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●簡単に言ってしまえば、次のようなスタンスを貫けということである。


日本国政府は、老若男女を問わず、
その国民個人の自殺に関しては、一切の責任を負わない。
と同時に、政府は、国民の自殺する自由意志を
一切規制することもしないことをここに宣言する


●従って、同じことは、
医療を受けるか受けないか、尊厳死ということにおいても、政府は一切口出しするな、
ということである。


この法案、または宣言で最も重要なことは、
自殺の原因が、「どうであれ」、その理由に関係なく、
政府は、自殺そのものに対しては、口出しを絶対にするな、
ということである。

その理由が、いじめによる「心理苦」であろうが、
飢饉で食えなくなっての自殺であろうが、
借金苦であろうが、失恋であろうが、人生の意味に悩むのであろうが、
その動機、「理由の一切に関わらず」、
「自殺」を悪いとか、良いとか、
それは政府が決めることではない、ということである。


●その自殺に至るまでの経緯、経過の中にある、
犯罪的行為、詐欺行為、暴力行為、これらはむろん法的な規制を
必要とするものであるが、
唯一、人間における最後の自由意志の「引き金」である、
自殺するかしないかの最後のスイッチ、
このことに関してだけは、
それを唯一、人間に与えられた、人間の最大の尊厳、決定権利として尊重し、
その部分に関してだけは、一切、口出しをするなということである。


●殺人や暴行、これらはあくまでも犯罪である。
そしても、世の中には、自殺というものを「間接殺人である」と
定義する人達もいる。

それは確かに、狭い「ひとつの方向だけ」から見れば、
社会や周囲が殺したんだ、という「こじつけ」が出来ないわけではないが、
もしもそうした「社会責任に押し付ける」という次元にまで、
自殺のというものの「敷居」を下げたら、
「人間の尊厳」など、何ひとつも残らなくなってしまうのである。


太田の番組だか、何かで、いじめで自殺した親の手紙というものがあったが、
全くもってして、愚かな親ですね。

「あなたを死なせたのは、私達、大人社会です・・・」みたいなことを
のたまっていたが、私の相棒(うちの料理長)が、
思わず、口にした言葉が、ふるっていました。

「最も近くの人間に対して言うべき言葉を、
　ずいぶんと、一番遠いところに対して言うもんだね」


●つまり、この親っていうのは、
ずいぶんと、安直に「社会」とか「大人」とか、
自分の足元もおろそかにして、最も言ってもしょうがない遠い距離に
言葉を発するという、矛盾したことをやっているわけですよ。

子供を死なせた「最大の原因」は、
「大人社会」ではなくて、そこの「あんた」だろ。これが正解なんですよ。


●最近の報道とか風潮では、親たちが、ずいぶんとまー、
社会だとか学校だとか、政府だとかに責任を押し付けまくっていますが、
家で、あんたら、一体、家族として、何してたんだね?
とは、誰も問わないわけですよ。
加害者家族も、被害者(?)家族も、同様で、
どっちも、まったく同じことです。


●どっちも、「それだけの家族」でしかないならば、
加害者側も、死んだ側も、生きている側も、「それまでのこと」です。


私は何も強くなれとも、政治的な活動をしろとも言わないが、
回避したいならば、転校を重ねてもいいのであるし、
なんなら国外に留学してもいいのであるし、
なんなら、ずっと不登校になってもいいのであるし、

そもそも、自分の子供の人生にどう接していいのかも分からない親なのだから、
そんな親には、大した人生の指針も、哲学も、目的もないのですから、
何ひとつも、対処など出来ませんよ。
親が自分の人生を、もう半分捨ててんですから、
子供はそれを映し出すだけのことです。


●自殺というのは、理由は、無限にあるわけではなくて、
いくつかに分類・整理される理由がそこにあるわけであるが、
その原因を形成した理由と背景が、いかに社会的なものであったとしても、
たとえば、戦争や内乱、飢餓、どういう混乱状態にあったとしても、
そして、どういう政治的な犠牲者としての立場にあったとしても、

ただ唯一、その引き金を引くかどうか、
それだけは、その「個人の意志」に委ねられているものであって、
それだけは、つまり自殺は、誰もそれを強制できない、と同時に、
自殺を止めることも出来ないし、してはならないことである。


借金取りがあなたの家に「早く自殺しろよ」と何万回言ったところで、
決定権はあなたにあるのである。
家族が何万回、自殺だけはするなといっても、
決定権は、あなたにあるのである。


この、最後の最後に残された、人間の自由意志の決定権をも、
「他人のせいにする」ようでは、
自殺して、死んだにしても、自殺して、生き延びたにしても、
どっちにしても、それは、「人間やめました」ということなのである。


もう一度いいますが、自殺の理由が、どれだけ社会的な圧迫に
あったとしても、その引き金を引くのは、あくまでも個人の意志である
ということ。
この意志を放棄したら、それで、あてつけに死んでも同じ。
逆に、社会や誰かに止められて、なんとかずるずると「生きても」同じです。


■他者から見れば、とるにたらない、
贅沢な自殺だと思えるようなことであっても、
また、人類がなぜ生きているのか分からない、
または、生きている意味が全くないという結論からの自殺であるにしても、

「どういう背景と理由がある」にしても、
その土壇場に、現実に存在しているのは、
社会ではなくて「まったくの個人」であるということ。

この視点というものが、政治家や心理学者や、宗教家には
一切存在していない。
彼らは、道徳規範か、さもなければ、宗教教義を盲信することで、
個人を否定して「既成の善悪」を人に押し付けているにすぎない。



そこで、何をどう考えて、選択するかは、
どれだけ幼い子供であっても、どれだけ弱くなった老人であっても、
それは、自分の「自分に対する責任」において行うことだと
認識することである。

無明庵というのは、自殺を肯定も否定もしないが、
とにかく思慮もなく、それを「習慣的な観念」で否定するという事に
たいしては、反論をし続けてきたところである。
それを決定するのは、あなたの「意識」であって、
それだけは、誰にも決定権を譲るな、たとえ相手が、
神であろうが、仏であろうが、絶対に、
「他人から言われたことなど、信じるな」と言っているのである。
それは、本当のことを知りたければ、自分で確かめればいいのだ。

統計すら信じてはならない。
統計とは「限定的な調査方法」における、
単なる、客観「性」の一種でしかないからだ。



だから、自殺の原因は社会的なものであっても、
自殺の「引き金は、個人的なものである」ということ。

自殺は「自分という他人を殺す他殺ではない」。
そんなものは、ただの言葉遊びである。

だから、それは、あくまでも「自　殺」なのである。


●いじめにかぎらず、食糧難、借金苦などの、
主たる自殺の原因となる要素を、「すべて排除した」としても、
(もっともそんなことは人類にも、人類でない者にも不可能であるが)

自殺は、絶対に人間に起きるのである。


なぜならば、もしも無知性と、鈍感で無感性な生き物に成り下がり、
何もかも、他者のせいにして、他人を批判し、ゾンビのようになるなら
死ぬことを思うことはないだろうが、

最低限の知性がその人にあるかぎり、
最低限の美学がその人にあるかぎり、
最低限の意志がその人にあるかぎり、
最低限の自己意識がその人にあるかぎりは、

人間というものは、どういう天国にいったところで、
その「微々たる希望の寄せ集め」には、
永遠とか永久に耐えうるような根拠も力も保証も、何ひとつ無いのだから。


だから、私は言い続けてきたのである。
自殺を考えるということは、「この上もなく高尚な行為だ」と。

それがどんなに馬鹿げた、日常的な理由でもいいだろうし、
それが、どんなに哲学的な理由でもいいだろう。

その追い詰められる悩みの質は、個人で違うものの、
ただ、ひとつ共通して、重要なことは、
「自分の目の前にある自殺スイッチ」を
押すかどうかで、存分に、「躊躇しろ」「フルに考えろ」ということ。

安易に、押すのではなくて、
死んだあとに、誰からも文句を言われないほど、
確たる理由を固めてから、したいなら自殺しろということ。

自殺するときに、無意識になるような薬物やアルコールは
絶対に飲まず、意識を明確にしたままでしろということ。

その結果、
もしかすると、その自殺は、あなた個人にとっては、
間違っているかもしれないだろうし、
正しいかもしれないだろう。

どっちの結果になるにしても、
そこで、自分の頭や意志を限界まで、最後の瞬間ぐらいは、
オーバーヒートするぐらいに、葛藤しろということなのである。


だから、死んだら楽になると、本当にそう思うなら、
生きていても、時間と資源の無駄だから、早く死ねばいい。

それでは、何かがひっかかると言うなら、
うんざりするまで、ひっかかったままでいればいいのである。


●今となっては、人間に唯一残された、重要な意志、
または自我の結晶、または、突如として、時には、何かの道になり得る、
もっとも重要な、「これで本当にいいのかと、自分と向き合う」
その最大のチャンスである自殺というもの、

これにだけは、社会も政治も、
決して、介在してはならないということである。


いじめや、犯罪、内乱、殺人、飢餓、詐欺、こうしたことは、
あくまでも「治安」に関することだ。


それがどこまで、個人の生死や、人生の希望や絶望に「かかわっていようが」、
唯一、自殺の「スイッチそのもの」だけには、
誰ひとりとして、神すらも、介在してはならない。


なぜならば、特定の「意識構造」を持つ生命体が、
そもそも自殺という名の「強制中断」を思いつくのは、
我々人間を製作した「プログラムそのもの」の「結果」なのだから。


　　　　　　　　　　　　■


それと、最後に言っておきますが、
いじめによる自殺をなくす方法は、ひとつだけありますよ。

それは、いじめられた側が、もう少し、まともな人間として、
「きちんと、怒る」ことですよ。
怒りをきちんと、明確に感じて、それを持てないこと。
これが、いじめられる側の落ち度です。

そんなに怒らないのが好きなら、そうしていりゃいいんですよ。
強くなれとは言いませんが、怒る権利ぐらい自分にあると知ることです。
その「怒り」という、動物に当たり前に存在する「牙」を、
一体、誰が抜いたのですか?
宗教、それとも親、社会?　なーなーの仲間意識?

いずれにしても、いじめられたら、存分に、怒ることですよ。

そして、まー、「共謀罪」とかいうものが適応されていないから
今のうちに、ここで言ってしまいますが、
そんなに、いじめている側に対して、本当に怒りがあるならば、

「いじめると、どえらい仕返しをされる」ということを
思い知らせてやることです。

具体的に言うと、共謀罪とかになるわけですな。

だから、具体的には言いませんが、
いじめられて、本当に怒っているならば、
犬死になどするなということ、
戦えということ。
そして、相撃ちでもいいから、
何がしかのダメージ相手に与え、
「いじめると、ヤバイことになる」ということを
社会とか学校とか法に頼るのではなくて、
いじめられた側が、自分でオトシマエをつけろということです。

ようは、これが、事件性のない小規模な状態で、
小爆発を繰り返していたのが、かつての時代だったんですよ。

こぜりあいが、きちんと表面化して、
やる側も、下手をすれば、ただではすまなかったこと。

いじめたら、いじめた側は、自分の命や家族も危ないことになる、
そういうことを、明確にすることです。

そうすれば、それが減少するのは、
「恐怖によるもの」という、いささか消極的な方法ではあるものの、
いじめる側も、おのずと、自粛するものなのですよ。

他人や、集団から、甘く見られるのが、いいなら、そうしていればいいい。
嫌ならば、無能な政治家などに泣きついていないで、
相手に、やったことを「一生後悔させるまで」、
「報復しろ」ということである。


タレントだか、誰かが言ったか、あるいは聞いたという言葉で、
私が好きな、殺し文句、脅迫文句があります。
それは次のような、なかなか「粋な」言葉でした。

「お前に、この世に生まれてきた事そのものを、後悔させてやる」


この程度の殺気ぐらいは、あなたの「正当な怒り」として、
きちんと、持ちなさい、ということである。

こういう、動物的な本能や、恐怖に働きかけることでしか、
とりあえずは、人類というのは、いくら美辞麗句を並べても、
相互依存とか、お互いに節度を保つという「秩序」は保てないのですから。


