電力が不足するという話は？

●不足するのは確かかもしれない。
しかし、「不足する、不足する」と誇張することは、
それこそ風評被害、あるいは「詐欺」にも等しい。

では、他の発電所を稼動させても、なおも、どれだけ不足するのかを、
本当に試算した人はいるのだろうか？


●既に多くの人が知っている事実ですが、再度、ここに記しておきます。

以下は、他ならぬ東電の平成１５年の発表です。
彼らがホームページから抹消することを危惧して全文コピーしておきます。
↓

福島第一原子力発電所６号機の点検停止について


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成15年４月14日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京電力株式会社

　当社は、原子力安全・保安院からの「福島第一原子力発電所１号機における
格納容器漏えい率検査の偽装を踏まえた厳格な検査の実施等について」（平成
14年10月28日）にもとづき、「運転中原子力発電所の格納容器漏えい率検査の
ための停止計画」（平成14年12月12日）を提出し、計画的にプラントを停止し
て、格納容器漏えい率検査を実施することとしております。
　福島第一原子力発電所６号機（沸騰水型、定格出力110万キロワット）につき
ましては、４月15日からプラントを停止し、準備を整えた上で、格納容器漏え
い率検査を行いますのでお知らせいたします。
　これにより、当社の保有する原子力発電プラント17基（合計1730.8万キロワ
ット）全てが停止することとなります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上

＜参考＞当社原子力発電所の現況

福島第一・１号機（ 46万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　２号機（ 78万4,000キロワット） 　定期検査中
　　　　　３号機（ 78万4,000キロワット）　 定期検査中
　　　　　４号機（ 78万4,000キロワット）　 定期検査中
　　　　　５号機（ 78万4,000キロワット）　 定期検査中
　　　　　６号機（110万キロワット）　　　　４月15日から停止予定
福島第二・１号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　２号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　３号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　４号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
柏崎刈羽・１号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　２号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　３号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　４号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　５号機（110万キロワット）　　　　定期検査中
　　　　　６号機（135万6,000キロワット）　 定期検査中
　　　　　７号機（135万6,000キロワット）　 停止中

http://www.tepco.co.jp/cc/press/03041401-j.html


■「２００３年当時の消費電力よりも今の方が消費電力が大きい。
だから電力は不足する」とか、理屈にならない理屈を言いそうな、
御用学者らに言っておきますが、

２００３年よりも２０１１年現在の方が省エネ製品が普及しており、
また、その後の日本の不況も重なって、
２０１１現在の方が、海外に工場を移転させた大企業は多い。

よって消費電力の総量で見れば東京の電力の消費量は、
平成１５年当時と、それほど変わっていないとも推測できる。

また、これに対する「反論」が以下のようにある。
↓
http://d.hatena.ne.jp/fut573/20110406/1302100183


●確かに実施した時期が、２００３年は４月であったことは
考慮に値するが、さも、現実の数値として、日本が３０パーセントを
常に原発に依存しているかのように言うべきではないだろう。

３０パーセントとは、推進派による都合のいい計算で、
最大限に見積もった場合だろう。

常に定期検査などがあるのであるから、全基が稼動しているわけではないはずだ。

■そこで、念の為に、昨年２０１０年と同じ猛暑だった場合に、
どうなるかを昨年の消費電力の記録に見てみよう。
ただし今年は、省エネが心がけられるので事情は変わってくるだろう。

また、
>下記の数値は、単位が月あたり、日あたり、時間あたりなど、
>混在していることに留意ください。

>また地域別であったり、家庭向け電力量と消費電力量などが混在していて、
>同一のスケールで比較計算するのが少しばかり面倒です。



2010年は猛暑のため冷房需要が増えたことなどから、
全国で電気使用量の記録更新が相次いだ。

「7月」の「全国の家庭向け電力量」は225億8200万キロワット時で、
2004年（平成16年）7月の224億9400万キロワット時を超え7月としては史上最大となった。

「8月」の「全国の家庭向け電力量」は273億1800万キロワット時で、
2008年8月の277億9900万キロワット時に次ぐ史上2位の記録となった。

「9月」の「全国の家庭向け電力量」は283億1700万キロワット時で、
9月としては史上最大となった。

2010年上半期（4月から9月）は「全国の家庭向け電力量」は1461億5400万キロワット時で、
上半期としては史上最大となった。


北海道電力では「8月6日の消費電力量」が1億431万7000キロワット時に達し、
2006年8月9日の1億293万4000キロワット時を超え、夏期としては過去最大となった。

東北電力では8月5日、「1時間の最大電力量」が1557万キロワットに達し、
2005年（平成17年）8月5日の1520万キロワットを超え、過去最大を記録した。

北陸電力でも8月5日「1時間の最大電力量」が573万1000キロワットに達し、
2008年7月23日の569万1000キロワットを超え、過去最大を記録した。

関西電力滋賀支店では「1日の消費電力量」で最大だった2008年7月24日の5093万9000キロワットアワーを
8月3日に更新した。さらに8月5日、8月10日、8月20日、8月24日にも更新がなされ、
「8月31日」には5224万2000キロワットアワーに達し2010年6回目の更新がなされた。
また「1時間の最大電力量」で最大だった2008年7月25日の266万8000キロワットも
7月22日、8月6日、8月20日、8月23日、8月24日と5回の記録更新が行われた。
8月24日の最大電力量は274万キロワット。

四国電力では「8月20日の消費電力量」が1億1418万5000キロワット時に達し、
2008年8月5日の1億1405万3000キロワット時を超え、過去最大となった。

九州電力福岡支店管内では「8月20日の消費電力量」が7683万1000キロワット時に達し、
2006年（平成18年）8月9日の7675万4000キロワット時を超え、過去最大となった。
また同日に「1時間の最大電力量」が415万8000キロワットアワーに達し、
同じく2006年8月9日の412万4000キロワットアワーを更新した。


↑ただし上述の資料には、２０１０年の東京電力の消費電力の記載がない。

★ちなみに、リアルタイムで東電管轄内の消費電力が
メーターで見られるサイトがありました。画面の左側に表示されています。
↓
http://napohome.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2e8b.html

こちらも。
↓
http://setsuden.yahoo.co.jp/use/

ただし、「あの東電」ですから、
データが「直ちに正しい」ということを意味するものではありません。


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福島県・浜通りで、久々の強い余震

■震度５弱・Ｍ５．１　深さ１ｋｍ　５／２５−５：３６発生

第一原発や第二原発への影響も懸念されます。


さて、今朝（早朝）は、ここ２日間ほどの中では、
４号機からの水蒸気の発生が最も多かったです。
↓
ＪＮＮライブカメラ
http://www.youtube.com/user/tbsnewsi?feature=feedlsb#p/l


●原発から出ている白煙（水蒸気）には二つの判断方法があります。

●１−白煙が全く出ていないケース。
↓
ａ・冷却に成功している、と見なすことも可能。

ｂ・しかし、それとは真逆に、注水が途切れて冷却に完全に失敗していて、
　　その結果、水蒸気すらも出なくなっており、
　　燃料が再び高温に向かっていると見なすことも可能。

ようは、ヤカンを沸かしている時と同じです。
水温が低すぎて、湯気が全く出ないか、
もしくは、空焚きになっていて、湯気が出ないかのどちらかということです。


●２−白煙が出ているケース。（これが微妙に推測が難しい）
↓
ａ・約数十秒の周期で煙が出たり、しばらく出なかったりする時には、
　　冷却が、比較的「なんとか成功している」と見なす事も可能。

ｂ・途切れずに連続的にずっと白煙が出ているときには、
　　冷却が「やや間に合っていない」と判断して、やや危険と見なす。


●・ちなみに、いまさら黒煙が出ることは、めったにありませんが、
　　黒煙が出るときには、建屋内の可燃物（樹脂素材など）が
　　発火している場合ですが、もはや、そんなものは、
　　少なくとも「建屋内」にはないような気がします。
　　（燃えるものは、もう全部、燃え尽きているから）



