一つ原稿を書き終えることができました。
■同じく原稿が書けないケース
http://www.repo-zine.com/archives/13962
↓
引用
↓
禁煙のツラさを思い知ったのは、東京に帰って来て原稿を書く仕事を始めてから。
原稿がまったく書けない。というより、机に向かう気すら起きない。
例年、正月休み明けは本調子になるまでしばらく違和感が拭えないのだけど、
ここまでやる気が起きないのは初めてだった。
たしかに、喫煙量がいちばん多かったのは原稿を書いているときで、
厄介な内容の原稿に向かっているときなんかは一晩で2箱も空にしていた。
タワレコ風に言うなら、ノーワーク、ノースモーキング。
禁煙を阻む最大の障害になるのも当然と言えば当然だった。
ゲラチェックや年賀状の返信など、原稿以外の作業も滞った。
1月末払いの請求書の作成・提出は先方から連絡が来るまで放っておいた。
どれも(そろそろやらなきゃな…)とは常に思っているのだけど、
その一歩が踏み出せない。
すぐに(でも、タバコ吸えないんじゃな…)という気持ちがブレーキをかける。
この短絡的な思考回路が禁断症状なことくらいわかっちゃいるが、
このままタバコ抜きでは仕事にならない。
■経済的危機
http://www.kinennomori.com/nikki_kobetukiji_12_genesic3g.html
↓
引用
↓
どうか、禁煙を始めるタイミングをよく考えてください。
もしも、私のように禁煙欝を発症してしまっても大丈夫な時期ですか?
私は、タイミングの失敗が、全ての原因だったと思っています。
私は必ず事業を安定させて、準備を整えて禁煙を再開します。
■備考/創作力と食事制限
http://www.mkb-clinic.jp/yasashiiigaku/index.asp?patten_cd=12&page_no=72
↓
引用
↓
人間の深層心理には戦うという攻撃本能があります。
この戦うという本能が無い人は魅力にかけます。
食事制限をすると戦うという本能まで失ってしまうのです。
食べるという本能を無理矢理制限して病気はコントロールできたとしても、
闘争心や創造性、記憶力を失って社会生活に支障をきたしてしまうのは問題です。
■禁煙とは?
http://hohoemi.yu-yake.com/zuihitsu-29.html
↓
引用
↓
タバコをやめるとは、タバコを喫っていた自分と、
まったく別な自分になることだ。そこがむずかしいのだ。
どういうふうにして別な自分になるか。それは本人にも判らない。
俺はタバコをやめたのだと自分に言いきかせ、タバコが喫いたい誘惑と戦い、
タバコを喫わない一日一日の自分を作っていくその過程の中で、
まったく別な自分が出来上がっていくのだ。
■長引く禁煙鬱のケース
引用
↓
40代後半男性です。禁煙2か月目から鬱っぽくなり、
4か月目くらいから悪化し、現在6か月目で小康状態です。
色々と症状が被るので更年期障害の可能性も否定できませんが、
早朝覚醒と不安感がかなりきつい。
■ということで、では、私はどうしたかというと、
「これ以上、時間が経過しても、喫煙時のクオリティーが戻らないならば・・・」と、
ついに、再喫煙を、
したのではなくて、
いざとなったら、再喫煙してやるつもりで買ってきた、
アメスピのゴールドをばらして、パイプで燻らせてみました。
写真のように、霧噴きを、ひと噴きすると、簡単に巻紙が取れます。
あとは、パイプ煙草と同様に、葉を少し加湿してやります。
(とたんに味と香りが甘くなります)
●やってわかったことは、
鼻腔を通過させると、眠くなる原因が「着香」にもあることです。
着香の葉を口腔喫煙すると、約9時間も眠気を引きずるのに比べて、
アメスピのような、無添加・無着香の葉は、半分の4時間程度で眠気は引いた。
ただし、だからといって無着香の葉がアッパー系に作用することはなく、
やはり、鼻腔から吸収されるとダウナー系になるのだった。
*********
ニコチン依存症というのは、
「タバコでしかドーパミンが出せない症状」ということになるのであるが、
問題は、増加した受容体を満たすためにニコチンを摂取したとして、
その結果として出たドーパミンを、本人が長年「何に使ってきたか?」である。
作家や創作家たちは、何もせずに煙草のニコチンを吸ってるだけで、
創造性が出たり、喜んだり、満足しているわけではないわけで。
前の投稿にも書いたように、それは、成人後に、事の最初から、
ニコチンによって大量に放出されるドーパミンの扱いに慣れており、
それとずっと付き合いつづけてきて、
それに脳も身体のバランスも「適応」していたのである。
故に、その脳と身体のバランスがニコチンなしで機能するにまでには、