■それと、蛇足になりますが、
オーラの沼でも、泉でも、どっちでもいいですが(笑)、
江原氏の言い方を見ていると、面白いんですよ。

知ってのとおり、自殺なんか、何度か誰でもやっているわけですよ。
過去生では。
彼も、タレントに向かって「あなた自分で命、絶ちましたから」
なんて、さらさらと言うわけですよ。

しかし、彼がそれを言わない相手というのがいます。
それは、そもそも、あんな番組に出ることもないでしょうね。

そもそも、タレントをやるということ自体が、
芸能のネットワークと契約をしてきているのですから、
そこそこ、人生に目的を設定している人達です。

だから、彼らが過去生で自殺をしたとしても、
それを江原氏が、あからさまに言うのは、
>その当時の自殺の動機が「自分自身の問題に行き詰って」という
場合に限られます。

一方で、そうでない過去生での自殺というのは、
主に「相手に対する恨み」によるものです。
自殺の原因を、完全に誰か他者におしつけている者、
完全な、あてつけの自殺、こうした者は、
既に書いたように、「本当の意味での自尊心」という、
「自我」を放棄したわけですから、

「個として自分に責任持てないなら、あんた、人間やめな」という
ことになり、
お次は、まー、群れの動物とか、群れる生物とか、
何者かの政治的、または家庭の支配下で、ずっと制圧とか、虐待されるとか、
そういう立場に生まれるでしょうね。

この世界に、生まれられるならまだいいですが、
大抵は、全く無意識になった、ゴミの塊、「ゾンビ溜め」にからめとられて、
たまに、定期的に、ゴミとして掃除をされる「物」なるでしょうね。

霊能者に言わせると「相手にする意味のない夢遊病者の群れ」みたいなものです。


つまり、どう転ぶかは、自業自得ということです。

他人のせいにして、人間、または「特定の意識構造」の生物をやめるか、
それとも、「自分自身の、この意識や思考、そして生命とは何なのか?」と、
自分の責任において「自問」と「探求をした」「その結果の死」を選ぶか、

どちらの自殺の道を選ぶかは、「あなた」だということです。



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★ . 　　

　　　 　　　　　　　　　


窓からの光に透かして張ってみました。
　↓


　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑
なんだか光の字は人が躍っているようで、闇という文字は顔みたいに見えますね。
しかも、全体に、どこか「原始的」な感じがいいですね。





ひさびさに描いたのですが、自然に任せて筆を遊ばせたら、
なかなか、表情のある字になりました。


★松の間にも、「逆」という字の、落書(らくしょ)があります。


★梅の間は、日本人の口によく合う、
これぞ、イタリア人は絶対に作らないぞという、
納豆パスタのレシピがアップされています。

しかし、うちの料理長、ずいぶん最初から飛ばすなー、という感じです。
そのうち、松の間みたいに、マニアックになるのではないかと・・・。

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●ところで、下記は、
その料理長の使っている台所のごくごく一部です。
築55年も経過した古い民家ですから、
決してシステムキッチンを入れているわけでもなく、
いろいろな棚も、多くが本人の手作りです。

何やら、外でマルノコの音が聴こえるなーとか思っていると、
数日すると、新しい家具とかが、部屋に出現するのでありました。
どうも、うちの料理長は、大工作業も好きらしい。
↓
漢方薬屋さんみたいに乾物が並んでいます。
右はコンロの近くなので、必ず常に使う調味料などが棚に一式入っています。



蓋だけがここに集まっています。
右は、これは市販の食器棚。一番上にあるのは洋ナシと柿です。




インドスパイスから、西洋スパイスまで、ずらりと。




お菓子に使う、いろいろなリキュールや、醤油や日本酒やワイン、酢、
それにエスニック調味料などが収まっています。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
右は、消毒や清掃用の液体とかも、自作をしていてその用途の一覧表。

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●しかし、マメだなーと思います。
極端に神経質な性格でもないのですが、こと、料理に関しては、
お金をかけずに、よく自分の知恵だけで、工夫をしています。

決して豪華な食事を作るのでもなく、だいそれたキッチンを使っている
のでもありませんが、本人にとっては、完全にひとつの「基地」と
なっているわけです。
住み始めてから、約3年の間に少しずつ、移動したり改造されていきました。

このエリアに関しては、私はノータッチです。
他のエリアに関しては、ものの置きかたが、気道(気脈)を塞いでいるとか
これはよくないから、あっちへ移動、とか、指示をすることがあります。

ただ、このエリアに関しては、不思議と問題なく作られています。
人間というのは、自分の領分、自分が扱うことの出来るひとつの分野に
自覚的になると、その分野においては、
ある程度の直観がよく働くようです。


●本来、梅の間の話題である料理に関する話題、
とりわけ、キッチンの写真を、ここ「竹の間」に出したには訳があります。

人間というのは、生まれたときに、必ずひとつやふたつの、
その人間が全く苦に思わない分野、
全く、やっていて、苦しいと思わない分野、
やっていて、どれだけの苦労があっても苦労と思わない分野、
そういう分野があることが、前世の記憶のリロードなどで
見つけることが出来るという話は、だいぶ前にしました。

そして、重要なことは、その分野というのは、
決して「楽しい」という感覚を本人にもたらさないことです。


梅の間で、料理長の「夜のランチ」さんが言っていますが、
そこには、楽しいという感覚はないである。

しかし、個人的に楽しいとか、好きであるという感覚を伴うことなく、
しかも、スムースにすべてが運び、本人はある種の分野の媒体として
ただ、無心に行うことが出来て、
その物質的な結果も、しっかりとしたものに出来上がる。

こうした分野は、誰の中にも「最低ひとつ」ぐらいはあります。
これは決して、通俗的な意味での「気休め」ではありません。

おそらくは、生まれてくるときに、ひとつの分野だけは
選択しなければならないという、「霊界書類上」の手続きがあるのかもしれません。

それを書き込んでいない人というのは、原則として、
長生きをしないか、もしくは、まだ極端に人間経験が浅いのだろうと思います。

つまり、「受け持ち希望の仕事の欄」のところをどうするかと
問われて、
「いや、別に、そんなもの、なくてもいいですよ」と言ってしまったのでしょうね。

人間経験が浅いと、この「いや、どうでもいいっすよ」という
目的意識の浅い生まれ方をするケースが多いですから。

人間に生まれた経験回数が多いと、いろいろな側面を知っているので、
契約には「かなり慎重」になり、自分の要求を通すようになるわけです。

だいたい、一体、何回ぐらい、人間の中に入るという経験したら、
そういう「小技」がきくようになるのかは、私にも、定かではありません。



●ただし、そこに書き込まれた、いわば「職種」または「一生の趣味」、
これは、実際にその分野で生計を立てて、プロになるかどうかとは
原則として関係ありません。
ただ、多くの場合には、ある程度の年齢になると、
技術的にはプロとして通用するものになっているはずですから、
実際にプロになる人も多くいます。

うちの料理長や、私の母の書道のように、一生やったが、
自分が書きたくもないときに書きたくないから、
職業にはしたくないという理由から、職業に出来るのに、
職業にはしない人もいます。


そういう「ひとつだけ」その人が扱える分野というものを
見つけることの出来た人も、出来なかった人も、
この数年、私が関わった人達の中にはいますが、
いずれにしても、そうしたものを掘るのはあくまでも「本人」です。
どこかの霊能者に金を積んだりしても無駄です。
そんな安直なやり方では、
実感と確信を伴って、自分を導くリロードにはなりません。


本人に、自分の人生や意識状態に対する、自己責任を持ち、
それをなんとかしようという強固な意志がなければ、
どんなに記憶が内在していたとしても、宝の持ち腐れです。

普通並みで安心できるならば、
愚痴を言ったり、楽しんでいる気分になって、
ただ、普通のことをしていればいいのです。

どういう分野であれ、普通並みでは、満足など出来ない、
普通になることではなく、特殊であり、結果として異端であり、
自分を通じて起きることを、可能な限り経験しつくそうとして、
とても普通ではない人生を過ごしてきた人達。

そういうガッツのある人だけが、その一種のエゴをきちんとした自我に
成長させるが故に、
自我のすべての側面を経験し、観察しつくした上で、
最後には、

　　　「まったく普通で、かつ、まったく普通ではない。
　　　　まったく普通ではなく、かつ、まったく普通である」という、


正反対のものが不条理に混在するような次元に至るものなのです。


自我なきあとの、ひとつの段階である、
完全なバランス(中心)を得た者は、
何をしようともそれが壊れないことを知っているから、
完全に両極にまで揺れることが出来るからである。

それを知るまでは、何をするにしても、
本当に極端なことを出来るというダイナミックさは生まれてはこない。

常に、びくびくと、やっていいのか悪いのか、どうすべきか、
どこまでやればいいのかで、
ゆらゆらと力なく、中途半端に、
左右に、少ししか揺れない、弱々しい人生になってしまう。


無理に個性的である必要もなく、
無理に、何かの分野で、異質であったり、独創的である必要はないが、
もしも、人が、その人に固有のたったのひとつの転職をリロードできたら、
その人のやることは、絶対に「普通」ではありえません。

その人達は、何ひとつも、特別になどなろうとしてはいませんが、
どうやっても、どうしても、「結果」としては、
普通ではない領域に踏み込みます。

なぜならば、それは、「個人的な領域」ではないからです。

何度も竹の間で言うように、
世の中には、ごくごく個人的な動機と個人的な目的を果たすために
生まれ、生きて死んゆく人がいる一方で、

非個人的な「何かの分野」を進展させるために、契約し、計画し、
協力し、時にはチームを組んで、この世界に生まれてくる人達がいます。

その人達は、個人的な楽しみの為にやっているというのとは、
少々異なるので、やっていることを決して「好きだ」とか「楽しい」
とは思いません。

好きだとか楽しい、という感覚を伴うものというのは、
ちょうど異性を好きになるように、そこに「距離の誤差」がある場合のみです。

そうした到達までの誤差があるものに人は、好きとか楽しいという
感情を持ちます。


しかし、リロードされたその人の才能が開花した場合、
そして、それが「非個人的なもの」である場合には、
あまりにも「その分野の根源」との距離がないために、
全く苦しむことなく、全く迷うことなく、全く自然に、
ただ、淡々と、その分野の作業に打ち込むことが出来ます。


私は文を書くのは、全く好きではありません。
むしろ少し面倒だと言ってもいいです。
書くことは、呼吸をするほどに、私にとっては当たり前のことです。
しかし、これは生まれる前に、「ある時期が来るまではそうする」と、
決めたことだから、しかたありません。


手裏剣術にしても、それを楽しいと思ったことはほとんどありません。
好きであるという感情よりも、
「どうしても、生きている間に、しておかなくてはならない仕事がある」
という動機の方が、遥かに大きく私をつき動かしています。

だから、次から次へと課題がつきつけられ、
新しくいろいろな国の海外の人たちと出会い、
ほとんど休む間もありません。


その作業は、やっと、おおむね、半分までは完了しました。
ただし、この分野は、私にだけ固有のもので、
私と昔、ある「縁」があった「分野(人との縁ではなく)」との間に
あるからなので、皆さんに直接に関係あることではありません。


●ただし、セックスの問題に関しては、個人的なことよりも、
集合意識の認識の底上げの作業を受け持ったので、あれは
完全に「請け負った仕事」として行ったものです。
ですから、ただのひとつも、無駄な経験も、失敗もなかったのです。

そして、一環して、全く私は性的でもなく、エロいことを考えた覚えもなく、
セックスのことを、まっこうから取り組んだにもかかわらず、
私の中には、性的な妄想というものがありません。

何も自分がそれを「個人的に楽しむ」ためではなくて、
それが将来必要となる人たちのための「道路工事」としての
技法のまとめ作業だったのですから、当たり前といえば当たり前ですね。


と、このように、こじんまりとした個人的な目的か、
それとも、少数気鋭の少人数でも、
「ターゲットを絞った、ある特定の人達のための作業」であるかの差は
あります。

むろん、個人的な人生と、集合意識の容貌から計画された人生の、
そのどちらがいいという問題ではありません。
どちらでも好きな方を選べばいいだけですから、必ずしも、
後者が「みんなのためになる」などと、誇大妄想をして
食いつかないことです。