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

■「行政監視委員会」に対する記者のコメント。

「行政監視委員会の委員長（自民党）は、
　自民党の執行部から
　『なんであんなのを呼んだんだ』と言われた」
　　　　↓
http://www.youtube.com/watch?v=-RRpGSZYQxQ


■５／２４　小出氏のコメント
↓
http://www.youtube.com/watch?v=JhhwFdCufUM

http://www.youtube.com/watch?v=K-oh8Yq6iMA


■ざっくりとした読売ニュース　５／２４
↓
http://www.youtube.com/watch?v=p-LCHSqKub8

http://www.youtube.com/watch?v=xID3C5v9hrc


■４号機、その他に対する疑念をレポートしている「注目のブログ」。
　大変に細かく各資料を分析して、いろいろな情報を発信しています。
　　↓
http://phnetwork.blogspot.com/feeds/posts/default



■社民党は、完全な「売国政党」であるので、好きではないが、
この原発関連でだけは、今回は「いい仕事」をしていた。
　
『成田に１９０００個の線量計が留め置かれている？』
　↓
http://www.youtube.com/watch?v=KJeRpbcF-JU



トンデモなニュース
のちにこの金額は違っていた。

3月末、フランスのサルコジ大統領が同国の原子力企業「アレバ」社のCEOを同行して来日した際に、
菅直人首相はもみ手をしながら歓迎し、“原発をよろしく”と勝手なトップセールスをやった。

その結果がこうだ。経産省幹部が明かす。

「フランス側から提示されている処理費用はとんでもない金額だ。
なんと汚染水処理に1トンあたり2億円もかかるという。
最終的に汚染水は20万トンに達すると見られているので、それだけで40兆円。
東電どころか日本が破綻してしまう」

国民には負担を押しつけ、外国には土下座する菅政権の典型的失敗だ。
汚染水処理など国内企業でもできる。
すぐにアレバには去ってもらっても構わないはずだが、きっと菅政権は
その“言い値”に近い額を払うだろう。

※週刊ポスト


●５／２７の会見では、
実際には、一トン２０万円。全部で約５００億円ぐらいだそうだ。


■よく火力発電所や、さまざまな工業から廃棄される気体がどうのこうの
言われますが、日本は、気体でも、汚染水でも、
「フィルター技術」に関しては、トップレベルのはずです。

何も、フランスに、ヤクザまがいの値段でぼったくられなくとも、
自国の先端技術で、間に合うはずである。

まー、ただ今回の原発事故における大問題は、
フィルターで吸い取ったり、分子工学的に分離した「核汚染物質」を、
最終的に、一体、どこに捨てる気なのかですが・・・・



20ミリシーベルト問題
■藍原寛子（医療ジャーナリスト）　司会・上杉隆

連続再生でご覧いただけます。
↓
http://www.youtube.com/user/chorochannel#p/c/4899BC909D30C5E9/0/yR2O_hDioj0



面白い資料「原発御用学者一覧表」
↓
http://takashichan.seesaa.net/article/193202255.html

●長崎の医師が、この中に含まれているのを不思議に思う人も
いるかもしれませんが、戦後ＧＨＱが、最初に口を封じて、飼いならしたのが、
広島や長崎の何人かの医者たちであることは、
以前にリンクした、日本における原発の歴史のビデオで分かると思います。

また、何十年にも渡って、被曝者を「治療もせずに」、
ただ病状のアンケートを取ったり、生存の有無を確認したりする
調査集団がいることも。


怪しいニュース
↓
http://www.youtube.com/watch?v=yyIgFeikzpU

■新宿のルミネと言えば、私が２０代の頃に、
彼女とのデートコースになっていて、よくお世話になりました。
当事は、ちょっと近代的なデザインだったルミネ内のレストランにもよく行きました。

さて、この事件、何が不審かと言いますと、たった一つ。

人間が自殺するときに、河川敷の土手の手すりで、首を吊りますかね？

自殺者の心境としては、どういう理由があるにしても、
死んだあとも、しばらくは、誰にも見られないこと（樹海を死に場所に選ぶとか）、

そしてほとんどの場合には、自宅で自殺することを選ぶのが普通です。


土手の手すりで、ネクタイで首を吊るというのは、
まるで何かの見せしめにしか見えません。

そうでなければ、遺体を人の目に晒すことで、
ご本人が何か主張したいこと、誰かに抗議したいような事があった場合だけです。

サスペンスドラマだったら、こういうのは、ほとんど間違いなく
誰かが殺した偽装自殺となるのが定番です。

「遺書らしきものがあった」という曖昧な発表も含めて、
この事件、どう展開するか、どうジャーナリストが裏を取るかです。

心理学的に考えると、この自殺の仕方は、かなり考えにくい。

葛飾区にこの人のご自宅があったのかどうか、
なぜ、その場所だったのかも調べないとなりませんね。

まー、もしも事件性があるならば、
まずは、何らかの利害関係のありそうな「役員」から調べるべきですね。
↓
http://www.lumine.ne.jp/lumine_info/gaiyo/yakuin.html

それと、こういう時期ですから、東電関係者や、議員との関係、
さらには、関連企業や、保険会社や暴力団との関係も。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

★ . 　　

■わざとらしい東電の「海外向け発表」。
↓
http://www.tepco.co.jp/en/nu/f1-np/camera/index2-e.html

ここに３／１６と３／１７の、ふくいちカメラの写真がある。
説明によれば、「不具合によって視聴者が見られなかった分なので
再度アップした」とあるが、

これを見るかぎり、「３／１６ごろは大変な状態だったが、
ほら、４月にはもう、白煙も収まっています」と言いたげな
安っぽい演出である。

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■週間現代より

実はこんなに高い　あなたの町の「本当」の放射線量
公式発表は「低く出る」よう細工をしていた
↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5688


●そもそも文部科学省には、今回の原発事故に関しては、
何の賠償義務も発生しない独立した機関であるべきなのに、
どうして数値偽装（＝イカサマ計測）をするのだろう。

それは、原発が国策であった事実がある以上は、
「強制的退避命令」を出した地域に対しては、「賠償義務」が生ずるからだ。
だから、「非常識で無謀で非人道的な、放射線量の基準」を、福島県民に押し付けた。
そう見るのが国民の一般的な見方だろう。

それ以外に、文部科学省が政府と一体になってまで、
彼らが人命や健康よりも、
金を優先し、日本の安全性を捏造する理由は、他に何も見当たらない。


嫌なニュース
↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4639



■実際の解析映像は、この何十倍も鮮明で細かいだろう。
これじゃ、一昔前のモザイク並みの荒さである。

このイスラエル製のカメラ（画像処理システム）によって、
東電は、とっくに格納容器を外側から撮影しており、
溶融物の位置も、把握しているはずである。

と、同時に、情報も（イスラエル→アメリカへと）ダダ漏れである。


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★・私的雑感・★


さて、行政監視委員会での彼らの答弁の、

何が私にとって、もっとも心地よかったか。

それはそこで「イデオロギー」が論議されていないことだ。

初めにイデオロギーありきでは、すべてのものが捻じ曲がる。


しかし今回論議された論点はすべて「事実」に即している。

しかも彼らはイデオロギーを振り回す活動家ではなく、

原子力や地震の専門家であり、ただの机上の論議ではない。

私はこうした論議が最も好きだ。


少なくとも、知覚を共有している者同士が、
主観的事実よりも、より客観的事実に根ざした事実で論議すること。

小出氏はガンジーの言葉を引用して「理念無き政策（政治）」を批判したが、

私は「理念とは、現実直視の後に生まれればいい」と常に思っている。


私が常々言うように、日々の些細な物事から、国家的な物事まで、
その最大の解決法とは、前もって用意されたような理想の中にあるのではなく、
現実（事象）を拾い残すことなく「直視」することから出てくる。


希望的観測の上に成り立つような崇拝物（宗教や精神世界）や、
それがでっちあげた教義の中にではなく、
解決の糸口が見つかるかどうかは、
常に、実際に、現在の時代と時間の中で起きている事実を、
どれだけ、広い損ねなかったかによって左右される。