人によっては、ひどく苦労することになる。
本人が創作時に使い続けた「道具」であるニコチンなしになると、
創作性も極端に落ちるばかりか、日常生活にすら支障が出ることになる。
逆に言うと、「ニコチンが入れば、こっちのもんさ」と、
「暗くなったら、こっちのもんさ」の座頭市のような台詞になってしまうのである。
●とにかく、煙草の肺喫煙が、健康に悪かろうが、社会的に迷惑だろうが、
かつての喫煙が当たり前だった時代に生きて、依存症になっている人たちにとっては、
大げさではなく、禁煙による心身のデメリットは「死活問題」である。
それは、海抜ゼロメートルにずっと住んでいた人間に、今日から、いきなり
「標高3500メートル以上の高地で生活しろ、それが本来は自然なのだ」
と言うようなもので、確実に高山病(低酸素状態)のような状態を起こします。
運動をしたり、音楽を聴いたりと、ごく普通の方法で、
ドーパミンの天然放出に慣れてゆくのには、
人によっては、早くとも半年、普通は1年から2年かかるようです。
そうした地道な自己改造によって、
ニコチンによらず自前のアセチルコリンによって、
ドーパミンが出るようになるのは確実でしょうが、
そうした長いスパンでの回復の歳月を確保できない場合や、
創作や仕事で、喫煙時と同じパフォーマンスを絶対に要する、などの、
緊急性を要する場合には、禁煙は断念するのが賢明です。
増加するのか?減るのか?
喫煙による大量のニコチンによって、
アセチルコリンの受容体または、ニコチン受容体が、
「増える」のか「減る」のか、これには二説あって非常に紛らわしいです。
以下には「一本おばけ」にやられた結果が書いてある。
↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1222782662
http://www.kinennomori.com/topic.php?topic_id=511
■では、こうした
「喫煙本数が、その日のうちに、またはたったの数日で元に戻る現象」は、
ニコチン受容体が、増えたままで休眠してたのか、それとも減ったのか、
この2つの説が以下のように交錯しているのである。
一般には、
「偽アセチルコリンことニコチンを必要以上に吸収するために、
アセチルコリン受容体が、脳内にて無駄に増えてしまう」、
という「受容体が無駄に増える説」が多い。
以下のように。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/9471916.html
引用
↓
喫煙を続けると、脳の細胞のニコチンを感じ取る部分(ニコチン受容体)において、
数が増加し、ニコチンを効率的に結合できる状態に変化しています。
その結果、ニコチンが少なくなると、受容体はニコチンを
結合していない空の状態の受容体となります。
すると、脳は、空腹であると同様に、脳が空になったと感じますので、
ニコチンを補給したいとの欲望が強くなります。
喫煙者では、脳の「受容体の数と効率性が増し」、
よりニコチンをすばやく感じ取れるように変化します。
ですから、いつも、ニコチンを欲しがる脳の状態となります。
あるいは、↓このように、
http://www.geocities.jp/kinen_nisseki/2.html
引用
↓
タバコを吸うと、大量のニコチンが急速に脳内に入ってきます。
そしてアセチルコリンなどの神経伝達物質の代わりに
受容体に結合して脳細胞に作用します。
ニコチンが大量であるために、正常の神経伝達物質はあまり作られなくなってしまいます。
脳細胞の方ではニコチンの量に対応するため受容体(レセプター)の数を
増やして対応しようとします。
■ところが、一方では、受容体は「減る説」がある。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:IPAQM0DxgUwJ:www.akikanraiht.net/tobacco/nicotine.html+&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=firefox-b
引用
↓
ニコチン摂取を続けると、
ニコチン受容体がダウンレギュレーション(受容体の数が減ること)を起こし、
ニコチンを外部から摂取しないと神経伝達が低下した状態となる。
これがニコチン離脱症状であり、自覚的にはニコチンへの渇望が生じる。
とか、または、
http://ameblo.jp/izonngari/entry-11886107539.html
引用
↓
タバコ脳の偏桃体では、アセチルコリンをほとんど受け付けなくなっています。
なぜかというと、アセチルコリンと形が似たニコチンが頻繁に、
しかも大量に脳内に送り込まれてくるからです。