私が「悟り」の問題を、「片手間のアルバイト」の仕事のように扱う場合も、
>それは、本当にそれを「必要としている」、
>少数の、ごく僅かな人達に対してしているのですから。

>過去の既存の手法や概念では、全くあてにならない、
>全く信じることが出来ない、やりつくしたが、全く効果なし、
>そういう、徹底した探求をしてきて、
>自分に適合する薬を必死に求めてきたが、うまく行かなかった、という、
>そういう人達の体質にとってだけ、死人禅というものも、
>その効力を発揮します。


「薬」と同じように、すべての手法には、その個人との適合性がある。
「万能薬などない」と知ることである。

ある特殊な「症状」を発病しない限りは、
死人禅の行法はその者には必要ない。

その特殊な症状とは、
>関心を持つことの出来た、他の手法をすべて試したが駄目だった、
>全く何も根本的な変化はなかった。そういう人だけである。
>他で、間に合うなら、「他で、一生やっていればいい」のである。


何度も言うように、
無明庵では、全く既存の宗教や瞑想体系とは異なる定義を
悟りに対して、している。

それは、
「薬草は人間の苦痛を緩和するために存在しているのではない」
ということである。
一本の草に、たまたま存在した「苦除の効能」に「貪欲にたかる」、
これが一般的な、仏教や禅のやらかしていることだ。

しかし、「人間に、どう作用するかは、さておいて、
その草そのものには、どういう特性や、可能性や、不可能性があるのか?」、
という「植物学」に類するスタンスで「悟り」を扱うこと、
これが無明庵のスタンスであるということ。


いつまでも進歩しない、「人間本位」の悟りの時代など、
近未来には「必要ない」のだから。

その薬草の「効能」の欲しい者は、ただ、
「古い時代のなごりの悟りを、飲んだくれていれば良い」。



●一方で、私がチームを組んでいるのは、「実験チーム」。
すなわち悟りの基本特性を、
人間以外の領域に対して「産業利用出来るか、それとも出来ないか」、
という方法論の模索と実験なのだから。



●さて、個人、非個人的動機、そのいずれの場合にでも、
本人が、とりたてて好きでもなく、楽しくもなく、苦もなく、
しかし、「全く抵抗ゼロで、無心に打ち込める分野」というのは、
約24歳ほどまで成人した人間であれば、
最低でも「1つ」はあるのは、私が他者を見てきた経験内では、確かなことです。



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●「悟りなき悟り」のワード版を来週から発売します

>〜CDRにワードの形式で、本文の文字データが入っています〜







>◆月末の「11/30」から、古書大予言で販売します。
ただし、大予言は本日24日から、書棚や在庫整理のために、
少しお休みに入りますので、faxでの予約などは入れないでください。

書籍と違って、在庫切れになるようなものではないので、
特に何も急ぐ必要はありません。



●部数限定本を「買い損ねてしまった方」は、こちらを購入されて、
　「ご自分でプリントアウト」してください。
そのために、最も一般的な「A4用紙」で、そのまま「両面印刷」できる
ように、紙の余白の距離を取ってあります。

　(印刷出力をすると、文字の大きさや改行は、本の時と同じA5用です。
　なお、四隅のトンボやセンタートンボなどは印刷時には入りません。)


●なお、画面で確認のために読む場合には、
「ワード」の「印刷プレビュー」の設定を、
　130%から150%ぐらいの任意の数値に設定すると、
　行間なども読みやすくなります。
　(カーソルを%の数値の欄に持ってゆけば、1%単位で変えられます)

印刷プレビューなど、ほとんど使わない人が多いでしょうが、
印刷プレビューのボタンは、ワードで上の方にあるバーで、
「虫メガネ」のマークになっているので、すぐに分かると思います。


●読者の皆様への感謝サービスの特別付録として、
　「竹の間の思い出」と題して、
　竹の間掲示板に今まで掲載された、静止画を中心に、動画もふくめて、
　540以上の画像ファイルを収めておきました。


●ただし「内容」の扱いについては、無断引用は厳禁ですので、
　「CDの盤面にある著作権に関する注意書き」をお読みください。


●価格は、本体価格、3500円(+税)です。


●月末30日あたりから納品される書店は「大予言」以外には、
「ブッククラブ回」「書泉グランデ」ですが、書籍棚ではなくて、
　無明庵の「音楽CDのコーナー」にあると思ってください。
　もしも探しても、見当たらなかったら、定員さんに聞いてみてください。

>●何度も言いますが、CD版より書籍の方が重要です。

PCの画面で読んでいる文字と、印刷された文字は、
そもそも、「存在している次元が全く異なる」と知ることです。
PCの文字など、全く身につきませんし、栄養にもなりません。

本を読むという行為は、完全に「閉鎖的」に人の意識を「閉じた環境」でしか
成立しません。

軍事用のPCと、計算処理用のPCは別としても、
そもそも現在普及している機器やソフトは、その発生の根源からして、
「流し読み用」の通信手段なのですから、意識を意図的に外部から閉鎖
して、情報と向き合うという舞台設定が成立しません。

従って、このCDRの本の内容も、
自分で印刷をして読むことが「大原則」です。
(画像は、別に印刷する必要などありませんが)


>だから、既に、「書籍で持っている人は、必要ない」と私は思います。

　画像なども「すべて竹の間に置かれてあるもの」ですから、
　(ほんの1〜2個のボツにした書籍の表紙の画像などを除けば)、
　特にレアものは何もありません。
　単に「懐かしの画像」がファイルとして、まとまとっているということにすぎません。

　従って、「悟りなき悟り」の書籍版を「買い損ねた方だけ」が、
>もしも、「どうしても必要」でしたら、お求めください。


●なお、今後も「まんだらけ」の絶版のシリーズや、「反逆の宇宙」も、
　同様のワード形式で、再販する「かも」しれませんが未定です。

　読者の皆さんは、それぞれに買い損ねた本が、個別に違いますから、
　一枚のCDに何冊ものファイルをまとめて収めずに、
　「書籍ごと」に、バラで扱うことになります。


●原則として私は、
印刷しない文字をスナック菓子でも食うように読んでは忘れてという、
「消化不良の脳汚染」に陥っている人達とは話もしたくありませんが、

CDRという「媒体」の利点については、
以下の以前の投稿も併せて、お読み下さい。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?T3625


●また「悟りなき悟り」の書籍の目次は、
こちらをご覧ください。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?T3435


_____________________________________________________________


◆たいした動画ではありませんので見る必要はありません。
少し前に、旅行に行ったときの神社の、
「手水舎」（てみずや）の竜の顔です。
↓
http://www.mumyouan.com/shuriken/video/228_2810.avi


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〓雑記〓

手裏剣術の課題や実験作業が、ひとまず全て終わったので、
その後は、ここ何日も、ずっとこのCDRのデザインを作っていました。
かなり、品のいい色調で、作った本人は、気に入っています。
特に、バックを黒ベタにせずに、深いグレイにしたことです。


いつも、ジャケットのデザインをするときには、
その作品ごとに、全くコンセプトが異なるわけです。

前回、少し前につくった「手裏剣術」のCDRの場合には、
狙ったのは「少年雑誌」とかのカラーページの広告のあのノリです。
ごちゃごちゃ写真が詰め込まれて、落ち着きがないという
あれが逆にいいのです。

もともと、商業用デザイン、広告デザインというのは、
一度、フォントとかフォントサイズにこだわりだすと、
フォントを26にするか、27にするかのたったの1ポイントの差で、
1時間も悩んだりします。

位置を1ミリ左にするか右にするかで、これまた一時間とか。
デザインの世界というのは、そんなものです。

文字の先頭をそろえるか、ずらすかとか、
箱に組むかどうかとか、
デザイン業界にいた経験のある人は、分かるでしょうね。
色更正など、5回や10回は当たり前。

今では、おかげさまで、PCで、ほぼ自分の思うとおりに出来ますので、
その点は、助かります。
昔だと、試しに印刷して駄目だと、いちいち、
写真の調整からやり直していましたから。
中でも、一番難しいのが、食料品とか料理の写真撮影です。

色にしても、自分のプリンターで出せるというのが助かります。
印刷屋さんの色のシステムはPCのものとは違うので、
原画や原データをPCの画面で見ている通りには色が出ないことがほとんどです。

だから、本の表紙の印刷では、毎回、泣かされます。
「虚無の微笑」は、泣かなくて済んだめずらしい本です。
青の色調の微妙な部分もうまく出ましたし。
あと、「悟りなき悟り」も、「たまたま偶然にうまく行った」のですが、
やり直しをせずに済みました。

他の本は、ほとんど、毎回、何度も色の微調整のし直しでした。
文字が2ミリ外側に寄っているのが気に入らないとかで、
やり直すことも、しばしば。

「ものづくり」の世界というのは、どこでも、
何の分野でも、そんな、病的なものなのです。

1ミリの誤差も許せなくなる。大工職人とか、工業職人は、時には、
100分の1ミリすらも、許せなくなったり、
または製品として許されない、という世界ですから。

デザインの世界には、依頼されるのではなくて、
自分自身がデザインをする限りにおいては、絵画と同じですから、
「他者から許されない」、というものはありませんが、
「自分で許せなくなる」、ということは、日常茶飯事です。






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うちの「料理長」が、少し書き込みましたので、
「梅の間」のレシピが、更新されました。

今回は炊飯器で作る、「焼き林檎」です。


ちなみに、うちでは、↓のような書を張ってあって、
火曜日の深夜12時は、眠らないようにしている。


　　　　　　


「デス・ノート」が、映画よりも原作の方が、
ディテールが、断然面白いからである。


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★ . 　　

ひさびさに、梅の間を更新しておきましたので、ご参照ください。

本来、竹の間の話題かもしれませんが、
いちおう、性に関することなので、梅の間に分類しておきました。


　　　　　　　　　　　　　　●


●そして、逆に、話をもう少し、突っ込んだところまですると、
それは竹の間の話題になります。

世の中というのは、何事も「誰かが死なないと」社会問題にならない
ということは、いつの世も同じです。

政治の法案も、物事の規制も、思想も、誰かが死んだりしたり、
または大勢がそれで死ぬとはじめて、問題視されます。
それまでは、たとえ、どれだけ潜在的に、あるいは現実的に、
問題が深刻なところまで進行していても、
一切、メディアは取り上げません。

それは、昨今の事件報道や、飲酒運転や、いじめによる自殺を
見ていれば明らかなことです。


●ところで、では、セックスというものがきちんとクローズアップされた
ことなどあるでしょうか?

それは、今だに、よくてせいぜい「夫婦円満」の調味料程度の位置づけ
しかありません。

私に言わせれば、家庭とか家族が大切だとか口先で、
コメンテーターらは言いますが、
前にも言ったように、その最初の単位は誰が作っているかです。
言うまでもなく夫婦です。

その夫婦のセックスがロクなものでなかったら、
子供など、ロクなものに育ちませんし「ロクな子供は生まれません」


●セックス犯罪の側面ではなくて、セックスの技法的な問題、
生理的な身体への影響、それをおろそかにしたことによる、
心理的、または物理的な弊害も、
それで誰かが死なないかぎりは、全く注視されることもないでしょうね。

バイアグラなどは、単に、性的快楽の復帰という個人的な需要だけではなく、
勃起不全が夫婦生活とか出産に関係するという「社会的な死活問題」から
注目されたり認知されたという側面もあります。

戦争、人殺し、災害、人災、事件などは数知れず問題視されてきても、
セックスの中身が問われるということが社会問題になった試しは、
歴史上、ほとんどないのです。


●ところが、たったひとつ、セックスの内容、中身というものが、
社会問題そのものになり得る「視点」というものがあります。
それは私も、今回、ここで初めて言い、指摘することです。

もしも、「セックスの質」「その内容」が、
その夫婦が出産する子供の、基本的な資質を決定するということが、
医学的に証明されたら、どうなるでしょうね?