ただし、その「事実を拾う目」には、
この世界では大きくわけて二つの視点がある。

ひとつは、人を大切にするよりも金を大切にする連中の視点。

もうひとつは、金よりも人を大切にする人々の視点。

小出氏は、人を大切にし、
後藤氏は、技術というもののあるべき姿の根本を大切にする。

どちらも、単に「当たり前の事」を守ろうとしただけだ。

その「当たり前さ」が、このように賞賛されてしまうような、
そのような劣化した、貧しい精神の世の中にしてしまったことを
私たちは恥じなければならない。

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●余談であるが、
ちなみに、私は、残念ながら「人よりも全自我」を大切にする。

私は人の権利や義務が皆平等であるなどとは、微塵も思っていない。

人というものをどう定義するかによるが、
少なくとも、私は希釈自我、分割自我、分割魂を、
本来、地球上で、そうであった、健全な「人」とは思っていない。

また私は、その人が何を言うにしても、何をするにしても、
言っていることや、やっていることや、作り出したものよりも、
それを生み出しているのが、
「どれだけ全自我に近い自我率」を持った人であるかでしか、
判断をしていない。

また、単に自我率が高いということではなく、
低い自我率から、必死に戻ろうとしている人たち以外の人たちが
何を口先で言ったり、やったり、質問してきても、私は、全く興味が持てない。

あなたの要望どおりに、あなたにかまってくれたり、相手にしてくれるところなど、
他に腐るほど、あるだろうから、自我復元に興味のない人は、
どんどん、この「無明庵」を去って、二度と戻って来ないようにしてください。

私はこの生涯、残った寿命の大半を、
人間の自我を復元することにしか興味がありません。


私は何も人々とに、覚者になれなどとは言っていないし、
それは地球で急いで行う必要はないから、死んだ後でやれと言う。

そうではなく、それらの「根底にあったシステム」に立ち返れば、
今、必要なのは、人でも金でもなく、「原型自我」に戻る人たちだけ。

なぜならば、それ以外は、何も解決することは出来ず、
何も直視すら出来ず、今のままでは、この先２００年が経過しても、
多く人たちは、極めて「不当な形で」無力な状態にさせられたままに、
なるからだ。


せっかく、小出さんのような不屈の精神を持つ人が、現れても、
自我率が低かったら、皆さんは、何も出来ないなら、まだしも無害だが、

希釈自我では、その、せっかく現れた彼らのような人たちの足を、
引っ張ることしか出来ないお荷物（障害物・ノイズ）になってしまうのであるから。


５／２４−１５：３０記

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行政監視委員会の中継記録

■5/23 参議院中継 「脱原発への道」

ＰＡＲＴ−１


ＰＡＲＴ−２



小出氏曰く

　　　『原発を推進してきた人が、仮に１００人いたとしたら、
　　　　その人たちは各自、懲役１００年に該当する詐欺罪』


そう、これは、まさしく「国家規模の詐欺」である。
「原発安全詐欺」
「原発は安い安い詐欺」
「きっと２０年先には、出来る出来る詐欺」
「健康被害は、ないない詐欺」
「電力が足りない足りない詐欺」
「原発は収束に向かって安定化してます詐欺」


●共同通信はこれを報じていたが、もしも、
数日経過しても、他にどこのメディアもこれを報じない、
話題にもしないとしたら、本当にこの国は異常だ。

東電の会見や統合記者会見でも、ジャーナリストの人たちは、
今回のこの質疑応答を踏まえた質問をしてほしい。


　　　『背中で語る男たち』

　　　



　　　　　　　　■その他の重要記事

■福島原発事故調トップに畑村氏。　
政府、設置を閣議決定。　2011年5月24日
　　↓
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011052401000116.html


■畑村洋太郎の関連記事。
　　↓
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110421/dst11042103130002-n1.htm

●しかし、この人物、ベースは「原発推進派」なので、駄目でしょうね。
駄目というのは、原発廃止には持ってはいけないということ。

反対派の意見を聞いて、反対派の世論のご機嫌を取りつつ、
原発をやめる気は、さらさらないだろう。


■東電が、５／２４午前、「緊急会見」を開く。

来日したＩＡＥＡや、国民に何か言われる前に、急いでその前に、
「自分たちは、ちゃんとデータを発表している」と既成事実を作り、
あとで言い訳をしたり、印象を演出するための、姑息な「緊急会見」である。
どさくさ紛れの会見という感じであった。

しかも、冒頭に司会者が
「本日の発表内容に関する質問だけにするように」と、
相変わらず「被告（加害者）」が質疑応答の進行を仕切る始末。


■事故発生時の状況についての分析への着手が遅すぎる、
という記者の質問に対して
松本は、「まだ当事はデータが揃わなかった」
「原子炉への注水が優先課題だった」と言い訳をしていたが、

記者は「どうして、対処と分析を同時に出来なかったのか」と、
しごく当然の疑問で突っ込む。

松本は、「人員のほとんどが、冷却に携わっていた」と言い訳を言う。

おいおい、現場にも行かない「東電本部」には、
調査・分析に集中する時間ぐらいある「ド暇」な社員は、
いくらでもいただろうが。

東電の社員数って、何人だと言うつもりだよ。

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６月中旬までは恐怖の日々が続く

■なぜならば、「日本最悪の原子炉・もんじゅ」が作業に入る。
ただでさえ、年間５５０億の金を無駄にしているのに、その上、
もしもこれで失敗して大事故になったら、日本は終わる。
↓

◆もんじゅ原子炉容器に落ちた装置、引き抜きへ

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110523-OYT1T01006.htm?from=nwlb

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20110524-OYT8T00470.htm


■「もんじゅ」のクレーン装置の引き抜きが「難航」が予測される理由
↓
http://dandoweb.com/backno/20110307.htm

関連記事
↓
http://dandoweb.com/backno/20101017.htm


■早く廃炉にして５０００万円を毎日被災地に回せ。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

★ . 　　

行政監視委員会の中継記録

●小出氏、後藤氏らがついに国会に呼ばれた。

　コンテンツは、たっぷり約３時間２５分あります。

　これほど「まともな質疑」を見たのは、本当に久しぶりです。

　時間を割いても、見る価値があります。

　まさに、歴史的な1ページです。ただしこれで終わって欲しくはありません。

　下記のＵＲＬに行き、
　メニューのカレンダーから「５／２３」を選択してください。
　次に出てくる二つの項目のうち「行政監視委員会」をクリックします。

　メディアプレーヤーがＰＣに入っていれば、チェックを入れて、
　クリックすればすぐに見られます。（画質はそれほど良くない）
　　↓
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php



本日２３日は関東に拡散します
予測図
↓
http://shinsai.doorblog.jp/archives/4827673.html#


■福島県内で、性能の良い機器で計測している人の記録です。（４／２３時点）
　↓
http://www.youtube.com/watch?v=_ZT06RiAiv0&list=PLA7FB5B2A19AAA6DD


今の日本、そして１０年後の日本








中国の核実験の場合
　↓


●むろん中国の場合には地下核実験がこれらの健康被害をもたらした
という点では、福島との違いはあるが、放射性物質の危険に晒されている
という点ではどこも変わらない。

問題は日本の場合、その汚染量と、汚染期間が不明であったり
隠されているということだ。

今後、既に大量に流出してしまった汚染水は、
地下水脈に流れ、温泉などにも混ざり、そう簡単に希釈などされない。


何度も同じことを書きますが、
海に流せば希釈されるから誤魔化せると東電は思っているようだが、
生物間汚染の連鎖は、既に始まっている。
海洋でいくら希釈しても、魚介類、海藻類では希釈されない。


●このビデオで語られる「隠蔽体質」の共通点だけを見れば、
一体今の日本政府と中国に、どれほどの違いがあるのだろうか？

そして１０年後の日本で、統計的に優位な確率で、福島やその周辺で、
健康被害が増加することは、今では、誰も疑わないだろう。


●中国からパンダの縫いぐるみを貰って喜んでいる暇があったら、
その中国政府が、どういう国であるのか、もっと知った方がいい。


■（福島）死を待つだけの牛たち。
　　↓



■撮影された方は、「奴ら」という言葉を使っていますが、
決して家畜を軽視しているのではないということを理解するといいです。

そもそも、食肉用の家畜は「ペット」ではないのです。
ただし、ここでは同じ、「原発事故の被害者」です。
　　↓

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

★ . 　　