これはおかしいと判断した細胞がアセチルコリンを受け付ける受容体の数を、
極端に減らしてしまうからです。
人体というのはどこかで辻褄を合わせるようにできています。
入力信号が異常に大きくなれば、受け取る側の感受性を低下させて、
結果的にプラスマイナスゼロになるように工夫されているのです。
その他の「受容体が減る説の」説明−1
http://www.azusawaseikei.com/treatment/quitsmoking/smoke/
引用
↓
タバコを吸ってニコチンを摂取しつづけると、
ニコチン受容体の数が自然と「減少」してくるので、
ますます多くのタバコを吸わないとドパミン神経の伝達が悪くなってきますので、
自然と喫煙本数が増える傾向にあります。
別の「受容体は減る説」説明−2
http://www.tachibana-clinic.net/column/56.html
引用
↓
シナプス間隙に残った神経伝達物質は分解や再吸収により、
速やかに消失するのに比較し、ニコチンはなかなか消失せず、
シナプスは常時刺激を受け、興奮され続けることになる。
喫煙により神経伝達が過剰になると、
調節機構が働き、後膜の受容体数が徐々に減少(down regulation)し、
シナプス前膜の神経伝達物質の放出能力が低下する。
増えるのか減るのか、はっきりしてくれ
と言いたくなりますね。
で、私はどうするかというと、
そもそも、禁煙した3月の時点からも、その後も、喫煙欲求がほとんどゼロで、
今でも、パイプもなしに、5日とか全く平気ですので、
煙草を「吸いたくなる」という問題は、私においては終始全くないのでした。
今回の、初禁煙は「入院ついで」だったので、普通の人たちとは違って、
吸えないストレスというのは、私は全く経験した事がないのです。
しかし、ドーパミンは、喫煙時の15%程度しか出ていないと、
自分で推測していますので、これこそが問題です。
有酸素運動その他によれば、あと半年あれば、なんとかなりそうですが、
それまで、とても待ってはいられません。
■なので高血圧を促進してしまう弊害を覚悟の上で、
パッチを、小さく切って使うことにしました。
体からはニコチンがほとんど抜けており、禁煙鬱も下げ止まったので、
回復は時間の問題なのですが、そのための時間が確保できません。
せっかくニコチンがほとんどなくなった自分の体に、
今さらニコチン製剤を入れたくはないのですが、
機能低下からの回復が遅れすぎているので、いたしかたないと判断しました。
ドーパミンの放出不足は、
出来れば自然回復が望ましいことは言うまでもありません。
しかし、起業をしたばかり、とか、求職中とか、離職中とか、
その他、回復を待つ時間がなかったり、状況が許さない人の場合には、
脳機能の低下は、命取りになりますので、ニコチン補充で凌いで下さい。
>追記
約5週間ほど前にも、試験的にニコチン18mgのパッチを2日(2回)試しました。
その時には、外してから約4日間も、酷い離脱症状が出ました。
そして今回も、2日(3回)試したところ、
パッチを外してから12時間後から、またまた、ひどい離脱症状が出始めました。
両手が痺れる+尾てい骨が気持ち悪い+胸の動悸といった生理的なものです。
これだと18mgのパッチがまるで「一本お化け」のように作用しかねないので、
パッチを、またまた中断しました。
パッチですから、肺喫煙による吸収ではなく経皮吸収なのですが、
既にニコチンの血中濃度が非喫煙者に近かった私の体には、
どうやらニコチンの量が多すぎたようです【推定で吸収値は、10mg超え】。
18mgのパッチは、貼ってから2時間後ぐらいから効き始めて、
確かに思考力は「ややマシ」にはなるのですが、
外してから半日後ぐらいからの禁断症状が、あまりにも気持ち悪すぎます。
アッパー系にガツンと作用してくれれば、その不快感も我慢しますが、
肝心のテンションの持ち上げ効果が少なすぎて使えない。
■肺喫煙による禁断症状は1〜2時間おきと、頻繁なのに比べて、
パッチの禁断症状は、半減期が12時間から24時間と長いのですが、
その気持ち悪さ、ぞわぞわ感においては、似ているので不快です。
低容量のニコチンであるが、「経皮から休み無くずっと供給される」という点が、
やはり身体には不自然で、なかなか代謝されないようである。
その点では、摂取に頻繁に「中断」が入る、煙やガムの方がマシです。
打つ手がなくなり、困りました。
パッチなしで、パイプの口腔喫煙も微量(一回に0.5gから1g)に抑えて、
サプリの補充などを併用して、正攻法でやってゆく以外に、
手段がなくなりそうです。
_____
★
.
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