つまり、俗社会は、一挙に「どうやったら、自分の子供が、優秀な
子供、個性的な子供、ある特定分野に能力のある子供を産めるか」
ということで、ワイドショーも、週刊誌も、あげくには、
NHKまで、特集を組みかねないのですよ。

何か子供を持つ、あるいはこれから持とうとする親や社会にとって
「実質的な利害関係や、死活問題」「商売になるかどうか」の問題が
発生した時点で、
その対象は、とたんに、それまでは主観的な快楽の世界だったものが、
「社会性」を帯びたものになるわけです。

たとえば、それが産業として「失敗した一例」は、精子バンクです。
偉人とか有名人とかの精子を売買しようとした企業があったものの、
結局のところ、子供資質を決定するのは、遺伝情報ではなくて、
生育環境にあるというデータが優勢になってきたために、駄目だしが出たわけです。

この場合には、「単なる物質的な側面の精子」だから駄目なのです。
問題は、セックスのときに、精子と卵子がどういう状況にあるかです。


●私見では、あきらかに、夫婦のセックスの質は、
そこに生まれてくる子供の資質を決定します。
ここには、ひとつは、医学的な側面があり、
もうひとつには、竹の間ならではの、霊的な側面があります。

医学的な側面から言えば、女性のオーガズムによる粘液の性質の変化、
膣道や子宮や卵巣の変化、こうしたものが、オーガズムという過程を
何度か経たあとに、受胎したのと、そうでないのでは、
遺伝的な部分でも、子供に影響するはずです。

たとえば、「虹のオーガズム」でお馴染みのビリング博士の理論と
それを元にした推察によれば、男女の産み分けの決定には、
排卵期の前後で起きる「頚管粘液が、酸性かアルカリ性か」が関係するようだ、というように、
女性の身体の生理的な側面は、受胎に直接に関係してきます。

しかし、現在、この、

>どういうセックスをすると、
>どういう子供が産まれやすいか、


この研究は医学的には、まだほとんどされていません。
この場合の、どういう子供か?の「内容」に関しては、
先天的なその子供の心身の性質、および、後天的なその後のその子供の
人生の様相のデータを全部集めなければなりませんので、
本気で取り組んだら、100年やそこらの調査で結果は出ないでしょうね。


■しかし、私はこのことに、かなり若いころから興味を持っていました。
セックスの質は、必ずそこに産まれる子供を決定する、ということ。

少し、ぶっとんだ話をしますと、このことの重要性については、
私は、生まれる前から、充分に熟知していました。

だから、今回、自分が生まれるべき両親を選択したときに、
その夫婦が、少なくとも、最低限セックスに不満がない夫婦であることを
絶対条件として、侵入する子宮を決定しました。

生まれる前に、それを検索した結果
意外というか当然というか、そういう子宮を持つ女性は、
とても数が少なかったのです。

そして、実際に生まれてみて、状況を見たら、
なるほど少ないはずです。

今でこそ、指南書が溢れて、どんな駄目男も、
少々は、まともなセックスをしているでしょうが、
それでも、私が思う
「当たり前の、標準的な、最低限のセックスの合格ライン」に、
世の中のカップルや夫婦の全員が至るには、まだまだです。


●女性が確実に、挿入によるオーガズムの経験を充分に
繰り返したあとで受胎した子供が生理的にも有利な子供になる
という「効能」が、もしも将来「証明」でもされたら、

一気に、「セックス方法」や「女性のオーガズム」の必要性というものは、
社会的に認知され、あげくには、国会で討論され、
有識者が召集されて、ガイドラインまで出来かねないのですが、
まー、そういうことには、あと100年はならないでしょうね。


●それで、俗世間のことは、おいておいて、
少し、霊的な側面から見ますと、
複数のオーガズムを感じている女性の体は、親を選択しようとしている
魂の側から見ると、あきらかに、そうでない夫婦とは異なる色調や
波長を発して見えます。

まず違うのは色と明るさの質です。
皆さんは、オーガズムを爆発的に感じている夫婦が、
ベッドにいた場合に、もしも子供が上空から見ていたら、
それがすさまじい、光の柱にでもなっていると思うでしょうね。

しかし、事実はまったく逆です。

問題はオーガズムによって、空洞が出来るかどうかです。
つまり、その空洞部分は、相対的に見ると、黒く闇のように見えます。

完全に満たされたオーガズム、あるいは、適度に満たされたオーガズム、
というのは、光を放っているのではなくて、
その深い安息感から、その一部が「空洞」になっているのです。


光が派手に放射される夫婦の場合には、
多くの魂の霊的な視力には、それが「目立ちます」から、
虫が光に集まるみたいに、こぞって、そういう子宮に集まろうとします。

しかし、実際には、セックスのときに、
強烈な光を発する夫婦というのは、
実は、ふたつのエネルギーが融合されていない「誤差」によるもの、
つまりは、「摩擦」によって起きているものです。

だから、人間であったことを忘れてしまったりしている向こう側から
見ると「相対的に」、「強烈な光として」見えるものに向かって突入すると、
そこは、たいていの場合、
善悪対立や、葛藤や、混乱で、苦痛に満ちた世界であることが、
ほとんどです。(どう、開き直って経験するかにもよりますが)


その色調がいかに、魅惑的に見えても、強烈であるということは、
そこに光と闇や、周波数が「対立した現象がある」というサインだからです。

その光の派手さに、うっかり心を奪われて、
地球や、その夫婦を選択してしまったなどという話は、数知れないはずです。
それを見たことのない魂にとっては、見たことがないだけに、
その色調が非常に魅惑的に見えるからです。


●一方で、穏やかなカップルとか、夫婦がベッドで放つ光というのは、
逆に、穏やかなので目立ちません。
双方に誤差がない、融和しているという点で、
極端な光を放射しません。

そして、さらに、満足のいくセックスをしている女性の放っているものは
光ではなくて、穏やかな光の中心にぽっかりと空いた闇のホールです。


●私は、個人的な事情と理由があって、
そのことを、何千年も前から、充分すぎるほどに知っていたので、
そういう子宮の持ち主を探したのです。

その個人的な事情というのは、来年になって、
会員制の掲示板になったらば、お話しするかもしれません。

いや実は、私は、ある時代に、ラッキーセックスのシンボルとして、
石像や木彫りの偶像にされて、崇拝までされてしまった経験があるのです。
かなり古い時代で、日本ではないのですけどね。
一種の「民間信仰」の中での出来事だったので、
世界的に広く普及していたり知られた信仰世界ではありません。


そして、それが理由となって、今回、セックスの指南に、かなりの時間を
使う宿命にあったのです。

そのときに、私が大変にお世話になり、私を大切に守護してくれた、
「人間の女性たち」に対する、恩返しの行為でもあったのです。

だから、私は、私が青春時代をすごしたときに、
世間で、大きな顔をして、当たり前にまかり通っていたような、
男性本意のオーガズムや性ではなくて、
「女性のためのオーガズム」の徹底した体系化をしたのです。



●で、話を、「電波話」に、戻しますが、
ですから、セックスで満足した女性というのは、
人間としての形体ではない外側の次元から見ると、
「すれ違ってばかりいるような夫婦」のように、
「強烈には、光ってはいない」ということです。
「鈍く、落ち着いた光」の中に、ぽっかりと、真っ黒な穴があるのです。


●そして、もうひとつポイントがあります。

なんとなく、他人から聞きかじったことで、漠然と想像して、
それを真実だと思い込んでいる人達は、
子供が生まれるときには、まるで幽体離脱した魂が、
ベッドの上から自分が生まれる夫婦を観察しているとでも
思い込んでいる人もいるようです。

それは、ある一面では正しいといえます。
つまり、その夫婦に関するデータファイルを開いたときには、
その夫婦の生活の様子がそのように見える角度もあるからです。

しかし、実際に、生まれる子宮を選択する場合の検索方法では、
女体を外側から見ることはありません。逆です。

女性の子宮の内部の霊的状態がディスプレイされた映像そのものが
並んでいて、指定した任意の子宮に好奇心を持つと、
その子宮の内部に、ワープするような感じです。

ちょうど、トンネルを通って、出たところは、女性の子宮の中だった
というようなものです。
そうやって、外からではなくて「子宮の内部から」、
その親、特に母親が見て、感じている世界を、
「胎児になったシミュレーションとして」観察してみて、
それで、その親にするかどうかを決定するのです。

この方法が、人間にとって、万人のものなのか、
それとも、私や、私と似ているタイプの人達か、
あるいは私と同じ種族だけが取る方法なのかは
分かりません・・・・。


どうも、人間の99%の人達は、
一般的には、目立つ光、強烈な光、変わった光、魅惑的な光に、
釣られているようですね。

だから、まー、その人達は、「死んだとき」にも、何かと、
美しい光を感知すると、ついつい、錯覚して、
そこに「威厳」までも感じてしまい、
うっとりと、ぼんやりとして、
その光の言いなりのアホウになってしまうのだろうと思います。


●ドップラー効果じゃありませんが、
観測者と、観測対象が、どういう動きをしながら、
波形が圧縮されたりするかによって、
宇宙とか次元で、対象をどう観測するか、光として観測するか、
闇として観測するかは、全く異なってきます。
また波長の干渉や、その観測のされかたの違いも、同じです。


電車に乗っている自分には、通過する踏み切りの音がどう聴こえるか、とか、
固定された位置にいる人にとって、通過する右翼の車の騒音が、どう聴こえるか、
こうしたことは、誰でも経験しているわけですが、

ものの観測、つまり「知覚」というのは、そういうものなのです。

>「どこにいる」「誰(どのような知覚を持つ生物)」が、
>どこから、「どういう状態」の「波形」に対して、
>どういう「方向」から、どれぐらいの「速度」で接近したり分離するか、
>そうした「動き」によって、
>結果として知覚された世界は、かなり異なるものとなり、

時には、対象は全く変わらないにも関わらず、
全く正反対の現象を、経験者は現実として知覚するということです。
これは、
何ひとつもおおげさなことではなく、
ごく当たり前の「相対的な理論」です。


しかし、それで「この世界の知覚や認識そのもの」が全て出来ているわけですから、
人間の認識や目というのは、簡単に騙されるものであると
覚悟しておいた方がいいです。

もっと言えば、「騙されないような目は、目ではありません」。

なぜならば、特定の生存目的のために、知覚を制限したということが、
それ自体「知覚とは何か」の「定義そのもの」であるのですから。


こうしたことは、頭で理解することは出来ません。

実際に、次元世界とか、宇宙という「とんだ作り物の世界」で、
多くの経験をして、騙されてみて、痛い目にあって、
また楽しい目にもあって、そうやって、
経験的に、そこの「渡り歩き方」を、意識が覚えてゆくものなのです。

それは、どんな経験においても、同じことですがね。

その中には、生物や知覚のシステムが類似しているかぎりにおいては、
共通の認識というものも生じていますので、
どれだけ、この世界や、向こうの世界で、あなたが異様な経験をしたとしても、
少数派であっても、必ずそれを理解する別の生き物は存在します。

真にオリジナルな経験などは
(組み合わせの結果の確率として、全くないわけではないですが、)
そうそう、宇宙の中に、転がっているものではありませんから。

　　　　　　　　　　　　　　●

話が大きくそれたので、最後にまた元に戻しておきますが、
経験則なので、確かなことはいえませんが、

私は知人とか、知人の夫婦とか、あるいは知人でない赤の他人でも、
わりと、平気で、その人達の夫婦生活、セックスについて
ずけすげと質問をしてきました。
その結果、私の見てきた範囲なので、数十例とか、せいぜい100例以下しか
ありませんが、

どうやら、満足して、満たされたセックスをしている夫婦のところに生まれた子供、
そして、その子供のその後の生育とか、性格とか個性と、
そうでない夫婦のところに生まれた子供とでは、
露骨に、違いがあるということです。

私の知っている範囲では、論理的にも当たり前のことなのですが、
実際に、夫婦に聞きただしてみたり、その子供たちの、
ある年齢までの現実の生活状況を、他人事として見ていると、
明らかに、健康状態は、まず必ず「平均以上」。

そして、性格や、知的な面では、
「独自性」のある子供になりやすい、ということです。
しかも、理系ではなくて、特に、芸術家としての才能を持った子供が、
圧倒的に多いのです。

もしかすると、
そういう親を「選択する知恵」を持っていたこと自体、

人生とか、「生命」それ自体を、
よく言えば「芸術」、
悪く言うと、悪い「冗談」の一種だと言うことを、

彼らは、肉体に生まれる前から、嫌というほど、重々「知っていた」から
なのかもれません。




　　　　　　　　　　　　　　●

★ . 　　