福島原発４号機に異常あり（5/22）

左が１８：００、右が１９：００です。
明らかに、大量の白煙が上がっています。
位置からして、４号機か、または３号機だと判断できます。



●私は、たびたび、原発から白煙が出ているときには、
「冷却に成功しているケース」と「冷却に失敗しつつあるケース」の二種類があり、
どちらであるかの判断は微妙であることを言ってきましたが、

どちらのケースであるにしても、
言うまでもなく、それらは「ただの水蒸気」ではありません。
高濃度の放射性物質に汚染された水蒸気です。

もしも、肺から吸い込んで内部被曝したら「直ちに」死んでもおかしくないほどの濃度の。
それがもう７０日以上も、大気中に放出され続けているのです。


２号機が水素爆発でない可能性

■↓だいぶ古い動画ですが、次の作業員の言葉をよく聴くと・・・、

http://www.youtube.com/watch?v=2LT9L2y1AMU

●２号機は「三回目の爆発」に該当するようだ。
そうなると、注水がもっとも遅れたのがこの２号機であるということになり、
そうなると、２号機がはたして水素爆発であったのか疑問が出てくるのである。

水素爆発であるならば、水素は１号機と同様に建屋の上部に溜まって
爆発するのが自然である。
ところが、２号機の建屋には、内部からの爆発による損傷がない。

となると、考えられるもう一つの現実は、
注水が最も遅れた、その時間経過から考えて、
２号機の炉心も溶融し、細かい断片となって格納容器の下に漏れて、
そこで、建屋を吹き飛ばすほどではないが、
ごく小規模の「水蒸気爆発」を起こしたという可能性である。

そうであれば、２号機が爆発したときに、放射線量が跳ね上がったという
この作業員の発言には、整合性が出てくる。

最初の数日で、もっとも重篤な状態に陥ったのは、
一見すると、建屋が壊れていないように見える２号機なのかもしれない。

ただし、２号機が、建屋が壊れるほどではない「水素爆発」であった
という、従来の定説どおりである可能性もあるので、
現時点では、白黒はつかないが。


●しかし、何よりも一番問題なのは、
３号機が、もしも原子炉ではなく、一説に語られるように、
燃料プールでの「即発臨海」による大爆発だったとしたら、

まだ、誰も見つけられないような場所に、周辺何キロにもわたって、
「燃料棒の破片が散乱しており、それらは冷却もされないままに発熱を続けていて、
しかもプルトニュームから出る核生成物を地面や空間に撒き散らしている
可能性があるのである。

そうなると、推定であるが、

１号機・・・水素爆発（ただし、水素の発生源は原子炉かプールか由来は不明。）

２号機・・・メルトダウンにより水と反応して「小規模の水蒸気爆発」か？
　　　　　　あるいは定説どおりの「小規模の水素爆発」か？

３号機・・・水素爆発が誘発したプール内の核爆発の可能性あり（ＭＯＸ燃料）

４号機・・・確かな原因は不明。（３号の爆風で建屋が極度に傾斜した）

５号機と６号機・・・湧き水処理の現状不明。




即刻、日本の全原発を止めろ

●私たち国民が、決して最後まで、軸をぶらしてはならないのは、
「全原発の廃炉」のみを主張することである。

このまま時間経過すれば、やがて、メディアも被害状況や汚染物質の漏洩を
可能な限り「過少」に報道してゆくだろう。
そうして、やがては、重要な危機意識が希釈されてゆく。


●また、御用学者らも、さすがに分が悪いと思ったようで、
今まで、ガンガンに原発推進派であった者で、
しかも、引退して、何の責任も負わないような元幹部の何人かか、
原発業界の生贄のようにして、「原発慎重派」になった「フリ」をして
テレビなどに出ているのを、最近になって見かけるようになった。


●ところが、この連中や政府が、時間の経過とともに言い出すことは、
目に見えている。それはこうだ。
↓

ああ、わかったわかったよ。原発の安全神話は壊れたのは事実さ。

ああ、わかったわかった、日本の技術は優秀だから、
代替エネルギーでこれからは世界に日本を売ろうじゃないか。（小嘘）

福島の東部を、これを教訓に、世界に先駆けて、
クリーンエネルギー村として、一発また村起こしをしようじゃないか。

それで、１０年２０年かけて、他の原発も、やめられればラッキーだろ？
おい、愚民ども、それで何か文句でもあるか？（小嘘）

だがな、すぐに原発を止めるなんぞしたら電力不足になるんだぞ（大嘘）。

そのあと２０年までは、
今までどおり、原発で、たんまり稼がせてもらうから、そのつもりでな。（本音）


●こういう連中は、このたったの２０年という歳月の間に、
阪神淡路、中越、東北大震災の少なくとも３度の震災を経験した事を、
どう「無視するつもり」なのだ？
これから２０年の間に、大地震が来ない確率の方が遥かに低いのだから。


●そもそも、もしも本当に直下型の大地震に備えるというのであれば、
現在の原発のすべてを、まるごと、一度リフトアップして、
地盤の部分に「空気圧などによる免震構造」をしなければならないが、
これは事実上、原子炉施設を解体しないとならないので不可能である。

津波の為に１５メートルの防波堤など作っても、そもそも、
地震の揺れで、配管や計器や配電線は破断するのは目に見えている。
電源を回復しても、配管が破断して、原子炉内の冷却水が漏れたらば、
「福島と全く同じ結果」になる。


●しかも、すでに菊池氏の発言でも、
あるいは「原発がどんなものか知ってほしい」などでも、とっくにバレていることだが、
多くの原発を作った下請け、孫請けの建設会社などの作業員は、
溶接すらも、まともに出来ない「素人」が含まれている。（全員ではなくとも）

>>労働者曰く「あー、六ヶ所村は必ず事故になりますよ。だって
>>溶接もろくに出来ない私が溶接したんですから。」


「原発がどんなものか知ってほしい」をもう一度リンクします。
これは大震災の数日後（３日後ごろ）に、私が始めて原発について
本当の事実を知って衝撃を受けた、忘れられない手記でした。
　　↓
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html


●つまり、津波にも地震に対しても、
現在のどんな科学技術を以ってしても、絶対安全を保障できる対策など「皆無」。
しかも、一度事故になれば、第二、第三の福島が発生する。


●こんな危険な原発を、
時間の経過による「実感の欠如」と、「危機意識の希釈」とともに、
なんとなく、なりゆきで、原発の継続を「容認」してしまうとしたら、

この国の国民と政府と原発は、ほんとうに、
今よりも、もっと壊滅的なまでに滅んだ方がいいのではないか、
とすら、私は心の片隅で思ってしまうのである。


●そんなことは起きて欲しくないという一念が脳裏にある一方では、

「そこまで、こてんぱんに、絶望的なまでに叩きのめされなければ」
今のような中途半端な危機意識では、日本人は「変わる資格すらない」と
私は思うのである。


アルファー線とベータ線による
破壊的な内部被曝の恐怖



●おそらく真っ先に目に見える被害者は、魚介類になるだろう。
２度に渡って海に垂れ流した汚染水で、既に、大量の魚が即死し、
近辺の海岸に打ち上げられているはずである。
また今後、数年内に、茨城、千葉で、奇形の魚が発見されるだろう。

魚が奇形になるということは、つまり海鳥も奇形になり、
陸地では、死体から湧いたハエ、昆虫、ネズミを介して、
汚染は広がり、むろん第一原発の２０キロ内の植物には、来年早々に変化が出るだろう。

しかし、問題は、立ち入り禁止区域に、ジャーナリストが入って、
その証拠を取材できるかどうかである。


■ダダ漏れなのか! ストロンチウム90が海を殺す恐怖
　東電の情報操作にはもうウンザリだ!
　　↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5170



祝島の運動にご協力下さい

■先日の投稿をここに移動しました。

祝島の原発建設に反対するリーフレットを下記からダウンロードできます。
↓
コピーしたときに先頭に「ｈ」をつけてください。

表面
ttp://shimabito.net/omote-090519.jpg

中面
ttp://shimabito.net/nakamen-090519.jpg


●署名運動の集約の期限は、２０１０年の３月に終わってしまっていましたが、
私は、うっかり読み落としていて、間違って先日、出してしまいました。

●祝島のブログは、こちらです。
↓
http://blog.shimabito.net/


祝島の人たちを応援する書

●衝動的に、祝島の人たちにエールの書を贈りたくなりまして、
いくつか、「無心の書」を書きました。

　　　『転機』
　　　　今回の福島の事故をきっかけとして、埋め立て建設が廃止され、
　　　　祝島に良き「転機」が訪れるようにという願いを込めて。

　　　　

●怒れる海の荒神（こうじん）が、中国電力の野望を砕くような勢いで書きました。


●また「祝島」という字も書いたのですが、
　あの島には「祝神」の方が似合うような気がしました。

　　　　　　　　　



■その「祝島」の上関原発の反対運動ですが、
中国電力の大株主でもあった、二井関成知事が、一転して消極的になった。
もしも、埋め立て工事が２０１２年１０月までに完成しなければ失効する。
それを延長する申請を受理しなという方向（事実上の白紙撤回）も動き出したようである。
山口県の地方紙他、いくつか各誌が報道している。
↓
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011051902000194.html


■ところが、今年の３月２８日の時点でも、
中国電力は、まだこんな馬鹿な事を言っていたのである。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=GhFqnYKUPDQ&feature=related


＿＿＿＿＿＿



隠されて良いものなど、
何ひとつもない。

■前福島県知事の海外プレスでの会見の抜粋。
↓



●「隠されてしかるべきもの」とは、「国民の生命と財産」に危害を
加えるようなものと、一般には定義される。

たとえば、個人情報は守られるべきであり、その他、犯罪から身を守る
という観点からは「隠す権利」を持つものは存在する。

また、不治の病、余命わずかとなったときに、それを本人が
知りたくないと言うのであれば、本人の意志を尊重して隠されるべき
真実というものはある。

また、特許権や著作権のように、守られて当然となる「隠す権利」は
この世界に存在する。


●しかし「原則として」、「報道」という世界に限れば、
この世界には隠されるべきものなど、ほとんど存在しない。
事実は事実であり、それに対する是非の論議の問題は別問題である。

下記の二つの動画は、「作りこみ過ぎだ」「ＢＧＭと字幕が邪魔だ」
「海外の報道はウケのいい写真を撮ろうとする」などのコメントが書かれていたものだが、
それらを見るにつけ、日本人の感性や良心も、
地に落ちるほどに、劣化したものだと言わざるを得ない。


●これらの写真は、ネットでも簡単に見られる海外プレスのものだが、
海外の報道機関の方が、はるかに真実の一面を切り取っている。
別に彼ら（海外の報道機関）は、ウケのいい写真を撮影しているわけではない。

それこそ、彼らは戦場や事故現場での真実を伝えようとして、今までにも
多くの現実を撮影してきたのだから。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


●かなり以前に、竹の間の投稿で、私は、日本という国の報道は、
いつの日からか「人間の死」（具体的には遺体写真）を報道しなくなったことを強く批判した。

事故や事件による死体、遺体、または悲惨な現場とは、
紛れもなく私たちの住む現実の中で起きていることであり、
それを受け止めて、感じ取り、考える機会を奪うことは、
誰にも許されない。

血や肉や遺体や死体に、醜いも綺麗もない。
正しいも間違いもない。それはただの「事実」だ。

しかし、日本の報道倫理とやらは、あるときから、
人の死の真実の「ごく一面的な側面」である死体さえも、放映しなくなった。

また、以前にも私は指摘したが、「奇跡の生還」のような軽薄なバラエティー番組の多くが、
ある時期から、「そのスタントによって事故で人が死んだ」というケースを
極力放映しないようにしてきた。

私がまだ子供のころには、失敗したスタントも放映され、
無謀なことをすれば、人は死ぬのだということを、私は子供ながらに、
きちんとテレビの中に見た。

また、時代を遡るほどに、人の死は映像としても隠されてはこなかった。

しかし、現在では、大戦時の映像の一部を除いては、人の死という景色は放映されない。
特に事件や事故現場からは、遺体の映像は排除された。

だが、人々は、何も、好き好んで凄惨な現場の写真を見たがっているのではない。

私たちが見たいのは「事実」である。

切り取られた断片ではなくて、それがどれほど悲しいものであっても、
報道から隠されて良いものなどひとつもない。

なぜならば、報道内容が真実であるほど、子供から大人まで、
そこには、考えるべき材料が山ほどある。

しかし、今では、最早、旧ソ連以下にまで堕ちた日本の報道メディアでは、
「国民を考えないようにさせる報道」しか行っていない。


●私は、今回の大震災の翌日から、それまでこの「梅の間掲示板」で
書いていた、精神世界への苦言や、そこにある諸問題の投稿を中断して、
この「震災シリーズ」をずっと書いてきた。


そして、私が震災から３日後に、テレビ局がもうバラエティーを
垂れ流し、国家の有事だというのに、震災や原発に関する報道を
チャンネルを移動して探さなくてはならないという、「あまりにも異常なメディア」に憤った。

その憤りは、今も変わらない。

震災から、たったの２ヶ月半も経っていないのだ。

記者会見も含めて、ノーカットで、報道すべきことは、山ほどあるだろう。

ノーカットで、討論し、論議すべきことは山ほどあるだろう。

ノーカットで、撮影しなければならないものは、山ほどあるだろう。


●そういうことを感じてほしいために、あえて、以下の二つの動画をリンクしました。
むろん、編集した人の個人的な心情は含まれています。
しかし、これらは、捻じ曲げられたテレビ報道よりも、ずっと真実に近い。







______________________________________________________________



●「桜の間掲示板」に、読者の方からのおたよりを追加しました。


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史上最悪の東電の記者会見
加害者が司会を仕切る愚行

■そもそも、加害者の東電が、何を偉そうに、会見を仕切っているのだ？

しかも東電側は「質問は簡潔に」とか「質問が重複している」とか言い腐って、
質問を遮る始末。特にフリーランスの記者たちが明らかに差別を受けている。

一例として「５／２１の統合本部記者会見」
↓
http://www.ustream.tv/recorded/14852995

司会は、東電側でも記者側でもない「司会のプロ」を連れて来い。
糞テレビに、司会者なんてゴロゴロしてるだろう。
ただし東電に良き計らいをしないよう、東電からは裏ギャラを貰わないこと。
格闘技の試合のレフリーみたいな者が必要である。


記者会見は毎日のようにここの「チャンネル１」で見られます。
これ見るたびに「日本に絶望して死にたくなる人」が急増中という噂も・・・。
↓
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi



再評価される中村幸一郎審議官

■二つ前の投稿で、私は保安院の「根井審議官」について書いたが、
あの根井氏しか、地震発生当事に、私の印象になかったのには理由があります。
私の住んでいる地域が、地震により、１６時間以上停電だったからです。

東京でやっていたテレビを私は見ることが出来ませんでした。
そして最初にテレビをつけて見た会見が、根井氏のものでした。


そして、だいぶあとになってから、
私は、最初に保安員として記者会見をしたのが、
中村幸一郎審議官であったことを知りました。

そこで今回は、その中村幸一郎審議官について書かれているブログを紹介します。

以下がそれです。
↓

大地震が起きた翌日3月12日深夜、原子力安全・保安院の中村幸一郎審議官が
菅直人首相と枝野官房長官によって更迭された。
その理由は「国民を不安にする」ことだった。

中村審議官は、更迭された12日中、原子力安全保安院の会見で
「炉心溶融が進んでいる可能性がある」と正直に認めた。

中村審議官は、大学工学部卒業の理系。原発災害の深刻さを理解し、
自然の驚異、そして国民に対して誠実であろうとしたのではないか。

その中村審議官を更迭したことは、原発人災が広がったことに深く関係することは明らかだ。


http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65710613.html

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65711166.html

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65699776.html


●もしも中村審議官が、ずっと会見をしていたならば、
今日の、東電や保安院の会見のような、国民を馬鹿にしたような
会見にはならなかったのかもしれないが、
だからこそ、この中村氏は更迭されたのである。