「松の間掲示板」の講座に、ずっと集中的に時間を使っていましたので、
竹の間は、放置ぎみでしたが、ようやく、いったん、区切りがつきました。

やはり、直観どおり、急ピッチで、やっておいて良かったです。
もう、今日などは、雪が降るのではないかというほど
冷え込んできているので、外での撮影はしたくない。


●そして、松の間掲示板では、告知しましたが、
「無冥流手裏剣術」の集大成が「3枚組のCD」になりました。

ただし、これの1枚目というのは、以前に竹の間の読者の方でも、
何人か、購入をしていただいた方がいるので、
初期のものの内容が「重複」しては申し訳ないと思っています。

そこで、以前の動画CDを持っている人に限っては、
値引きして、最新の「2枚組」のものを、特別に用意します。

この「2枚組み」の注文は、古書大予言だけでしか受け付けません。
古書大予言に、必ず「FAX」でお申し込み下さい。

>その際には、【2枚組み、手裏剣術CD】と明記してください。


●もしも、「正規」の「3枚組み」が必要な方は、
必ず、松の間にリンクした歌舞伎町の「コンクリート」という店で、
通販なりで購入してください。古書大予言では扱いません。
「正規のもの」は、「3枚組」で、本体価格は「5500円」です。


竹の間の読者の方で、「既に前回発売した一枚目を持っている方だけ」のための
「2枚組み」のものは、既にお手持ちの一枚分を値引きしますので、
「税込みで3500円」です。


◆とにかく、追加された2枚のCDでは、「しゃべりまくって」いますので、
崩残氏の唯一の「動く遺影」や「声の記録」として欲しい方は、ぜひどうぞ。
撮影時間内に無理やり押し込めるために、普段の私のしゃべり方よりも、
かなり早口で、高音域になってしまっています。


しかし、私も、もう気が済むまで「ワールドレコード級」の技を披露しましたので、
ひとまず、こういう公開用の撮影は、もうしませんので。


●武術、特にとりわけ「手裏剣術を本当に学びたい」、
または「武術資料として欲しい」という人だけの為に作ったものですから、
なるべく、そういう人だけが購入してください。
何しろ「専門的な話ばかり」ですから、軽い好奇心から購入しても、
何も得るものもなく、全く意味がありません。


●今のところ、素人さんではなくて、
投剣術や手裏剣術の「専門」の人には、やたらにウケのいいCDで、
あちこちから、絶賛されていますので、
画質は低質ですが、「内容と、技の多彩さ」には絶対の自信があります。


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●「梅の間」は、遅くとも来年には、執筆者を、バトンタッチする予定です。
>説明は、「梅の間の最新投稿」を見てください。



______________________________________________________


●「悟りなき悟り」は、非常に長い期間、
竹の間の自薦集にも、告知した上で、ずっと掲載していましたし、
書籍の形にもしたにも関わらず、
今ごろになって、書店さんに問い合わせる人が、後を絶たないようです。
おそらくは、「虚無の微笑」を買われて初めてその書名を知った方が
多いのだろうとは思いますが。


●また、現在、他に絶版となったもの、
あるいは、あと数冊で絶版となるものは、
「まんだらけ出版部」のもの以外の「無明庵発行」のものでは、

>「悟りなき悟り」(在庫なし)
>「反逆の宇宙」(在庫なし)
>「小さなブッダの大きなお世話」(これは残部数がついに１０冊を切りました)です。


●「まんだらけ」のものでは、
「続・廃墟のブッダたち」以外の
>「廃墟のブッダたち」
>「廃墟のブッダたち/外伝」
>「地球が消える時の座禅」が現在は絶版です。


これらの、まんだらけのものもふくめた「絶版の書籍」については、
将来的には(来年あたり)、一応、電子出版を計画はしてあります。


●ただし、私は「PDF出版」は、文字がぼけていて読みにくいので嫌いです。
しおり機能とか、図面とか入れやすい面はあるようですが、
何よりも「文字の見栄え」が、大嫌いなのです。

一般的には、内容の一部をコピーできないという、
著作権上の「保護力」があることから、市販品は全てPDF形式です。


●しかし、もしもCDで出版する場合には、
私は、現状では、ほとんど誰にも行われていない、
ウィンドウズの「ワード」の形式でやります。

しかも、そのまま、ただ印刷をすれば、
発売された本と同じ体裁になるデザインにしておきます。

(ただし表紙デザインのデータは入れません。入れても、
寸法が一般的なプリンターのサイズの範囲を超えるからです。)


■「悟りなき悟り」以外の全ての本は、
旧式のワープロのフロッピーからの変換で、本文のテキストしかないので、
書式やタイトルなども、現在は、全くバラバラの文字だけの状態ですから、
それらは、「全頁のレイアウトのやり直し」が必要ですので、
その作業には時間が、かなり、かかります。


●価格の予定は、各書籍データとも「1冊分」で、3500円の予定です。
ただし、この作業は、来年以降になります。

この「書籍に比べると、やや高い価格にした理由」は、
絶版本を、OD出版で「一冊だけ印刷する」というシステムが、
現在、よく普及していますが、
その場合には、たったの一冊でも最低でも「3000円以上」かかることです。

もしもこれを、印刷屋さんに頼むと、
まず、「一冊だけ」という発注が不可能であることです。
最低でも、30部でないと印刷屋さんは受け付けませんし、
その場合も単価は、べらぼうに高くなります。
「悟りなき悟り」のページ数だと、
書店の掛け率(販売手数料)を含むと、とても3500円では収まりません。

前にも書きましたが、
「通常の手続きで発行」をして、「通常の手続きで販売する本」は、
本の単価にもよりますが、どんなに最低でも、300部〜500部を印刷して、
それでやっとこ「制作原価」が戻ってくる(赤字にならなくて済む)、
という世界なのです。


●さて、ワードの文字データで、しかもご自宅のプリンターで、
「両面印刷の設定」にすると、そのまま書籍と同じになる形式ですので、
自分に必要な分だけの印刷が、何冊でも出来ます。

しかも、ワード形式ですから、ご自分で必要に応じて文章の編集や
「自分専用の格言集」などを作ることが可能です。


言うまでもなく、著作権法により、
インターネット上での引用などは一切「違法」で「訴訟対象」として扱かわれますので、
「無許可」での引用は全面的に「禁止」です。


しかし、個人のレベルで、出力したり、編集する分には自由です。
また、CDそれ自体の「コピー」は、「譲渡」や「転売」など除く、
ごく「個人的な利用範囲」では、許諾されます。


1/文字が読みやすいこと、

2/データとして、扱いやすいということ、
　自分用にメモやアンダーラインを引けること。

3/保存用の複製CDが作れるなどの利用価値の面から、

一般のPDF出版物や「一冊ぽっきりのOD出版物」よりも遥かに良いですから、
この価格(3500円)に決めました。


ジャケットや、盤面などのデザインもするつもりです。

「悟りなき悟り」のみは、遅くとも今月末か、来月には、
なんとか発売できそうです。



■以前から、何度も私が言うように、
データにすぎないものは、一度、紙とインクで印刷して、
「物質界に引き降ろすこと」で、そこで初めて、読み手の意識に到達する
力を持つものになります。

このことが今なお、わからない人は、「いつまでも無知なまま」で、
くだらない情報を、ネットで読み捨てて、
脳でも汚染されていればいいのです。

自分や他者の書いた文章を、「印刷する」か、しないか、
その結果は、全く異なる次元に働きかけるものとなります。
私が、最後まで、書籍という物質次元の媒体にこだわり続けた理由は
それです。

ただし、今回は、その物質化の作業そのものを、
皆さんが、ご自分でやってください。


まだ、私の手で直接に物質的な形に整形する必要のある本は、
今後も、CDではなくて、書籍という形をとります。
たとえば「虚無の微笑」「性の異端書3シリーズ」「中級手裏剣術」などです。


●なお、印刷用書籍と同じ大きさのフォントですから、
画面で見ると、かなり小さいのですが、
これは印刷プレビューの「表示率」を拡大することで、なんなく解決されます。


私は、最初、PCで読む事を前提にした、
フォントの大きさや行間の書式に全部をしようと思ったのですが、
単に、読む人が、ワードの表示を大きくすればいいので、そうしました。

メニューの【印刷プレビュー】をクリックして、
140%から150%あたりの倍率に設定すると、
文字や行間が大きくて、読みやすいです。

拡大率は、何も150%とか200%というおおざっぱなものではなくて、
ワードの「印刷プレビュー」では、
％の欄にカーソルをもっていって変更すれば、
自分の好みで「1パーセント単位」で設定できるように
なっているはずですので、その機能をご利用ください。

原稿の「元のフォント」は、ほとんどが9ポイント前後と、
かなり小さくて読めないはずですから、必ず、変更してください。


　　　　　　　　　　　　　●

_______________________________________________________________


●最後になりますが、

当サイトの「掲示板」については、来年から、いよいよ、
有料になる予定です。

有料サイトとしての商法的な登録は、私個人ではなくて、
書籍の販売元の、古書大予言の運営するものとなります。


現在置かれている掲示板のデータについては、
松の間などのごく一部を除き、ほとんどそのままですが、

来年から新規に投稿されるものについては、
一部のみは、今までどおり閲覧できますが、
大半の主要部分は、登録した方だけに読んでいただく形式となります。


■私も、そこで、どういった「深さ」に話を持ってゆく事か出来るか、
そして、きちんと契約をした読者の方から寄せられる質問に、
どう感応してゆくかなどを、実験してみたいと思います。


実際、現在も、私設の会員制の掲示板を、
私の方で、複数テストしているのですが、
やはり、匿名で、無責任に垂れ流されたような情報を読んでいる、
いいかげなん姿勢の不特定多数の人たちではなくて、

ごく限られた人だけと明確に固定したパーソナリティーで話すこと、
または、その人たちの意識に同調させながら、
一方的に、気ままに情報を発信する方が、
私も本領を発揮して、集中力が出ますし。

ただし、これはやってみないと、どうなるかはわかりません。
以前に言いましたように、投稿量は必ずしも増えるとは限りません。
むしろ、私がいろいろな事に無関心になっていることから、
減少傾向にあります。

また、以前に言いましたように、
読者が書き込める掲示板は、設置しません。


■契約は、現在の予定では、半年で3000円、1年で6000円ですが、
最低「半年」ごとの購読契約(または更新)となり、
返金などは一切、受付けません。(一般的な有料ブログと同じ形式です)


無料で閲覧できる文書量の形式などは、私が有料購読をしている、
下記のサイトを「一例」として、参考にしてください。


ただし、松竹梅の「掲示板のデザイン」そのものは、
こうして長年皆さんに、親しんで戴いた「現在のまま」で使います。


・参考例・

アクセスジャーナル↓
http://accessjournal.jp/modules/weblog/



　　　　　　　　　　　　　　　◆

★ . 　　