政府が国民を馬鹿にするために。

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ドイツの反原発運動とエネルギー政策

ドイツ緑の党連邦議員 ジルビア・コッティング・ウール氏
緊急インタビュー

1.
http://www.ustream.tv/recorded/14830968

2.
http://www.ustream.tv/recorded/14832330


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■福島第一の労働者の劣悪な環境

既に何度か当掲示板でもこの問題を扱っていますが、
次のブログに、よくまとまっています。
↓
http://momoiropink777.blog97.fc2.com/blog-entry-1046.html


■これに関連して、過去に労災が支給・不支給だった原発事故です。
↓

◆「原発・核燃料施設労働者の労災申請・認定状況」
http://www.geocities.jp/koshc2000/accident/hibakuninnteihyo.html


1975.3.19　不支給　
皮膚炎　福井/敦賀　原電敦賀原発　岩佐嘉寿幸さん

1982.5.31　不支給　
白血病性悪性リンパ腫　島根/松江

1988.9.2　支給　
慢性骨髄性白血病　11ヶ月で40mSv　福島/富岡　東電福島第一原発
1988年２月「死亡」　配管の腐食防止作業

1992.12.1　不支給　
急性骨髄性白血病　兵庫/神戸西

1992.12.14　支給　
急性骨髄性白血病　87.7-92.12の5年5ヶ月　兵庫/神戸西　
九電玄海・関電大飯・高浜原発　定期検査作業

1993.5.6　支給　
慢性骨髄性白血病　81.3-89.12の8年10ヶ月で50.63mSv　
静岡/磐田　中部電浜岡原発　「嶋橋伸之さん」　
1991年11月に「死亡」　計測装置の点検作業

1996.5.27　不支給　
再生不良性貧血　福島/富岡

1997.5.16　不支給　
慢性骨髄性白血病　福島/富岡

1998.12.22　支給　
急性リンパ性白血病　84.12-97.1の12年余り、129.8mSv(フィルムバッジによる測定)　
茨城/日立　原電東海・中国電島根・東電福島第一他　
日立市の電機メーカー作業員で装置点検等に従事人間ドッグで発見。生存。

1999.10.20　支給　
急性放射線症　1-4.5Sv　茨城/水戸　JCO東海村事業所　
以下２名とともに臨界事故で被曝「横川豊さん」

1999.10.20　支給　
急性放射線症　6.0-10Sv　茨城/水戸　JCO東海村事業所「篠原理人さん」　
2000年４月に「死亡」

1999.10.20　支給　
急性放射線症　16-20Sv以上　茨城/水戸　JCO東海村事業所　「大内久さん」
1999年12月に「死亡」

1999.11.20　支給　
急性単球性白血病　1988.10−1999.10まで74.9mSv(フィルムバッジによる測定)　
福島/富岡　東電福島第一、第二、原電東海第二他　配管・架台・構造物等の溶接作業に従事　
症状のため自ら受診。「死亡」


>◆１００ミリシーベルトを超えなければ安全だなどという事があるはずもない。
>11ヶ月の４０ミリシーベルトでも慢性骨髄性白血病で死亡して労災が下りているのだ。


■内部被ばく：県外原発で働く福島出身作業員から相次ぎ発見
　　↓
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110521k0000m040151000c.html



衆議院文部科学委員会で、
武田邦彦氏が批判「３つの論点」



■文字起こしされています。
　↓
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65736060.html



【青山繁晴】これが福島原発の実態だ
1-3
http://www.youtube.com/watch?v=YDMsrT0QJcA

2-3
http://www.youtube.com/watch?v=F2Z9qaxz8gQ

3-3
http://www.youtube.com/watch?v=9ZAoRK8VTLU



上杉隆の「学べるブラックニュース」




■上杉隆「パチンコ店は健全に守られています」（日本政府）
　　↓



■【上杉隆】官邸によるネット潰しが始まった（平成23年4月21日）
　　↓




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

★ . 　　

後から出てくる映像のほとんどは、
テレビでは公開されない。

３．１１の津波の様子は、当時は、視聴者や海上保安庁などの提供による
限られた撮影資料が、繰り返し、繰り返し放映されていた。

しかし、やがて、世間は「原発事故」の問題へとその関心を移してゆき、
津波の被害の映像は、今ではほとんど皆無なほど放映されない。


●しかし、後になるほどに当時の映像が動画サイトに投稿されている。
以下にリンクしたものは、既に見たことのあるものもあるでしょうが、
４月以後に公開されたものも多くあります。

携帯電話や小型のビデオの普及によって、
震災や津波の様子が、これほどまでに多くの資料として残されたのは
今回が初めてのことだろう。

そして、テレビという軽薄なメディアは、
伝えるべき真実の１／１００すら伝えない。

だから、これからも震災や原発の動画でテレビでは見ることのない
ノーカットのもの等を、定期的に拾ってくるつもりです。


◆海上保安庁が公開した動画。既に公開されたものもありますが、
当時はまだ公開されていなかったものも含まれます。
↓
http://www.youtube.com/user/JiJi#p/u/16/jaYXK8FDOtM

http://www.youtube.com/user/JiJi#p/u/20/POtvED-A0Ms

http://www.youtube.com/user/JiJi#p/u/18/LMoqwvV6WR0


その他（陸上自衛隊や国土交通省などによる撮影）
　↓
http://www.youtube.com/watch?v=rBgEnmaWxa8

http://www.youtube.com/watch?v=n4WybfJHQbU

http://www.youtube.com/watch?v=XtXooxXkd6k

http://www.youtube.com/watch?v=lnZBhsesBxw

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■ニュース解説 眼 5/19(木) 「浜岡原発は停止だけで十分か？」

既に多くの人が知っているように、津波の到達の前に、
地震で、既に原子炉に損傷があった疑いが濃厚である。




◆しかも、早速、浜岡原発の「海水流入」の事故のニュースが、
静岡や時事ドットコムでは報じられている。
↓
http://bbs68.meiwasuisan.com/bbs/bin/read/news/1305789634/l50


もう一度言います。
福島よりも浜岡よりも、
今、最も危険な状態にある「もんじゅ」
↓
http://d.hatena.ne.jp/shiba_yu36/20110329/1301399251



呆れるばかりの東電の医療体制

■５／１４に作業員が死亡したことは既に報じられているが、
５／２０東電の記者会見によれば、医療体制がとられたのは、
なんと４／１１からという。これ自体も本当かどうかわからないが。

本来であれば、きわめて危険な作業になることが予測されるのだから、
３／１１の事故が発生した時点で、遅くとも翌日、どんなに遅くとも
１号機が爆破した１２日の、その夜には、ある程度の規模の医療班を
送り込むべきであった。

現在も、第一原発の医師は二人とか言っているが、
信じがたい無責任さと、人命の軽視である。

こうした事故が起きたならば、内科・外科の医師の他、
被曝治療の専門家も含めて、「十数人以上の体制の医療チームが」常時、
作業員の健康管理をすべきである。

そんなことは、マトモな先進国として当たり前だ。
この国は、一体どこの無法国家なのだ？

それとも、東電が作業員の病状を隠蔽できるお抱えの病院以外の
外部の一般病院の医師を、敷地内に入れたくないということか？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


■しかし、こうして遠方のアングルから確認すると、なおさら
明確に分かりますが、３号の爆風で、
４号は、建屋全体が、約５度ぐらい右に傾いているのですね。


「建築基準法に違反しているよ」、というか「事故物件」というべきか・・・
　　↓
http://www.youtube.com/user/tbsnewsi?feature=feedlsb#p/l

■しかし、ＪＮＮは「あまりズームアップして撮影するな」と、
　東電から脅されたのでしょうか。あるいは、さすがＴＢＳだけに、
　東電から金を貰って「カメラを曲げた」のかもしれませんね。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