●私の基本的な理念、あるいは世界観、人間観というのは、
複雑なものではありません。

動物という生ではなく、人間という「奇形種」を選択して
生まれ、あるいは物質的に生きていると「思い込むハメ」になる、
この「全くの幻想」の世界で生きるのであれば、

私の「次元世界」の中での「教育基本法」は、
たったの５つしかない。

その５つとは、【衣・食・住・性・座で】の五つである。


「衣・食・住」という、動物と人間にとって基本的な経験を
いいかげんにしないこと。
さらに、一般的に言われる衣食住に、私はセックスをきちんと
体系的に経験しつくすことと、最後に、座ること、つまり休むことを
加算して組み込んでいる。

すなわち、宗教とは無縁の形で、人間が自分の意識構造を、
自分の意志で調整するという目的での、瞑想や座禅といった、ものを
導入する。

無理にこじつければ、仏教で言う５元素に対応します。


　　　　　　　◎座る・・・空・・・他の４つのすべての基盤となるもの。
　　　　　　　▲食べる・・火・・・身体の燃料という意味での火。
　　　　　　　●着る・・・風・・・場の空気を作るという意味での風。
　　　　　　　▼性交・・・水・・・粘液や精液という体液の次元としての水。
　　　　　　　■住む・・・地・・・言うまでもなく大地という地図と建築素材に関係する意味での地。


◆お気づきのように、どれもが、人間の「五感を総導引すること」になるのですよ。
しかも、とりわけセックスなどは、
本当にきちんと異性との心身をふくめた関係を経験すれば、
５感に加えて、必ず「６感も導引せざるを得ないこと」になります。
（私が著書の「性のレシピ」「虹のオーガズム」「性恋愛教本」で
何度も言っているのは、そのことです。）


●では、個々の５つに対して、どれほどのことをすればいいのか？
これは、個々には、単純なことなのですが、
「時間はかかる」と覚悟してください。

私がこれらを一巡するのには、４０歳前半までかかりました。
全てが、「平行しながら」でしたので、
一個一個、順番に解決したり経験したのではありません。


【性】の問題に決着と体系化と、それ以上の満足をもう必要としないまでに
満喫し、満足するまでに２５歳のころから１５年の歳月がかかり、

【食】については、本当に食とは何か、自分の食べたい料理とは
何であるのかを発見するに至るまでには、真剣にそのことに取り組んでから、
約８年かかりました。
むろん、誰しもが自分の食うものは、自分で作る経験を多く持つべきです。
ただし、食といっても、慢性的な「酒飲み」は「論外」です。


【衣】については、２０代のころから、自分らしいスタイルはあったのですが、
ようやく、それが固定したのも、やっと、ここ１０年以内のことです。


【住】、これは長く集合住宅にいたものの、入居当初から、私は自分の
狭い部屋を、どうデザインするかにこだわりました。
しかし、長い歳月が過ぎて、東京の生活を満喫して、それに飽きて、
うんざりして、地方に移住した段階で、
新たに、そこでは「家探し」ということで、かなり多くのことを
学びました。

住宅問題での訴訟騒動もあって、法律的な勉強をしまくった時期もありますが、
それはどうでもいいことで、
私が学んだ最大のことは、誰でも、自分がその土地や家の中にいる姿に、
違和感を感じないかどうか、その空気を読み取る目が必要だということです。

私は地方で、十何件も、下見をしましたが、家の不動産としての条件以外にも、
精神世界的チェックリストを持ち歩いていました。
それは、「その土地の空気、その土地の周囲、その家の部屋の中、
そこに自分が存在するイメージが出来るかどうか」のチェックリストでした。

そして結果として見つけた家が、理想どおり「原状回復義務」が
なかったために、部分的な改装を、存分に愉しむことが出来ましたし、
手裏剣によって「ごく微細な傷」がついても、気にすることなく、
稽古に励める環境にいます。

もっともこうした作業は、「自分の一軒の家を自分で設計して建てる」
という行為の中でも皆さんもやってきた人もいるはずです。

また、飲食店に勤めたことのある人は、
限られた種類のメニューでも、食作りを経験してきたはずです。

そして重要なことは、一日の初めか最後に、
【座】つまり、「行法をする」ということ。


●ごくごく、単純な、人間の生活の営みである、
衣食住と性と座る（これは、瞑想とか座禅とか、そんな
抹香臭いものを持ち込むことなく、
実質的には、「心身を、深々と、休ませる」ということと「同義」です）


生活を支え、異性との関係を支え、そして１人っきりの個人として
座る時間。

これだけで、人間が「経験しなければならないこと」は、終了します。


●問題は、どれも「いいかげんに、おろそかにしないこと」です。

食べ物に、衣服に、（たとえ借家でも）住居に、そしてセックスに、静かな時間。

何も、社会的に大成する必要もなく、何かを成し遂げたり、
他者に勝つ必要もなく、ただ、ただ、
この５つのものに、「自分なりにこだわり続ける」だけでも、
人間は、２０年以上の歳月を必要とします。

その当たり前に見えることを、
どれだけ、しっかりと自分が満足の行くまで経験したか、
その、衣食住とセックスという、「４元素の基礎」もない人間が、
社会問題やら、宗教やら、瞑想やら、武道やら、何かの分野に自分の
存在意味を見出そうとしても、ただの茶番です。

社会的に、あるいは自己満足的に、「何者か」にはなり得ても、
基本的な「人間という生物」として、立脚していることにはなりません。

この５つの基本のどれか、または複数を犠牲にした人は、世の中に多くいますが、
その人たちは、全員、歪んでいました。


私にとっての、「歪んだ人間」というのは、
そもそも、会話にすらならない者、つまりはゾンビが大半で、
その次は、ある「特定分野」については、対話は可能だが、
別の特定の分野に踏み込むと「すぐに地雷」がある人達。


だから、
食う、着る、住む、性を交える、そして１人っきりで、静かに座る。


●特別なことなどしなくても、特別な魔法体系など学ばなくても、
たったこれだけのことに、きちんと感覚と脳を動因して集中しているだけでも、
充分に、人間は一生の時間を楽しめますし、
また、そのことをしっかりと生きた人は、
はじめて、生物としての、「別の扉」を開くことが出来ます。


●ただし誤解しないでください。
衣食住とセックスは、誰でもそんなものは、普通にやっていることだ、
とは思わないことです。

軽く、それらを「当たり前のこと」とか「日常」だとは思わないことです。

人間に生まれたからには、
それこそが、「基本」としては、「最も重大な課題」なのですから。


それをほっぽらかしてきた、宗教も、学問も、武芸も、魔術さえも、
結局は、ろくなところに到達しません。

人間にとって、もっとも困難なことは、
実は、「単純なバランス」なのです。

小難しいことで、アンバランスになっている人達は多けれど、
「ごく単純な数個のパーツのバランスを取る」というのが、

思考と、ごくたまの直観でしか生きていない人間には
最も困難なことなのですから。

私は生涯に、それが出来ている人というのは、
本当に、少ない人の中にしか見たことがありません。

むろん敷居を下げれば、いろいろな人の中にも、
５つの要素は、「それなりに育っている」のですが、

人がそれを本当に、その根本部分を経験するまでには、
おそらくは、どんなに速くこなしても、３０代半ばまではかかるだろう。


●私は、人間の形としてここに生まれる前に、そのことをある程度、
自分で計画していたからいいですが、
計画もなく、目的もたいしてなく人間に生まれると、
かなりの時間の無駄をすることになります。

もしも私よりも、もっとこの目的を明確にしていた人がいたら、
その人は３０代には学習を完了するでしょう。




●さて、そういうわけですから、
この「５つのこと」が経験的に学ばれてから、
本来は、子供とか家庭を持つべきであるというのが持論です。

そのことによって、どんなに少子高齢化になってもかまいません。
そのことが、個人にもたらす効能の方が、遥かに大きいのですから。

「親は、子供と共に学ぶものだ」というと、
世間体の「聞こえ」だけはいいが、
私にしてみれば、「真っ赤な嘘」です。

親がまともに、夫婦関係、家族関係を築けてもいないところに、
子供など、降臨したところで、ロクなことにはなりません。

子供を「迎えるに値する」「どうぞいらしてください」と子供を
迎えられる、そういう人間または夫婦になるまでは、
子供など作らないことです。

私はそういう思いで、若いころに、自分が自分を、
なんとかまともになった、５つの基本を経験したと感じるまでは
子供など絶対に呼ばない（つまりその肉体の因子を作らない）と
断固として考えていました。

この歳になって、ようやく子供がもしもいても、
私流の、精一杯の育て方は出来るようになりましたが、
（というのも、擬似的に、他人の子供を育てたことはあるものですから）

しかし、予測される余命を計算したり、また私のこの世界での宿命を
換算すると、子供を持つことはあり得ないのでありました。

手持ちの残された時間は、「別のこと」に使わないとならないので。

それは、「虚無の微笑」に書き記した通りです。

「小悟から中悟」への飛翔の「工程」というのは、
苦しみと迷いから、悟りへと移行するプロセスよりも、
その何倍も、遥かに「困難」だからです。



　　　　　　　　　　　　　●

●ひとつ、言い忘れましたが、
以前に、私は、学校に「口げんか道」を導入しろと言いました。

集団でつるむのではなく、タイマンで、口で勝負するといことを
教師は、どちらにも加担しない進行役として行い、
子供同士で、相手に直接にものを言うという「立派な授業」です。

こうした、「まっこう勝負の口げんか」が、自然な形で存在していたのが、
昔の学校や地域社会や、家庭なのであって、
それが失われたことが、感情や思考が、その出口を求めて、
いじめというものに「形を変えた」原因のひとつだからです。


「ケンカという【授業】のススメ」については、
ログの原稿は、これです。
↓

＞小学校のホームルームに、「つげ口、ケンカの時間」でも
＞義務教育に取り込めばいいんですよ。

＞教師は、どっちの意見も中立に聞く。「判決は下さない」ことだ。

＞ここでの教師の唯一の役目とは、
＞気弱な生徒、言われたままで、くじけそうになる生徒がいたら、
＞「お前も、ちゃんと言え、今言わないと、一生後悔するぞ」と
＞その生徒を、自分の考えや弁解を言えるように、
＞うまく誘導してやることのみである。


＞そうして、生徒同士が、とことん、自分の言い分で、相手と戦う。
＞負けたら負けを認めておしまい。
＞また、教師は、決して安易な「仲直り」も促さないこと。

＞時には、集団で、1人をつるし上げてもいいだろう。
＞ただし、その時には、つるし上げられた方の生徒も、不服があれば徹底的に反論する。

＞小さいときから、まともに親や、子供同士で、「口げんか」も
＞ロクにできんようなやつが、まともに育つわけがない。

＞馬鹿揃いの政治家ども、アホウな有識者とやらには、
＞暴力なき、「ケンカ道」というものを、教えてやりたいですわ。

＞だから、

＞健全な「ケンカ道」を授業に組み込むことですね。


＞本当に、宅間や小林や宮崎みたいのを、二度と出したくないのなら。


■全文はここです。↓

http://www.mumyouan.com/k/?T3594



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

★ . 　　