【福島原発】5/19/木★1.冠水-やる価値も無い作業 2.冷温停止の概念
　　↓
http://www.youtube.com/watch?v=Y1gVd1UL2hY


小出裕章氏：核燃料露出の1号機は既に人類未体験ゾーンへ
　　↓

http://www.youtube.com/watch?v=D9JSXVtNpkM



■なぜメルトダウンしても爆発しないかの理由

私見に過ぎませんが、素人の私でさえ、イメージは簡単にできる。

従来、想定されていた溶融物と水が反応する水蒸気爆発は、
空焚きになった格納容器内の燃料が大きな塊となって、
一気にそれが水やコンクリートと反応した場合のようである。

ところが今回は、類推するに、ぼたぼたと、細かくなって溶融した燃料が、
かけ続けている水で、表面が冷やされたり、冷やされなかったりという、
「温度の乱上下」を繰り返しながら、格納容器の下部まで到達したものと思われる。


この場合の落下ルートは、圧力容器の下部の制御棒の「溶接の弱い部分」などから、
一気にではなく、「少しずつ」格納容器へ落ちたと見られる。
また、格納容器の底すらも一部抜けている可能性もある。

なぜこのような事が起きたかの理由として私が推測するのは、
東電による「初期の海水の注水」が、いわば「半・失敗」だったからである。

もしも一気に水が注がれたら、高温化していた燃料と接触して爆発が起きていただろう。
ところが、東電が入れた水は、不効率的に、ちょろちょろと、
または細かいシャワーのように注入された。
だから、細かい形状にバラけていた溶融物も、その表面だけが固体に
なったのである。

むろん中は高温だろうが、表面が鋼鉄の融点を上回る温度にならなければ、
接触している配管や容器の金属を溶かすことはない。


●このようなケースでは「爆発的な水蒸気爆発」ではなく、
定期的に、「激しい水蒸気を発しながら、徐々にメルトダウンしたのだろう。

これは、いわば「核燃料の緩慢溶融」とも呼ぶべきもの。

したがって私の推測では、
溶けた燃料の溶融物は、学者たちが言うような「アンパンのような形」ではなく、
かなりランダムで「雑然とした形の断片（まとまりのない汚い形）」が
制御棒の溶接の隙間や、格納容器の下部などに、
「こびりついているような状態」だと思われる。

つまり「溶融物」は、圧力容器の底、その下の配管類、さらにその下の
格納容器の底など、その全部に、「中途半端にこびりついた状態」で、
かろうじて、その表面部分だけが冷却されていると私は見ています。


しかし、今後、溶融物の冷却が何かの理由で中断などをして、
冷却に失敗をして高温化すると、大爆発の危険が出てくるだろう。
何しろ建屋の地下には、大量の水が溜まっているのだから。



●さらに、もっと深刻な問題は、
「水が全くかかっていない燃料棒が存在する可能性」である。

この冷却がまったくされていない燃料棒とは、
３号機の大爆発の際に、破片となって、Ｆ１の建屋の外に吹き飛んだものである。

既にご存知のように、アメリカの情報の一説では、
「３号機から２キロ先まで親指大の燃料棒のかけらが飛んだ」と言われる。
もしもそれが事実ならば、水もかけられずに、高温化している燃料棒の破片が、
Ｆ１の敷地の「内外」に散らばっている可能性がある。

たとえば、３号機が爆発したときに、
３号機のプール内の燃料棒が４号機の建屋の壁を貫通して飛び込んだと仮定すれば、
なぜプールに水が注がれていたはずの四号機で水素爆発が起きたかの原因のひとつに推測できる。

むろん３号の水素が排気管を通って４号建屋内部に流れたという推測や、
４号プールの燃料棒から水素が出たとも言われたりしているが、
結局は、４号の水素発生の本当の原因は不明である。

＿＿＿＿


★隣の「桜の間」に、最新作の書をいくつか掲載しましたので、
ぜひ、お楽しみください。
　　　　↓
http://www.mumyouan.com/k/sakuranoma.html


＿＿＿＿＿＿

★ . 　　

＞５／１９−１９：３０記
↓
東電とアレヴァ社の契約上？

●５／１９、東電の午後の記者会見で、東電が、実にふざけた事を言っていた。
アレヴァ (仏:AREVA SA、Euronext: CEI )の浄化装置が除去できる
核種については「契約上、公開できない」というものだ。

そもそも、自社の製品の性能を自慢げに宣伝するのが企業というものである。
そうであれば、どのような汚染物や核種は除去できるのであるかを
これみよがしに、宣伝するのが普通だ。
別に軍事機密的な内容ではないのであるから。

日本の国民にとっては、汚染水から何が取り除かれたかを知ることは
重要なことであり、それを知らされることもなく、
フランスに血税を払うなどという話は無しだ。

ところが、それを「非公開扱い」というのであるから、
邪推するに、アレヴァ社自体も、実は効率よく取り除けない核種があることを
自覚しているとしか思えない。

こうなると、私たち国民は、何億、何十億、という血税を、
「効果も明記されていない製品」に対して支払えというわけだ。
こんなこと、普通の製品や企業では、あり得ないですよ。

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耳障りな「しっかり」という言葉


■それと、細野氏は、とっとと消えてほしい。
まったく無能であるばかりではなく、その一言一言が、腹立たしい。

彼が連発する「きちんと」「しっかり」「ちゃんと」であるが、
完全に日本語の使い方を間違っている。

この「しっかり」というは、頭の弱い国会議員もよく使うのであるが、
そもそも、これは公文で使われるべき言葉ではない。

何を、どう、「しっかり」するのかも不明確な形で、
「しっかり」「ちゃんと」「きちんと」を連発するのが、実に耳障りである。


たとえば、
「ネジを、しっかり、締める」
「戸締りを、きちんとする」
「ちゃんと、着こなしている」
など、これらの言葉は形容詞だったり副詞だったりするものであるが、

いい大人が、やたらに、「しっかりとして、まいりたいと思います」とか
言っているのを聞くたびに、私は、腹立たしく思うと同時に、
言っている彼らに、いつも稚拙さを感ずる。

「●●ちゃん、もっと、しっかり、しなさい」って言うのと同じで、
小学生や幼稚園生に、ものを言っているのではないのだから。


本来であれば、「しっかり」「ちゃんと」「きちんと」は、
「明確に」「的確に」「正確に」などの言葉で表現すべきものである。
特に、記者会見ともなれば・・・。

「しっかりして、参りたいと・・」
「そこのところは、きちんと対応したいと・・・」

「ちゃんとした、データを、
　今後は、きちんと、発表していけるよう、
　しっかりとした体制を取ろうと・・・・」

これらを聞くたびに、吐き気と、幼稚さを感じるのは私だけだろうか？


それと・・・、
今までに東電の松本が、記者会見で、
「ちょっと、確認させて下さい」「確認をしておりません」
って、一体、何百回言ったのか、誰か記録とっていませんかね？

もう、松本も保安院の職員も出なくていいから、
福島第一の「吉田所長」を記者会見に出して欲しい。


わりとマトモだった安全保安院の記者会見
「根井寿規」審議官
↓


●原発事故後、私が最初に見たのがこの人だった。
確かに、ぶっきらぼうだが、信頼できると思ったし、
記者の曖昧な質問には、曖昧な点を聞き返すといった能力もあった。

また、この非常事態だというのに、のっけから、本人的にはジョークを
飛ばしているつもりのようで、
こういう人は、記者が突っ込むと、どんどん本当の事を言うタイプである。

私は最初にこの人の口調を聞いたとき、かったるい感じだが、
コメントの中身はちゃんとしているので、この人なら大丈夫だと思った。
私たちは、実に、惜しい人を亡くしたものです。



福島第一原発にイスラエルの会社の『謎』
（『週刊現代』平成23年5月21日号）


■まずは、興味深い記事からです。
↓
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-253.html


参議院審議会のネット中継

小出氏は「政治には全く期待してはいないけれども言いたいことは山ほどある。
その委員会はネットで公開されるということなので、行って言いたいことを言ってくる」と言った。
そして参議院の審議中継はここでみられるようだ。
↓
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php