●といっても、ここでは、
俗っぽい、精神世界的な「美化」や「美談」は期待しないでください。

今の時代や、そこで起きている問題や苦痛が、
どこへ向かっているのかに関して、私は何も肯定的な感覚や未来への期待を
持っていません。


●単純に、昨今話題になったり、またはメディアが勝手に話題に
仕立て上げているテーマの中で、
自殺にしても、いじめにしても、家庭問題にしても、経済にしても、
戦争や武装の問題にしても、
いったい、いつから、ここまで日本が妙な社会になっていったのか？

それを観る場合には、視点を何千年という尺度で見るか、それとも
数年単位で観るかによっても変わります。


●とりあえず、ここ数十年の視点で見ると、
今の小学生、中学生、大学生、そして社会人や、高齢者の、
ある意味における「退廃」には、
あきらかに、いくつかのターニングポイントはあります。

ちょうど人類が、火、火薬、電力、核、という道具を手にしていった
そのプロセスで、いろいろなものが激変したように、
人間の心理においても、こうした、よくも悪くも「劇的変化」を
引き起こす、ツールというものがあります。


●おおむね、今の退廃（ここでは便宜上、「退廃」としておきます）に
繋がった現象をいくつかあげれば、むろん、
ひとつのターニングポイントは、バブルの崩壊であったわけですが、
ごく最近数十年に限って、細かく見ると、次のようなものがあります。


１／就職先と安定した収入を見込もうとした学歴重視の「受験戦争」

２／ゲームセンターとファミコンからはじまった「ゲーム」の登場

３／パソコンの普及

４／バブルの崩壊と不況による家族環境の変化。

５／インターネットの普及

６／携帯電話の普及。


●つまり、明らかに「便利」なものが生まれるたびに、
その分、人間の中の何がが犠牲になっていっています。

文明の道具を使うこなすどころか、
道具に振り回されて、侵食されているのです。

たとえば、よく考えてくださいね。
もともと、私達は「自分が楽をしたいから」道具を作ったはずです。
コンピューターは特定の物事においては、処理速度が速いから、
それを使って「人間が楽をして、空いた時間を自分のために使う」
これが、「楽をしたいから、道具を作る」ことの本質です。


ところが、道具を作っては、その道具を使った経済戦争が激化して、
他者や他人よりも、より速く、より多くという競争の中に巻き込まれてしまい、
これでは、一体何のために、家電や機械を利用しているのかわかりません。

人間は「楽」をして、その分、思索、哲学、瞑想、あるいは娯楽、
そうしたものに時間を使えばいいものを、
便利なはずの道具や機械が、すべて、逆に仇となって、
私達の生活を、どんどん、暇のないもの、ゆとりのないもの、
情報の詰め込みと、頭がパンクしそうな（とっくにしている人が多いようですが）
いらない情報の氾濫の中で、完全に、イカれはじめているわけです。


●「人間が効率よく楽をするため」に開発されたはずの道具や家電が、
全く人間に休む暇も与えないという「本末顛倒」、これが
今の世の中の狂った多くの部分の原因にもなっています。

機械というものを、本当に活用している人は、
私はほんとうにごく僅かしか知りません。
ほとんどの人は、機械で自分の首を締めて、生活を退廃的な状態に
わざわざしているだけです。


●乗りこなしても有意義な情報と、乗る必要もない情報というものがあります。
なんでも、情報や時代に乗ればいいなどというわけもなく、
「乗らない」という選択のほうが、むしろ情報化社会では、
精神衛生上重要なことになるのは、竹の間でも何度も言っているとおりです。

情報というものは、吸収するのが目的ではなくて、
消化して、排泄するのが目的です。「食物」と同じです。

いかにして多くの情報を得るかではなくて、
いかにして限られた情報で、うまく生活し、愉しむかです。

人間の知覚そのものが、「世界を狭く限定する機能である」というのが
ＥＯイズムの基本ですが、

今の皆さんの生活は、この弁をどう活用しているでしょうか？

前述した↓ですが、

２／ゲームセンターとファミコンからはじまった「ゲーム」の登場
３／パソコンの普及
４／インターネットの普及
５／携帯電話の普及。

これらを仮に「食事」だと思ってください。

これらが仮に、情報という食事だったとしたら、
あなたが食っているその「情報」の量は、

朝から晩まで、夜中まで、
携帯電話で、スナック菓子を食い続けて、
ゲームでディナーも食って、ネットで３食も４食も食って、

もしも肥満と対応させたら、あなたの体型は現在どういうことになっているのか、
想像してみるといいです。

それはベッドから自分で起きることも出来なくなった
「ぶよぶよの病的な肥満の患者」と、ほとんど同じです。

その自分の姿を想像してみることです。

あの、とても人間とは思えないような肥満が、
あなたの頭の中、脳の中で起きているのですよ。

　　　　　つまり、「脳肥満です。」


●たいして、難しい学問をしているわけでもなくても、
たいして本を読んでいるわけでもなく、何をしているわけでもないのに、
垂れ流される情報を、あなたは、アホウヅラして、
抵抗もなく口に放り込んでいるのですよ。

そして肥満して、思考停止して、停止しなくても、思考が鈍ってしまい、
まともなことも、いえなくなり、目もうつろになってしまう。
行き着く先は、（悪い意味での）廃人ですよ。


●無明庵が提唱する「廃人」とは、
脳を思考力で使い尽くして、脳が「やせ細った廃人」のことですが、
今の多くの人々、小学生も含めた「廃人」は、「肥満廃人」たちです。



●これを回避する唯一の手段は、

＞食わないで、「情報断食」するか、
＞さもなくば、食った分を、すべて残らず、何らかの「作品」として形にするかです。

しかし、皆さんには、今、ご自分が、食い続けて
脳肥満を起こしている情報という食物を、
そのすべてを、ネットやメールでの、知ったかぶりのおしゃべりではなくて、
＞きちんとした「物質的な形の作品」にして排泄できますか？

＞もしもそれが出来ないのであれば、
＞形にならないような、情報は、食わないことです。
＞情報ダイエットし、情報断食をすることです。

もう目もあてられないほど、スナック菓子的な情報で、
肥満している人を、私は多く見かけます。

既に言ったように、その人達は、別に情報といっても、
たいした知識があるわけではないのです。
その人達は、大した情報で肥満しているのではないのです。
「安っぽいスナック菓子と、ジュースのかぶ飲み」で、
巨大に、精神まで、ぶよぶよになって、「肥満しただけ」のような状態です。

＞むろん、その、「いらん大食や、偏食」の中には、
＞宗教教義や、倫理観なども含まれます。


●このようなことから、
一体、いつの時代ごろから、現在の、どうしようもない状況になったのか
を推測すると、
ここ数十年の、経済戦争（受験戦争はここに属する）と、
電子機器の開発戦争は、どう考えても、一枚からんでいます。

その中で、洗礼を受け、害毒をあびた大人が、
何を口にしたところで、「そんな大人」から育つのは、
その大人をもっとデフォルメした「子供」にすぎません。


●いろいろな正当性を口にしたり、自己弁護したり、
何かの原因を、誰かに押し付ける前に、
もう一度、生活を見直すことです。

「これは、自分の望んだ、人間の生、というものなのか？
こんな生活や社会に適応しようと必死に、一体、私は何をやっているのか、
こんなことでいいのか？」

そういうことを、
何日も、何ヶ月も、自分1人で、
その自問をすることです。


●他人に相談などできない、他人に意見などきけない、
ネットなどで、だらだら、くだらないことを他者としゃべっていない、
そういう、「他者や情報と、全く交流のない、自分1人だけの時間」
つまりは「自分自身との交流の時間」です。

これを、私が、学生時代と、サラリーマン時代に、
もっていたこと、否、それを持とうとして、
必死に昼間に働いて、その事によって、
遊ぶための時間ではなくて、

自分が、たった1人で、本も雑誌も情報も何もなく、
「ただ、何もなく、
　その静寂と、思索に向き合う時間」を、夜中に作ったこと、
それが現在の私を形成した、最も重要な要素です。


●１０年以上前から、無明庵サイトの一部をなす、
「自殺とは何か？」というテーマは、
人類にとっての、ある意味で普遍的なテーマですが、
昨今の自殺などのように、衝動、いじめ、みせしめ自殺、
「そんな俗っぽい程度の動機の自殺」の数がいくら増加したところで、
まったく、人間は、賢くなどなりませんし、物事を観察するように
なるわけでもいりません。


本当に思索し、哲学した結果の自殺であれば、
それには一切否定する理由を誰も持ち得ませんが、
今の自殺は、あまりにも、敷居が低い。

ただ、脳が肥満しているなら、
そして、自分で自分の人生捨ててもいなら、
そういう人は、生きていなくていいと私は思う。



●ところで、
いったい、今回の「予告自殺」に、なんでメディアや政治家までもが
うおさお、してんだかです。

予告が、本当だろうが、嘘だろうが、
「死にたい」と言っているやつなど、ほっておけばいい、のですよ。

そんな手紙に、振り回される政府や社会が、
あまりにも、馬鹿げています。

自殺の問題や、いじめの問題を、研究することは重要であっても、
今の時点では、他人の生死の自主的な選択に、他者が口を出す
そんな理由はないのですよ。

「死ぬといって、死なないのなら」それは
ただの人騒がせな、
「死ぬ死ぬ詐欺」のようなものですよ。

そもそも「死んで抗議する」という道を選ぶにしても、
あまりにも、いいかげんです。
抗議そのものが、抗議になっていないことと、
抗議手段は、他にいくらでもあるのですから。

自殺という、私に言わせれば、
本来は「人間の自由意志の尊厳として、神聖ですらあるもの」を
こうも程度の低いことに使われるのには、まったく違和感を感じます。

だから、「死ぬ」というのなら、そんな子供も大人も、
「とっとと、勝手に死なせろ」です。

ビルの屋上で死ぬと騒いでいるやつなら、それを警官が阻止するのは
業務上の理由からですが、
身分も明かさず、信憑性もない抗議文を送りつけて死ぬやつなど、
もしもそれが本当でも、そんな子供は、死んでいいですよ。

だいたい、自己顕示欲だけは強いくせに、
筋の通し方も知らず、匿名の手紙で陰湿なことをするのですから。

自分の名前を書いたところで、
誰にも邪魔されず、捜索でも見つからないように自殺する方法は
よく考えれば、あるんですよ。

そういう工夫、段取り、意志の明確さもなく、
無力で怠惰な、自殺予告をすること自体、なっちゃいないです。
「ちゃんとした自殺人間」がいるとしたら、
その全く反対側にある「駄目自殺人間」です。


●報道を調べると、ここ数日で、校長や県の総務部長、以外にも、
中学生や高校生の、便乗自殺？が何件かあったようですが、
案の定、肝心の小学生の自殺、それも、あの手紙に該当する自殺はないですね。

それを、「自殺がなかったのは、報道のおかげだ、呼びかけの成果だ」
なんて、馬鹿を、言ってんじゃないですよ。

この予告自殺の問題は、冷静によく見れば、
どっちが悪いか、どっちが卑怯か、どっちが狂っているか、
それは明らかに、そんないいかげんな手紙を出す方です。

そんな手紙に、いちいち政府が振り回されている国なんて、
日本だけじゃないですか？

たまたま、文部科学省に届いたから取り上げたわけですかね。
だったら、何千通も殺到したら、どうするつもりですか？
その人達は、すべて「個々の事情が違う」のにもかかわらず、
「全員まとめて、皆さん、死なないように」とでも括るのですか？

それとも、この自殺予告を「またまた利用」して、
妙な、都合のいい、教育上の「規制法案」でも、でっちあげて通すのでしょうかね？


●そんなに自殺したいなら、とっとと、死ねばいいんですよ。
遺書には、いじめた生徒を名指しで書いておけばいい。

あとの問題は、「ここに生き残ってしまっている者たち」が考えればいいことである。


●それともうひとつ余談ですが、
＞小学生に、携帯電話を「持たせる方が頭どうかしてます」よ。

それを「防犯上の理由」で、子供に持たせるのだというのならですね、
＞子供に持たせる電話は、カメラつき・ＧＰＳ付きで、ただし、
＞「家族」と「警察」と「学校関係者」または「警備会社や自治体」に
＞しか「繋がらない」機能のものにすべきです。

なんで、大人の同じ、「一般の携帯電話」を、
そんなものが必要もないはずの子供に持たせるのですか？

＞子供のための「防犯専用に機能を限定した携帯電話」を作ればいいじゃないですか？



●さて、本題に戻りますが、
人間が死にたいと思う衝動と、その苦痛を、食いとめられる、
そんな「正当な理由と説明」を持った人間など、
私は、この世界で、ただの1人も会ったことはない。
この世界どころか、他の世界でも、ただの1人も会ったことはない。

他者に迷惑だの、悲しむ者がいるだの、そんなものは、
大した理由にならない。
だいたい、
ただ、生きているだけでも、
それだけでも、充分に、人類は自然環境に対して「大迷惑」なのだから。


●そんな中で、唯一の自殺を踏みとどまるべき「個人的な理由」があるとしたら、
それは、他者がどうこう、わかったようなことを言ったり、
「酒場」にいりびたりすぎたり、
他人が書いた本の読みすぎで、脳が腐ったような人間が、
その軽薄な「人間演歌節」を、自殺志願者に口走る事ではなくて、


自殺の手前にまで来ている「本人そのもの」が、
自殺というものに対して、本人が「敗北感」を持つだけの、
「自我を育てたか否か？」だけである。


（「現段階」においてであるが、）
無明庵の、最大の秘伝書、奥義書とも言える、
「虚無の微笑」の中に出てくる、行法体験者の手記にもあるように、
千回にもなる自殺への衝動の中でも、
どうしても、そのトリガーが引けなかった理由、というのは、
それは、死が怖いからなのではなく、

「自殺という、その安易な結末を選択する事が、
　自分自身に対して、全く納得がいかない」ということが、
理由だったのである。


自我というものが、本当に成熟したときにしか起きない「自殺」と、
自我が成熟もしていないで起きる、
小学生のガキや、または、「大人という名の子供」の自殺、


　　　　　この二つの、そのプロセスと結末は、天地ほど違うのである。



　　　　　　　　　　　　　　●

★ . 　　