５月２３日に参議院の行政監視委員会で
「原発事故と行政監視システムの在り方」というテーマで、
参考人質疑が行われる。

参考人は、小出裕章氏（京大原子炉実験所助教）、
後藤政志氏（原子炉格納容器設計者）、
石橋克彦氏（地震学者）、
孫正義氏（ソフトバンク社長）

●私は、ここにぜひ、元エンジニアの菊池洋一氏を入れてほしかった。

菊池洋一氏の最近の「論文」が下記で読めますので、ぜひご一読ください。

■元原発技術者・菊池洋一
『わたしにとっての広島と原発震災』
　　　↓
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/former-reactor-engineer-kikuchi-yoichi.html


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【福島原発】5/18/水★「国会に行って言いたい事を言ってきます」
　のコメントが聞けます。
　↓
http://hiroakikoide.wordpress.com/


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■福島4号地震で傾斜崩壊危機!
　1.2.3号燃料容器漏!
　ガンダーセン(日本語字幕)



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「ミツバチの羽音と地球の回転」と上関原発問題：鎌仲ひとみ


これは、2011/03/08に、Ｙｏｕ−Ｔｕｂｅにアップロードされたもの。
この三日後に、運命の日が来たのである。


島では「犬」も反対する『最も無意味な原子力発電所』
　↓

これは２０１１−３／９に「収録」されたもの。この二日後に大震災は起きた。



■一体、ここは本当に日本なのか？
そうは言っても、すべての公共工事や国策の工事は、
このように強行に行われてきた。

反対運動の中には、むろん極左翼が活動の場に悪用したものもあるだろう。
しかし、この、ただ生活と海を守ろうとする人たちを、
一体どこの誰が、左翼呼ばわりするだろうか。

私には、２９年間、信念を貫いた「こういう人たち」に対する国の
（とても日本人の精神性とは思えない）仕打ちが、
福島の原発事故を招いたようにすら思えてしまう。

この島があとわずかで、汚されようとした矢先に、３．１１が起きた。
その点で「祝島」は、きわめて「象徴的な事件」である。
↓


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良質な記事が多いブログ■BLOGOS■


ブログとロゴスの合成語のようだ。
↓
http://blogos.livedoor.com/


「がんばろう」をやめるべき３つの理由
2011年05月18日12時10分
↓
http://news.livedoor.com/article/detail/5566760/


【田中康夫氏会見】
エネルギーシフトを東北から
2011年05月17日18時30分
↓
http://news.livedoor.com/article/detail/5564705/?p=1

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面白すぎる原発推進講演会の実態
以下のサイトから、全文を引用しました。
↓
http://trust.watsystems.net/matuo/matuo3.html

★引用文献：内橋 克人著 「原発への警鐘」 講談社文庫より。

1983年１月26日石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)での
高木孝一敦賀市長の講演内容を以下に示します。

“これが自治体の長の言葉？！”と驚くと同時に、
原発による地域振興なるものの実態がよく理解できるはずです。

原発が札束をばらまきながらやってくる、
そして人を、町を、ボロボロにしてしまうことが、
立地自治体の本音とともに問わず語りに吐露されています。


只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。
えー、今日は皆さん方、広域商工会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての
勉強会をおやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、
というふうに存じております。

…ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくということについては、
とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、
ということで、引き受けた訳でございます。


……一昨年もちょうど４月でございましたが敦賀１号炉からコバルト60がその前の排出口のところの
ホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。
私は、その４月18日にそうしたことが報道されましてから、20日の日にフランスへ行った。
いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、
私は何か（なぜ騒ぐのか）､さっぱりもうわからない。

そのホンダワラを１年食ったって､規制量の量（放射線被曝のこと）にはならない。
そういうふうなことでございまして、４月20日にフランスへ参りました。
事故が起きたのを聞きながら、その確認しながらフランスへ行ったわけです。
ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いで
この一件が報じられる。止むなく帰国すると、
“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。

ところが　敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、
まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。
あるいは北海道で採れた昆布までが…。

敦賀は日本全国の食用の昆布の７〜８割を作っておるんです。
が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。
ちょうど４月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。
まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。

そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいというのが、
いわゆる私の趣旨であったんです。
100円損して200円貰うことはならんぞ、と。本当にワカメが売れなくて、100円損したんなら、
精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、正々堂々と貰いなさいと言ったんでが、
そうしたら出てくるわ出てくるわ、100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです
(会場爆笑、そして大拍手？！)。

100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。
原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメだと。
正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者には150円出してやってほしいけど、
もう面倒臭いから500円あげるというんでは、到底これは慎んでもらいたい。
まあ､こういうことだ、ピシャリとおさまった。


いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人もおりません。
まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなあ、
そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。


…（原発ができると電源三法交付金が貰えるが）その他に貰うお金はお互いに詮索せずにおこう。
キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ､裏金ですね､裏金！
まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは､三法のカネとして貰うけれども､
その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、
それぞれの地域である訳でございます。

それをどれだけ貰っているか、を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけ貰った、
ここはこれだけだ、ということでエキサイトする。

そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれんだろうから、
これはお互いにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、
というふうなことでございまして、例えば敦賀の場合、敦賀２号機のカネが７年間で42億入ってくる。
三法のカネが７年間でそれだけ入ってくる。
それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性……、
うん、いやまあ、建設費はかかりますので、建設費と比較検討しますと
入ってくるカネが60数億円になろうかと思っておるわけでございます…
（会場感嘆の声と溜息がもれる）。


…で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして（建ってから）随分と年数が経ちまして、
屋根がボトボトと落ちておった。この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。
今年ひとつやってやろうか、と。そう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、
6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った。
（会場ドッと笑い）。

あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。
それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ６億で修復したいと、
市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、６億の修復をやろうと。

今日はここまで（講演に）来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、
明日はまた、富山の北電（北陸電力）へ行きましてね、
火力発電所を作らせたる、１億円寄付してくれ（ドッと笑い）。
これで皆さん、３億円既に出来た。こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる。
（再び笑い）。


まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。
火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、
といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、
と、そういうことで私は皆さんに（原発を）お薦めしたい。
これは（私は）信念を持っとる、信念！


……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら､
50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。

わかりませんけど、今の段階では（原発を）おやりになった方がよいのではなかろうか…。

こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。（会場、大拍手）

　　
今回のテーマについて、これ以上何の説明も要らないでしょう。
ひとつだけ付け加えるなら、原発に限らずこうした事業を誘致した政治家が懐に入れるリベートは、
投資金額の１〜３％と言われています。原発１基3000億円とすれば、
リベートは30〜90億円と言うことです。

この講演が効を奏してか、会場となった志賀には北陸電力の志賀原発１号機が建設され、
運転を開始しています。


■下北半島六ヶ所村の再処理計画を実施すると、電力料金がｷﾛﾜｯﾄ当り2円上がるという試算がある。
原子力開発長期利用計画(長計)にうたわれているタテマエの世界とは裏腹に、
核燃料サイクルを実施することによって原発のコストはどんどん悪くなるだろう。

何故このような結果が予想されているのに、核燃料サイクルが強行されようとしているのか。
・・長年、再処理や放射性廃棄物の分野に関わってきた、ある技術者の弁；
「現在英仏に委託している再処理にしても、何故委託したのかと言えば、
燃料プールのオーバーフローを少しでも先延ばしにしたいというのが電力の本音であり、
核燃料サイクルの確立だの準国産エネルギーの開発だのというのはタテマエでしかない。
今急いで再処理をやる必要性など全くない。」　

商業用原発の稼働以来、使用済核燃料の累積発生量は約8000ﾄﾝ。内5000ﾄﾝ弱が英仏へ、
残り3000ﾄﾝが国内に貯蔵されている。
国内の貯蔵能力は約１万ﾄﾝで、今世紀末にはこれを上回る。
電力としては、英仏に代わる“ゴミ”捨て場として「六ヶ所村」がどうしても必要だったのだ。
これが「再処理」の真の目的である。


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