◆松の間の動画のアップのための撮影にかまけていたので、
竹の間はほっぽらかしておきました。
むろん非公式ですが、「８本同時に手裏剣を投げる」という
脅威の「ワールドレコード」が出ましたので。
興味のあるかたは、タラタラとダウンロードしてご覧ください。


◆雑誌の「ムー」というところから、掲示板の文の引用許可の
問い合わせがあったので、ノーギャラですが、
どういう特集の趣旨かが把握が出来さえすれば、いいですよと
言っておきました。一体、「どうまとめるのか」は、わかりませんが。


◆案の定、予告の１１日になっても、自殺しませんね。
どうせ、最初から、「世間の目を親の責任に向けたくない大人」が書いた
手紙ですからね。

そもそも、何が怪しいって、「福岡の自殺ではなくて殺人事件」の
疑惑から目を逸らせるために、
上からメッキしたいかのような流れだったことです。

前の投稿のリンク先を読んだ方は解ると思いますが、
「警察関係者と、加害者に関係する子供の親が、
　家族ぐるみの付き合いをしていた」という情報が、最大のポイントです。

気持の悪い、中途半端な結末や、うやむやになる事件のいくつかには
かならず、警察関係者や議員などがからんでいるのが世の常です。


◆それは別として、小学生の自殺とかいじめについて
昨夜でしたか、たけしが５時間ぐらいの特集を組んでいましたが、
誰ひとりとして指摘しないのが、私が昔からずっと言っている次の点です。

１／子供の中に起きる問題の本質的な原因は社会「以前」に「親」にある。

２／では、親子関係のそのまた原因とは何か？

３／親子以前にそこに何があるのかといえば、
　　それは「夫婦」である。

　そもそも、男女関係、セックス関係、人間関係として、
　「まともな付き合いかた」の出来ていない夫婦が、
　子供など育てたところで、ろくなことにはなりません。

　家族の基本は親子以前に、まず夫婦。
　いろいろなものが崩れたのは「そこ」からです。

だから、ここ約１０年も、
私はセックスと恋愛のあるべき方法論を
語ってきたのですし、執筆してきたのですから。

私の著作は、ただのセックスの指南書でもなければ、
ナンパのための恋愛本でもなく、
「恋愛術」と「セックス術」の本です。
それはただの「術」ではなくて、他者や異性とどう付き合うかいう
「道」といってもいいです。



◆違う話ですが、
「虚無の微笑」以外にも、最近、私は他人様の手紙とか
謹呈物の中に、その人に合うような文字で、毛筆の「落書」を入れて
きたのですが、
どうやら、この「落書」というのが、
「おもしろい効能」があるようです。

ここ数ヶ月で、次第に、情報が集まってきて明らかになってきたのですが、
私の書を受け取った人は、ほぼ全員（９０％）が、
急激に「その人の人生が加速」されているようです。

加速というのは、つまり、
それまで片付かなかった問題に取り組む速度が急に増したり、
自分のテーマや方向性が明確になったり、
あるいは逆に、どんどん、加速的に自滅したりと。

どうやら、私の書（といってもただの落書きですが）には、
妙な「増幅・加速」効能があるようです。

それは、おそらく、私が、いろいろな創作物のうち、
唯一「落書」に関しては、「全く遠慮なく自由にやる」からです。

他のもの、たとえば、本や掲示板の執筆や、手裏剣術、音楽、
こういうものは、どうしても、意図的に、または無意識的に、
私が「手加減」をしたり、
また、自分の「表現力が全く追いつかないで」、
うまく表現しきれないものがあります。

しかし、唯一「書」だけは、私が自分の中に生ずるものを
全く遠慮なく「全開」に出来る媒体なのです。

だから、それは「大きな猫」の特性そのままの、
「鏡」として機能している、という可能性が出てきました。


何しろ、親しい人からの情報では、受け取った人の、ほぼ全員が、
そこから人生が、転換期に入っていますから。

鏡というものは、ただの人生の「加速器」ですから、
むろん、「状況が、よくなるも、わるなるも、本人次第」です。

昔のフジカラーのＣＭどおり、
「美しい人生の人は、人生は美しく、
　そうでない人は、それなりになる」
といったところです。

誰でも、その人のことなど、ほっておいても、そうなるわけですが、
鏡によって「加速」されると、
本人には「学習時間の効率のいい短縮」になります。
ただし、抱えている問題の種類によっては、負荷も大きくなります。

だから、だらだらと、中途半端に、これから死ぬまで生きたい人は、
私の書は手にしないでください。

「どう転ぶ」にしても、自分の人生に決着なり、明確さを求める人は、
書を利用することです。
ただ、部屋にでも、貼り付けておけぱいいだけです。


◆最後に、読者からの質問です。

＞自分の人生を、今まで、振り返って観ても、何事も中途半端で、逃避の人生だと、思います。
＞このような、人間にも、死人禅の行をする資格があるのですか？


資格など、他者に聞くものではありません。
私がやめなさいといったら、やめるのですか？

「そんな基本的なこと」にも、自分で責任を持ったり、
自分で決断を出来ない人が、
どうして、あの行法など、継続して、出来るのでしょうか？

また、何千人の中で、
誰がその道を行くべきかは、「行法そのもの」が選ぶので、
自動的に振り分けられます。
つまり、悟ることが「必要のない人」は、続けられません。

詳しいことは、言うまでもなく、
竹の間などに一切、書かなかったことは、
それこそ、遠慮なく、「虚無の微笑」に、全部書いてあります。


もっとも、あれは、「悟っていない人」は「対象ではありません」が、
それでも、無数の言葉の断片から、
何が「探求者として必要となる資質や背景」なのかは、
少しぐらいは、読み取れるはずです。



　　　　　　　　　　　　●

★ . 　　

●「テレビ」という媒体に露出度が多くなるほど、
どんどん、駄目になって、壊れて、枯れてゆく人間と、
テレビで、どんどん生き生きとして、そこで新陳代謝が成立している人
という違いがあることを、皆さんはご存知だろうか?

●テレビというのは、ニュースや国家討論を別にすれば、
もともとは、通信手段であったものの、
実態としては、「その大半は娯楽」である。

その娯楽というエリア、フィールドを支えているのは、
「芸能の神」であって、それ以外ではない。

だから、タレントとして能のないものは、
テレビに露出するほどに、視聴者や、テレビという媒体そのものに
エネルギーを食われ続けて、やがて、病んだり、死んでゆく。


●具体的な例をあげると、いわゆる、もともと露出すること、
その露出のしかたこそを「生業」としている「芸能人」は、
そこの空気と水で生きているのである。

しかし、俗に言う「出演者」とか「コメンテーター」というのは、
芸人ではない。
芸人ではないような者が、芸の世界に入ったところで、
みっともなく、枯れてゆくだけなのである。

例をあげれば、キリがない。
ジャーナリストしかり、学者しかり、専門家しかり、
特に、アホウな者は、何かのきっかけで、番組に出たら、
そのまま、レギュラーに居ついてしまっているような者も、
皆さんはご存知だろう。

こういう者を、「芸能の神様」は、全くバックアップしない。

芸をやらない者を、芸能の神は、補助しない。
しかし、テレビというのは、実は芸能の神によって仕切られているのである。

唯一の例外は、報道であるはずなのだが、
スポンサーがついたり、利権がからんだり、政治的な圧力がかかる時点で、
それは、既に汚れて、歪曲されたものになっているのである。


●私の目から見ていると、
決してテレビに露出してはならない者たちが、たくさんいる。

たとえば、飛行機事故が起きると出てくる評論家とか、
戦争になると出てくる軍事評論家とか、
化学兵器の専門家の常石氏とか、または、音響工学の鈴木松美氏、
彼らは、自分の事務所の中で語り、自分の持ち場を離れない。

だから、彼らのように、ちょいと出る分には、
テレビによって、学者の魂が食われることはない。

しかし、もともと、芸人ではなくて、何かの専門家という人は、
本来、よほどの「芸人性」をそなえているのではないかぎりは、
決して、テレビ、
とりわけ「バラエティーやワイドショー」には、露出してはならないのである。


●名前をあげたらキリがない。

たとえば、政治問題でトークバトルやってるような政治家は
全員アウトになるだろう。
田原の番組で、まともなのは「姜尚中さん」ぐらいだ。

その他、どうしようもない、テレビ的に、芸能的に「全く無芸」な人が
バラエティーやワイドショーに出ていることが非常に多い。

歌手とか、タレントや、漫才師からそうしたものに転向する分には
同じ土俵だからいいのである。

美輪氏などは、もともと歌手だから、あのすげぇキャラでも、
江原氏と番組やっていても、そうそう狂ってゆくことはない。
また、アナウンサーもアナウンサーだけに徹していれば問題ないが、
福沢のような最低の軽薄な司会者になったら、もう人間、おしまいなのである。
だから、作家も、大衆文学とか推理小説ならば、何かしらすでに
一般受けする芸能的要素があるのでいいが(荒俣氏のように)、
もっと、お堅い本を書いている人は、あまりテレビに出過ぎるとよくない。

決して、固定的なレギュラーとして、テレビに露出してはならないのは、

たとえば、某法律番組の何人かの弁護士ら(丸山氏その他数名)。
邪・ワイドのコメンテーターの有田氏とか。
トークバトルに出るような議員たち(テレビに出る暇あったら仕事しろよな)。
ついでに言うと、武術研究家の甲野氏、
世界一受けたい授業も、学者や「何かの専門家」の人は、
あまり頻繁に出るとよくないのですよ。

テレビというのは、非常に特殊な世界であることに無知な人が多すぎる。

テレビの世界を仕切るのは、芸能の神であって、
学問の神でも、武芸の神でもないということだ。

それを分からない者は、テレビに出ることで、時には急速に、
ときには、緩慢に、ゆるやかに「自滅」の道を辿ることになるのである。


そこで生きられる、そこでそこの空気を呼吸できて、水を泳ぐことの出来るのは、
非常に限られた分野の「報道伝達のプロ」であるアナウンサーか、
歌手や、モデルや、お笑い芸人か、役者さん、
さもなければ、生来の、または後天的な、
試聴者を楽しませられる資質のある「芸人」だけなのである。

それ以外の者は、テレビという媒体の中では、
一切、芸能の神から、守護されることはない。

それどころか、必死に過去の自分にしがみついて、いくらあがいても、
どんどんと気力が弱くなってゆき、
枯渇と衰退と、時には、妄想と狂気への一路を辿るだろう。


だから、賢く、利口で、直観力のある「専門家」は、
決してテレビには、ほとんど出ない。

芸人でもない、アナウンサーでもないのに、
自分の持ち場を離れて、娯楽番組に、レギュラーとして出るような
芸人でない者(知識人とか呼ばれている者たち)は、
単なる馬鹿者だけである。

専門家のところへは、番組の方が足を運んで取材に行くべきであって、
番組の視聴率とか、出演者の頭数をそろえるために、
スタジオに固定させてはいけないのである。

誘う番組も馬鹿だが、それ以上に、
出演料欲しさや、誰かへの義理や、または知名度を上げる動機で
「レギュラー出演の依頼を受けてしまう方も馬鹿」だ。


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●どえらい遠出になりましたが、いってきました。
紅葉の時期の樹海を見るのは、前からの夢だったので。


コメントは、ほとんど書きませんので、
ひたすら、秋の写真を眺めて、ほっとしてください。









　　　　　　　



目をこらして、心霊写真とか探さなくていいですよ。
別に、何にも、写っていませんから。
↓



















自殺者の集う(?)バスの停留所で有名な場所からではなくて、
その反対側の樹海の入り口からでした↓。




　　　　　　　　　　　　　　　　この看板って、
　　　　　　　　　　　　　　　　カタカナだと、なんか怖いです。↑


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